すそのフィッシングパーク
ウフフと笑うエリアマスターの・・・何はともあれ「アレコレ日記」
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9月30日
今シーズン最終釣行。締めくくりは叉長29.8センチの泣き尺岩魚。全長では尺を
超えていましたが、岩魚や他の魚の多くの尻尾は、弓矢の矢尻のように切れ込んでいて
コンプリート尺には及ばずといった私らしいちゃんちゃんな結末。とは言っても
無事に楽しくシーズンを送れた事は真にありがたい限りであります。
さて、いよいよやってきました渓流ロスの季節。エサ釣りの手感度、竿感度の見えない
3Dの釣りに行く前に湖のドライフライをやっておかねばなりません。岩魚用の
ファインワイヤーのフックではペロンって伸びてしまうターゲットですので、
ソレ用のタイイングをしておかないとなりませんな。




9月26日
昨日うっすら冠雪していた富士山に合わせたかのようなタイミングで終了したカキ氷が
恋しくなるような真夏日復活。渓流ラストウィークとしては、ウェーダーがお決まり
ですが、この暑さなら快適にウェットゲーターの水遊びで締めくくれそうです。
川のシーズンは今月でほとんど終了ですので、多くの川遊び人は今週が年末って感じ
です。人気の各河川は師走並みの混雑が通例。気分は大掃除。年明けの10月からの
釣行計画を立てておかないと、私を含め多くの川遊び人が来月は廃人と化します。


9月24日
放流直後は多かれ少なかれ誰しも釣れるチャンスタイム。それ以外の間の空いた時間帯
を攻略するのに必要なのがパターンと言われるもの。その時に食ってくるのが色なのか、
動きなのか、レンジなのか、様々な好反応な組み合わせを見つけられれば、一人だけ
ニヤニヤ出来るイモヅルタイム。
号泣議員が会見をしていた頃か?、富山の市議会議員さんもちょいちょいオイシイ事を
なさっていたと・・しかも議長までイモヅル式ですときました。豊洲劇場も牙を剥いた
都知事にがっさりとイモヅルで挙げて貰いたいものです。そちらに介入できませんが
当エリアのイモヅル捜索方は現場で解説しています。お悩みの方は受付までどうぞ。
私の解説が前都知事レベルだってバレるかもしれませんね。


9月22日
バーベキューのお客さんがサンマを焼いていました。(ココはニジマスでしょ)と
密かに感じてはいましたが、そこは笑顔でスルー。炭火のサンマって絶対。そこが
悔しいけど理解せざるを得ないところです。特に肉や魚を炭で焼くと、香ばしさと
ジューシーさが一味も二味もグレードアップします。ご家庭では出せない炭火ならでは
の美味さはおすすめです。
残暑は終わっていないようですが、幾分朝夕は秋めいてきました。半袖、短パンでは
寒い時間帯もありますので、着重ねるものをお持ち下さい。



9月20日
日曜日のムカイフィッシングのブースを覗いていると、可愛らしさ爆発!?のザッシー
が並んでいました。その可愛さから速攻で売切れてしまうシャロークランクですが、
新色発売で、私が釣れました。お気に入りのルアーをキーホルダーにして塗装が剥げ
なかったためしはありませんが、以前より強固になった塗装との事で、最初から
キーホルダー宣言。にも自身ありげなマックス氏でありました。魚を釣る前にお客様を
釣り上げないと商売にならない基本通り、釣られた私も発注をしておきましたよ。
近日中に入荷予定です。




9月19日
秋雨前線大活躍。。台風の援護射撃もあり延々と続く傘マークの天気予報とあって
移動の余裕もある状況の三連休でした。予報のような雨は降らず、サイトで大物を
かけている方も多くいたようです。魚の斜め後方に投げ、体にルアーやラインを
当てないように、ルアーを鼻先に通します。横を向いて避けるようなら、難しい魚
ですが、追ったり口がパっと動くようなら釣れる魚です。見える色のルアーで避ける
様でしたら、オリーブ系やブラウン系で同じようにやってみましょう。ルアーが認識
出来なくても、魚の口が白く開いたらバイトと見定めて、軽く合わせると案外掛かって
いたりします。このサイトフィッシングを覚えれば、赤身捕獲率は確実に向上します。


9月17日
多くのレジャーの中で必ず「初心者様」はいるのですが、とりわけ釣りに関しては
「ゼロ」という結果が初心者様に起こりえます。ボーリングでも得点の出る
カラオケでも多分この成果を表さない「ゼロ」の結果は出ないと思われます。
こうならない様に我々はお仕事をするわけですが、必ずしも仕事が実るわけでも
ありません。時として「ゼロ」は起こりますが、そのプロセス次第によっては、その方の
その後に大きく影響し、反発しハマっていく典型的なハマリ型と、釣れた結果「簡単」と
思ってしまい奥深さを感じられない通過型。。タイプによってそれぞれですが、釣りを
長い趣味にされている方は前者が多いのが他のレジャーと違う面白いところに思えます。


9月16日
明日は上記の通りドライヴ様とムカイフィッシング様のイベントがあります。
雨天でもテントかBBQサイト内でお待ちしております。



9月16日
多くの渓流が今月でシーズン終了になるのには、産卵期保護を目的とした期間に
入るからなのですが、エサが多く流れるイワユル一等地には、産卵組の大型魚は
見られず、育ち盛りの中〜小型がレギュラーになる季節です。だからと言って大型魚が
エサを食べないわけではありません。人知れず・・陰でモグモグ。薄暗い時間に
パクパク。といった感じで、リスキーな日中の水面には姿を現さなくなります。
人間界にも豊洲劇場で莫大な盛り土の予算をこっそり食った大岩魚みたいな輩がいる
はずですが、なかなかそういうのって小物ばかりが吊るされて、大物は姿を現さない
んですよね。


9月12日
まだまだ暑い日が続きますが、水温が大きく変動しない上の池であっても、日照時間の
変化を魚は感じ取り、季節を捉えているのだと養魚関係者に伺った事があります。
来週の秋分の日、そこを境に夜のほうが長くなる。当たり前のことですが、徐々に
魚の体力はピークに向いつつあります。そう、食べるなら今だ!ってこと。
産卵無関係の三倍体もいますので、必ずしも総じて当てはまりませんが、卵を持つ
手前の個体はソレに備えた脂肪をたくさん持っていますので、身が赤でも白でも
焼いても生でも美味しく頂けます。食べ過ぎると「コハル」のようになります。
ご注意を。

ねぇ・・魚・・まだ・・・?



9月8日
釣りモノが難しくなるほど、道具に拘る。というより頼りたくなるものです。軽さや
バランス、様々な部分が新商品に網羅されてきます。
バラし難さや疲労軽減もあれど、多くは感度のため。見えなかったアタリを音として
感じさせてくれるのは分かっていても、道具に頼るなと誰かが私を引き止める。
きっと変なプライド。多くの新商品に抗いつづけていると、ふと他人様のタックルを
触った瞬間に「何じゃコレ」って事に気付いてしまうのです。
「未知の感覚」は、触ってしまうと後に戻れないものです。今シーズンも始まろうと
しているカワハギ。道具の持つポテンシャルの差はきっと雲泥。でも、今シーズンも
手持ちの道具ででカワハギにもてあそばれようじゃないかと・・そのくらいが私の
カワハギ釣りのスタンスなのかなとも思うようになりました。ビールにキス釣り。
体力勝負の岩魚釣り。やられて悔しいカワハギ釣り。ザ「痛痒い釣り」は見えない
部分があっても良いように思います。


9月8日
先日大型釣具店のスタッフを引き連れてご来場頂いたダイワ様。「こんなの出来たから
買ってください」と釣具屋さんを釣り上げるための、いわゆるプレゼン。そういった
現場があるのは、双方の本気度が感じられるところであります。メーカーの営業様に
こう言われたからお客さんにそのままプレゼンする店舗様と違って、感じた事を伝え
られる生きたプレゼンなのです。私が語れば「シュッとしてスパッと・・」ってな具合
ですでしょうがね・・そんな擬音でしか語れない私でも分かる新プレッソシリーズの
驚きの進化。まもなく店頭でお見かけすると思います。

AGSをさらにブラッシュアップし、素材を追及した今回のプレッソ。
ブランクのレジンにもメスを入れより細マッチョに進化。テクノロジー表記も
管釣り界には斬新です。




9月4日
雨の予報が出れば、ニヤリとする私と違って、一般的にインドアのレジャーにシフト
するのは当然の選択。なんでしょう?雨の予報を覆すお天気に恵まれました。
お客様相談窓口が気象庁にあったら、クレームラッシュになるかもよ?などと思う
ところですが、現代の科学の最先端ですし、自身が目指そうと気象予報士の
テキストを本屋で探して立ち読みで開けたページの意味不明な記号や公式に3秒で本を
置いた私に気象庁を揶揄出来る立場にあらずといったところであります。
「やっぱ釣りは現場に行かなきゃ分からない」と、土砂降りの釣行時には、いつも
前向きな呪文を唱える私のように皆さんがなってくれさえすれば良い事なのです。
安全第一ですけどね。


9月2日
確実に季節は秋へ向っているのを実感できるのも、フライ遊びをやっているおかげかも
しれません。カメムシでました。秋の渓流、湖、もちろんエリアでも、浮いていれば
高確率で魚の捕食ターゲットになる存在です。状況しだいでは小型のトップウォーター
プラグでも擬似ができますので、緑、茶、オレンジなどのカラーのプラグが、有効に
なります。
フライではディアヘアって鹿の毛をいっぱい巻いて、ざくざくトリミングする
床屋さんが修行で使いそうなタイイングをします。ハンドルを回すと、髪の毛に
見立てた粘土が出てくる床屋さんまね事の超アナログな昭和のオモチャを思い出します。
切りそろえてカメムシに近い形に整形するのですが、切り過ぎてどんどん小さくなる。。
そんな失敗経験のアドバイスを求めにプロショップで聞くと「気をつけて切る」でした。
なんの役にも立ちませんでしたが私も聞かれればそう答えるしかないかも。。と
思い返す次第です。秋の夜長のタイイング。スコッチをお供に。いい季節です。




9月1日
初心者のお連れさんにフェザージグをリグる。正解か不正解かは当人が思うところでは
ありますが、客観的にみればブーです。リグる思惑は当然いっぱい釣れるでしょう。と
ふんだ訳ですが、フェザーだからといってモグモグ食ってくれる訳ではありません。
おそらくアタリは多くあると思いますが、ゆっくり動く物に怪しんで口先で叩くように
弾いたり、魚は見極める力を発揮します。但し好みの色にはモグっくらいの食い方を
します。またその行動に触発された周りの魚もスイッチが入って、奪い合います。
こうなればコッチのものですが、アタリの色探しが落ち物系ルアーの重要なステップに
なります。いずれにしても瞬間的なバイトに対応するために、しっかりサイトで掛け
られるかが重要なので、初めての釣り人向きでは無い様に思います。私たちの現場では
クランクやミノーのフローティングプラグをおすすめしています。


8月29日
残すところ山岳系渓流禁漁まであと一ヶ月。上流域の早い岩魚は既にペアリングで、
フライなんて見向きもしませんが、コッチの事情で勝手にラストスパートなのです。
今期もお目にかかれていない下流域の巾ヒロのアマゴや、この岩にドライフライを
通してココで出る。そんな自然の摂理を確認しながら、幾つもの出会いを記憶して
いきます。そんな魅力も10月になれば春までオアズケ。渓流ロスは毎年経験して
いるわけですが、ペアリングから産卵の個体を保護するために必要な期間。
所によっては放流がなければ成り立たない河川、それでも魚の居ない河川。様々ですが
一様に管理釣り場のような魚影は数奇です。そのためにも限られた漁期を
楽しみたいものです。



8月27日
予報円の中心を通過するようであればスソパ周辺は台風の内輪に入ります。これほどの
規模とサイズで上陸となると、記録的な被害を及ぼしかねません。暴風雨域的な状況は
分かりませんが、北側の低気圧と前線がすでに頑張っていて、更に台風が大回りする
となったら・・の時間も含め、しばらくはぐずついた天気になりそうです。
雨は気圧を下げるので、釣り向き。ではありますが、降り続く気圧の安定は
劇的な変化は感じません。むしろ雨で釣り人が減った事による高活性のほうが
期待できます。私の好むような河川では危険極まりないお天気ですが、増水無縁の
管釣りですので、嵐の非日常を楽しんじゃえ。なんてことも出来ます。


8月22日
近所の観測点で140ミリの積算雨量をもたらした台風は過ぎ、各池共に多少の
濁りがみられますが、上の池は明日の朝にはクリアーになっていると思います。
下の池は元に戻るのには2日ほど掛かりそうですが、それまでは光り物(青や緑の
メタリック)カラーが活躍しそうです。一概に釣れ続くことはありませんが、
キーカラーになることは濁りあとの定番です。クランクも濁りの度合いにもよりますが
見にくいレンジを泳ぐ位のほうが、更に深いところからルアーにアタックがあります。


8月17日
染色体の欠損などでメラニン色素が欠乏してしまうアルビノ種。私の頭のネジが数本
飛んでいるのと、おそらく同じメカニズムで起こる現象?まぁそれは冗談としても、
当エリアではあまり見かけない種ではありますが、50センチ前後の型が各池に
数尾ずつ入っています。養魚者に聞くと、赤身と同じ池で給餌されていたらしく
おそらくは「赤身」だと。目は赤く体色は黄色の緋鯉系。コレを美味しそうだと
感じられるかが問題なわけですが、同じエサなら同じ味になっていても何も不思議
じゃありません。




8月16日
私がフライを始めた頃にはいくつもの参考書が、世に出回っていた創世記。中でも
とりわけ聞き覚えのあったアカマダラカゲロウ。いくつかの水生昆虫と共に
本とニラめっこして夜な夜なタイイングしたのを思い出します。
暖かい伊豆の渓は春にお目見えしますが、夏にも一回り小さく出てくる「夏世代」
イブニングのすそぱはヒゲナガは相変わらずブンブンハッチしていますが、日中の
ハッチにも魚は動きます。ルアーが飛び交う水面ですので比較的レンジは下がって
いますが、虫追いの魚はそれなりに表層を意識しています。ドライで。と言いたい
ところですが、ソフトハックルでもOKです。ニジマスはもちろんですが、サクラや
サツキは基本的に表層定位の本能がありますので、狙い目です。




8月13日
氷は受付でお分けしていますが、特に8月の消費量が多すぎて製氷機が間に合いません。
遠方のお客様や大きいクーラーをお持ちのお客様には真に恐縮ですが、お分けできる
量は限度があります。せっかくの赤身をお持ち帰りされたいお客様におかれましては
重ね重ね恐縮ですが氷をご持参頂ける様お願い致します。


8月12日
お盆休みに初めてご来場される方も多くいますので、転ばぬ先のアドバイスをいくつか

カラーラインは不向き。エリア全域クリアーな水色です。普段からカラーラインに
慣れている方は、透明なリーダーをつけるなどして対応してください。

放流直後から15分がキモ。アタックが頻発する時間は短く、その間もカラーを
変えられれば、強いアタックは続きます。

季節的に放流直後は深めを狙って。ストックの水温と、池の水温は池のほうが若干
高くなります。放流された魚は表水温の高い水温を嫌がって、深いレンジに潜ります。
まずは、ショートキャストでも深めが狙えるウェイトのあるスプーンを使ってみて
下さい。

走られてお祭りさせないためには。店頭で2ポンド以下のラインをおススメされる事も
あるみたいですが、お隣が接近している大型連休は、3ポンド程度で魚の走りは
止めたいもの。適正なドラグセッティングなら赤身も楽に上がります。

ミックスポンドを楽しむために。魚のサイズが小さめなミックスポンドは上下の池の
セッティング(特に太軸のフック)で向かうとバラしが多発します。面倒ですが
フックに気を使っていただければ、相応の効果はあるはずです。


8月6日
今年から新設された山の日(祝)。どうも海の日に対抗したようなイメージが漂い
ますが、なら「川の日」も作ってくれやと、渓流ファンとしては感じますが・・
この時期は毎週のように通う山岳渓流。北岳への玄関口としての一般車の乗り入れ
が禁止されており、用意された無料駐車場が各所合わせて1000台ほどあるようです。
で、バスに乗り換えて山道を行くのですが、その内釣り人は数パーセント。いや、
数人か・・のレベルで「川の日」が実現するはずも無いですが、祝日の無い6月に
如何だろうか?


8月5日
冷たいおしぼり真夏バージョン。おしぼりを冷たくするのに時間がかかるので、
カキ氷を乗せてみました。おしぼりを温かくても冷たくても顔に乗っけちゃうのは
オヤジ化の傾向だとのご指摘を賜りますが、気持ち良いんです。UVケアやお化粧を
されている方には申し訳ない限りのサービスですが、やってみるときっと、オヤジの
気持ち良さが分かるはずです。ウォータプルーフのお化粧をしてオヤジ体験して
みませんか?




8月4日
世代交配が続くほど野生の遺伝子に「見分ける」能力が積み重なっていくような
気がします。魚にとって水面は人や鳥などの外敵と接してしまう場所。
ドライフライやトップウォーターのルアーは、魚にとってリスキーな状況でも口を
出させる魅力を、感じさせなきゃならない分、その結果にアドレナリンが出る水面の
釣り。状況にもよりますが、見える魚に口を使わせられれば、野生も管釣りも
お会いできれば会心の喜びです。ティペットやリーダーを見せないテクニックとか
様々ありますが、重要なのはタイミングのような気がします。
どうせ見える魚ならそんな遊びスタイルも面白いですよ。




8月1日
本日より一日券にカキ氷のサービス券がついてきます。今月のみのサービスです。

雨雲レーダーに雲が現れたと思ったら夕立。そして快晴。夏らしい雲行きです。
池の水温が低いので水蒸気が冷やされて、冷気の絨毯が出来るのです。昭和なら
ジュディーオング。最近なら竹田城。天空の管釣りといったところで、雲海から魚が
飛び出すシチュエーションは、芦ノ湖の朝一でトップウォーターを操作する
ワクワク感を思い出します。




7月29日
管釣りで釣れるのはルアーよりフライだと思いますが、なんやら難しそうな所作、
取り回しがフライの敷居を高くしており、尚且ルアーの奥深さを知った方々は、
フライは釣れて当たり前でしょ。と悪い言い方をすると「下に見ている」感さえ
否めないプライドを感じます。そんな訳で管釣りのお客様の8割以上がルアーのお客様
といった印象です。釣っていただくのが私たちの仕事ですので、なるべくフライに
引き込みたいのはヤマヤマなのです。フライのキャスティングの練習のつもりで
投げていれば魚がヒット。狙い以外のヒットがあれば魚は邪魔者扱い。ルアーの
お客さんにはありえない対応なのです。それほどイージーに釣れるのですから、
初心者の方にやってもらわない手は無いわけです。ルアーもフライも初心者なら、
どちらをやっても一緒です。受付でご相談頂ければスタッフが教えに回ります。


7月28日
計らなくても分かります。憧れの尺ヤマメはね。こんな魚を釣りたくてシーズン中は
山や川を放浪しますが、身近に居ました。エサ釣りエリア。なんてこったい。。。
釣ったのは、「まきた こうへい君」と「こつじ せいいちろう君。」
放流に混じった固体だと思われますが、サクラマスとして入荷した魚ですので
体高のある立派なもの。ブルックトラウトも泣き尺です。冬の間のエサ釣りエリアは、
あまりお客さんが来ないので、エサばかり食べる魚はどんどん大きくなり、
リミットだけどバケツパンパンとか、色んな意味で不可思議な我が屋のエサ釣り
エリアです。




7月26日
夏は暑くなくてはイカンのだとは思いますが、管釣りのお客さんにしてみれば、
これほど釣り易い気温、お天気は無さそうな釣り日和です。ブラウンやブルックは
ボトムや岩のストラクチャー周辺。ヤマメやアマゴは表層のミノーやスプーンを。
それぞれ好みのポジションでそれぞれのルアーに反応していて、サイトもブラインドも
Okそうです。ボトムで高反応なブラウンは雨や風波でトップにも顔を出してきます
ので、ほぼオールレンジで誰かが反応してくれそうです。苦手なルアーがある方は
普段の釣りを封印して、特訓すると効果が出るかもしれませんよ。


7月23日
ポケモンGOが大流行り。でウチにも居ないかと探してみたら、居ましたアンパンマン。
ん?キャラ違うし、実写だし・・実際探すどころかスマホですらないし・・
官房長官が前方注意くらいのコメントをする日本ってやっぱり平和ですね。
で、そのパンマンの正体はムカイ フィッシング様のマックス田中氏。今日のイベント
です。5月から僅か2ヶ月余りで5つの新型ルアーを勢力的に送り出し、多くの
お客様で終始ブースは賑わっておりました。





7月23日
カキ氷の季節がやってまいりました。8月は毎年恒例で一日券のお客様に無料
サービス券をお付けします。
明日は上記の通りムカイフィッシング様の月一のイベント日です。毎回お得な展示品や
カラーマジシャンでオールラウンドルアーマンのマックス田中氏の講習は初心者のみ
ならず、参加する価値ありです。トップからボトムまで分からない事があればどんどん
聞いてみましょう。




7月22日
梅雨明け以降梅雨空続きのお天気です。農作物うんぬんが問題にならなければ良いの
ですが、おかげさまで魚の機嫌はよろしそうです。明日から夏休みのお子様も
見え始めそうなので、釣れそうなアドバイスや裏アイテムも含め、釣らせる策は
いくつか用意しておきます。困ったら受付までどうぞ。
夏休みお約束の自由研究のテーマも過去には、ルアー、フライ、釣れる色や、魚種の
釣り分けなどなど、釣堀を遊びながら宿題をこなす子も増えています。自由研究って
自由過ぎないかい?と疑問にも思いますが、ご協力できる事があれば、コチラも
ご相談に乗りますよ。


7月21日
18日の大物釣果に出ている71センチ 6.24kgのニジマス。多分お届けを
受けた中では、この魚がレコードとなります。釣ったルアーは、なんと当エリア
オリジナルのフェザージグ。そう私が受付で巻いてるジグね。色はお客さんから
提案された黒に黄色の明滅系コンビネーションカラー。釣れるのはフライ屋ですので
なんとなく想像はしていましたが、こんな場面に自分のアイテムが登場すると素直に
嬉しいものです。問題は人気が出て一生懸命作らなきゃいけなくなったら・・・と
とらぬ狸のなんとやら・・の心配をしております。




7月16日
明日は一時間一回放流です。ミックスは二時間に一回で、上下のポンドが各9回、
ミックスが5回となります。放流回数が多いので初心者の方にも楽しんでもらえると
思いますが、先に放流された警戒心に満ちた先輩のお魚が発する「やばいよオーラ」で
昼頃の放流から、オレ金などの放流マストアイテムが最初っから追われないようになる
事が過去の同イベントで判明しております。全く効果が無いわけではありませんが、
お祭り放流特定の反応といった感じです。釣り人が減れば釣れだしますが、特に後半の
放流直後にスティックやセニョールでテンポ良く釣っているのを多々目にしています。

混雑時の不意のフックアウトは怪我の元となります。必ず自己防衛の帽子や偏光グラス
を着用して下さい。


7月13日
暑くて蒸して、雨模様。こんな時にカッパを着るか着ないで悩むところです。先月6日
に紹介したファイントラック社のウォーターウェアのシリーズは、いい大人たちが
水遊びをするために開発されたウェア。沢登りや、急流をパドリングでクリアしちゃう
ようなインパクトのあるシーンでの使用を目論んでいるため、実際渓流釣りで私が
酷使しても、濡れない蒸れない冷えないの快適さ。ここまで語れるのは体験した事の
無い快適さを知ってしまったから。この夏のおすすめです。


7月11日
猛暑のニュースが流れそうな今日の日中。釣果とお客さんの体調に気を回す季節です。
エリア内にある水道は全て飲める湧水です。持ち帰ってお米を炊いたり、お茶や
コーヒーに使う方も多くいますので、水分を欲したときには是非ご利用下さい。
水通し、岩や木の陰、底。この3つの要素が絡むポイントが炎天時でも釣果を出します。
ディープクランク バイブレーション など底をトレースできるルアーやスプーン
などもカウントダウンして魚が口を出してくるレンジを攻めてみてください。
夕方から斜光になるにつれ、徐々に表層、トップへの反応が増えてきます。

アント(蟻)パターンのドライフライで狙い撃ちしたアマゴ。陽のあたっている時間は
ライズは少なめですが、ライズの対象物が分かればこういった厄介な敵も
やっつけられます。固いのはユスリカですが、ビートルなどのビッグドライもOKです。




7月9日
池の水温より暖かい雨が水面を叩きましたので、魚は沈み気味でしたが、濁りが魚の
警戒心を解いていたようで、テンポ良く釣っていた方も目立ちました。クリアー
に戻るに従って、困ったことに警戒心がましてきます。来週の放流イベントに向かって
「放流量の調整は?」なんて聞く方もいらっしゃいますが、警戒心が出てくる状況で
放流の調整できるほど心臓は強くありません。至って普段どおりに釣って頂けるように
普通に放流が続きます。


7月8日
渓流を釣りあがって行くと、海パンのお兄さんが水遊び中。挨拶を交わすと住み込みの
お仕事がお休みでと・・私の行くような山奥ですから水は綺麗で、アミューズメントは
皆無なので、致し方なしなのです。「魚いっぱい見えるっすね」と(やめてくれ〜)と
の思いは通じず、岩の下にダイブしておりました。さっさと被害に見舞われていない
岩魚さんを探しに上流へ向かいます。秋の産卵に向けて体力を蓄える今の時期らしい
夏岩魚。エリアの魚はいつでも脂が乗っていますが、秋から冬に掛けての産卵期は
子孫にエネルギーを引き継ぐために身が痩せてきます。そういった生態ですので
卵を持たない3倍体は別として多くの魚は、秋までが旬と言えます。




7月4日
平均糖度が15度以上といわれるフルーツコーン、甘甘娘(かんかんむすめ)。
この辺りでは静岡西部の森町の農産物です。皮が薄く生でOKだと、この時期の地元
情報番組では露出が多く、ついついネットでポチってみました。朝採れの直送便は
うわさ通りに甘く、時間経過とともに糖度は失われていくようですが、それでも充分
甘く、茹で蒸し焼きで2日間で完食致しました。気になって他の品種を見てみると、
更なる奥行きのある世界。似て非なるニジマスの世界に相通じそうです。




7月3日
梅雨が明けたようなお天気と気圧配置。このまま明けてしまうようなことは無い
でしょうが、ムンとした湿気が生ビールを欲します。
放流はニジマスとブラウンが中心で、日中はやる気が無さそうにしていても、
イレギュラーで使ったヤマメ、サクラマスと今回のブラウンが左右にダートするミノー
などに、ちょっかいを出してきますので、横引きのスプーン、クランク、落ちもの系に
反応がイマイチでしたら、是非早い動きを試してみて下さい。
どこからともなく、この三魚種が参上すると思います。


7月1日
上記にもお断りさせて頂きましたが、とりあえず明日はヤマメ、サクラマス、岩魚
含みの小型魚を放流となります。何卒ご了承いただきたいところですが、色物と
なりますので、放流やその後もミノーやイレギュラーアクションを武器とする
ルアーなどが主戦力になるかもしれません。晴れた本日も深いレンジに定位しており
バイブレーションやトゥイッチ、ダート系を駆使されている方が良かったように
思えます。


6月30日
夏休みチャレンジ企画と称しアングリング・ファンの取材がありました。エサ釣りや
ルアーで釣った魚をBBQで食べましょう。といった感じで、テクニック満載の同誌
ではありますが、少しやんわりとした内容のようです。BBQではちょっとした
お手伝いもあり、魚に串を打って塩降り3年?といわれる料理業界のマネ事で、
炭火焼を提供しています。魚を遠火の炭で焼くと皮がパリっとして身はふっくら。
なんせ香りがいいのが特徴です。BBQの際はおススメです。




6月27日
梅雨の中休みとなり気持ちよく晴れたら、30度を超え真夏日に。
種類は分かりませんがセミの声が聞こえていました。釣り人の条件反射で知り合いの
ロッドにセットされていたトップウォータープラグを投げてみたら、見事にバイト。
かっこよくフッキング!でゆるゆるドラグに気付かずバックラッシュ・・
勝手に使っておいてブーたれるのは止めておこうと、大人な一面も見せておかないと
消えた都知事とレベルが一緒にされかねません。
陽が強く、ディープ、スローに釣り人心理は偏りがちですが、答えは魚にしか
出せません。基本中の基本です。固定観念をなくして色んなルアーを試してみましょう。


6月24日
地元のTOKAIコミュニティー・チャンネル(トコチャン)のレッツ・トライ・
フィッシングの撮影が行われました。2回目の登場となるイシグロ釣具の加藤さんと、
リポーターの柳生結香さん。今回結香さんが持ってきたマイロッドは、イシグロさんの
協力もありパーツを選んで自身でガイドラッピングを施し、グラスビーズの装飾に
ネームまで入れた自作ロッド。2回目とはいえ初心者さんに自作竿とは、シリーズ化の
匂いを感じざるを得ません。ミックスポンドと初心者限定の橋向こう(普段はエサ釣り)
で撮影しています。橋の向こうは初心者の方にのみ、限定的に釣りに慣れ親しんで頂く
ために開ける事もありますので、お連れ様、お子さんに・・そういったお客様は受付
でお伝え下さい。(混雑時はお断りすることもあります)
そんな初心者様おススメの平日釣行模様もお楽しみいただけると思います。
愛知の一部と長野方面にも配信しているようです。コチラの初回放送は7月5日
午前11時と午後11時だそうです。




6月21日
朝から降った雨はお昼には多少の濁りを残した程度で上がりました。普段濁りを
知らないエリアの魚は、明度の変化か気圧の変動か分かりませんが、急に活性が
良くなります。そんなタイミングが今週の天気予報では多くありそうです。
逆に半日もしないうちに、普段の水に戻ると、安定時のクリアーよりも神経質っぽく
振舞って見えます。知事のようにまっすぐ前だけを見て無言で立ち去る・・・
大人気ない態度に似て見えないわけでもありません。
高活性の後は、安易に釣れ続いた表層にとらわれがちで、案外深めのレンジに答えが
あるものです。


6月19日
月に一回のイベント日。今回はトップウォーターのリプライさんとアーキテクトさん。
曇天でトップゲーム日和な状況でしたので、レクチャー中の戸祭氏を覗いてみると、
俗に言う「ぼこぼこ」って感じです。池の魚はペレットで育てられ普段も定期的に
ペレットを与えられているため、頭上から落ちてくるものや、水面にあるものを絶えず
意識しています。誰か一人がトッププラグにバイトすれば、周りの魚も(エサだ!)
って勢いで我先にプラグに襲い掛かりナブラが立ちます。トップゲームに苦手意識を
持っている方は、とにかく投げてみる事をおススメします。時として何よりも効果的に
釣れる事だって稀ではありません。


後姿からして癒し系。ホンワカ・・のんびり楽しむのもトップウォータースタイル・・


6月17日
明日は上記の通り放流イベントが行われます。初めてのご来場の方、初心者の方を
連れて来られる方は、帽子と紫外線をカットするサングラスや偏光グラスなどをお忘れ
なくお持ち下さい。放流直後は多くのヒットとそれに伴う不意のフックアウトも同時に
起こります。安全あっての楽しい釣りです。私は、オレは平気・・なんて聞きますが
至近距離のフックアウト・・避けられません。


6月16日
お仲間に誘われて初の石鯛釣り。磯場にペグを打ってワイヤーハリスにヘルメット。。。
やったことの無い者からすればイメージはそんな大仕事ですが、案外小型の船で磯場
近くに止めて、2本針を胴突きで落とすシンプルなもの。エサはカラス貝。ウニや
サザエも特エサで、食が身の美味しさを左右するのを理解している、釣堀の者として
想像は膨らみます。
全てが初めて。友人、船長の言われるがまま。釣り馬鹿にビギナーズラックはあるのか?
期待と不安が混じります。
ラインは8号のナイロン通し。感度の無さに疑問を持ちつつ、PEにしていないのには
訳があると感じながらも微細なアタリを掛けれれば、強烈な突込みが釣り人を魅了して
止まないのでしょう。根に潜られない上で、ドラグ機能の無いリールにナイロンの伸びは
魚のファイトを上手いこと吸収してくれます。強い引きへの安心感がそのタックルに
集約されていることが理解できた次第。
結果自我を出さず皆さんの教えを守ったことが、ビギナーズラックのミソなのかも?
そんな事をこの魚に教わったような気がしました。





6月14日
真夏のような日差しに、魚のレンジは下がり気味ではありますが、季節がら甲虫や
蟻やら魚の大好物のターゲットが木から落ちたりで水面が賑わいます。
トップウォーター然りですが、ドライフライが面白くなりますが、フライも
ただ単に浮いていればOK?ではなく、ティペットやリーダーの先端が水面に乗って
いて、コチラからもラインの存在が見えるようでは、フライの直前で帰ってしまいます。
キャストできる方は水面近くでターンさせて、水に突っ込むようにフライを落とせば
浮力材の着いたドライフライはラインを水中に残してフライだけプカり・・そうした
フライなら出方は異次元。上手くいかない方はいったん引っ張ってフライを潜らせると
同じ事が出来ます。フロロティペットで沈むのを待つのもありですが、虫に対する魚の
反応は落ちパクが原則。キャストを覚えると狙い撃ちが出来ます。



6月13日
一時間一回放流が今週末に開催されます。放流苦手な特に初心者の方に虎の巻。
放流魚は集団生活の養魚ですので、周りの魚に同調して行動します。釣れた方に寄って
いきます。中にはバイトを掛けた段階でアドレナリンてっぺんで、ランディングは
どうでもいいって方もいます。雑に扱ってバラせば次もこない可能性は多くなりますし
びっくりして散ってしまいます。そのルアーは怪しいと認識されかねません。
慌てずゆっくり取り込みましょう。
必要なルアーはオレンジ、金、シルバー、ピンクなどド派手なカラーのスプーン。
晴れや人数が多くなれば魚は深めに定位します。ゆっくり巻いて深めを探っても、
合わせにくいし、アピールも小。出来れば3グラム程度のスプーンを底から巻き上げる
位の方がヒットは多くなります。15分程度で放流効果はなくなってきますので、
茶やオリーブ、黒などのアースカラーもあるとポツポツ次の放流まで拾えそうです。




6月11日
梅雨も中休みどころか夏まっしぐらの空梅雨になるのでしょうか。積雪の少なかった
お山は早くも渇水が囁かれていて、ワタクシ事の釣りも少々不安ではありますが
有難い事に毎年エリアの湧水に悩まされることは皆無の恵まれた環境です。
放流前に魚をストックしておくところと、池の水温差が小さければ、放流された魚が
一気に働き出しますが、1〜2度でも水温差が出来るだけで、イマイチぱっとしない
放流になります。今日のようなお休みの日は上下の池が4回、ミックスが2回の放流が
ありましたが、午前は一気に始まり、シュッと終わり、午後は若干ダラダラと続く・・
といった印象を覚えます。これから夏に向かってそんな傾向が見られるかもしれません。



6月10日
梅雨の中休みといったところらしいけれど、いよいよ日本の夏って感じのジメッと
したお天気です。水温は17度以下をキープしていますが、日差しを受ける魚の
定位は深めで、陰や水通しの良いところはライズもあって、表層やドライフライの
釣りも楽しめそうな感じです。そういった訳で小さい池ながら、どのポジションで
釣っているかによって、作戦は大きく変わってきます。知事さんのようにドレもコレも
政務活動費でひっくるめてはお魚に振り向いてもらえないのです。


6月6日
ストッキングほどの薄さの素材のドライレイヤーは透湿撥水素材。それでありながら
伸縮自在の驚愕の素材。画像のように水が玉になってスルスル滑ります。
子供の頃から釣りばかりしていたものですから、当時使っていたカッパが透水防湿。
逃げ場無しの蒸れ地獄。そんな経験から私、防水マニアの道に進んでいくわけですが、
ゴア・○ックス至上主義の周りの釣り人も飛びつくファイントラック社さんの製品。
山屋さんの開発品のようですが、カタログには釣りのシーンも網羅されていましたので
釣り用に開発が進むことを期待しちゃいますね。




6月3日
一週間ほど前に「ナナマルが上の池にいますよね」と聞かれました。またぁ〜ご冗談を
って、釣り人の話は大抵2割増が相場であります。はなっから信じる気が無いのは、
お客様商売としてどうかと思うところではありますが・・そこへ下の池にも
ぶっといのが居ます!と語るのは、放流担当のスタッフ。またまたぁ〜なんてやっぱり
信じる気無しの私にアレッす!と教えてくれたのは、先週目撃談をくれたお客様。
残念ながら弱っていたので救って計測。。。74センチの7、4kg。
釣り上げていないので(非公式記録魚)
聞くと養魚担当者も、またまたぁ〜って同じリアクションでした。下の池のぶっといの。
目撃談に信憑性があれば、コレに迫る大きさかもしれません。




6月3日
魚のヒレは水中に生息する上で両生類の足が進化したもので・・・なんて聞いた記憶が
あるような、無いような。下の画像の岩魚。胸ビレで起きていられます。ヤマメ、
アマゴ、ニジマスには出来ない芸当です。ブラウンはヒレが強靭で出来るかも
知れませんが、こうして岩魚が起きていられるのは、冷水域を好む体質上、源流に
登っていく上でショボイ水深でも進んで行ける様に、お腹が平たくなっているからだ
と聞きます。お腹の形が他魚種が丸いのに対し、三角形の魚体は、なるべく泳ぎたく
ないポジションでエサを待っている方が楽なのでしょう。岩魚のお好みはそういった
流れの少ないところが多くなります。


6月2日
綺麗な川を見るとテンションが揚がる季節です。私には「冷やし中華始めました」的な
夏の風物詩「岩魚」さんです。
何キロ歩かされても(出来ればお気軽に)たとえ小さくても(出来れば大物を)
自分の思うポジションや流し方でドライフライに出てくれれば、本音は要らない楽しい
大人の水遊びです。フライはご年配になってから・・なんて言うお客様もいましたが
管釣りなら分かりますが、山岳渓流は結構な体力勝負です。始めたい方は若いうちが
おすすめです。




5月31日
午前中時間が空いた私の休日。いくつかある選択肢(釣りばっかだけど)の中で
選んだのは浜からのキス釣り。毎年5月連休辺りから、このファンで賑わいだします。
着くなり凪の割りに釣り人が少ないよ・・いつもなら常連さんが、「よ〜兄ちゃん、
そこでクイっと腰をスパッと腕をよ〜・・」って近寄ってくるキャスティングマニア
丹下ダンペイと密かに命名している、おとっつぁんも居ない。なかなかうっとうしい
存在ではあるものの、かわす気満々でしたので、若干の拍子抜け。で何故居ないかって
答えは現金なもので釣れないから。初の浜投げでボーズを頂きました。ほかの常連様も
軒並みボーズに今年こそ異常だじゃ。って思っていたら、キス釣り仲間が乗合船で
「いっぱい釣ってきましたメール」をくれた。。。自然相手ですから管釣りより
ハマるとタチが悪いけどコレも乗り越え甲斐のある高いハードル。高ければ燃えてくる
厄介な私の性格なのです。



5月29日
あなたが選ぶダービー馬トップ5的な記事がネットにでていました。残念ながら私が
短波ラジオと電話投票を駆使して、芦ノ湖に浮かんでいた頃の怪物たちは記憶の奥に
霞んでしまったのかも知れません。ブルボンやテイオーにチケットなどなど・・。
挙げればキリがありませんが、個性的な乗りこなしや、ダービーに掛ける執念やドラマ
血統に秘められた宿命。。。知れば知るほど当たり馬券から遠ざかってしまう
外しの法則。そんなの承知で泥臭い人間模様で馬券を買い、痛い出費もサラっと美化
してしまう特殊能力。なんだか自分の釣りの成長の無さも分析できた気がします。


5月27日
蒸し暑さ今期ナンバーワンの本日、この季節になるとボチボチ出始める蛍が
気になるところ。多くの動植物に影響のあった暖冬ですので、ひょっとして例年以上に
早く出ているのかもしれませんが、夜はお酒優先主義ですので、なかなか確認して
いられないのが現状。ご要望があれば、出るであろうポイントは受付で説明いたします。
早くて19時30頃から見え始めますが、ナイター終了後にちょっと覗いてみる
くらいのほうが安定しています。おおよそ6月いっぱいまでが例年の見ごろです。



5月24日
最高気温が30度近くまで上がり、梅雨前で暑さに慣れていない体はなんとなくダルい
ものです。渓流で岩魚釣りをしていると、午後になってドライに出てこなくなった・・
なんて時は大抵上流の雪解けが入って、水温をコンマ何度か僅かに下げていたりします。
魚って水温の変動にとても敏感に反応しますので、直射日光で変動を受けやすい表層
付近の魚は私たちよりダルって感じているかもしれません。活性が高そうなのは
陰や水通し、中層以下が日中のキーになりそうです。浅いポイントでは、上から
下まで反応しますが、居座っている魚が多いので、ルアー交換をマメにしてみて下さい。


5月23日
梅雨時期を迎えると必要になる雨具。何度かゴア・テックスの事はココで書きました。
自身体験している中で濡れない蒸れないでは一番快適な素材だと思うのですが、汚れ
や素材の経年変化(紫外線などによるものらしい)で、撥水効果が薄れ、じわじわと
浸水してきてしまいます。コレも寿命かと思っていましたが、釣具屋さんで見つけた
ドライバリア365。(どこかで検索してみてください。)
イ○チキ通販かと思うほどの撥水効果に即バイト。早速帽子にシュッシュしてみました
ところ、水は玉になって落ちるのです。これでゴアの帽子は買わずに済んだ。と
よろこび、各装備にシュッシュしまくりですが、実釣に雨が来ないのです。車を洗うと
雨降るのにね。


5月21日
明日はフォレスト様のブースが受け付け横に設置されます。管釣りの総合メーカー
さんとして、初心者の方にも扱いやすいアイテムから、トーナメンターに至るまで
幅広いユーザーに支持される人気メーカーさんです。

投げて巻くだけのスプーンやプラグの使い方のちょっとしたコツさえ分かれば、
釣果は飛躍的に伸ばせます。そういったコツを伝授してくれるスタッフさんも
来場します。特に初心者の方は聞けばこぼれるウロコの嵐・・・スタッフの方々が
皆さんのスキルに合ったレクチャーをして頂けますので、是非ブースを覗いてみて
下さい。


5月18日
昨日の雨の影響はなく、相変わらずキラキラクリアーな上の池。下の池も時間の問題で
クリアーに戻っていきます。日差しや紫外線が強く、透明度が増すほど魚のレンジは
深くなっていく傾向があります。ある意味固まっている分だけ釣り易さを感じる方も
いたようです。夕方の斜光からマズメ時間にはそういった魚も中層から表層に
出てきやすくなるようですが、一部浅めの日陰を中心にトップゲームも楽しんでいた
ようです。ルアーを楽しむ上で必要な、適材適所のルアーセレクトが重要になってくる
各池に対して、ミックスは「何でも来い」なウェルカムな魚ばかり。若干サイズが
下がっただけで、好奇心の塊みたいに追ってくるから不思議です。


5月15日
澄み渡る空気、抜けるような青空、萌える新緑。そんな気持ちのいい南アルプス本流の
水色は泡が出そうなエスプレッソ・ブラウン。先日のお休みに満を持して日頃の
行いの悪さを露呈するかのような運のなさ。それでも何とかドライフライに反応して
くれそうな水色の支流を見つけるあたり、さすが釣りバカ。自我自賛で川に降り、
今シーズン初岩魚が遊んでくれました。卸したてのニューロッドは思い描いた弧を
描いてくれました。周りの岩の景色に同化するような綺麗な魚体。
今年の夏も楽しみです。




5月14日
普段は赤身を心待ちにご来場されるYさん。追ってきた・・ぱくっときた!一部始終を
後ろで拝見していたので、ランディング後に、おめでとうございます。と声を掛けると、
今日は直帰できないから赤身だけどリリースですと、残念なコメント。
本人も無欲の勝利だといっていましたが、欲とか殺気とか分かるんでしょうかね?
ルアーを追ってきた魚の進路を塞ぐように横切る魚やビギナーズラック、多くの事例に
科学では解明できない不思議な事象が釣りの現場では沢山おこります。
今回のような事柄も含め、改めて魚って分からない事ばかり。公式風に当てはまらない
から面白いのでしょうね。




5月11日
で、せっかく新調したロッドで川歩きを目論んでいる・・明日のお休み前の大雨。
何故だ?日ごろの行いってヤツでしょうか?
雨は味方、濁りは大敵。厄介なのはスレた魚だけにして欲しいものですが
自然相手の遊びですから、いざとなれば湖へ。オフショアも若干賑わっているようで
多くの釣り物が活気を増して来ました。私は四六時中ですが、釣りを楽しむのにはいい
季節となりました。濁り、強風のリカバーは管釣りもアリです。


5月10日
渓流用のフライロッドを新調してみました。昨今のカーボンロッドは軽くてしなやか。
さらに強い。高弾性であるが故に、キズに弱い。と若干のデメリットはあるものの
古いロッドに比べてストレスの少ない、良いとこずくめのものばかり。釣果も相応に
進化しますが、なんとなく味気がないのも感じるところです。フライって釣果優先思考
もあれど、テイストを重んじる輩が多い変わり者の趣味の一面もあり、道具の歴史に
惚れ込んでコレクトするなんて方もいる訳です。そういった道具を手にしたわけでは
ありませんが、今回はグラス。中学生のときに初めて買ったフライロッドが同じく
グラスでしたが、腕もない小僧に振れるはずのない当時の素材は近年扱いやすく
なりましたので、7寸でグンニャリ満月に曲がる竿を楽しんでみたいと思います。


5月8日
日曜の夕方、さざえさんが流れる頃に感じる、明日からの学校や宿題や日々の仕事の
憂鬱。これが連休終わりのサザエさんとなると、更に倍。遊んでいるカツオの気持ちが
自身とぴったりリンクしてしまうものです。そんな方も多いでしょうけれど
明日からのお仕事頑張って下さい。連休仕事漬けだった方、プレッシャーの解けた
平日、特に今週はお天気も味方しそうです。荒れてしまったら問題外ですが、チョイ雨
ならチャンスアップです。午後の放流も状況次第で行いますので、お出かけください。



5月6日
赤身の魚の区別方法を聞かれることも多くありますので、特徴のある固体の画像を
収めておきました。大型になれば自然に赤身になると思っている方もいるようですが
残念ながらソレは無し。鮭が海に下ってエビなどの甲殻類を摂取することで、身は
赤くなります。養殖でも同様にそういったエサを数ヶ月与えられると赤身になれます。
まずは身が着色し、行き渡った色素がほっぺや、レッドバンド(体側)に現れ、
カットスロートみたいにノド元にも発色が見えます。産卵期の一部オスにこうした
変化が見れますが、この季節でこの姿は明らかな過剰摂取。つまり赤身確定です。
おおよそ50センチを超えていれば、赤身の可能性は高く、赤身じゃなかったとしても
鮭児(ケイジ)のように、すっきりとした脂の乗りが保障される一匹だと思います。




5月1日
林間学校のキャンプファイヤーで何故か役が回ってきた、「火の神」の役。設定は
ギリシャ神話風の火の神ですので、シーツを肩から掛けて腰で結び、下はパンツ一丁。
そんな半裸状態の6年生の夏休み。当然虫除けを持ってきていると信じきっていた
少年はボコボコに蚊に刺されて、翌日の朝方には皆さんとお別れして早期帰宅
させられたいやーな思い出。その時からブヨには耐性があるようで、ひどいことには
なりませんが、人によっては後を引く害虫です。今年の初ブヨにやられました。
夕方から出没しますので、短パンや火の神で釣りはされないようお願いします。



4月30日
まとまったお休みの特徴として、一台の車に大勢乗り込んで、足代を稼ぐ方が多く
なります。せっかくだからアイツもコイツもって誘われて連れてこられたって感じの
釣り人も少なくはありません。長いブランクに釣り勘を取り戻すのに一苦労されている
ようでしたが、一匹魚を掛けてしまえば、なんとも不思議なもので体が勝手に反応
できるものです。昔とったなんとやらってもので、放流がマメに組まれる連休です
ので、勘を取り戻すのに多くの時間は必要ないようでしたが、お困りのようでしたら
受付に寄ってください。



4月29日
お天気商売の我が社としては、連休中に傘マークの予報が出るのは死活問題なのです。
週間予報が発表されて4日に付いた雨予報に、ややため息混じりに吐き捨てる
感じで(出たよ)と言ってしまいます。雨予報で出足は鈍り、雨に降られたとしても
お客さんの人数や顔色、釣れ具合に応じて放流量は可変します。もともと釣れる
気象条件の雨にプラスして放流。少しは雨を前向きに捉えられたかしら・・・
私のようなネイティブアングラーに放流はありませんので、腕をカバーしてくれる雨は、
最高の見方なのです。


4月28日
ゴールデンウィークであります。今日まで連休のために仕事を詰めて来た世の
お父様方にはコクですが、(明日くらいはゆっくりしたいって)心理もうなずけますが
多くはそのパターンなのです。カレンダーを見ると、大型といっても2日と6日の平日が
ありますので、3連休で分割されているわけです。そうなると帰りの渋滞を受けても、
余裕があって、尚且つ今日までの疲れは癒したい。で、中日が混む法則が確立。
渋滞やココも前半の混雑ピークはおそらく30日。前半3日間の中日ね。

天気○報だってハズレる時代ですので、違ったらご勘弁を。放流は予想ではなく
間違いなく日々続きます。魚は逃げませんので時間に余裕を持って、安全運転で
お願いします。


4月26日
紫外線が強いんだろうな・・と目には見えてはいませんが、魚を見ていると日陰や
岩陰、ミドルレンジから下に集まっているあたり、そう察します。学術的には存じ
ませんが、釣りバカ的には「ケイムラが効く」ことで、「魚は紫外線が見える」
感じられるのが推察できます。マブタがない分、そういった陰を好むのは無理も
ありません。下の池の奥にできる竹藪の陰に沿って定位する魚たちは足元にギュっと
しております。ここは接近戦のサイトをしてみますが、見えすぎる分明らかに合わせが
早すぎ、強すぎになって、膝が折れたり腰が抜けたり・・ちょっとしたバラエティー
よりナンボか笑えます。


4月24日
小型の魚が虫を主食とするインセクトイーターに対しそれじゃ腹の足しにならない
大型魚になるにしたがってフィッシュイーター化していくようです。ペレットで
育っていても本能的にはそういった傾向があるような感じで、大型化した固体が虫を
求めて表層には出てこないのは、そういった所以からなのでしょう。今回のアマゴの
サイズがドライフライに出るとすれば、少しは出始めたカメムシなどのビックパターン
か?そうであれば不毛なK川歩きはお休みするのもアリな気もします。
スプーン、ミノー、フライでもスイッチが入れば凄いスピードで追う姿がサイト
できます。学習を重ねた強者もいます。そいつ等をやっつけられれば悦に浸れますよ。


4月22日
エサが集まる流れの一等地、Yの字やその下流の岩の前は、そのポケットにいる最強の
お魚が陣取ります。渓流のドライフライはそのタイミングのパターンを見極めて撃って
行くのですが、そういったポイントが核心となります。そんなポイントにいる魚がコレ。


ダメだこりゃ。太刀魚で言うところの指3本。体側じゃなくて全長でね。
一等地からほぼコレなのは、お父さんたちを抜いてしまっているから。荒廃させた
河川は人間の手を入れない事が最善の策かもしれません。

対して今週末から使う大アマゴ。同じ遺伝子を持っている魚とは思えませんが、
30センチから50センチくらいのサツキマスクラスまで。銀毛が進んでいますので
独特のパーマークや朱点が見にくくなっていますが、尾っぽのオレンジは綺麗に
残っていました。こんな魚を釣りに」行ってるんですがねぇ・・




4月19日
日中は25度に近いくらいまで上昇し、暑さを感じるほどになりました。一日中裸眼で
釣りをしていると目も日焼けするそうです。肌のしみやしわと同じように、目にも
年齢とともに老化が起こりますが、紫外線の有無で肌同様にその早さは変わって
くるそうです。
めがね屋さんが仕立てた偏光グラスの、フレームメンテをお願いに行ったところ、
その業界にもサングラスの需要が増えるこれからが、ハイシーズンだそうで、頼むなら
お早めに。と釘を刺されました。震災復興に直に関係しなくても、経済を回す上では
必要かと睨んだアイテムは、さすがハイシーズン前だけあって、決めきれないほどの
数に喜びが増します。買い物に悩むときの贅沢な瞬間ですね。


4月17日
台風並みに発達した低気圧から伸びる寒冷前線がお昼前後に大暴れ。小康状態の
雨以上に転がり続けるバケツが西部劇のカラクサ状態ですが、熊本を中心とした
被災地を思えばこんなもん。と、普段より割り増しのアドレナリンで乗り切れます。
おかしなもので、大きな災害の後に起こる自粛ムード。なんとなく遊んでいたら罪に
感じるのでしょうが、気持ちは理解できても、一人一人のお財布が日本の経済を動かし
ているのは紛れもない事実です。募金が済んだら川は増水、海は大荒れ、湖沼は底荒れ。
出番ですかねウチ。。。は冗談としても、こんな時だからこそチョッとお買い物を
してみようと思っています。


4月16日
暖かい日が続き、先週末は半そでの方もいました。夕方はそうはいきませんので、
上着を持参して下さい。ボチボチ早いもので蚊も出始めてきました。動きは鈍いので
簡単に叩けます。血すってもいいから痒くしないで。といつも思うのです。
明日はあいにくの雨予報。ロープレッシャーと魚の活性上昇が期待できます。
必ず放流はありますし、人数次第で追加の放流もあります。


4月11日
ストックの放流魚が背泳ぎしていたので復旧を試みることに。たぶんどこかをブツけて
平衡感覚を失っているのかもしれないのですが、背泳ぎで太鼓っぱらに、エアーが
入っていそうだと踏んで、バス釣りでは必要なエアー抜きのテクニックを持つ、エキス
パートにお問い合わせ。。フムフム・・60のバスなら(その時点で比較不能ですが)
えらの後ろの指3本分辺りの鱗に沿って・・ブスッと注射針を刺したら出てきたのは、
エアではなく血。大失敗は燻製のタネになるところですが、燻製は作ってないので、
お刺身に変身する事となりました。


4月10日
ダイワさんの展示、試投会が行われました。フィッシングショーなどで、実際に触る
機会はあるものの「使って釣ってきてもいいですよ」ってのは、イベント事に貸し出す
事はあっても、メーカーさんが実際にお客さんの反応を見れる初の試みだそうです。
多くのお客様の声を真摯に聞いて下さっていましたので、新たなツールやメカニズムの
開発に期待したいところです。
個人的にもベイトにSMTやAGSを体感し、時代に置いていかれている事を実感した次第。。

プレッソシリーズ全ラインナップが並んだ圧巻のロッドホルダー。



4月9日
明日はダイワさんの展示、試投会があります。時代の最先端を体感できる機会です。
ルアーも同時に使っていただけるようですので、タックルを使って放流を楽しむのも
できそうです。各地フィッシングショーに出しているダイワさんのギアで、魚も
掛けられるのは、今回だけ。かもしれませんので是非、遊びに来てください。
触ると欲しくなるとは思いますが、即売はしておりませんので、
帰りがけに釣具屋さんへ立ち寄ってください。よろしくお願い致します。


4月8日
不安定な気候が続いていた影響で、桜の開花が珍しく遅くなりましたが、やっと近所の
桜も満開になりました。早めに咲いていたミックスポンドの山桜は、昨日の荒天で
幾分散っていますが、池に映りこむ景色はきれいです。寒さもひと段落し、ナイターが
楽しめる時期になりましたが、上着は忘れずにお持ちください。
昼間のお天気が晴れなら、18時ころの日没から急に活性のあるバイトが多くなります。
逆に昼間が曇りや雨天なら、だらだらとじんわりと活性があがります。どちらにしても
日没後2時間で就寝してしまったかのように、急にバイトは遠のきます。バイトの強弱
的なタイミングでルアー交換をしておくと好結果につながります。


4月7日
今シーズン好調な(方もいる)Aの湖。川歩きに報われない釣り人が安易に向かっても
返り討ちさ。とビール片手に漕ぎ出したのですが・・お目当てのポイントにワカサギの
産卵組みは見当たらず、ドライを放置していたら、ボート周りのあっちこっちで、
ワカサギ捕食音の水しぶきが上がります。見えていなくても、そのタイミングを感じて
いる魚たちは明らかに周辺を回遊している模様です。ドラワカを浮かべていても
イタズラに時間が過ぎていきますので、ストリーマーを何年かぶりに引っ張ってみたら
いとも簡単に鰭ピンの第一号。小さくても湖の今シーズン初物はうれしいものです。




4月4日
一昨年作った「ドラワカ」。産卵でダメージを追ったワカサギが湖面で漂っている・・
を模した一応、ドライフライ。一応ってのは、スレッドでマテリアルを留めていく
通常のフライと違って組み立てていくルアー的なもの。
浮いているワカサギはフィッシュイーターの大好物。置いておけば「どば〜ん」ってな
イメージ。あくまでも・・・。フライタイイングは作ったら釣れた気分になってしまう
私には不思議なお仕事。でも現実、投げなきゃ釣れない、行かなきゃ始まらない。
大潮周りの今週は、ビール片手に湖の人の予定かも・・




4月1日
一部貸切ってできる?とのお問い合わせは、イベント事を計画中のお客さん。
お仲間内のこういったケースでも、手狭なエリアですので、コチラで貸切の区切りを
つける事はできませんが、作戦として、朝一でイベント参加者に受付に並んでもらい、
目論んだポイントに並んで入っていただく。題して南沙○島作戦。竹○とも言うかな・・
えっココは私んちですけど「何か?」ってイメージです。
第三者が割って入ったところで、ご挨拶さえあれば、ミサイルは飛んできませんので、
割って入る際は、お隣に一声掛ける勇気を持って頂きたいと思います。


3月29日
数日遅いといっている桜の開花。普段の渓流も未だツボミでしたが、今週の渓の小道の
桜はほころんでいるでしょう。激戦区の河川で私のような未熟者の釣果を左右するのは
雨。それさえあれば、結果が付いてきますが、晴れた休日に川面から桜を見上げて
釣り歩く気持ちよさ。。釣れないけど・・管釣りには放流って強い見方がありますので
ご安心を。子供さんや初心者さんは是非是非分からないこと、釣れない相談を受付まで
して頂ければ、スタッフが対応いたします。


 

3月28日
春休み特別放流と銘打って、一週間にわたる放流強化週間のスタートです。一時間に
一回放流やトラック放流もやってきましたが、その日に来れないと恩恵も薄めとなれば
お子様の多い春休みの放流は大量放流分を薄く伸ばしてみようって作戦。
一週間お天気が続けば・・・の思い虚しく初日から雨でしたが、やると言った以上
やらなきゃ詐欺成立なので今日のような雨予報の強行軍はお得感アリアリでした。
明日以降も引き続きお楽しみください。


3月23日
グチしか出ないプライベート釣行に、やっと春が訪れてきた模様。いやぁ小さくても
私には格別なアマゴです。管釣りでも、ネイティブでも募った思いが強いほど、喜びも
大きくなる。まるでド演歌の如き春釣行。全てが上手くいったら面白くいないでしょ
ってのは負け惜しみの1勝3敗ペース。そんな感じが今シーズンの幕開け。
管釣りではきっと許されない「打率」かと思われますが、そんな低空飛行が一匹の
価値を感じるものです。


3月22日
瞬間的に現れてルアーを追尾し、瞬間的なバイトをして消えていく週末放流の銀鮭。
ミックスポンドの場合なら細軸のフックで釣っている方が対応できていたようですが
上下の池は元より大型魚をメインですので、多くの方が太軸のセッティングなので
まぁ乗らない事乗らない事・・それもバイトされた事に多くの方が気付かないような
瞬間的だったり、テンションが抜けるような押し込むバイトだったり、食わせる
スピードもニジマスの比ではない速さだったりと、アタリを多く出す分、アマゴより
難解な放流を感じました。サイトでタイミングを合わせたり、フックの対応をすれば
結構なバイトがありますので、楽しめると思います。


3月21日
先日の「ザ・フィッシング」をご覧になったでしょうか?情熱大陸でも御馴染みの
窪田等さんのナレーションでスソパが紹介されるだけで、格調高く感じちゃって
ニヤけてしまうところですが、皆様においては普通の釣り番組としてお楽しみ下さい。
地方局やBSでも週や時間がズレて放送されますので、まだの方は検索してみて
ください。同じようにやっているように見えて、何かが違う、達人とビギナーさんの
差を見つけてください。さて、その放送のスポンサー「ダイワ」さんが来月イベント
ブースを設置していただける事となりました。(上記)釣りの総合メーカーさんの
開発者さんやテスターさんから色んな話が聞ける、私達にとっても貴重な機会となり
そうです。


3月19日
三連休の初日は雨。お客さんも少なめですが、放流はキッチリと。
この連休用にスピードスターのコーホーサーモンを使います。キレがあって
スピードに長けたファイトが特徴で、早い動きや派手なルアー・フライに対して、
執拗に追い回します。コーホーと聞くと馴染めない方も銀鮭と言われれば、
食卓の新巻鮭を思い出すでしょう?30センチソコソコですが、そのくらいの方が
特徴のあるファイトが楽しめると思います。今週末と来週末に放流の予定です。


3月14日
弱い雨程度の予報だったかに思われたお天気は、結構な本降りが終日続き、
下の池とミックスには少々の濁りが入り、雨の中頑張っていた釣り人には
それなりに高活性の釣りが楽しめていたようですが、この時期の雨は体調を
崩す元にもなりますので、是非レインウェアは携行していただきたいものです。
おそらくどんな高級レインウェアでも袖口に弱点があります。キャストで手を上げ
続けるフライやルアーはロッドハンドから浸水し、脇まで濡れて寒い思いをするもの
です。レインカフスを併用すれば防水長持ち。ってとこですが、欲張ってカイロを下に
潜り込ませると、うっ血している割りに低温火傷って意味の分らない、酷い目に
合いますのでご注意下さい。


3月13日
今週末の「ザ・フィッシング」(テレビ東京系 土曜17時30分から)は
8日に当エリアで収録した模様が放映されます。次週の放送予告が、番組の最後に
流れるはずなのですが、釣りの番組ですので様々な気象条件や釣果も含め、次週の
予告が出せない状況が多々起こるようで、今回の収録はもっと先の放送予定が
繰り上がって今週の放送枠に収まったようです。ですので結構リアルタイムな
状況が見て取れると思われますので、参考になると思います。詳しくは番組HPを
ご参照下さい。http://www.tv-osaka.co.jp/ip4/the_fishing/
地方局で見る方は(静岡も数週遅れて放送します)各局を確認してください。


3月11日
数日前に夏日直前のお天気も、この冷え込み。水温こそ数字に表れないものの
ニジマスのレンジは深めで、表層にタムロしているのはアマゴたち。この方達に
騙されるのもオツですが・・・と感じるのはあまりに狩野川の不調具合が伺える
でしょ?ニジマスは天気によってレンジコントロールがとっても重要な、寒暖の
日々であります。そうなると私的に復活してくるのが燻製の作業。
燻製前の仕掛かりと、新たな仕込みも再開しました。もうしばらく作りおきが
出来そうです。


3月6日
暖かい空気を伴って降る今日のような春の雨。俗に言うところの「春爆の雨」
寒い冬の気温や風に、出てこなかった魚や虫も、気圧の低下と暖かさで、一気に
ハッチ(羽化)が活発になり魚の活性が上がる条件が整い、各地でで爆釣をもたらす。
私のような釣り人が勝手に予想した好条件の日でした。当然仕事しながらソワソワ
してしまうところではありますが、雨の降りだす直前には案の定放流でもないのに
多くの竿が曲がっている様を、目の当たりにしました。直後にパラ雨で引き続き
高活性は続くものです。明日も雨の予報で、それなりに期待が持てますが、降り続く
強い雨ですと、若干逆効果のケースもございますが、管釣りのお客さんが嫌がる雨は
放流以上の効果を時折見せてくれます。


3月4日
今月号のアングリング・ファンにも掲載されている、リプライの新作トップ
プラグ「ポケッツ」なんだかんだと多くのルアーが溢れる中で、普遍的な水平浮きの
ペンシルタイプ。普遍=オーソドックスなアイテムは誰もが使いやすく、釣果を
もたらしてくれます。得意なのはスケーター。キレイに左右に首を振ります。
なかなか最初は出来ないのですが、チカラ加減を少し練習すれば、移動距離を
とらずにネチネチとテーブルターンも出来るようになります。スイッチの入った
魚からスケーティングさせながら逃げ惑い、派手なスプラッシュで空振り・・・
なんてご愛嬌も、このルアーにしか出来ない醍醐味でしょうか?




3月3日
出来る限り作ってはいきますが、同じクオリティーを維持するために、燻製作りも
ボチボチ終盤。乾燥が必須の行程がありますので、気温の高いとなかなか上手く
いかないものです。
造り溜めしたストックもありますが、季節商品ですのでお求めの方はお早めに
お願いします。試食を食べて「酒飲みてぇ」と言うお客様。正解です。
酒飲みが作っています。ツマミとしてだけでなく、サラダやパスタに使ってます。
なんて嬉しいお声もあります。酒飲みじゃない方用?としても違った切り口の燻製の
味を求めていきたくなります。


3月1日
受付で見つけたこの水生昆虫は緑色のお腹が特徴のエルモンヒラタ氏。
え〜?え〜?二度見しました。確実では有りませんが、水生昆虫の春組の
トップスターのオオクママダラ氏の後に出てくる順番のご予定ですが・・
ってことはウチでは既にオオクマが出ている?終わった?などと少々焦ります。
フックサイズにしてそれぞれ幅はありますが、エルモンで14番、オオクマで12番
あたりなので、この二種は魚を動かす春の大型種。湧水エリアで隣の川も湧水
ですので、通年ヒゲナガが出ていたり、一般的な河川とはやや虫カレンダーが
ズレていますが、フライ馬鹿は虫で春の訪れを感じるようになります。




2月29日
思いのほかまとまった雨量になった今日のお天気で、明日解禁を迎える多くの各一般
河川のお魚の動向が気になるところです。鵜やサギの影響を考慮して、近所の
漁協も直前の今日が放流だそうで、泳力の弱い放流魚が、増水で散ってくれれば
多くの釣り人に楽しんでもらえる半面、死んでしまうほどの濁りや増水では実も蓋も
無いわけです。似たような仕事上気になる・・とは体裁を繕った感の否めない、
根っからの釣り馬鹿は、きっと少なからずだと思います。濁った、釣れねぇ・・
ネイティブでお困りの際は管理釣り場へどうぞ。


2月26日
銀毛の強いドナルドソンを(40センチ弱)放流しています。御馴染み
50オーバーの赤身ニジマス、ブルック、通常のニジマスと今週の放流魚は
そんなラインナップとなっています。特にドナルドソンはスピードとスタミナが
長けていそうで、ラインを切っていきそうな魚です。大きな魚がブレイクしていく
かと言えば案外トルクばかりが強く、じっくり耐えればアッサリ上がります。
スピードがある魚は小さくても手強い相手です。やばいの掛けちゃった。。って
頑張ってみたら意外と35センチだったりとか、とてもギャップが大きい魚です。


2月23日
この時期になると大手メーカーからのカタログが手元に届きます。アレコレ買って
ちょうだい。といった事やこんな風になったので宜しく的な名刺代わりのご挨拶も
含まれているのだと思いますが、特にトラウト関連やフライは、探すのにも一苦労
しそうな省スペースに収まっています。釣り業界全体を見れば、市場の多くは海の
釣りでしょうし、まして動く金額を計算すれば、些細なものなんですって号泣議員も
のたまわっていましたね。商品的に淡水のスター選手の鮎やバスには遠く及ばない
ものの、メーカーさんに覚えていませんとは言われたくないものですわ。


2月21日
最初に投げるフライは?と今月号のフライフィッシャーに掲載されていた一般河川の
解禁特集。昨年の使用済みをパッチから引っこ抜いて・・・ではあまりにも区切りが
無いと言いますか、モチベーションが上がってこないとか、理由はどうあれ今シーズン
のお初となるのですから、卓上で作業した新作フライ達が試されると同時にタイイング
の妄想が大抵打ちのめされる時でもあります。そうしてはまた宿題を持たされて帰って
来る・・毎年のルーティーンと言えば進歩が無いけれど、思い通りにいかないのも
釣りの魅力ですね。


2月20日
明日は赤身ハンターのハートデザインさんのイベントです。一般向けの
展示会は初の試みのようですが、多くのお客様の期待が通じたのか、空模様も
回復しそうです。レアアイテムもご用意していただいているとの風の噂。
レクチャーも随時開催予定ですので、是非お楽しみにきてください。


2月19日
「いらっしゃいませ。何名様ですか?」飲食店などでは当たり前に聞かれる
最初の応対。「では、コチラへどうぞ」と席にエスコートされます。モチロン
そうでないお店もありますが、そう来るのかな?と思って、一見のお店では入り口で
待ってしまったりします。席が個々に確定している飲食店は可能ですが、この
対応をエリアで取り込めたら、一見のお客さんにどれだけ安心させられるか・・
と、思うのですが、エリアは席(釣り座)の移動が自由で、尚且つリピーターの方が
希望の場所に入れなきゃとっても迷惑行為になってしまいます。
「初めてです」と言って頂ければ有り難いのですが、挙動が初心者や一見様と思しき
方には、失礼にならないように「初めてですか?」と聞くわけですが、たまーに重複
して聞いてしまうこともありますので、ご了承ご勘弁をおねがいします。



2月15日
あまり小さいフライは巻かないのは、6X(0.6号)以下のティペットを
使わないからなのですが、鏡のようなスリックウォーターでヤマメをドライフライ
に5Xの組み合わせで釣っていた方に教えて頂いた経験から、幾ら細く長くしても、
違和感を与えたら魚は出ない。事を知るに至り、ソコソコ太いラインで勝負できる
ようにキャストから流し方も含め、お勉強してきました。このところ老眼も始まり
イッソ小さいフライは止めてしまおうか。とも思いましたが、眼鏡屋さんで雑談がてら
相談したら近目用ねって、しつらえてくれたのは、いわゆる老眼鏡。気を使って近目用
って言われるほうが若干痛いように思うのです。


2月13日
春節の期間にご来場された台湾からのフライのお客様。キャスティングも
キレイで、伸びやかなループで次々とヒットさせていたので、コーディネーターの
方やご本人達とお話させていただきました。地元台湾では川でフライをされる
そうで、イメージされる渓流魚は?ナンだろうと聞くと、バラマンディーだと。
しかも50センチくらいの魚体がドライに出る。と言う。ワシ行く。即決。
そんな羨ましい方々の、日本への釣行目的はヤマメなのだと言うので、スソパに
放流されている親戚筋のアマゴさんを紹介しておきました。台湾にもヤマメがいるよう
で、(南限)ひょっとして日本人が放流した生き残りって説もあるようですが、
天然記念物になっているようで、はるばる日本に来たって事でした。
ニジマスは大型化して顔がイカツクなってきますが、ヤマメは小さい頃からトンガリ顔
でスモールサーモン的カッコよさが多くの釣り人を引き付けるのでしょうね。


2月8日
赤身祭りの残りはプレッシャーの減る、翌日に釣られる事が多いのですが
昨日の夕方に聞き込みをしてみると、十数匹キャッチした方もいて(リミット2匹
以外はリリースですが)案外当日に働いていた事が伺えました。あまりの
高確率に呪われない事を祈りつつ帰路に着いた方もいました。
そんな訳で平日の今日は、大型が朝からバンバンって状況予想に魚の動きも良く、
釣れそうな見た目ですが、スプーンでミスバイトさせると、(昨日のやつだ)って
思い出したかのように、足元のエッジに隠れて動かなくなってしまいました。
こうして少しずつ学習して賢くなっていくのですが日に何度かは、クルージングして
食い気を出すときがあります。そんな時に仕留め損なうと、どんどん手強い相手に
なっていきます。


2月5日
土日は赤身祭り。(上記参照)ラインは巻き直してね。派手目で重ため(3gくらい)
のスプーンが有効です。

日差しの暖かい日にはボチボチ見られるようになってきた20番くらいのコカゲロウ。
春の河川ではガガンボやユスリカなどと並んで、最重要種とされる春のメイン
ハッチ。ですので、さぞタイイングが進んでいる頃かと思えば、大詰めを迎えた
NFLのテレビ観戦が目白押しの為、新年から停滞気味のタイイングデスク。この
スーパーサンデーが過ぎれば、解禁に向けたコチラも大詰めのタイイングモードへ。
子供の頃から解禁や禁漁期を持つ淡水域の釣りしていましたので、2月は他の釣りが
少ないのもあって、管釣りしたりシーズンの準備で散財したりするもので、私的には
意外と釣り具やさんを微力ながら潤わす月なのです。更に複数の年券と・・
痛痒い出費がありますが、この時期に合わせて出てくる各社からのカタログが拍車を
掛け・・何を買おうか想像すると毎年鼻が膨らみます。




2月4日
オーダーしてあったハートデザインさんのフェザージグが入荷しました。
週末の赤身祭りに間に合いました。
大型の赤身は大きいから赤くなるのではなく、大きくなったから、赤身になれる
アスタキサンチン等を含むエサをもらっているからなのです。つまり、周りの魚を押し
のけて、ペレットをガッツク食い意地がある魚なのです。
これは放流のときにも同様の習性が現れるようで、放流直後にルアーに飛びついて
きますのでその時のルアーは金やオレンジ、或いは大きめで目立ったモン勝ちなのです。
ここでミスバイトやバラしたりすれば、一気にトーンダウンして人を斜に構えるように
なります。そこで必要なのが赤身ハンターのハートデザインさんのフェザージグ。
フロロやPE等ラインの違いでフォールスピードを魚の好みにセッティングすると、
更に釣果は伸びます。偏光グラスがあると狙うい撃ちしやすいです。


2月1日
今でこそ普通に寒い冬になりましたが、昨年のクリスマスの日に行った
湘南のカワハギ釣行は、気温21度と記録にも記憶にも残っている不思議な日でした。
そんな冬らしくない日が続いていたため、海水温の下降は一月以上遅れていましたが
やっぱりそんなに甘くはありません。釣りは良い時に止めておくべきなのです。
「今週で最後ですよ」などと言われるとツイツイ行っておかねば!と不思議な使命感に
苛まれますが、最後ってのにはそれなりの理由がございます。
ハイ。先週のカワハギ。過去最低の2枚。。でありました。様々な気象条件が釣果に
大きく左右されるのがネイティブの釣り。おそらくその対極は、ある程度その条件の
ギャップさえ埋めてしまう管理釣り場なのでしょうかね。


1月30日
降雪 積雪はありません。各交通機関をご確認の上ご来場下さい。
これで3週連続の雨週末。後の事を考えなければ、釣り人的には雪のほうが
魚の活性も急上昇し、この上ない釣果を体験してきました。ドライフライに
限ったケースかもしれませんが、水面に落ちる雪を一生懸命ライズし、ついでに
フライも食っちゃう。。そんなパターンですが、芦ノ湖でも狩野川でも、
ドコにそんなに魚がいたのかしら?と思ってしまうくらいのお祭り模様。ソレを
体験してからずーっと私はスタッドレスタイヤ。いつでもOKな状態にしている
ときに限って巡り合わない近年の冬景色。
あと一月でネイティブ解禁。川で膝を抱えない為にも、ウチのデカアマゴを
ドライフライで翻弄されるのもオツですよ。


1月29日
このところ気に入って作っている、アンダーとオーバーウィングの2色バージョンの
フェザージグ。スプーンのカラーリングを参考にしていますが、こうすると釣り人も
釣れるようでコチラの思惑通りであります。まずは使ってもらわないと、フェザーの
威力は感じていただけませんからね。先日フェザー使いのお客さんを覗くと、
面白そうなカラーで釣っていたので尋ねてみたら、ココで買った。と言う。
つまり私が作ったらしい。。号泣議員より記憶力はあると自負していますが、全く
記憶無しってのは、さすが酉年。早速幾つかを復刻してみました。今回は画像に
納めたので一安心です。




1月28日
先日から使い出した燻製用のピート。燻製の後に熟成、骨抜き、パック、値段付け。と
続くのですが、うっかりした事に、一部を通常の品物と同様に扱って「お値段据え置き」
とテレビショッピング的品物にしてしまいました。もう一回開けて嗅ぐのも
アレですので、今回はお試し価格にしておきます。さくら、クルミ、リンゴなどに添加し
それぞれを一層深みのある香りで楽しめる感じです。
香りの軽さで定評のあるリンゴでも製作中ですが、出来上がりの是非は、意見の割れ
そうな部分ですがコレも楽しみの一つです。ピートの効いたウィスキーにパンチの
効いた燻製では口中が煙だらけですので、アイラモルトにも合うソフトなスモークも
必要かと・・。当然スモーキーな燻製にはジャパニーズウィスキーをと・・


1月25日
積雪はありませんが、気象庁の予報通り冷え込みがきつく、2センチほどの氷がはり
ました。それでも日中は風もなく穏やかで、気象庁の脅しに屈する事無くご来場くだ
さったお客様は、楽しい釣りをされていたようです。釣りは行って見なきゃ、投げて
みなきゃ分からないのを改めて思った訳ですが、だからと言って明日のカワハギ釣行は
いささか難しそうです。先週から吹く北西の風に大寒波。これ以上ないネガティブな
お膳立ては、釣れたらラッキーで、釣れちゃったら勝ち誇ってもOKな負け戦。
これ以上ない高いハードルを超えたときにしか味わえない喜びがあるから止められない
のです。ウチのお客さんにソレを求めるのは酷ですので、平日は11時頃に放流を
予定しています。あ〜極寒期の本栖湖を思い出しますわ。


1月22日
ホームセンターを別件で徘徊していたら、目に止まったスモーク用の
ピートパウダーなるもの。ものの本では見たことはありますが・・程度のシロモノ
ですが、ウィスキーの香りの根源にもなるスコットランドのピート(泥炭)が
ご近所のお店で?すげー時代だわ。このピートは、あくまで燻製の補助的な使われ方を
するようですが、日々ウィスキーを愛でる酒飲みに、スルーはありえんでしょって事で、
今回お試し第一弾。お楽しみに!と言いたいところですが、どれだけ変わるか本人が
一番お楽しみなのです。


1月18日
心配された降雪、積雪はありません。ご来場の際は交通機関をご確認の上
お出かけ下さい。

明日以降も冷え込みは続きそうですが、水温が低いところで13度くらいで、
安定してはいます。僅かな日差しや風の暖かさ、寒さで、魚のレンジはコロコロ
変わります。
晴れていれば上の池は奥側の岩盤周辺、下の池も下っていって手前側の浅いところ
(手前側半分)など、僅かな水温上昇が望めるポイントに多くの魚が集まります。
表層系のルアーでサイトするのがおすすめです。各所入水口は魚は多くいますが
中層からボトムにキモがあり、安定した釣果は望めるものの、ワタクシ的には
やや面白味に欠けるポジションです。季節やお天気によって魚は居心地の良い所に
移動します。そんな事も含めて推理してもらえれば、もっと奥深い釣りが楽しめますよ


1月15日
冬とは思えない天気が続いていましたが、ここ数日やっと晴天乾燥のこのアタリの
お天気になってきました。原油が安かったり、気温が高いのも大助かりですが、お金や
気候は世界を巡って疲弊した所から狂ってきますので、やっぱ冬は寒くなくっては。と
「安定」した冬のお天気を望みます。ところが釣果はこの「安定」に反比例するもので、
荒れると魚は動き、釣果は伸びてきます。私のように痛点が切れた釣り人ならまだしも、
管釣りのお客さんに修行僧は求められません。そうなると釣果の差は、「腕前」と
なりそうですが、投げて水平にルアーを引くだけではなく、周りと違った事が出来て
いれば、ジャレつく魚が現れてくるものです。ルアー交換した直後にヒットがでる
ような日は、魚はルアーの違った動きに反応する事があります。


1月9日
明日はムカイ・フィッシング様とドライヴ様の展示即売会があります。
今まではミックスポンド脇にテントを建てていましたが、大物思考のお客様は
ミックスポンドまで行かない・・と、今更ケアレスミスに気付きました。
そんな訳で今回から受付の横に設置してみます。より多くの方の目に触れることが
可能です。より良い方向にフットワーク軽く変更するのは世渡りの常であります。
是非お時間合いましたらご来場してみてください。


1月8日
弘法筆を選ばず・・・とは言ったもので、卓越した技量があれば道具なんて
関係ないよ。と、なるのでしょうが、一般的にその筋の道具じゃなきゃ弘法大師様
だとしてもワカサギロッドでマグロは釣れんでしょう?逆は可能かもね。
まっ何故そんな話しかと言いますと、ロッドやリールを新調する際に検討項目の
予算問題。釣り具やさん曰く、腕を道具がカバーしますし、せっかくお求めでしたら、
上位機種が欲しくなりますよ。と。版で押したような売り文句を聞きます。
伸るか反るかはウェブ画面や店頭で右往左往するのでしょうが、昨今のトラウト系
ロッドやリールは過去の物と違って、大ハズレはしないと言い切れるくらい、成熟
しつつあり、この先の進化が予想できないほどです。それでも次世代の商品を送り
出すメーカーさんには頭が下がります。新年を迎え道具を新調しようと検討されている
方は、選ぶ悩みを持った所から釣りは始まっています。是非そんな時も、楽しんで
頂けたらと思います。


1月2日
あけましておめでとうございます。
通常の土日以上に混雑が予想される年末年始の大型連休。お客さんの要望に負けない
ように、明日も今日同様に放流マシマシです。今回の連休は月曜まで休みの方が
多いと予想されます。火曜日もお客さんが多ければ・・・といった感じで、放流は
今年も臨機応変に対応していきますので、本年も宜しくお願い致します。


12月31日
冬のワカサギ、春の渓流、夏の山岳渓流に秋のオフショア。一年を釣り尽くしで
生活をしていると季節のめぐりはあっという間に過ぎてしまいます。それでも
春夏秋冬楽しみがあって釣りしてて良かったゎって思います。時化たり濁れば
管釣りに。釣りの頻度や密着度は人それぞれですが、生活を彩るレジャーを趣味に
持てた事や河川や湖の自然環境に或いは管釣りでも、そこに身をおき風や水を感じる
喜びは、きっと釣り人にしか味わえない事だと思います。来年も皆さんが良い釣りが
出来ますように願っております。

本年もご愛顧いただき真に有難うございます。来年も多くのお客様の釣りシーンに
残れるよう努力してまいりますので、宜しくお願い致します。

尺アマゴで締めくくって納竿・・・他力本願でした





12月30日
大晦日にお掃除を。と思っている釣り人様。釣り具の片付けは果てしなく、
いじっていると釣りに行きたくなるものです。道具の整理は付いたとしても
釣り人の心の整理までは付くものではありません。そこを癒せるのは「魚」だけ
なのであります。まっ、なんだかんだと釣りをしないと収まらない方は
通常の土日放流のレベルの魚は用意してありますし、大放流でお仕事していなかった
魚もいっぱい見えます。今年の悔いは今年の内に。釣っておきましょう。私もだ!


12月29日
大放流日初日。赤身は放流時刻の30分も経てば、捌き場に連れて来られますが
釣果報告に載せる写真撮影希望はゼロ。決して釣れていない訳じゃないのです。

今日の状況を見ていますと、放流と言っても、多くの方が池を囲んでいますので、
先に入池している先輩魚から発せられる危険信号を敏感に感じ取るようで、魚は
深めに潜っていきます。軽いスプーンや早巻きをしていると放流魚と言っても
ついて来てくれません。
深めのレンジをキープ出来るようにスプーンなどは動く範囲でゆっくり巻いても
連発していました。普段より多くの方が放流を取り囲みますので、ボトムを意識したり
普段とは少し違ったコツが必要な感じです


12月28日
明日から年末年始の特別放流があります。先日釣りビジョンの放送ではアングラーの
西村氏がエステルの1.3ポンドでヒヤヒヤしながらファイトしていましたが、それは
空いていて魚を走らせられる状況だったから。お隣さんとの距離が近くなりそうな
年末年始には3ポンドでも切られる危険性があります。
「釣れるルアーから切れていく」当たり前の法則です。放流などで次々と釣れていると
結びなおしを疎かにする釣り人心理も裏腹にあり、当りルアーを失ってしまいがちです。
切られると恥ずかしいワタクシ共は、ヒット3回、キャッチ2回で結びなおし。
ヒット無しでも投げ続けているだけで、結び目やそれに近いラインは伸びたり劣化しま
す。マメな結びなおしが、大物のキャッチに役立つはずです。


12月27日
やっと冬らしくなって燻製の作業も順調に進行し始めました。燻製ってどのくらいで
出来ますか?多くの方に頂く質問に「一週間」と答えると素直に買っていかれます。
燻す時間ならせいぜい7〜8時間ですが、その前後にこなす作業がマニアックなのです。
そんな訳で私のようなハマリ込む性格にはうってつけだったりします。
燻す前に釜の中でサウナにする事5時間。びっしり敷き詰めたお魚は、水分が抜けて
やや小さくなります。隙間が出来ればもったいないので、練り物やチーズを潜り
こませるのが常なのです。正に隙アリってことで、ワインのおつまみ完成です。




12月23日
釣り納めは済みましたか?気付けばワタクシ今年のお休みは明日が最後。
先日のワカサギでOKとしようかと思いましたが、「最後までアガコウ釣り馬鹿
なんだから」と口をついて一句出てきてしまった。が、明日は雨。でも馬鹿。
う〜ん。大掃除は?と責任論とのハザマで葛藤しそうな今夜のお酒。
とりあえず起きたら出られる準備はしておかないと・・・


12月21日
釣りビジョン明後日の21時から初回放送 トラウトギャラリーで先日報告した
収録が放送されます。番宣をEPGで見たら、すそのフィッシングパーク攻略法。
とあり、「オレも見てみて〜」と思った次第。あんたがかよ!って突っ込まれ
そうです。ポイントがこうでああでといった話なら我々の方が熟知していますが、
現場の魚観察から導きだす糸口や組み立ては人それぞれ違います。取材用の
特別放流があるのでは?と思われる方もいますが、そんな事をやったら組み立て
なんて水の泡になってしまいますので、そんな無粋な事は腕前のある方に失礼で
あります。なので平日に来た事のない方、今回の平日ドキュメント、必見です。


12月18日 
日本酒が鉄板であります。すそパの秋の味覚と言えば、ご存知イクラ。すじこの頃の
もう少し若い時期の卵の方がやわらかく、もう産まれます〜って頃の卵は、簡単に
破けないように個々に張りが出てきます。好みにもよりますが、作業しやすい後者の方
が食する機会が多くあります。めんつゆ等をお好みの希釈に、ドブ漬け一晩で
ご飯にお酒に・・・年明け辺りまではイクラ持ちも居ますが、産卵期が過ぎれば
産んでしまうか再び体内に吸収してしまうそうです。おせち料理に彩りにおススメです。




12月14日 
水温は湧水なので通年15度。なんて恵まれた水温でしょうか。真冬の冷え込みも
12度を下回ることは滅多になく、ガイドが凍りつく事もあまりありません。
そんな環境なので、写真のヒゲナガカワトビケラも通年お見かけします。
2センチくらいある虫を、知らない人は「蛾」だといい、嫌がる素振りを見せますが、
魚の大好物のヒゲナガは釣り人にとって愛らしく、ありがたい虫なのです。と、
うなずきながら読んでいたら、釣り馬鹿の素質アリです。厄介な病魔ですのでご注意を。
晴れてくれば日中や夕方にコカゲロウやカディス(#14〜18)のハッチもあり
ますのでヒゲナガやそれらの状況次第で、ドライやトップウォーター系の活躍する
タイミングもあります。




12月12日
明日はメーカーイベントの日です。参加メーカーさんは上記を御参照ください。
今月は初登場のアールグラッドさんとジャクソンさんもいます。それぞれ製品を見たり
使う事はあっても、直接設計者からルアーのウリやキモを聞けるのは、そう滅多に
お目にかかることは出来ませんので、この機会に作り手側の生の声を聞くチャンスです。
更にリプライさんと同じブースにアーキテクトさんもご来場されます。相変わらず
賑やかなブースが予想されます。トップウォーターの使い方やバラシた時の
苦笑いまで、あらゆるレクチャーが受けられるはずであります。ではお楽しみに。


12月8日
ウィスキーのおつまみは基本甘い系を好み、クロワッサンをちょい焼きし、
バニラアイスをトッピングするのがマイブーム。当然食す前後の有酸素運動は
必須です。燻製はオカズにする方も居ますが、作り手が「酒」の事を考えながら
作っていますので、ややスパイシーさを感じると思います。おつまみ的
にはビールかな、と。焼酎にも合いそうですが、本物の焼酎ファンには酒の味を
狂わしてしまいそうで、水割りで楽しまれる方には良いかもしれません。



12月3日
フィッシングクラブのロケが行われていました。放送日は埼玉がキー局で12月中。
順次衛星やテレビ神奈川でも放送されます。登場した4名様のうち、ほぼ初心者の方が
3人と、管理釣り場ならではの布陣。この映像は来年の東京、大阪のフィッシング
ショー、ガマカツさんブースでこの素材を元に、トークショーが展開されるそうで、
掛かるプレッシャーに木の陰からコッソリ覗くのは家政婦ばかりではありません。
まぁコチラの心配をよそに、黄色い歓声と共に釣り続けていました。




11月30日

12月23日「釣りビジョン」さんで放送予定のトラウトギャラリーの取材が
行われていました。アングラーはがまかつテスター?の西村氏。
(写真撮り忘れました)クリアーウォーターならではのサイトフィッシングや
トップウォーターやら多くのバイトシーンを収録出来た様で、放送を見るのが楽しみ
です。過去に同番組でインタビューされ、ガチガチに緊張したのを(ダメだこりゃ)と
判断されてか?見事に丸々カットされた記憶が古傷でありますが、今回のおしゃべりは
無し。安心して映像を拝見できそうです。


11月29日
やっと燻製の第一弾が店頭に並びました。乾燥の失敗を防止する意味でも、今回は
小ぶりなサイズしかありませんが、赤身ですので流石に脂は申し分なくのっています。
後続もジャンジャン作業中です。お買い求めの後は酒屋さんに寄っていただくのを
お忘れなく。

明日から閉店が19時に変わります。お間違えの無いようお願い致します。


11月28日
明日はメーカーさんをお招きして展示、販売、講習会がございます。ラッキークラフト
さんはテスト段階で見せてもらったデビルマン型リップのクラピーが見られるかも。
非常に面白い動きをジョイントボディーでどうまとめたか?実際に見てみないとです。
ザクトさんはいつものようにセニョールやバズボールで延々と釣り続けているはずです。
案外セニョールの形やリトリーブにキモがありますので、実際見せてくれるので、
ブースへ行って確認してみてください。
テーパー&シェイプさんは、多くのアングラーが長年愛用するだけの事のある
アクションやディテールがあります。私もファンの一人です。

ミックスポンドの隣接した駐車場にブースを設置します。
時間は9時から15時くらい迄です。是非ご来場下さい。


11月27日
今シーズン初の燻製をスタートしました。多くのお客様に受付でお問い合わせを
頂いていますが、もうしばらくお待ち下さい。煙を入れる行程をやって、燻製
らしくなってきたわけですが、実はこの先の乾燥と同等に重要な熟成の行程が
あります。煙を入れてすぐパックなら週末にでもとなりますが、この一手間は
教本や熟達者に聞いても、煙自体を強く感じすぎる出来立てのものより、一段
美味しくなります。手間暇を惜しまない事が燻製をおいしく仕上げる最も重要な
テクニック?なのかもしれません。


11月23日
カワハギのリベンジマッチを控え、釣りビジョンを食い入るように
見ておきましたが、やってみなきゃ分からない、感覚の世界を見せられたようで、
更に難しく思えてきます。初めはもっと簡単だったじゃない?と感じる事も少なく
ない気がするのは色んな情報や欲が邪魔をしているはずであります。俗に言う
コレが「カワハギ地獄」なのだわ。とっても痛痒い楽しい世界なのです。
なんだか管釣りにも通じる世界で、答えは「有るようで無い」逆もまた然り。で
ございます。多分。自由にビール片手に楽しんでこれればよろしいのです。


11月22日
放流イベントを終え、比較的釣られていない魚が残る、三連休の最終日。もとより
私だったら無条件に選ぶのが明日。最終日は次の日の仕事に影響しそうなので、多くの
方が余裕を持てる連休中日はドコも銀座。そんな混雑を避けていたのが、サンデー
アングラーだった頃からの習慣。若干無理をおしての釣行でも成果が上がれば、
夢心地でイメトレをしていれば一週間はあっという間ってスンポウ。お天気も持ちそう
なので、明日はいい釣りが出来そうな予感がします。予想以下予言以上ね。


11月21日
明日は一時間一回放流のイベント日です。これから釣具屋さんにアイテムを調達に
行こうとしているようでしたら、@スプーンのキラキラ系をお忘れなく購入して
ください。魚は深めに潜っていく傾向がありますので、3g前後あってもOKです。
A1秒ないし2秒に1回転でリールを巻く。同じように投げているのに、私は釣れない。
なんて方の多くは、巻きが遅すぎてルアーが動いていない事が多くあります。
Bガツンと来たらビックリして巻きを止めない事。せっかくのバイトもテンションが
抜けて掛かりません。
C過去の同イベントでは後半の放流の反応が鈍くなっていきます。カラーローテを
するか、周りの方と違うカラーを選択してください。I字系の投入もアリです。
Dフックを丸呑みするケースが多くあります。フォーセップやペンチをお持ち下さい。
なければ受付で貸し出し致します。


11月20日
ボジョレッ。ボジョレッ。って口ずさんでたどり着いたお酒コーナーで、サントリーの
新酒「知多」を発見。ボジョレ何処吹く風で、高級酒「知多」をレジへ。あれれ?
そんなつもりじゃなかったのに、(いつか飲んでみたい)と自身に言い訳を聞かせ
つつ、開封するタイミングに踏ん切りがつかないものです。
「コレが欲しい」と釣具屋さんに行ったら「どうせお買いになるのでしたら」と店員
さんにソソのかされた(←言い訳)と言っては予算の倍以上のお買い物をしたことが
皆さんにもあるはず。だから私のお酒も責められないはずであります。←(更に
言い訳)店員さん言う「どうせ」と「せっかく」は迷った購入者の後ろ髪どころか
買わなきゃならない様な呪文のような効力さえ感じます。あっ私の酒は関係ないっす
けどね。


11月19日
上の池でも下の池でも水面に鼻先が出ない俗に言う「いやらしいライズ」を
繰り返すアマゴ。ドライフライ馬鹿に突きつけられた挑戦状だと、思い込みも甚だしく
のめり込んでいくのであります。水面に乗っているラインは嫌うは大きめなポストの
ライトパターンも嫌がるし、イッチョ前に鼻でフライを押したり、さながら忍野の
ヤマメと遜色ないセレクティブさ。スリックウォーターで慣れたフライマンでも
このライズは燃えるはずです。手持ちの一番細い6X(0.6号)をティペットに
して、今シーズン使った残りのユスリカフライを結んで・・・完璧だと踏んだ
プレゼンもヤツラにはお見通しだったり、なかなか手強いお相手です。
多分ソフトハックルなら比較的簡単に釣れると思うのですが、そうは出来ない
性分なのです。




11月15日
来週の日曜日には一時間に一回の放流イベントがあります。(じゃあソレまでは
放流絞るんでしょ)って勘ぐられない(笑)ように本日の放流も4回。ミックスも
2回と通常通り。平日も11時頃に毎日放流しますし、イベント前後も通常の
放流は組みますので、放流担当はふやけてしまいそうですが、真面目に放流は続く
のです。金や銀、オレンジに赤、ウェイトも3g程度あると魚を引きつけますので、
放流直後はそういったスプーンのチョイスをしていただければいい感じです。
何匹か釣ったらラインの結びなおしやフックチェックを。大物は油断したときに
何故か良く掛かるものです。赤身確保の為には重要な準備です。


11月14日
エリアの周辺はまばらに色づき始め、今日のようなシトシト降る雨は濡れたモミジの
葉がキラキラしていてとてもキレイでした。暗めなBBQ場の中からコントラスト
を感じながら、シャッターを切ると、京都みたいな雰囲気を感じます。
釣り人はそんな悠長な事を言ってられない、寒さと戦いながらの釣りですが、赤身も
かなりの数が釣果報告を賑わしてくれています。
紅葉もこれからが本番です。是非楽しみに来て下さい。




11月11日
ハートデザインさんのフェザージグが入荷しました。過去2回のオーダーは
サックリ売れてしまい、お目に掛かれなかったってお客様もいましたので、
今回はそれ以上のタイイングをお願いしましたが早い者勝ちに変わりは
ありませんので、興味のある方はお早めにどうぞ。
ウェイトの有る無し、カラーなど種類は様々ですが、その日、その状況の当たりの
フェザーを見つけるのに偏光グラスで魚の状況を見る必要があります。
バイトを感じやすいようにPEラインにしておくのも釣果アップのコツです。


11月9日
釣り座でお話をさせていただくと「スプーンを巻いてくるスピードが分からない」
と言うご意見が良く聞かれます。プラグはロッドにコトコト伝わってきますが、
軽量でロール系のスプーンは波動が感じられないので、見ていると闇雲に巻かれて
いてレンジもスピードもバラバラだったりします。それで釣れても再現性に乏しく、
私のカワハギ釣りを思い出させます。何で釣れたのか、何故エサが無い!やればやる
ほど難しさにハマっていきますが、スプーンの巻きはラインと水の接点に出来る
引き波を注視していただければ、カワハギほどウッキー(怒)とはなりません。
詳しくは現場でお伝えしますので、疑問質問は受付にお伝え下さい。


11月7日
産卵期の行動に伴い、縄張りや力を誇示する追いかけっこが各所で見られる
時期になりました。赤身やアマゴなどは成熟をさせないように三倍体にしてあるので
そういった行動は見られず、今まで通りの釣り方が通用します。対して体色を黒く
させているライザ○プの出来上がりみたいな魚は、目の前をうろつく目障りな物や
産み落とした卵をイミテートするオチモノ系に反応が強く出ます。秋の産卵期
ならではの攻略が幾つかありますが、夏まで通用していたメソッドやルアーが効き
にくくなりますので、他の季節とは明らかに違う感じです。「渋い」と感じたら
違う切り口で組み立てる必要があります。


11月4日
久しぶりに65センチのニジマスが釣果報告に載りました。実際に見ると迫力の
ある大きさを感じました。「ありゃ〜でかかった」とバラした魚を、悔しげに話す
お客さんが広げた手は裕に70センチを超えている事も多々。中にはソレさえ
超えていたとまで言いますが、おおよそ釣り人の話は3割り増し。ロシアでは、釣り人
に魚の話をさせる時は片手を縛れ。とも聞きます。なるほどね。今に始まった事じゃ
なさそうですが、ソレに近いサイズはコンスタントに放流しています。特に放流直後
は他者を押しのけてペレットを食べてきた、食欲旺盛な性格が災いしてあっさり金属の
スプーンを食ってしまうって運び。アゴが硬く分厚いので、フックチェックは必ず
してください。フックアウトした大型魚は違和感を憶えしばらく釣れませんし、徐々に
クレバーになってしまいます。


11月1日
最低気温が水温を下回るのが、魚の動きに変化が起きる一つの鍵になります。表面の
水温が外気で冷やされて、比重が重くなった冷えた水が下層へと落ち、冷たい水を
嫌う魚は日向を求めて日中は表層でルアーを吟味します。上の池も下の池も、流れに
沿って魚は帯状に並びますが、どちらかと言えば表層でクルージングしている魚が口を
出してきます。産卵期も始まっていますので、縄張り意識を持ち出したオスにはミノー
も有効そうです。メスは抱卵してすじこを持っている固体もいます。すじこから別れ
卵が個々になり始めると、いよいよ産卵となり身が痩せてしまいますが、すじこの
段階でしたら、身にも脂がのって親子丼が楽しめます。漬けにしたすじこはご飯に
日本酒に活躍の場がひろがります。


10月29日
スマホが高い。と、どこから聞きつけたのか知りませんが、お国のトップが
「スマホ値下げ企画」を持ち上げていますね。どっかの政党は「高速道路無料化」を
掲げ、一躍人気になってどっかへ消えて空中分解したっけ。そんな過去の経験を
持つ国民に二番煎じが通用するか?と思って街頭インタビューを見ていたら
案外迎合されていました。アレレ・・・?月の使用料を抑えるようにお達しが
来れば、単純に穴埋め的な公的資金が投入されるか、機種代に上乗せされるか。
でなければ電話会社の一人負けです。それでも電話会社がやっていけますと言うので
あれば、道路公団と同じ体質が見え隠れします。どのみちどっかで帳尻を合わせないと
いけなくならないかと思うわけです。デフレ脱却は賃金アップに増税が筋かと言えば、
そういったところで庶民の目を欺くような政策をやらかす。スレた魚と同様に私の
ようなスレッからしには疑問が湧くばかりです。


10月27日
連ドラ人気で消えたニッカの宮城峡と余市。切らす事無くストックしていた
のですが、大人気とあってメーカー側も原酒の保護も含め、やむなく生産を中止して
いたらしいのですが、先日スーパーの棚にひょっこり2銘柄が鎮座しているじゃ
ありませんか。嬉しかったね〜心拍数上がったもの。ですが、倍の値段になっていた
ため直ぐに心拍数は元通り。手に持ったビンも元通りの場所へ。サントリーも含め
海外でも人気の高まり始めたジャパニーズシングルモルトは、スコッチ、アイラ
カナダ、テネシーの5大ウィスキーの中でも華やさと繊細さは秀でているように
思うのはひいき目かもしれませんが、出るべくして出た人気でしょう。過去の価格を
知っているだけに、手が出しにくくなってしまったファンとしては複雑な思いですが、
あの美味しさは唯一無二。きっと給料日の後には買いに行く事でしょう。



10月26日
釣果報告を賑わす「ハート デザイン」さんのフェザージグが再入荷いたしました。
通常のオーダーはコチラの指定ですが、ココで釣れるアイテムを熟知されている
製作者に直に発注するので、「釣れるのチョー」って事になります。全くもって
無責任なオーダーですが、これが一番手っ取り早く逃げも効く。ほほほ〜
ってのは冗談ですが、実戦で得た裏付けが選択の鍵になっていますので、大きく
外す事無く成果を挙げてくれます。


10月24日
明日は月一のイベント日。今回のメーカーさんはヴァルケイン様。
今月号のアングリングにも「いまさら聞けないエリアフィッシングの本当の基礎」
ってコーナーでコチラの代表菊地さんが登場しています。
釣りの基本的な組み立てやテクニックを紙面で紹介していますが、明日は現場で
直に聞けるチャンスです。ルアーの販売ブースも準備しますので、お得なアイテムや
使い方なんかも聞けると思います。



10月21日
台風の接近に伴い、海上ではウネリがあると聞き、酔い止めを服用しておきました。
子供の頃から芦ノ湖の遊覧船の波に揺られていた手漕ぎボートが主戦場。なので
酔い止めってのには縁がないのですが、エサをつける釣りは少々勝手が違うようですが
海に出ると穏やかそのもの。一枚上げたら、祝杯のビールをプシュ。酔い止めに
アルコールは酔うのか酔わないのか悩むところの人体実験。服用にきっと問題あり。
だとは思われますが、ウネリにだけはやられまいとする意気込みです。
で、問題の釣果は、水温高くゲストの活性めっちゃ高し。といったところ。本番には
もう少し水温低下が鍵ですかね。




10月19日
マスコットとして働き始めて2年が経ち、体重も6kgを超えたとか。
太っているのを逆手に取ると「癒し系」と良い意味でもてはやされるのですが、
時折鳥を見つけて、決して獲れないハンティングに向かうお腹は地面ズリズリ・・・
いつもお腹は真っ黒け。そんな時でも癒し系維持のために、コハルが食べているのは
赤身の切れ端。来月から始める燻製の下処理で余ったところです。毎年今月の下旬
辺りには干し始められる18度くらいの最高気温になるのですが、今日は夏日。
本格的な作業にはもう少し時間が掛かりそうです。




10月16日
ボディーハックルを巻くバイビジブル。ドライフライのパターンの一つですが
沈んでも釣れるとあって、最近受付でも良く巻くフライです。毛虫が出ている初夏
ならイミテート感抜群ですが、この季節でも通用するのですから、ハックルの
透明感とかその他のファクターが有るのでしょう。今月号のフライフィッシャーに
掲載されていた、ハックルの付いたハーズイヤーニンフをモチーフにバイビジブルと
勝手にアレンジしたフライがコレ。天空のラピュ○城を守っていた衛兵に見えてきた。
こうなるとフライ自体のプロポーションはさて置き、どうせ釣れるフライなら
イミテートする方向はどんどん衛兵よりに傾いてきます。コレもタイイングの楽しみの
一つです。




10月12日
続々と続く釣果報告の赤身ラッシュ。載せなかった分に、リリースの魚も含めれば
釣果報告のページが全てではありません。池の中に残っている大型の赤身は、ラインを
切ったり、アングラーに狙われていたり、それなりに賢くなりやすいもので、
時間が経つほど釣れ難い不良在庫になっていきます。そういった訳で、出来れば早めに
仕留めて頂ければと思います。何で釣れるかはその時の魚の気分次第ではありますが
フライのような比重の軽い漂うようなモノは大好物のようです。


10月11日
年回りもあって国保の特定検診で、色んながん検診と共に、歯周病の検診を受ける
ようにと通知され、行ってきましたよ12年ぶりの歯医者へ。
痛いの嫌い。痛さをインスパイアーされるあのチュイーンってのも当然嫌い。と子供
みたいな言い訳をしても行かなきゃなりませんが、以前歯科技工士の友人が、
歯医者嫌いな私を「ひ。ひ。ひ。」と魔女っぽく笑っていたような思い出が脳裏に
焼きついてなりませんが、嫌いなだけにリステリンと歯ブラシは電動。糸ようじも
駆使して歯医者対策を続けていたら、なんと無傷と判明。ガッツポーズと共に
ドラクエのレベルアップ音がヘビロテで流れ続けました。久しぶりに体感する肩の荷が
降りたような爽快感。なにも歯医者じゃなくてもいいような気がします。


10月9日
釣果報告を賑わせている「ハート デザイン」さんのフェザージグが
入荷しました。これで現場で切られても安心です。一部では釣れるのが当たり前と
決め込み、文字通り「毛嫌い」する方もいますし、まして釣れると思われている
アイテムで釣れなかったらもっと、こっぱずかしいとさえ思うようですが、
私としては管理釣り場は釣っていただいてナンボであります。
いずれにしても「釣っていただく事」を生業にしている私にとって、これ以上ない
援軍的アイテムです。




10月5日
毎年釣行計画の立たない10月。そもそも渓流メインのフライ屋ですので、3月の
解禁に向けて机に向かって、妄想タイヤーに明け暮れ、いざシーズンイン。
クローズされた今月からは、寂しさとやり場の無いエネルギーに、しばらく廃人と
化す訳ですが、そんな渓流師は多いはずです。いざ切り替えて別の釣り。と思っても
なんとなく岩魚さんに未練タラタラ・・なのは男性の失恋感や喪失感を如実に
表している感じです。多分女性ならスパッと次のターゲットにロックオン出来る?
のだろうか。もしくは日本政府のお家芸的「白紙撤回」が出来れば問題はないのかも
しれませんが。。


10月1日
台風のように身構えていれば(あ〜そうですか)くらいにやり過ごせたかも?の
今朝の大風。荒れると予報では聞いていたものの、普通に寝てしまったので
外にいるワンコのヘルプで目が覚め、雨の当たらない所まで連れて来るだけで
洗車機に突っ込んだ気分。すそパも色んなものが飛散していましたが、ダメージも
無く、午後には上の池の濁りも消えていました。台風一過的に南からの風で
気温が上がり、セミが鳴いたりと夏模様にライズも多く出ていました。
ライズ対象は見えていませんが、ドライに固執しなければ、水面直下のソフト
ハックルで連続ヒットさせるのは容易いものです。マラブーなど動きのあるものは
安定した釣果がありますが、状況を見極められれば、フライのステージも一段上がれる
ように思います。



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