すそのフィッシングパーク
ウフフと笑うエリアマスターの・・・何はともあれ「アレコレ日記」
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4月30日(養魚日記)
以前に100均で売っていたトップウォーターを購入し、見事釣れてしまいましたが
今回久しぶりに100均のルアーコーナーを覗いてきました。するとこんなルアーが。
「ミノーモンスター」なる物を発見。スペックは9cm・7g・フローティング。
見た目は全然100円に見えないので即購入しさっそく使ってみましたが、普通に
使えます。ただ巻きでも泳ぎますし、トゥイッチをしてもしっかりヒラを打ちます。
これで100円?数投投げてバラシてしまいましたが、釣れる事も確認済み。
こりゃ使えそうです。


4月29日(養魚日記)
本日からナイター営業が開始しました。1日券の時間も延び、8:00〜19:00時が
8:00〜21:00時と、オール1日券に変わり実に13時間です。13時間・・・
できます?朝からでも昼からでもラストまで!というお客様はいつでも1日券を
ご利用下さい。
さて、そのナイターはというと、11月30日以来、19:00時以降の夜にルアーを
見ていないという事もあって好調に釣れています。ナイターでの実績カラーは
白・黒・オレンジ・グローあたりです。日中からのレンジの差はさほど無いと思います
ので、表層を引けるルアーをお持ちいただくといいのではないでしょうか。


4月27日
大きすぎる魚をキープして「舌切り雀」のようなオチを食った、昨日のお客さんですが
それなりに大きな魚が着いていそうな場所を攻めているわけです。
湖でも川でも当然釣り堀でも、大きな魚が安心して居られて尚且つ酸素量などのコンディションの
良い場所ですので、そういった大きい魚が居なくなれば、次に大きい固体が入ってきます。
ウチの池で言うのであれば岩や足元の岩陰が多く、比較的バイトは目の前に突然現れた
ルアーに飛びつく・・・といったリアクションバイトが多いようです。
決して数を釣っていくメソッドではありませんが、大物の実績のあるポイントには
それなりの理由があるようです。



4月26日
腕の立つ旧知のルアーのお客様が「赤身ゲット指令です」とご家庭の
事情と言いながら、何故か使命感ではなくニヤけた感じでご来場です。
赤身の特徴を問われたので、「アベレージの40センチの魚より明らかにデカいから
すぐ分かると思いますよ」とお伝えして釣り終わってくると、「釣れたよデカいの!」って
広げた手の幅は60センチくらいあります。?更に「アゴもしゃくれててカッコいいオスだよ」
と続く。?そんなのは居ないぞ。(釣り人って魚を大きく表現するよね)と内心思いつつ、
見に行くと仰るとおり立派な60。正体は昨年末に入れていた赤身の残党です。赤身になるのは
大きいからではなく、赤くする成分の入った(キトサンチン)エサを食べているからなので
ここに入ってしばらくノーマルのエサを食べているとピンク色に戻ってしまいます。
そんな訳で60のピンク色の腹を割っていたのでした。裏切られたとばかりに
「デカイのって言ったじゃ〜〜」と文句を言っているのですが、わたしゃ抱腹絶倒なのです。
しかも居そうなところを狙い撃ちした!と言う。そのくらいの芸当は出来る方でしたので、
今度は中間サイズを狙ってのリベンジをお待ちしております。


4月25日
教える立場であってもお客さんの釣りを見ていたり、他の方のレクチャーを
見学していたりするだけでも、発見やら再認識やら様々なことが見えてきます。
そういった意味でも、今回の講習会はお客さんのみならず、私にも有意義な
会でありました。ここでまとめて紹介しきれませんが、例えばラインが「切れる」要素。
石川先生曰く「抜ける、限界、傷」の3パターンだといいます。フムフム・・・
なんとも当たり前なことですが、改めて問われると、答える自信は無いかもしれません。
それぞれラインの切断面の状態で、いずれの原因かは特定でき、次には同じ原因で
切られ難くなるはず。と言います。スッパリ切れていれば傷っぽく、波型のヨレがあれば
限界っぽく、クルクルに巻いていれば抜けの可能性が高く。と、それなりの物的証拠が
切断面に現れるのだと。文にしてみれば「そんなの当たり前」って言われそうですが、
それを説明する事すら忘れている自分を思い出したりします。「切れる」のは多くの方が
体験していると思いますが、この事を気にしてもらうと良いと思います。

スッパリ切れていればチェックをすれば良く、クルクルしてればノットを練習すれば良く、
限界ならばドラグやファイト中のロッド角度を見直す・・・といった事が見えてきます。
「切られるのも勉強の内」と良く言われた事を思い出します。


4月24日(養魚日記)
本日は第2回すそのフィッシングパーク講習会が行われました。ご参加された皆様、また
ゲスト講師としてきて頂いた石川さん、はるきさん、お疲れ様でした。釣りながらの
個別講習は確実なスキルアップに繋がったのではないでしょうか。細かな内容は後日
飯塚より。本日はご参加頂きありがとうございました。またのご来場お待ちしております。


4月23日(養魚日記)
ゴールデンウィークは上記のようにイワナ・オショロコマを放流します。サイズは
35〜50センチですが、写真左のイワナは体長・体高もあり、なかなかの迫力です。
日中は日陰になる部分につくと思いますので、ご来場の際は是非狙ってみて下さい。

それから明日24日は講習会開催日です。参加されるお客様は受付時にお伝え下さい。
ご来場お待ちしております。


4月22日
赤身のニジマスとドナルドソンが入ってきました。見るからに大きめな魚がストックで
弱っていましたので解体したところ・・・見事な赤身です。外見的に昨年末に使っていた
赤身は外まで赤さがありましたが、成熟の関係でしょうか?割と銀毛のままのように
思えます。とりあえずデカいのが今のところの特徴です。
ここまで捌いてしまいましたので、刺身で食べさせていただく事にします。脂ののった
ニジマスは、鮭と味や見た目もそん色ありません。



4月19日
前線が通過して雨の上がった10時以降は強烈な風。いつもコンスタントに
当たる1gくらいのスプーンでは、何やってんだか分からないほどです。
そんな状況でも釣れるレンジは50センチ未満と・・・意地の悪いウチの魚には
サラマンダーなどのハイブリッド系スプーンや、クランクベイト各種がオススメです。
キャスティングも上から投げていると、風にラインを持っていかれますので、
サイドキャストのほうが高く上がらないので有効です。
右利きの場合、右側にロッドを振ると体を回す事が多く、必然的にコントロールが
悪くなりがちですので、覚えてもらいたいのがバックハンド。右腕を体に巻きつけるように
振り、肘が伸びきる直前で止めるように振ると案外コントロールも安定します。



4月18日
目指すは川エリアを除いて、ルアーのみで一日に100匹釣れるエリア。
11時間営業ですので、昼休みをとって時間10匹。個人差は当然ありますが、
この数がコンスタントに出せていますので、フライでは考えもハッチも浮いても沈んでも
問答無用で入れ食い常態です。終いには「腕が痛い」って途中棄権する方が多く
いらっしゃいます。ただし、投げたフライの周りにティペットやラインがまとまって落ちて
しまうと食いませんので、フライまでを真っ直ぐターンさせることが必要です。



4月17日(養魚日記)
ナイター開始まで2週間をきりましたので、ここ最近のナイター状況でも書かせて
頂きます。まずスプーンですが、基本的にド表層がメインになりそうです。カラーは
白・黒・ここ最近はオレンジなんかも良さそうです。ミノーはイワナが反応しますが
トゥイッチよりもただ巻きの方がバイトがあります。デスロールなどが良さそうです。
そしてトップ。私はのりませんでしたが、夕方以降ボコボコにでたお客様もいた
ようです。時間が合えば試してみてもいいかもしれません。


4月16日(養魚日記)
上記のように来週23日(土)からニジマス・ドナルドソンの赤身の放流が始まります。
いずれも赤身になりますが、体長40センチ後半から50センチです。ニジマスと
ドナルドソンの見分け方は上記のようになりますが、釣れた際に「サクラマス?」
と思うほど銀色が強ければドナルドソン確定です。赤身自体は40センチ後半から
50センチが条件になりますが、体高が結構ありますので、これも一つの目安に
なると思います。後は捌いてからのお楽しみです。ご来場お待ちしております。

写真左がニジマス・右がドナルドソンです。


4月14日
桜が満開であっても、花見は自粛。それに伴った商売をされる方、観光関係や
私どもレジャー産業もしかり。私たちだけでなく国民全体が感じているであろう
急激な景気低迷。理由が理由だけに致し方ない思いもありますが、このままの
景気動向では被災地と共倒れになりかねません。
そんな訳で釣り馬鹿的には新しいロッドを買ってみようかと思っています。
キャリアの割りに手持ちの道具のない私ですので、これも自分なりの経済活動かと
体裁を作っておきます。参考までにGWのバーベキュー予約はガラガラです。



4月13日
あそこの50もあのときの60も獲れたから、いつも通りの2、5ポンドで平気でしょ。
と、初めてこられるお客様は案外多い。コレが意外とやりこんでいる方ほど
こういった傾向があります。2,5がNGではありあせんが、「安心」はしていられない。と
ウチ経験者ならわかっていただけると思います。大きな魚が弱いのでもありません。
大きな魚が「ヒレピン」なら3ポンドでもやられてしまいますが、大体走り出しが遅く
ドラグがついていけますが、40前後の魚は走り出しが妙に早く、ロッドの角度やドラグが
間に合わず切れてしまうのが原因のようです。ラインを太くするとルアーの動きも
若干変わるのが気になるようでしたら、マメに結びなおして頂く他ありません。



4月11日
桜の開花宣言が一番だった静岡ですが、冷え込みもあって、各地の見ごろも
長く続いているようです。エリア内に桜はありますか?と聞かれますが、
ソメイヨシノのようなピンクの桜ではなく、山桜の一種で葉が出た後に白い花を
咲かせる地味〜なタイプです。川エリアの橋のたもとに一際大きな木が一本だけ
あります。コレはコレで綺麗ですが、元々開花が遅いので今週末辺りがこの桜の
見ごろかもしれません。震災から一ヶ月。自粛ムードから応援ムードへ切り替えて
桜を楽しめるようになりたいものです。


4月6日
未だ水不足が報道で伝わってきますが、当エリアは全て湧水ですので
持ちかえれます。画像はウチの入り口を過ぎて100mくらい先の山側に
湧いている水です。ご近所さんが頻繁に汲みに来ている水です。
水脈はここもウチも同じですので、「釣りに行く」と言わず、「水を汲みに行く」と
言えば、ハンナリとOKを出してくれるご家庭事情もあるかと思われます。
ポリタンク持参でお願い致します。冷蔵庫保管で数日が安心して飲めますが、上水では
ありませんので、カルキのような消毒がされていません。日持ちしませんが、ご了承下さい。


4月4日
「1,5ポンドのフロロカーボンって弱いですかね?」と聞かれました。
どうにも勘違いされている方が多いので、読んでいる方にだけお伝えすると・・・
1.5ポンドはナイロンもフロロも同じ強さです。と・・・まぁ当たり前の答えですが
フロロの方が強いと感じるのは、磨耗に強いと伝えられているからなのかもしれませんが
ここにも落とし穴があります。同じポンド表記であれば、おそらくフロロの方が太いと
思われます。この太さが磨耗性に富むと思われる所以なのでしょう。
つまり、同じ太さでラインを作ったら、フロロの方が弱い。と言うことになります。
様々な条件もありますが、誤解を生んでいる要因はこの辺りにあります。
フロロやナイロン、昨今ではPEと多様化しているラインですがそれぞれに見合った場面が
ありますので、使い分けていただくと良いと思います。
そんな話や結束などのラインの基礎の部分も24日の講習会で、ライン開発をしている
Neiちゃんに質問していただくのもアリかと思います。


4月3日(養魚日記)
上記のように、4月24日(日)に講習会を行います。ゲストとして、雑誌でも御馴染み
石川優美子さん・はるきさんをお迎えし、今回は参加費としてご購入頂いたルアーの
売り上げは、全額義援金として寄付いたします。参加希望や、その他ご不明な点は
直接すそのフィッシングパークにお問い合わせ下さい。皆様のご参加お待ちしております。


4月2日(養魚日記)
左の画像は現在放流しているオショロコマです。写真のオショロコマは体長35センチ
ジャスト。良い感じの体型をしています。
右の画像は、相模原からおこしの矢口様。オショロコマを狙って奮闘していましたが
日中は散々ニジマスに邪魔されなかなかご対面できなかったようです。以前にも書いた
ように、夕方から活性の上がってくるイワナさん。日が落ちかけた頃にバベルのフォールで
見事キャッチ。さすがです。このフォールの動きですが、過去に放流したイワナ系の魚で
いえばブルックに効果的でした。もしかしたらオショロコマにも有効かもしれないですね。

             ※重要なお知らせ※ 節電の為、4月28日まで営業時間は8:00〜19:00とさせて頂きます。 夏季営業は4月29日より再開致しますので、ご理解とご協力をお願い致します。

4月1日(追記)
今週末はオショロコマを放流します。釣れた際には是非キープしてみて下さい。
ご来場お待ちしております。


4月1日
ミノーの使い方を教えて欲しいとのことで、とあるお客様のもとへ・・・
普段はスプーンばかりで、プラグを使ったことが無いらしく、ってことはロッドで
動きを与える事が初めてに等しいわけです。自分も教わったわけでも無いので、口に出して
説明するのは非常に難しいので、ここに「書く」となると更に難しいのです。
そういったわけで、レクチャーは現場でしますので、お気軽にお問い合わせ下さい。
ミノーがヒラを打つと岩魚やブラウンは絡みつくようにルアーにアタックしてくる
事があります。コレが「釣れた」ではなく「釣った」感なのでしょう。


3月30日
春休みですので、お子様の姿もチラホラ見受けられます。
朝8時にオープンしますので、その時間の直後からしばらくは高活性ですが初心者の方や
お子様はなかなかこの時間帯に来ることも、テンポ良く釣る事もままなりません。
とりあえず晴れている日の夕方の、今時期なら5〜6時頃には活性が上がります。
自然現象の中で魚の活性は変化しますので、風が吹いたり止んだり、雲が掛かったり
雨が降ったり止んだりで、活性はコロコロ変わることもあります。
ですが、ソレを見つけるのは難しいお話ですので、お昼前辺りにある放流に合せて
来ていただけると良いと思います。


3月28日
渓流の解禁を心待ちにしていた今月も既に終盤。毎年早いハッチ(羽化)の状況は
温暖な狩野川をホームとさせていただいているので、承知のことですが、水温がイマイチ
低く、突き抜けない状況です。まぁそれなりに釣れているので贅沢は言えません。
ここスソパは湧水ですので、天然の川のような水温低下はありませんが、時折冷え込む
朝は、10時頃から活性の上がる「冬パターン」が未だ見られます。今週は
徐々に暖かくなっていくようですので、活性の良い時間が長くなる事が考えられます。
いずれにしても「桜の咲く」頃は釣り人にとって、心躍る季節です。


3月27日(養魚日記)
上記のように節電の為、夏季営業(8:00〜21:00)は4月29日より
再開致します。4月28日までは冬季営業(8:00〜19:00)となりますので
ご理解とご協力をお願い致します。




3月26日(養魚日記)
ここ最近のヒットルアーたちです。アンフェアー35Fはデッドスローでもよく泳ぎ
ますし、マイクロクラピーはSR・DRとありますが、DRで表層をゆっくり
リトリーブした方が有効ではないでしょうか。いずれも表層メインのルアーですので
中層やボトムを意識したルアーよりかは表層を攻めれるルアーをお持ち頂ければと
思います。
ハイブリットルアーの代表格でもあるサラマンダーですが、今回はパートリッジカラー
が入荷しました。いずれも2,1gです。その他上記のルアーは受付にて販売して
いますので、ご覧になって見てください。


3月23日
毎年春分の日あたりで燻製の製造は終わります。実は先日今シーズンラストの燻製を
やったところです。ここでやっているのは「温燻」で日持ちも美味しさも作りやすさも
あります。そろそろ乾燥の段階で気温が上がって魚が痛んでしまうことも考えられます
ので、終了となりました。
今年はサクラ、クルミ、ウィスキーオークがメインで作っていましたが最後って事で
ブレンダーの私が(適当に)ブナやナラも合せて混ぜてみたら、妙に美味しく仕上がりました。
奇跡の配合は二度と出せません。ミックスと書いておいてあります。是非どうぞ。


3月22日
少しでも被災地の支援になるのならと計画停電がされていますが、多くのお客様から
釣りは出来ますか?とお問い合わせを頂きます。
ポンプが自家発電ですので、釣りに支障になる事は無いと思われますが、ナイターの
照明が怪しいので、ヘッドライトなどを持ってきていただけると、よろしいかと思います。
とりあえず魚は電動式ではありませんので、停電も関係ありません。と心配してくださっている
お問い合わせに冗談も言えませんが、早くそんな冗談が言える状況になりたいものですね。



3月21日
静岡では全国のトップを切って、桜の開花が宣言されたと報道がありました。
なんだかバタバタしている報道や世論のなかにホっとするお話です。
さすがに雨が降ってしまったので、水生昆虫のハッチ(羽化)も少なかったように思えますが
晴れていればお昼を挟んで、2時間くらいと夕マズメにハッチのピークがあります。
水温が安定している湧水仕様のスソパでは、妙な時期にまとまったハッチが有ったり、
不思議な状況が起こります。水面や魚を観察していただくのも結構ですが、時には
頭上を見ていただくと、小さな虫が飛んでいることに気付くと思います。そうなったら
魚も頭上に意識がありますので、表層系のルアーが活躍するはずです。


3月20日(養魚日記)
静岡市からお越しのフジサワ様親子。お子さんはスプーンで苦戦中・・・。
ルアーの中でもスプーンはポピュラーですが、個人的には難しいと思っています。
ロッドの角度やリトリーブスピードなど、シビアな部分が多いかなと。「トルネードは
使った事がない」という事でオススメしまして数投後、無事ゲット。

その後も釣れたようで一安心です。このトルネードはすそパ発祥の地という事もあって 受付ではカラーも豊富に取り揃えてます。お一ついかがでしょう?


3月19日(養魚日記)
バイトはあるものの、なかなかフッキングしない初心者の親子様。フックを確認させて
頂くと伸びていました。フックを調整後、1投目で釣れましたが、ちょっとした事で
釣果は変わる事もあります。管釣り経験の少ないお客様はスタッフに一声かけて頂ければ
と思います。
着々と在庫の減りつつあるBUGのオリカラ2色。2色ともなかなか釣れるカラーに
仕上がっています。個人的には、「ヤマブキ/茶」が日中・「ピンク/黒」が夕方から
ナイターにかけて効果があるように思います。まだ買っていない方は是非どうぞ。
それから、お電話にて多数お問い合わせを頂いていますが、すそパは通常どおり営業して
います。ご来場お待ちしております。


3月17日
大きな地震が幾つかありましたが、釣果やコンディションに問題はありません。
ガソリンなど諸問題でプレッシャーが低い事もあって、地震前より好調な感じさえ
します。
(地震が起きると釣れなくなる)といった釣りに関するウワサはあります。コレの要因って
濁りなのか或いは微弱な電気なのか?よく分かりませんが、昔から言われる事です。
ワカサギやカワハギなどの根モノには当てはまった経験はありますが、もしかしたら
地震を言い訳にしている気もしますが、地震による濁りが出ることは分かります。
普段クリアーな池が雨などで濁るのは水面から濁りが入るのですが
地震の場合は池全体を揺らすので、底や壁の土などを巻き上げるようで、揺れの後には
瞬時に濁ってきます。この辺りの濁り方の違いが、魚種によって釣れ具合が変わってくる
要因なのかもしれません。


3月16日
日本中が被災された方々へお見舞いと復興を願っているご時勢に、「釣り」のホーム
ページの更新は至って恐縮するわけですが、縮こまっていては、日本の経済が確実に
停止してしまいます。もちろん募金もしましたし、今後もあるでしょう。チャリ通に
節電に、自分に出来ることは協力させて頂いていきます。
普段通りの生活を続けていかないと、デフレに拍車が掛かってきそうな状況です。
経済活動を正常にするのも、被災地を応援する一つの手段だと思います。



3月14日
刻々と伝わってくる被災地の惨状に、目を伏せたくなりますが、東海地震が恐れられて久しい
静岡県民としても、この地震から学ぶべき事が多くあるのを知らなければなりません。
非常時に持ち出せる荷物が用意してはありますが、きっと水や食料は足りなくなるだろうし
ここら辺のコンビニでさえ、食品が不足している状況ですので、真に被災された皆様には
心よりお見舞い申し上げます。
計画停電の取り組みを踏まえ、信号停止や電車から車での通勤での渋滞が考えられ、本日は
自転車で通勤してみました。3km未満ですので楽勝の予定でしたが、ボッコの自転車は
3段ギアの一番重いギアにしか入りません。行きは8割下りですが、帰りは真逆です。
ですが、出来るところから節約に節電を心がけていきたいと思います。


3月13日(養魚日記)
オショロコマはやはり日中回遊する事は少ないようで、イワナ含めオショロコマを釣って
いる方はボトムを攻めているお客様でした。狙って釣るならミノーのイメージがあります
が、ここ最近ミノーにすこぶる反応がいいのがニジマスです。今日もミノーを投げている
お客様の隣で見させて頂きましたが、まるで「ブラウン?」っていうような食い方を
します。横から突然現れてベリーの部分をガブッ!。ナイターでもイワナ並、もしくは
イワナを跳ね除けてミノーにバイトしてきます。普段ミノーを投げないお客様も
気分転換に少し投げてみてはいかがでしょう?


3月12日(養魚日記)
ニュースを見るたびに被害者の数は増える一方。地震に津波に火災に、終いには原発まで
爆発したそうです。これ以上被害が拡がらない事を祈るばかりです。
幸いにもすそパはコレといって被害もなく、今日も通常通り営業しました。お問い合わせ
も多数頂きましたが、明日も変わらずいつも通り営業致します。多分今日という日は
一生忘れることはないと思います。なんせ今日誕生日でしたから。

さて、オショロコマですがちょっと見分けが付きにくい方もいらっしゃるようで
お問い合わせも頂きましたので、参考になるように駐車場の水槽のイワナを
オショロコマに入れ替えました。覗いてから実釣してもらうと見分けもつくと思います。


3月11日(養魚日記)
今週末はオショロコマを放流します。相変わらずのでっぷり体型に美しいヒレ。
前回これなかった方、まだオショロコマ釣ってない!という方、明日から放流しますので
ご来場お待ちしております。
オショロコマの画像は2月12日の日記をご覧になってみて下さい。


3月9日
「釣れたよ」「釣れません」の話やここでライズあり。の情報やら、釣りの情報サイトかよって
勢いの私の携帯電話は、解禁を迎えると、途端に騒がしくなります。
普段使ってないのがバレバレってのは余談ですが、この人いつ仕事してんだろ?
と思わせる方も、川には多く見られます。
すそパで嫌って程ライズを見ているのに、川の流れの中で飛沫やヨレを見つけては
アドレナリンがチョロチョロ・・・ライズ地点に差し掛かったフライを凝視してはバクバク。
といった事が思い当たる方は「フライ中毒症状」が出ています。ワタクシれっきとした
患者です。治せるのはお魚のみですのでこれから治療に行ってまいります。


3月8日
「元祖釣りガール」のステッカーを作っちゃいましたと、オリカラの納品で
ご来場のNeiちゃん。本日の大笑いを頂きました。さて、今回のルアーは
バグの0.8gです。ウェイトの割りにサイズが小さいので、思ったよりも
飛距離が出ますので、初心者の方や軽いのに抵抗のある方でも扱いやすいルアーです。
カラーは前回「心」やトルネードでもオリカラとして作った、ヤマブキ色に裏が渋めの茶色。と
ひそかに自分だけが塗って使っていたマットのピンクと黒です。
明滅と釣れるカラーのコラボレーションの2タイプです。ウチだけのオリカラです。
スタッフが買い占める前にお早めにどうぞ。


3月6日(養魚日記)
ここ最近の寒暖の差によりついに体長を崩してしまいました。風を引いたのは何年ぶり
でしょうか・・・。朝夕は冷え込みますので、お客様も服装などには十分にご注意下さい。

さて、そんな冷え込むナイターも12〜1月のように昼間よりレンジが下がることはなく
比較的表層メインで釣れるようになってきました。中層〜ボトムでの釣りがあまり好きで
ないお客様にはお楽しみ頂けると思います。ご来場お待ちしております。
 

3月4日
三寒四温の寒になった今朝は氷も張っていたりと、冬に戻った感じでした。
もとより水量に恵まれた湧水ですので、池全体の水温にはさほど影響もありませんが、
水面付近のルアーには見に来ては帰る・・・といった行動が多く見られました。
狙うレンジを30センチくらいまでに下げると、見にも来なかったりします。
俗に言うところの「表層」って人によっては様々な見解があると思いますが、ドライフライ
馬鹿的には水面を上と下とを含めて3ステージで考えているくらいですから、表層の
刻みも結構細かかったりしますが、それだけ攻め甲斐のある美味しいレンジになります。
挑戦してみたい方や釣果に伸び悩んでいる方なんかは、受付や現場で捕まえて
みてください。見向きもしなかった魚が釣れる事もあります。



3月2日
晴れ。おまけに花粉。と言っていた天気予報が見事にハズレ、3日連続の
雨に見舞われました。お昼頃には上がりましたので、私の今シーズンの開幕には
問題なしのウシシな状況。。。
雨上がりの川エリアでは多くの水生昆虫がハッチしていました。風裏になる場所では
コカゲロウやユスリカなんかが水面付近を漂っていました。
湧水の影響もありますが、ペレットを撒いているため、富栄養化しているであろうポンドの
底には多くの水生昆虫がいます。画像のアカマダラ・カゲロウもハッチピークを迎えている
感じです。


3月1日
ミノーの動かし方がよう分からん・・・と聞かれましたので、ちょっとご説明します。
25日の日記にもありますが、ただ巻きはなんら問題はありませんが、
トウィッチが上手くいかない様子です。ロッドを動かしてミノーをスライドさせたりする
のですが、多く見られるのが引っ張りすぎて前々に動いてきてしまう状態です。
首を振るような動きは、ラインを張った時点でロッドは止めると上手くいきます。
動きを確認しながら練習していただければ良いと思います。この操作はトップウォーターの
ドックウォークの動かし方にも応用できます。


2月28日
近所の河川などが明日から解禁になります。
今日のような天気は昨年の解禁直前も同じで、昨日くらいに河川に放流した魚は
この雨の増水で踏ん張れずに、下流にみんな流されてしまった事を思い出させます。
もとより放流魚は狙っておりません・・・と強がっても早いうちに今年の一匹目にお会いしたい
ものです。半年間も禁漁期間がありましたので、さぞ解禁に向けた準備も万端か?
と思ってフライを確認してみたら、メジャーハッチのフライが抜けていることが発覚。
いくつになっても夏休みの最終日的やっつけ仕事に追われるようです。


2月26日(養魚日記)
プレッシャーがかかると沖の表層で釣れる事が多々あります。1g以下のスプーンで
沖を攻めるのは難しい気がしますが、オフィスユーカリのBUG(0,8g)なんかは
シルエットも小さく板厚なので結構飛びます。ただ見切るのが早いので小まめなカラー
ローテーションは必須です。今日、新色も含め全色入荷しましたので是非どうぞ。

今日は春のような陽気で花粉も盛んに飛んでいたようで、花粉症の方は日中苦しんだ
かもしれません。ご来場の際は対策万全でお越し下さい。
 

2月25日
書くネタを求めてお客さんに聞いてみたところ「ミノーについて知りたい」と・・・
全く持って苦手な分野だわ・・・とは言いませんでしたが、知っている範囲で
書いてみることにします。魚種によってミノーの好き嫌いがあったり、好みのルアーが
あったりすると思われます。イワナやブラウン或いは大型のニジマスなども、魚食性や縄張りの
意識が強い魚は、大きく動くミノーに興味を示す傾向があります。
ウェイトの入り方などによっても変わってきますが、写真の右2本のような横腹の平らなものは
トウィッチなどの動きに対して、スライドするように動きますので、そういった使い方が適して
います。左2本の横腹が丸くなっているタイプが、苦手か?と言うと、そうでもありませんが
芦ノ湖で流行ったグリグリと言われる、キチンとした動きは「追ってきてテールを咬む」タイプの
魚には有効かと思われます。入っている魚種の割合やプレッシャーの状況などで、使い分けて
頂くと良いと思います。



2月22日
ソコソコ釣れている日中に「どんなルアーが釣れますか?」と受付に尋ねに来られたお客様。
釣果を伸ばしたいとのご相談に、アレとコレとソレ。とばかりに
オススメしたルアーはあまり使いたくない感じでした。釣果に直結しやすいルアーは
世に言うところのスレスレモノ。毛ジグとか・・・私の大好物だったりします。
多くの釣り人が(コレで釣ってもねぇ・・・)って釣れるルアーは回避される感じがしますが、
使えばきっとゴリヤクがあります。管釣りは釣ってナンボ、楽しんでナンボだと思うのです。
ですが拘りを持っているのは承知していますので、当然そういったお悩みにも対応いたしますので
お気軽にお問い合わせ下さい。


2月21日
ネイティブの解禁に向けて巻き巻きしていたら、手持ちのボックスに入りきらない
ほど巻いてしまい、勢いで数年ぶりにフライボックスを新調してみたところ・・・
スッカスカ。さすがC&F はスリットが狭く、350本も収納できてしまう
らしいのです。そんな訳で夜な夜なやっつけ仕事が増えてしまいました。
基本的にパターンの変化は少なく、色違いや太さやサイズ違いで満たされるので
あまり苦にはなりませんが、もっと早く始めれば良かったと思うわけです。



2月19日(養魚日記)
スプーンにしてもクランクにしても、比較的スローな動きがお好みのニジマス。
マイクロスプーンや潜るタイプのクランクで表層を攻めてもらうと何かしら反応が
ありますが、「スロー」が有効なのは横の動きだけでなく縦の動きにも同じ事が
言えます。受付で販売しているフェザージグも縦の動き、フォールで食わせるのが主に
なりますが、0,8・0,5・0,3gとある中で、やはり0,3gが一番釣れます。
軽いルアーはどうしても避けられがちですが、そんな中チャレンジャーなお客様が。
「ならばフライを投げてしまえ」とマラブーを手に取り2ポンドラインで挑戦です。
相当軽いと思いますが気合いで投げたそうで、結果非常に釣れたようです。
無理にフライを投げる必要はないと思いますが、たまには軽いルアーを使ってみても
お楽しみいただけると思います。


2月17日
近所の河川ももうじき開幕を迎えます。お休みや空いてる時間はセッセと
タイイングデスクに向かっております。管釣りではありませんので、まずは「魚探し」から
始まります。シーズン直前にはそれなりの放流も行われますが、基本的に釣りたいのは
「ビカビカ」系のネイティブもの。狙って釣るには、「いる場所」を知っておく必要が
ありますので、前回のお休みもチャリや徒歩で川沿いを歩いてライズや魚影を見つけて
おきました。まぁツバを付けるってところです。やみ雲にブラインドで撃っていって
結果オーライもありますが、長い距離に数匹・・・なんて珍しくありませんので、
つくづく管釣りの凄さを実感させられます。



2月16日
このページにも雑誌の記事や私のコラムでも、気付かないうちに釣りに関する専門用語が
多々出てきています。私自身の日常言葉ですので、突っ込みを頂くことすら
想定外だったりします。そんな訳で「トウィッチとジャーク」の違いはと聞かれました。
んなのはニュアンスですよって真面目に言い逃れたいところですが、実のところ昔どっかの雑誌
などで紹介されていたのを、丸覚えして使っている感じで・・・はっきりした
答えを聞いたことはありません。竿の先の弾性を生かしてミノーなどのルアーをちょんちょん
動かすのがトウィッチで、それを強くしたのがジャーク・・・とまぁ文章の限界を感じて
しまいます。このように案外聞かれると、当たり前すぎて明確な違いを知らずに使っている
ことに気付かされたりします。釣り人同誌の会話は一般人には「暗号」に聞こえるよですので
分からないことは、是非問い詰めてみてください。


2月15日
一転して穏やかな晴れで、お昼前から結構な数のコカゲロウのハッチとライズが
見られました。コレだけ出たのは今年初かもしれません。そんな状況ですので
魚のご機嫌も素直で活性はとってもよろしい感じでした。スプーンを水面から50センチ
位の深さで引いてきてくれれば、なにかしら応えがありますが、せっかくこんな水面が騒がしい
状況ですので、トップウォーターを投げると、より楽しくなります。
チュポン・・・ザッバ〜・・・って乗らない事・・・ですがバイトシーンが立て続けに
目に見えるのは、フライ的ドライ馬鹿には格別に楽しめます。画像の「カ・ヤック」は
小さなスイッシュ音のするスイッシャー。ウチではノイージータイプと同様に音の出る
タイプのトッププラグは魚を引き付けてくれます。



2月14日
あれほど雨の少なかったのが嘘のような連日の雨模様です。
基本、気象庁の発表を信じていただければとは思いますが、地元の勘で雪には
ならないと踏んでおります。雨の降り始めや風の吹き始め、或いはそれが止まった時の
気圧の変化に呼応するように、魚の活性の変化を感じることは多くありますが
イワナ族はどうも雨が好きらしく、ぐるぐる足元を回遊し始めます。夕方活発に
動くイワナ族ですが、こんなお天気にはイワナの連発も珍しくありません。


2月13日(養魚日記)
日中なかなか反応の鈍いイワナは、どうやら入水口にへばりついているようです。
夕方以降はすこぶる反応が良くなり、写真のように数投で簡単に釣れちゃいます。
写真のルアーはハンクルのザッカー。トゥイッチ、ただ巻き、共に反応がよく
扱いやすいルアーです。ナイター以降のミノーのカラーは「ボーンカラー」もしくは
それに近いカラーがいいかと思います。

          


2月12日(養魚日記)
この連休から放流している魚がこちら。

イワナ(オショロコマ)です。サイズは30〜35センチくらいになりますが ご覧の通り見事なでっぷり体型です。絶対に食えないだろってサイズのミノーにも 果敢にアタックしてくるチャレンジャーですが、おおよその着き場は噴水・大きな岩・ 入水口・かけあがり付近といったところでしょうか。オショロコマを釣ったことない! といった方は是非いかがでしょう? ※明日(13日)は一日晴れの予報ですが、朝方は冷え込むようです。すそパ前の道は 凍結のおそれがありますので、十分ご注意下さい。  


2月11日
心配されていた雪は18時の時点で降っていません。気温が6度ありますが
明日の状況は天気予報などご確認の上お気をつけてご来場下さい。

雪になるか?と言っていた天気予報でしたが、一日中雨でした。雪になると高活性に
なるってどこかでも書きましたが、雨でもかなりの高活性でした。
ネイティブでは過酷な状況でも恵まれない事が多い釣果も、管釣りでは頑張った釣り人は
それなりの釣果に恵まれると思います。
冷えない為には手首と足首と首の保温をしていただき、脇や腿の内側など太い血管のある
外気にさらされないところに貼るカイロが効果的です。



2月9日
しばらく降っていなかった雨が降り、少しだけ下の池にも少し濁りが入りました。
と言ってもあっという間に元通りに戻ってしまいそうですが、夏とは違い冬は
表面が冷やされ上下の対流で池全体がクリアになる傾向があります。
過去にはワザワザ赤土を流し込んだりして、クリアーは苦手って方の為にそんな事を
やっていたのを思い出しました。濁ると光り物を中心にコントラストのはっきりした
黒などがやたら人気になりますが、それも一時。同じ場所で同じ作戦を続けていても
魚の記憶力は私よりはるかにヨロシイと思われます。魚に飽きられる前にルアーを変えるか
投げる方向を変えたり、平日なら動き回るのも有効です。


2月7日
アメリカン・フット・ボールのお祭り「スーパーボール」が行われました。
実際見に行ったわけではないのですが、毎年の楽しみです。
よく分からないと仰る方も多いこの、アメフトでもスーパーボールは聞いたことがあるくらい、
アメリカを代表するエンターテイメントだと聞きます。
スポーツでありエンターテイメントでもあるこのお祭りは、当然ガチの勝負です。(だと思います)
どっかの八百長すも○とは訳が違います。
インターネットで調べれば結果は分かってしまいますが先に分かってしまうと、
いまひとつ録画も見る気が起きませんので、一目散に帰るとします。


2月6日(養魚日記)
またしてもルアーコーナーを僅かながらですが増築中です。それに伴いルアーもいくつか
入荷中です。HMKLのザッカーやK-1ミノー、フォレストのDIVE、アイビーラインのWATS
などなどですが、希少なルアーが一つ。ムカイのハイブリット系スプーンの
「サラマンダー」はすでにご存知かと思います。2,1gはよく見かけますし店頭でも
販売しているのですが、4,2gとなると中々ありません。今回僅かですが入荷しました。
スタッフもすぐさま欲しがる一品ですし、2,1gより釣れると思います。ご来場の際は
是非とも使ってみて下さい。


2月2日
寒さも一段落しそうなお天気ですが、一応今ぐらいが水温が一番低くなる
季節です。下の池の最終排水近くの水中で13度あたりです。
見てていただければ分かりますが、朝よりお昼にかけての方が、日射しを求めてか?
魚は目視でも多く見えてきます。幾度となくお伝えしていますが、そんな状況ですので、
冬=ボトムではありません。どうしても、そういったイメージで釣り始めるお客さんは、
貧果になってしまう事もあります。ペレットを食べている習性がありますので、基本的に
魚は上を意識しているようです。そんな訳で「見える魚は釣れる」予定です。


2月1日
イトウ狙いのミノーアングラーに釣れる岩魚。夕マズメや雨の降り始めなどは
岩魚の活性が上がってきます。魚食性の強い性格ですので、追ってきて
テールを咬むことはあまりありません。岩魚、ブラウン、イトウはベイトの腹に
食いつきますので、バランスさえ取れればむしろテールフックは要らないのでは?と
思うことが多くあります。それにしても大きいミノーでしょ?活性にもよりますが
こんな大きなミノーの方が釣れるケースも多くあります。



1月31日
釣り仲間の友人と今シーズンの展望を・・・「もうそんな時期ですか?」と
スタッフに問われるのですが、我々のように頭蓋骨をCTスキャンで輪切りにしても
切っても切っても魚のことしか出てこないお馬鹿さんには、早いも遅いもありません。
頭の中では年中魚が泳いでいます。はい。昨年のお天気の愚痴から、現在の雨の少ない渇水の
状況を語っても、気持ちが高ぶってくるのがお互いに分かります。
多くの近隣河川など、後ひと月で解禁です。今シーズンの幕明けの前にタイイングを
しなくてはなりません。様々な思い入れと、思い込みを込めた、今シーズンのフライを
ウチでテストしたら一撃でボロボロにさせられてしまいそうです。


1月29日(養魚日記)
相変わらず寒い日が続きますが、今日は比較的活性が良かったように思います。
釣れているレンジは変わらず2,30センチ辺りですが、ここ最近ミノーにしろスプーン
にしろヒットカラーといえそうなカラーがあります。「黒金」です。
「釣れてたんだけど切られちゃいました・・」って方が多々いらっしゃいますので
試しに一つくらいワレットに忍ばせといてもいいかもしれません。それ以外には
アラベスクや店頭で販売しているフェザージグといった毛鉤系のルアーは足元の魚に
有効です。川エリアで使っていただくと1投群がり数バイトといった状況もありますので
お楽しみ頂けると思います。


1月28日
クランクベイトの最大深度まで到達させるように早巻きしていたり、潜ってナンボって
イメージを持っている方が意外と多く見受けられます。決して間違いでも釣れないわけでも
ありませんが、動きをイメージした擬音で言うと「コトコト」って絶えず動いているより
スローに「コト・・コト・・」って巻くと、動きの間にバイトがあったりしますので、
やった事の無い方は是非お試し下さい。水面付近で泳いでくると思いますが、場合によっては
バジング的に水面に波を起こしてもいいですし、多くの場合水面下10〜20センチ前後に
バイトしやすいレンジが出来ます。スローで使うことも考慮するとやや潜ってくれる
MR(ミディアム)やDR(ディープ)がおすすめです。
表層で釣れる事が多いエリアですので、軽いスプーンを見飽きた魚にも有効です。


1月25日
オフィス・ユーカリから今シーズン発売されたばかりの「インターセプト」シリーズ。
前作の孤高、孤月のユーザーの方でしたら、少しマイルドになったような・・・と
超簡素化するとそういった印象ですが、外装のKガイドへの変更以外にも、国内最高峰の
高弾性カーボンを使用しているため、マイルド感があっても、前作以上の飛びが実感できますし
素材の特性もあって、感度も良くなっています。一昔前の感度の良さはロッドの硬さに起因して
いて、硬ければ高感度。でもノリが悪い。ってのが一般的でしたが、その辺りが素材のやガイドの
位置的なバランスも含め、驚きの仕上がりになっています。
実際に触って投げて釣って頂ける6,6fが受付にありますので、ご希望の方は受付で
お申し付け下さい。


1月24日
ドライフライの釣りが好きなのですが、「釣りたい欲」のためにはウェットだって投げます。
やはり季節が近付いてくると、無性に芦ノ湖用のタイイングをしたくなります。
似たようなドライフライでも現場で使ってみると、魚の反応に多少の差が出ます。
良さそうなフライは封印して自宅で確認して、次のフライへ盛り込まれるわけです。
このフィードバックの作業がフライを作るうえでとっても重要で楽しい作業です。
ウェットにはこの作業が多く出来ません。なぜなら・・・ドライのように現場で多く釣れない
から。おまけに管釣りではどれでも釣れちゃうから・・・なのです。
管釣りのフライは、釣れすぎて参考になりません。贅沢な悩みです。


1月23日(養魚日記)
本日はアングリングファンのコーナー「石川道場」の取材がありました。
名古屋からおこしのナカガワ様一家。主役は現在4歳の娘さんです。3歳でバスデビュー
をし、キャストからリトリーブまで自分でこなしただけあって、初管理釣り場である
今日も62のグレ鱒ロッドを難なくキャストする腕前。無事ポンドでも川エリアでも
キャッチしたようです。詳細は2月下旬発売のアングリングファン4月号をご覧下さい。

本日も表層がメインになったと思いますが、午後になり曇ったり冷たい風が吹くと 魚は水面から姿を消しレンジは下がります。軽いスプーンやクランクを使う場合は しゃがんだりロッドの先端を水の中に入れてリトリーブしてもらうとルアー自体の レンジも下がりますので、そういう状況にも対処できると思います。風が吹いて いる場合は「ラインが風に流されにくい」なんて利点もあるようです。


1月22日(養魚日記)
成熟期も過ぎ去り、フレッシュな魚が続々とポンドに入っています。例の如く体力や
スピード感のあるサイズも入り始め、写真のように「メタボ体型」ですが、基本的に
「動けるデブ」ですので、細すぎるラインはご注意下さい。
さて、日中は表層を攻めていた方はボチボチ釣れたのではないでしょうか。「湧水」
という事もあって、放流魚や入水口を除けばほとんどが表層付近で釣れています。
2g・3g台のスプーンで表層をひくのは、なかなか厳しいかと思いますので
1,2gや1,5gなど1g台、又は1g以下のスプーンやシャロークランク
トルネードやスティックなどなどお持ち頂くといいのではないでしょうか。
受付には表層をせめるルアーを販売していますので、ご質問等ある方は
スタッフまでどうぞ。


1月20日
表層だなんだの言われても軽いのは嫌い。って方は多くいますし実際自分も
ローングキャスト!で水面が割れるような沖の表層のバイトがお好みですので、
樹脂系ハイブリッドのサラマンダーやレクターなどを多投します。
同様に効果があるのがカランバですが、あまりの品薄さに自分で作り始めたお客さん。
見たことの無いカラーがイッパイです。フライは作るところが面白いと思うのですが
これほど作れたら、面白さは倍増するでしょうね。


1月19日
日中良く釣れるのは水面下50センチ未満が多くなります。使うルアー的には
シャロークランクや軽めのスプーンなどです。軽いと聞くと初心者の方は逃げ腰になるかも
しれませんが、4ポンド以下のラインであれば、大体問題なく扱えます。不明なところは是非
聞いてください。さて、せっかく軽いルアーをセットしていても、写真の左のようにでっかい
スナップスイベルとリングが付いていては、ルアーは動けません。ラインに引っ張られた
スプーンは、リップやカップで水の抵抗を受け流して動きます。ルアーと
同じようなサイズの障害物がライン側にあれば、水はルアーに抵抗を与えにくく逃げていくと
思われます。真ん中のリグも同様にスローでは動きにくい接続です。右のように小さめの
スナップのみや、リングの直結をその都度結びなおすのがオススメです。


1月17日
静岡県西部でも積雪があったそうですが、何の影響も無く若干の風が吹いたものの
快晴に恵まれていました。朝の受付前の気温がマイナス2度でしたが、水温は11度も
あります。水に手を浸していれば当然暖かいのですが、その後の保障はできません。
そんな冷え込んだ朝でしたので、魚はきっと深めでしょう?と思っていたら案外トップや
表層系が朝から好反応。日なたに集まってきそうな感じですが、これまた日陰の魚が
良い動きをしていました。魚の考えることは相変わらず分かりません。憶測やセオリーだけ
ではなく、現場で確認する事の大事さを改めて感じた次第です。



1月16日(養魚日記)
今日は風も冷たく、手が濡れれば冷たい風に晒され一瞬で自由が利かなくなるような
寒い一日でした。ホッカイロなどは必需品になりますが、受付には熱いおしぼりも
ご用意していますのでご自由にお使い下さい。
さて、放流魚は結構潜ります。というのは散々書きましたが、特に上池や下のトイレ側
入水口からの放流は回遊する事なく、その場に長く定位するようです。2g台のスプーン
をボトムまで落とし、巻き上げてもらうと結構釣れます。放流も終わりナイターに突入
すると釣れなくなる方が多々いらっしゃいますが、昼間に比べて釣れるレンジは一気に
下がる傾向にあるので、ここら辺がポイントかと思います。今日のナイターは大体
7,80センチ〜1mくらいの間で反応が良かったと思います。


1月13日(養魚日記)
受付の裏から下のトイレ前まで段々に続いている川エリアは数釣りが楽しめる場所ですが
平日は空いている事もあってほとんどの方がポンドで釣りをされています。上池・下池の
移動間にちょっと川エリアを覗いてみて下さい。

ルアーを投げてみたくなる魚影です。実際釣ってみると15分で8匹(倍の数くらい バラしていますが・・)。タナも浅く魚もルアーも丸見えですから、練習やテストなど にもってこいの場所です。


1月12日
一月のお休みは釣りに行こうにも、寒さとの闘いがつき物です。
朝起きて、釣りに行くぜ(お昼から)って感じで、布団の中から出てきません。
暖かくて快適で釣果のあるワカサギのドーム船もありますが、平日でも満員なんてことも
しばしばあります。自分にも思い当たりますが、段々と釣り自体に過酷さが薄れています。
もちろんドM系アングラーたるや、痛い寒い釣れないの三重苦の痛痒さを堪えての一匹の
喜びを忘れてはいませんが、こうも静岡って温暖なトコで管釣りをしていると
美味しいトコだけイタダキますって、悪い癖が付いていると思われます。
実際真冬は日の高い時間帯に高活性になる事が多く有ります。



1月11日
晴れていれば、若干でも水面の温度の上がる上の池ですが、10時頃から雲が広がり
ハラハラと舞ってきたのは雪。あっという間に止んでしまいましたが、日射しで活性の
上がる事の多い真冬ですので、少々残念でした。降るならそのまま降っていてくれた方が
高活性に恵まれます。スタッドレスやチェーンの装備をしていなかった時に限って
ライズやボイルでボコボコなんて悔しい思いはたくさんあります。雨や風などの
天候の変化に魚の活性は左右されますが、経験してきた中では雪が一番、魚も釣り人も
劇的に活性が変わる気がします。


1月10日
年に1、2回しか降らない雪が昨夜降りました。そんな日に限って「初めてです」って
お客さんが多かったような・・・。「裾野ってやっぱり寒いんですね」と言われるのですが
おそらく東京より雪は降らないのでは?と思います。いずれにしても雪は
解けてしまいましたので、明日の道路は問題なく走れると思います。

総数300匹を越えたイトウですが、昨日までの放流量を考えたら、今日の釣果は納得の
いくレベルではありません。まだまだ働いてない魚も居るでしょうし、ミノーにサイトに
釣ってみたい方は「お利口さん」になる前がチャンスです。


1月9日(養魚日記)
50本いるかな〜なんて思っていたイトウさんは、すくってみれば結局90本・・・。
見た目以上にいました。総合計は上池・下池合せて300本をこえ、今日は放流直後に
釣れたりと、イトウさんらしくない釣られっぷり。ボチボチ釣れていましたし、ミノーを
やっていた方はチェイスやバイトなど、なんらかの反応があったのではないでしょうか。
時間帯によっては(特に夕方からナイターにかけて)イワナの猛攻にあうかもしれませんが
それはそれでお楽しみ頂けると思います。


1月8日(養魚日記)
明日は上記告知のようにイトウを放流します。12月29日から放流しているイトウは
現在210本。余ったので「9日に放流しよう」ということになりましたが、数えて
みると40〜50本近くいそうです。もちろん明日すべて放流します。29日からの
僅か12日間で250〜60本近く入ることになりますから、普段ミノーを使わない
お客様もたまには使ってみてはいかがでしょうか?店頭でもミノーはいくつか販売
していますので、持っていない方は是非どうぞ。



1月7日
イトウを放流すると多く見受けられるミノー使い。大きなミノーに20ポンドのライン。
ロッドはバス用。と、いくらイトウ相手でもオーバースペックのようなタックルにも
見えますが、そんなルアーに切れを出してアクションさせるには適度な物です。
小さいミノーでもOKですが、イワナの方が釣れる確率が高くなるそうです。
周りでジャカジャカやっていてもお正月放流が効いていますので、横でマイクロスプーンを
使っていても普通にニジマスが食ってくれる不思議な状況です。
ブラウンやイワナなどと同様に、魚食本能の強いイトウですので、どこからともなく現れ
ミノーの腹の部分を横からかっさらって行くバイトシーンは圧巻です。



1月5日
昨年辺りからずっと見にくく感じていた新聞や看板(きっとコレが老眼だ)と
本人決め付けていたのですが、眼鏡屋さんで見てもらったところ、混合乱視だと言われました。
なんでも、若いうちはピントを合わせる能力に長けているので、乱視があっても気が付かない
らしいとのご説明。平たく言うところの老化現象って訳です。
頑張って見ようとすれば見れるのですが、その度に目を細めてるのもね?って事で
眼鏡デビューです。眼鏡を掛けると視力が落ちるって聞いたことがありますが、
頑張って見ようとするより、合っている眼鏡であれば視力の低下は無いそうです。


1月4日
おそらく今日までで、お正月休みも終わりかって感じの世間様ですが、やっとお休みの
サービス業の釣り人は、人的プレッシャーの引いた連休明けほど釣れる日はありません。
と思う・・・まぁ予想の範ちゅうですが、毎回連休明けはそうなる事が多々あります。
連休は放流に次ぐ放流でも、プレッシャーで働いていない魚も多く、おっかないルアーの数が
減ると、途端にルアーを追い出したりします。風やお天気にもよりますが、放流以外は
50センチくらいまでのレンジで釣れると思いますので、その辺りのルアーを用意して
来てくださると良いと思います。偏光グラスなど持っていると、更に楽しいと思います



1月3日(養魚日記)
アッという間に三が日も終わり、お正月休みも今日か明日で終わりの方がほとんどでは
ないでしょうか。すそパのお正月イベントであるクジ引き・「すその汁」は今日で終わり
残すはイトウの放流ですが、29日から始まったイトウの放流は本日で計180本!
明日も放流がありますので、計210本という事になります。とんでもない本数が
すそパの上池・下池を回遊していますが、明日放流しても若干あまりそうなので
残った分は今週の3連休の中日「9日(日曜日)」に放流します。総合計220〜230本
くらいになるのではないでしょうか。という事でイトウの放流は明日4日と9日に行い
ますのでお楽しみに。
※イトウはキープ禁止です。お間違えのないようお願い致します。


1月1日(養魚日記)
(下池から望む初日の出)

あけましておめでとう御座います。本年も宜しくお願い致します。 新年は非常に寒い幕開けとなりました。今朝の気温は−2℃。ポンドに日射しが射し込み 水温が上がるまでは難しい状況のようでしたが、その後は順調に釣れていたと思います。 12時を目安に30日から無料でご提供している「すその汁」。この寒い中温まる一品 ですので、お時間が合う方は是非どうぞ。3日までです。


12月31日
本年もご来場頂きました多くのお客様には、真にありがとう御座います。
加えてこのページをお楽しみくださいましたお客様にも、多くの声援を頂きました事を
お礼を申し上げます。

一昨日から始まったイトウの放流で、多くの方がイトウをキャッチしています。
中でも効いているのがど派手なカラーのようです。チャートにオレンジにどピンクと
おそらく放流されて間もないうちはこういったカラーにヒットが出やすいかもしれません。
ミノーだけでもなく、この手のカラーならスプーンでも良いようです。


(養魚日記) 先程ニジマスを釣って無事釣り収めいたしました。まったくもって1年とは早いものです。 今年も「すそのフィッシングパーク」にご来場頂きまして真に有難う御座います。来年も 宜しくお願い致します。 多数問い合わせがありましたが、すそパは1月1日も営業しております。もちろんイトウの 放流もクジ引きもすその汁もあります。それでは良いお年を。


12月30日
毎年の事ですが年末年始のお休みは、普通の週末程度の釣り人がお越し下さいます。
そんな中でも大晦日と元旦はそれほど混まず、ゆったりと釣りの出来ています。
多くの方がそうであるように、諸事情があろうかと思います。そんな事を書いて混んで
しまっては申し訳ないのですが、この予想はクリスマス週同様に大体当たります。
納竿や釣り始めを予定されるようでしたら、大掃除で粗大ゴ○扱いされる前に、
お年玉の金ヅ○にされる前に、自主的にフェードアウトされるとよろしいかと思われます。



12月29日
予定通り年末のお休みに入ったようで、休日モードの通常放流と合せて
イトウの放流も始まりました。イトウに関して「何を使えば釣れますか?」
と良く聞かれる質問ですが、毎回使うごとに性格の変わる魚ですので、ズバっとは
行かないかもしれませんが、今回はミノーも効いていましたが、相変わらず
小さいスプーンでも目の前を通過する物を、バクっとしたりで、釣り人も驚いている
様子です。一概にコレでならとは行かないのですが、イトウの放流はしばらく続きますので
お楽しみ下さい。



12月28日
明日から年末年始のお休みを予想して、上記にもあるように休日モードの放流体制に
なります。画像にも有るように岩魚はネイティブでもそうそうお目にかかれない
サイズです。ニジマスはこのくらいのサイズがスピードやスタミナがあって、
結構切ってくれるサイズです。イトウの放流もあって、釣り方もタックルセッティングも
スプーンにミノーに困ったときのクランク用などなど。バリエーション多く用意して
サイトで釣り分けるのも楽しめると思います。



12月23日
冬のシーズンになると5枚程度は買っておく指先カットでゴム付の軍手。
コレがホームセンターなんかで探すと100円以下だったりします。
釣り具業界には申し訳ないのですが、ネオプレーン系の手袋は、ゴワツキや薬指と小指を
わざわざフルカバーしてくれてある品物が多く、感度劣悪な上、濡れたら乾きにくいと
使い勝手の悪いことったら・・・と思い、数年前から使っているこの手袋。
値段がお手ごろすぎるので、濡れたら交換する結構な羽振りのよさです。手首に貼るカイロを
着ければ寒い日も快適です。


12月22日
一年でもっとも昼間の短い冬至ですが、なんたる暖かさ。温暖化もこれほど
具体的に気温が上がると分かりやすいです。受付の温度計がお昼に17度を指しています。
どうにかしなくてはと各国集まって会議をしても、暖かい方が嬉しくなってしまうのは
不謹慎な事なのでしょうね。そんな異常な暖かさもあり、魚は表層付近で日向ぼっこを
している感じです。水面付近が冷やされているとなかなか、ど表層には出にくいのですが
こんな陽気ですので、トップやドライでも良い反応でした。
例年クリスマス前後はプレゼントやお年玉など、モロモロの諸事情で年末のお休みより
空いていることの多いすそパです。



12月20日
クルミ、サクラ、ウィスキーオークの3種類のチップで燻製を作っていますが、
出来てくると段々と欲と言いますか、バリエーションを出してみたくなります。
保存食として普及した燻製ですが、アウトドアでの燻製作りは、料理と遊びの両面の
性質を持っているように思います。そんな訳で、いろんな方の燻製のレシピを見てみようと
ネットで検索しては次なる燻製のレシピを考え中。。。香草はもちろんのこと
にんにくやらカレーやら・・・なんだか途中段階のアイデアだけで楽しくなってきますが
ベースは魚ですので、美味しく出来そうなら提供してみようと思います。


12月19日(養魚日記)
釣り場ごとに放流魚の釣り方はコツがあるように思いますが、すそパの放流魚は基本的に
沈みます。私たちは自分達放流魚を釣る機会はないので、釣っているお客様を見たり
お伺いしたりしますが、釣っているお客様は2g以上のスプーンを沈めてから巻き上げて
いる方がほとんどです。足元に残っている場合が多いので、遠投する必要もないのでは
ないでしょうか。放流魚を釣る機会があれば試してみて下さい。


12月16日
昨日に比べれば風も収まり、釣りしやすい条件ではあったものの、
日射しが無く気温以上に寒さを感じます。体感気温の上下は人が感じる以上に
魚は敏感に察知しているようで、冬の釣り方を大きく左右させる条件に
なるようです。もっとも、川エリアのチビッ子サイズは寒いのなんだという前に
好奇心が勝っているので、あまり意識しなくてもよろしいようです。
宴会と聞くと、寒さも財布の寒さも忘れて、顔を出しちゃう私みたいです。


12月14日
ブラウンを最後に放流したのは夏の終わりごろなのですが、ブラウンのみに効くスイッチが
あるようで、イワナやニジマスが反応しなくても、古株でもブラウンは狂ってくれる事が
あります。トップウォーターで遊んでいると突く様なニジマスを掻き分けてズボォって
遠慮なく出てきてくれたり、岩魚と競争してミノーを食ってくれたりと、それなりに
楽しいKY。出れば確実に40アップですので、見つけたらブラウンのスイッチを探すのも
アリかと思います。しつこくイジメても大体その場所に戻ってきてくれますので、
安心して追い回しましょう。

REPLYさんのゴリマッチョで。アングリングファンの取材中のT祭さんの道具を
拝借してサクサク釣ってしまう私もKY。


12月13日
基本的にフライなら前に飛べば釣れる。と思ってはいますが、釣れるフライとあまり
釣れないフライは存在します。ドライ中心の釣りをしていますので、条件的に私のフライは
釣れない部類に属したりもします。
そんなんでお客さんに聞かれても、「こだわりのドライの世界」のような偏った世界を
オススメしてもハズレたら意味もありませんので、釣れているフライマンにお願いして
フライパターンをカバーさせて頂く事もシバシバです。まぁザックリ言うところのカンニングです。
受付で売っているフライパターンにに見覚えがあったら、パ○られたと思っていただいて
間違いないかもしれません。



12月12日(養魚日記)
久々にNSTが入荷しました。たくさんあるように見えますが少量です。ウェイトは
すべて0,7gですが、カラー数は23色あります。各ルアーごとに分かりやすく
「蛍光」や「ケイムラ」などの表示シールも貼ってありますのでご参考になるかと
思います。まとめ買いするならお早めにどうぞ!


12月11日(養魚日記)
今日から1日券のお客様には上記にも書いてあるとおり、カップ麺1個かHOTドリンク
1本無料券をサービスしています。ここ最近の冷え込みもあり喜んで頂けたようです。
これは2月28日までと、当分続きますので是非ご利用下さい。
場所によって釣れるレンジは変わるものの、大体のレンジは50センチくらいでしょうか。
クランクを使う場合はシャロークランクにも反応しますが、もう少し潜るタイプの物を
お持ち頂くといいかと思います。今週はなかなかイカツイ顔つきをしたイワナも放流して
いますので、ミノーなんかにも反応がいいのではないでしょうか。


12月8日
産卵しようと縄張りをもった魚や、群れているようなところに落とし込むと
誰かが食ってくれるフェザージグ。「フライの人ってバンバン釣ってる・・・」って
良く耳にしますので、ならばルアーロッドで投げるフライがあってもいいんじゃない?
と思う次第。画像はプラスティックのヘッドの最軽量のタイプです。水を含ませても
5mくらいしか飛びませんが、どのみちサイトで釣りますので、むしろ飛ぶ必要は有りません。
偏光グラスが有った方がより楽しいと思います。



12月6日
日中は日射しの恩恵で、水面付近に魚が定位しているのが分かります。
そんな時は、水面直下から50センチくらいまでの深さに良い反応が出やすくなります。
スプーンで通す場合は2g程度までが、引けて来れそうなウェイトです。
スプーンを追って来て見切って反転したり、ショートバイトが多く出る場合は、スピードを
落としてあげると、バイトさせる事ができたりしますが、
スピードを下げて尚且つアピールしながら表層をトレースしますので、フローティングで
動きのあるクランクがオススメとなります。コロンのSRとMRが受付にあり、
それぞれ50cm、2mと守備範囲はありますがスピードとロッド角の可変で様々な
レンジを使い分けられます。



12月5日(養魚日記)
ナイター営業も終了し、いよいよ冬到来・・といった感じです。そんな寒さの中1日券を
ご購入頂いたお客様に僅かながらにもサービスを。というわけで来週の11日(土)から
カップ麺1個、又はホットドリンク1本無料引換券を来年の2月28日までサービス
させて頂きます。尚、上記にも書いてある通り当日のみ有効とさせて頂きますので
よろしくお願い致します。


12月3日
我が家で飼っていた猫の命日です。何故だか分かりませんがゴロがいいからなのか、
何の気なしに思い出させられます。亡くなった当時、小学生だった姪は姿を見たとか
言われます。記憶の中なのか自分も、我が家での彼の特等席には居る様な気配を感じています。
お線香とハルのご飯を少々頂いてお供えさせていただきます。
とまぁ余談になりましたが、昨日からの嵐のような天気になりました。今シーズンは
一つも台風が来ていませんので、一気に葉っぱが舞っております。
若干濁りも残るかもしれませんので、いつも1g前後のレンジより深めのレンジの方が
良いかもしれません。縄張りを意識する頃ですので、細身のスプーンやミノーなども
試してみるのもいいかもしれません。


12月1日
コブで結んであったロープが1・・・2・・・ハイ!で元のロープに戻ってしまう
手品のように、パクッと入ったスプーンが見事に吐き出されること数回。
良く見るとフックは伸びておりました。こんなゆるーいボケは別にしても、軽いスプーンで
スローリトリーブをしていると、こういった光景は良く目にします。
特に産卵期を意識した今時期の大型のオスのアゴは、大きなフックがフトコロまで入っても
貫通していない事が良くあります。口の横や下アゴへのフッキングは問題ありませんが
上アゴは刺さりにくくなっていますので、フックの交換をせっせとしていれば、
フッキングも良くなります。



11月30日
明日から営業時間が19時までとなります。気合いを入れて19時頃にご来場される
お客さんが毎年数人いらっしゃいます。お間違えの無いようにおねがいします。
この時期の日照は夏場と全く異なり、日の当たるほうに活性の良い魚が居つく傾向に
あります。今朝は5度と冷え込みましたので、レンジは50センチ前後とウチとしてみれば
深め。徐々に水面の温度が上がってくるにつれ、サイト的な釣りも出来てきます。
天気や風によって魚の付き場は変化しますので、釣りする前に魚の多いところを見つけて
頂くのが好釣果につながります。


11月29日
大きなセミフライを浮かべてはジッと見つめているお客さん。釣りのスタイルなどが
似ているので、観察させてもらったり、話を聞かせてもらったりします。
トップウォーターを使っていて、「食え」って言ったことありませんか?
きっと魚に言い聞かせているのでしょうが、その意味は・・・ですが、要は気持ちの問題でしょう。
それをエスカレートと言いますか、更なるリアリティーを追求したのが、セミフライの音を
出すというもの。(ミーン ミーン)と回りに悟られないような小声で、鳴きまねを入れる
のです。こうなると私よりへん○い。でもコレも気持ちの問題ではあります。



11月28日(養魚日記)
「目の保養にもってこい」なんて言っていた先週の紅葉も、本日は風が吹いたおかげで
スタッフ総出で枯れ葉回収に追われました。お客様にも「きりがないねぇ〜」なんて
お言葉を頂きましたが、これでもまだまだ序章に過ぎず山を見るとたっぷりと在庫が
あります。しばらくは枯れ葉回収に追われそうです。

いよいよナイター営業が明後日30日で終了します。12月1日からは冬季営業になり
営業時間が8:00〜19:00になります。しつこいようですがお間違えのないよう
お願い致します。


11月26日
フライは前に飛べば釣れる。と思っている私ですが、ドライフライオンリーでとなると
ちっと勝手が違います。魚がドライフライ(水面)に反応するかが大前提です。
とりあえず表層付近に魚が定位しているウチのようなエリアでも、水温より気温の方が低い
状況になると、ライズが減り魚は上を向いてはくれません。どっちにしても私のフライは
沈まないのがモットーですので、どこを向いていようがドライフライなのです。
フラットで鏡のような水面に出ていただくのに重要なのが、ティペットを沈ませる事。
一旦ティペットもフライも引っ張って、水中に潜らせます。CDCなどのポストを使っている
フライなら、ポストのみが浮いてきてくれますので、一切余計なシルエットは存在しません。
見切ったりアマ噛をするようでしたら、ポストやボディーなどを細くすると効果があります。



11月24日
0.5号で3ポンドラインを使ったのはいつかお伝えしました。キャストが
上手くなった?と勘違いするほどの飛距離には感動します。ほぼ毎回フルキャストを
しますので、決まってルアーの結束部が弱くなっていきます。ナイロンには「伸びる」
特性がありますが、ル○ィーのようにゴム状では有りませんので、伸びきった常態に近く
なったときにバイトされるとアッサリ切られます。コレは0.5号だからとかって
問題ではなく、今までのような0.8号でもナイロンであれば同様のことが起こっています。
0・5でも0.8でも3ポンドに違いは無いのでしょうが、こういった、衝撃や擦れに
対する強さは、「太さの違い」が、モノをいうように思えます。


11月23日(養魚日記)
季節柄もあって、足元やかけあがり付近には多くの魚がついていますが、この魚は
釣れないわけでもなく、結構ルアーに反応します。横に投げれる状況であれば狙って
もいいでしょうし、もしくは足元まで丁寧にリトリーブしてもらうと足元で「パクッ」
なんて事が多々あります。しゃがんで釣ってもらうのも有効だと思います。

枯れ葉取りが大変な季節になってきましたが、少し目線を上げてもらうと山は綺麗な
紅葉でいっぱいです。上池の崖側も綺麗ですし、下池に向かう途中のツツジやモミジも
綺麗に紅葉しています。目の保養にもってこいです。


11月21日(養魚日記)
気付けば11月も終盤に入り、ナイター営業も残すところ10日となりました。
21:00までの営業は11月30日で終了となり、12月1日からは営業時間が
土日・平日関係なく8:00〜19:00となります。3月31日までこの営業時間に
なりますのでお間違えのないようお願い致します。

土日のプレッシャーもあるかもしれませんが、ここ最近はウォブリング系のルアーよりも
ローリング系のルアーへの反応がいいようです。ミノーなどではトゥイッチせずに
ただ巻きの方が反応がいいかもしれません。アピール力の弱いルアーもお持ち頂くと
いいのではないでしょうか。


11月17日
軽めのスプーンやシャロークランクなどで、表層を釣っていただければ、
飽きない程度に釣れ続きます。狙いは水面下10センチ未満。と言い切りたいところ
ですが、段々と冬っぽくなりつつあります。水温(14度前後)より気温の方が低い日のほうが
多くなってきますが、魚は安定した水温を求める習性が有りますので、水面を冷たい風や雨が
叩いていれば、魚は水面直下に反応してもショートバイトや見に来るだけだったりします。
夏とは正反対に近い反応ですが、どピーカンの日の方が、水面に出てきやすくなる傾向が
表れます。ルアーに対しての魚の反応を見ながら、レンジやスピードを見極めると
良いと思います。



11月16日
受付の前で売っていても「売れないカラー」のトップ3には入るだろうという
青系のスプーン。実は私のカラーローテーションの中で信頼度のトップ3に入るのが
この青系です。使われる事の少ないカラーは色スレと言うのでしょうか?そういった事が
少ないようにも思えます。ずーっと同じルアーや同じタイプのルアーを通し続けていると
やがて無反応になっていくのと同じように、誰しもがカラシ系のカラーを投げれば
反応は薄くなっていくように思うわけです。ともあれ、自分に自信の持てるカラーや
ルアーを見つけられれば、ソレが強い柱になる事は間違いありません。



11月15日
足元にも魚がイッパイ居るようなポイントでは、俄然威力を発揮するフェザージグ。
ジグヘッドで出来ているという事以外は、全てフライからの流用です。
陳列用の台を埋め尽くすほどではありませんが、コツコツと巻いてチョッとは
増えてきました。重さが約0.8g 0.5g 0,3gの3種類で、ボトムで誘うケースは
0,8gが有効です。「ルアーで扱えるフライ」がコンセプトですので、0、5か0,3gの
軽い方が、サイトやフォールでの釣りがメインのウチではオススメです。
飛びや扱いやすさは重い方がいいのですが、軽い方も是非一度お試し下さい。


11月14日(養魚日記)
以前にも書いたように赤身のニジマス(大型)の放流は10月で終わっていますが
未だにポツポツあがってきます。本日も下池から60センチの魚をお持ち頂きましたが
その数分後上池にてコチラ

66センチのオスでした。いずれも釣られたのはフライのお客様でしたが、通常釣れて いるレンジよりも若干深めに大型魚が定位しているようです。ここ最近のレンジは 50センチ前後がメインになっていますが、それよりも深いレンジを探って頂くと 大型魚がヒットするかもしれません。


11月10日
燻製は何種類かのチップを使っているので、紹介しておきます。

さくら〜燻製と言えばコレと言う方も珍しくなく、香りが強いポピュラーな木材。
なら〜香りは軽く、若干の渋さがあります。燻製が苦手な方にもオススメです。
ホワイトオーク〜ウィスキー樽を粉砕したチップです。甘い香りが特徴です。

現時点で店頭にはさくらとならが置いてありますが、オークやくるみなども時々
作ります。作り始めた頃は、何を使っても「煙」って感じでしたが、甘いだ渋いだ
感じれるようになりましたので、使い分けてみています。


11月9日
前回の仕掛かりの燻製は、25度の気温の中の乾燥を試みて、当然の事ながら
失敗。まぁ当然の結果ではあります。そんな訳で今回が燻製になった第一陣と
なります。今年は若干、赤身も燻製に出来ましたが、数に限りがありますので
お求めの方はお早めにお願いいたします。並べてみると分かりますが、左が赤身、
真ん中と右が白身です。赤身の色合いがどうしても美味しそうに見えます。くやしいけど。
大型の魚のみが赤身でしたので、それなりに脂がのっています。


11月8日
月曜日は小学校の代休が多いようで、平日の割りにお子さんが多い日です。
川のエリアは週末の放流もあり、結構簡単に釣らせられますが、当然ポンドの大きな
魚にロックオンしていますので、その辺りは我々の出番となります。
個々の性格にもよりますが、リールをやたら早巻きしたり、ロッドで水を叩き始めたら
集中力のタイムリミットは近いと感じます。そうならない様に出来ればいいのですが
なかなかそう上手くはいきません。なるべく当たりのあるルアーや場所に誘導し、時には
世間話もしちゃいます。


11月7日(養魚日記)
下池から明らかにデカイであろうニジマスをランディングネットに入れ、受付に
来てくださった由比様親子。イカツイ顔をしたオスは息子さんが釣ったようですが
計測してみると62センチありました。まぁ〜よく上がったもんです。
この赤身のニジマスの放流は10月で終了し、現在は35センチクラスのフレッシュな
魚を放流していますが、ポンドの中にはまだ赤身の魚が残っています。とはいえ
成熟期に入っているのでなかなか難しいかもしれませんが、やっぱりこのサイズが
釣れると嬉しいものです。


11月6日(養魚日記)
ずっとナイロンラインで釣りをしてきましたが、グレ鱒ロッドを買った事もあり
せっかくのLDBガイド、最近はPEラインを使っています。リーダーの結びかえ
だけで済むのでコストパフォーマンスもすばらしい!・・・はずです、本来は。
そう、問題は結束です。私は先生である飯塚に教えてもらったサージャンスノットで
結束しています。比較的簡単な上に強度もバッチリです、本来は。重要なのは最後の
締め込み。8の字をキレイに締めこまないと強度は極端に下がり「ブチッ」と簡単に
切れます。おかげさまでスプーン・プラグを連続で数個ロストし、お勉強代は高く
つきました。ただ、この結束は正しくできれば強度は強く、簡単ですのでこれから
手が悴む季節にはオススメです。ネットで「トリプルサージャンスノット」で
検索すると何かしらでてくると思いますが、「トリプル」の部分は人によって
異なるようで、3〜5回の方などさまざまです。


11月5日
0.5号で3ポンド。最近のラインの進化には目を見張ります。多くの3ポンドラインが
0.8号と記憶していた私にしてみれば、この違いは驚きです。
この3ポンドラインをダイヤ径で比較すると、かつては0.145mmだったものが
0.117mmに。117はかつての2ポンドラインの太さです。文字通りワンランク
細くて同等のパワーを持つようです。最大のメリットは飛距離かな?とにかく当然ながら
良く飛びます。感覚的に今までの0.145mmの2割り増しって感じがします。
1g以下のスプーンが多く出回るようになったので、この細いラインは重宝すると思います。



11月3日
日中表層に多くの魚が見えていますが、反応のいい魚は30〜50センチくらいの
深さから出てくるケースが多く見られました。ドライ馬鹿としては、今シーズンの
残りっカスフライでもOKなのですが、あまりにも日中のライズが無い場合は、
水面直下を引く方が効果的です。フローティングラインでノンウェイトのソフトハックルで
充分釣れます。が、折角だから芦ノ湖で出番の無かった、今シーズンの「未入魂残りっカス
フライ」を使ってあげてもいいと思います。


11月1日
エリア全域で水温が一定になりレンジが定まりにくい状況です。外気の朝方や最高気温が
水温より低く(15度)なると表面の水温が下がって(比重が重くなり)下層の水と
対流が起きます。何日も繰り返されるうちに上層と下層の比重の差のところに、
サーモクライン(レンジ)が出来るといった仕組みのようです。まぁ簡単に言うとその水温差
が少ないので冒頭のようになっている感じです。的の絞りにくく難しいようにも思えますが、
前向きにしか釣りを組み立てない私とすれば、上でも下でも釣れる。といった所です。
釣れ方がバラバラで、続かない・・・そんな状況になるのが秋のエリアの釣りの特徴に思えます。




10月31日(養魚日記)
昨日は養魚場で物が飛ばないように片付けたりして準備万端で構えていた台風ですが
予報よりだいぶ南下した事もあり程よい雨で終わりました。。。と思ったら今日の
深夜から早朝にかけて大雨予報です。今度は外しそうにない。
さて、先日の日記にある「雨の日はイワナが元気」ですが、たまたま昨日養魚場でも
目撃。いつもは日陰で大人しくしているイワナがひたすら上流へ向かおうとしています。
1段目と2段目の養魚池をさえぎる格子を軽く壊す始末。謎です。明日もすそパ・養魚場
共にイワナは元気かもしれません。
写真は念のため看板猫に依頼してみた図。

予想を上回る酷い結果になりました。


10月30日
毎度の事ながら台風の予報円が向かってくるとヒヤヒヤしますが、幸いにも
なんの影響も有りませんでしたので、問題なく釣りはできます。きも〜ち濁ったかな?
といった程度です。雨の中池を覗いてみると、案の定イワナがクルージングしています。
なんだかよく分かりませんが、雨の日はイワナが良く動くし良く釣れます。謎です。
雨が上がって濁りが消えていなければ、光り物が効果的な事が多く、シルバー系に
好反応が見られます。こんな事を書くと外したときに来るバッシングが怖いのですが
あくまでも、こんな時の傾向と思っていただければと思います。



10月29日
雨多め、風強め。そんな中ボートで芦ノ湖に繰り出す、釣り馬鹿さん達。今シーズンは
今の天気からは想像もできない猛暑に残暑。そんな影響をマルゴト受けた感じの芦ノ湖の
ワカサギ釣り。やっと釣れ始めたと思ったら、こんなお天気にホンロウされてます。
10度を下回る気温に北風と横からの雨なのに、コツコツって反応があると、またしばらくは
集中力が出せてしまうのです。やってる本人達も「コレって変態?」って幾度となく
笑ってしまう始末。弱気になるとクジけそうになるので「温泉とラーメン」は禁句です。
九頭竜神社はチラホラ紅葉が始まってます。


10月27日
一気に秋から初冬に季節が進んだ感じのお天気ですが、気温にして20度弱で日中の釣りは
最高に気持ちのいいお天気です。
アチコチで追いあう産卵行動も見られますが、今の放流は35センチくらいから60センチ
オーバーまでとサイズバリエーションが多く、産卵行動に関係の無い固体を筆頭に
調子よく釣れているようです。相変わらず水面直下から50センチくらいまでのレンジの
反応がよく、「見える釣り」が楽しめています。
偏光グラスをお持ちいただくと、より面白いと思います。



10月25日
予定通り捌いた魚を一晩ソミュール液に漬け込んだので、昼間のうちに塩抜きを
しています。やっと秋らしく日中も20度を下周り・・・って今日に限って25度も
あります。なんだろね・・・と天気には逆らえず、腐らせないように冷蔵庫使ったりしなくては
なりません。ここまでで一応「今回の燻製が失敗に終わった」時。用の言い訳です。
夏場の燻製は塩を降っただけだったり、薄味の塩水に漬ける程度ですが、
より一層魚臭さを消す為に、25%のソミュール液を使います。塩分は魚内部の水分を吸収
して排出してくれますので、独特の魚臭が塩抜きで消えてくれるわけです。
何度かお客様にもお問い合わせ頂いていましたので、今月号のアングリングファンに作り方を
紹介させてもらっていますが、文字数の関係で結構大雑把にしか書けていません。
燻製には多くの勘どころ的な要素もありますので、釣り同様にハマる要素がいっぱいあります。




10月24日(養魚日記)

看板猫であるはずの「ハル」はこんな事してくれるわけもなく、それどころか 猫パンチ(オプションで爪付)が飛んでくる始末。という訳でいつの間にか 受付周りに居ついた居候猫の通称トラちゃん(別名シンジ・マイケル・茶トラなど・・) に依頼。野良猫のはずですが、かなり大人しい猫です。日中は受付周りでふてぶてしく 寝ていますので触ってみたい方はどうぞ。 さて、一段と冷え込んできましたが相変わらず釣れているレンジは30センチ前後が メインです。重たいスプーンで早引き、というよりかはマイクロスプーンやクランクなど でのスロー引きへの反応がいいかと思います。この土日はお子様連れのお客様に多数 ご来場頂きましたが、お子様は定番のスプーンを使うよりクランクなどを使った方が 釣れやすいと思いますので、いくつかお持ち頂けるといいのではないでしょうか。


10月22日
アングリングファンのコラムで、燻製の作り方を書いたのが、もうすぐ店頭に並ぶ
12月号。コラムの締めくくり的に、分からなかったら販売している・・・ウンヌンと
書いたように記憶していますが、実際は未だありません。(ダメじゃん)と言われて
しまいそうですが、やっとこのところの最高気温が20度辺りまで下がってきまして
作り始められそうです。本文中にもありますが、捌いてお出しできるのに一週間近く
掛かりますので、試運転と失敗を最低限、数回繰り返す予定ですので、今しばらくお待ちを・・・
といったところです。燻製の仕事を始められる頃から、上着が必要になってきます。



10月20日
「初めてのフライ」です。普段はスプーンでもバキバキ釣っているSさんですが、
触るのもはじめてのタックルに悪戦苦闘するものの、無事一匹をゲットされていました。
男性と女性の釣り経験者が同時に、フライを始めると多くの場合、女性の方が上達が早く
なります。(決して教える側が女性の方にイッパイ教えているわけではありません)
大体の場合女性の方がリストなどに力が無いので、腕全体でロッドを振るからだと思われます。
少しでも始められている男性の方に、キャスティングを教える場合、「力を抜く」事から
はじまります。


10月18日
全てを食べようなんて思っているわけではないので、バラしてもいっこうに構わないのでは
ありますが、仕事柄そんなカッコ悪いところは、改善しなくてはなりません。
「キャッチ数÷食った数=キャッチ率」を計算したりもします。食った数はサイトで
全て見えていますので、見えてないレンジを刻む釣りには当てはめられませんが、
サイトをするときには数えてみると面白いです。
野球で言うところの打率的なものですが、イチローさんの凄さを全く関係の無い釣りから
感じてしまいます。なんせ私は1割未満でしたからね♪さぁ修練です。


10月16日(養魚日記)
夜の気温は17℃前後、昼間が暖かいので結構寒く感じます。ジャンパー着ている方も
チラホラいるくらいですから、ナイターご来場予定のお客様は服装にご注意下さい。
それから度々ご質問頂きますが、ナイター営業(〜21:00)は11月いっぱいまで
営業していますので、まだまだご安心下さい。
さて、ルアーコーナーをご覧頂いた方は1度は見たことがあると思われる「飯塚お手製
フェザージグ」。現在は2種類のウェイト(約0,3g・約0,8g)ですが
近々NEWウェイトを作成予定、という事で陳列スペースをリニューアルです。
陳列数は飯塚も絶句の132個・・・「そんだけ巻けってか?」といった感じですが
作ってしまったからしょうがない、お願いします。

スペースは沢山あります・・・。


10月13日
次号のフライロッダーズの持ち込み取材を依頼され、ユスリカで釣れる管釣り。の
記事を書かせていただきました。まぁ記事ったって普段の日記程度の文字数しか
ありませんので、あまり参考にはならないかもしれませんが・・・湧水で水温が安定して
いますので、いつでもユスリカのパターンは通用します。真冬でも真夏でもライズがあれば
全く別の物を捕食していても、このようなユスリカのフライは有効です。特にソフトハックルは
水面付近をある程度カバーできますのでオススメです。
フックが16番で、ややローガンの始まった私にも問題ないサイズが置いてあります。


10月12日
猛暑の影響で、芦ノ湖の今年の夏ワカサギは大幅に遅れ、今になってやっと釣れ出した
感じです。朝の6時前にボート屋さんから出船です。エレキの駆動力と魚探を駆使して、
まずはワカサギ探しから始めるのですが・・・ソレらしい群れを見つけたのが実に9時。
3時間はアンカーを降ろす事も無くなく、さまよい続けたのです。当然ながらお昼用に
買い込んだオニギリは8時で完食であります。群れを見つけてしまえばコッチのものですが、
前日までの天気や気圧或いは当日の変化。風や潮周りまでも頭に入れて、群れを探すのは
宝探し的で非常に楽しいものです。

出迎えてくれたボート屋さんの看板猫。(文字通り)真似してみようかな?


10月11日
「魚を持って帰りたい」と言っていた太田さん。狙いの赤身60サイズをゲットし
写真を撮らせていただきました。
後ろからファイトの様子を見ていたのですが、異様な走られ方と近付いてから上がる
水しぶきと言うより、水柱が大きさを想像させます。
ポンドは週末の雨の濁りも落ち着いてクリアーになり始めています。こんなデカイ魚を狙い撃つ
のもウチならではの楽しみ方です。


10月9日(養魚日記)
せっかくの3連休だっていうのにこの天気、自然には逆らえないものです。
こんな雨の中でもご来場いただきありがとうございます。トップで釣れた方・ド表層
のサイトで釣れた方、それぞれの釣り方で釣れたようです。ナイターでは大体の
レンジが30センチ前後で釣れていたと思います。
さて、またまたルアーがいくつか入荷したのでお知らせです。ミニシケイダーは今季の
リミテッドカラーが5色販売、今回は人間と魚が釣れるようにリップまでカラーリング
されいます。樹脂系スプーンの代表格であるサラマンダーの2,1g・同じく樹脂系
スプーンで、アングリングの今月号にも掲載されているレクター・デリンジャーが
共に入荷しました。沖の表層を狙いたい、でもマイクロじゃ届かないって時に出番では
ないでしょうか。また、ナイターでは細かいトゥイッチをしながら巻いてくるとイワナが
足元までじゃれついてきます。1つあると結構使えますよ。


10月6日
いつぞやの大風で2本の栗の木が折れてしまいましたが、残った木には順調に実って
くれました。長袖で林に突入し、完全防備のつもりでしたが、露出しているところや
生地の薄い服の上から、蚊の猛襲を受けながらの収穫です。
いそいそと林に消えていく私に付いてくると痛い目では無く、カユイ目に合いますので
消して近付いてはいけません。これから自宅で皮むきです。最近のタイイングより真剣に
机に座っています。

下の池では若干ターンオーバーが見られます。通常より濁った感じですので、ド表層より
少しレンジを下げていただき、普段よりも明るめのカラーセレクトや動きのあるルアーが
有効になってくるかもしれません。


10月4日
先月ラストに釣った一般河川のヤマメです。どうです?真っ黒でしょ。
夏を越し産卵期を迎えた魚は「オレが強いんじゃ」と言わんばかりの体色に変化します。オスの
ような特徴がありますが、成熟してくるとアゴが伸びて精悍な顔つきに変わってきますので
今年は不参加な固体かもしれません。一般河川と管釣りも鮭族ですので、ほとんど同じ状況に
なります。すそのの池の中ではガングロのオスたちの壮絶な追いかけっこが繰り広げられています。
それほどパワーはありませんが、厳つくなった魚はそれなりのフォトジェニックになります。



10月3日(養魚日記)
管釣りシーズンと言われる季節もあって、各メーカーさんからルアーがいろいろ販売
しはじめています。当エリアで最近入荷した商品はというと、オフィスユーカリの
BUG 0,8g各色・アイジェットリンクのブラスイットミノーをアイビーラインが
チューニングしたコラボミノー(フローティング)・後はリプライのアットヤック
ですが、これは人気があり再販されたもので、今回わずかながら入荷しました。
という事でルアーがバタバタッと入荷したのでルアーコーナーも少し移動。
前回よりも見やすくなったでしょうか?今後も入荷する商品がありますので
眺めてみて下さい。


10月1日
多くの一般河川が禁漁になり「管釣りハイシーズン」と言われる季節が
やってきました。一応ネイティブアングラーですので、10月になると一区切りと
いった感じですが、当然ワカサギやカワハギの漁師的アングラーにもなりますので、
結局釣り馬鹿は治らずといったところです。
ここには目の前に数え切れないほどの魚が見えて、狙った大物をサイトで仕留めたり、
反応する魚だけを拾って釣っていく・・・ネイティブではあまりお目に掛かれない
シュチュエーションもありです。時々ここで釣りをすると、とっても贅沢に感じます。



9月29日
距離によっては小型のエンジン音のようにも聞こえるスズメバチの羽音。
気付けば身をかがめてその場から離れるのがいいのですが、慌てて振り払おうとすると
攻撃対象にされます。多くの釣り場で見かける季節ですので、ポイズンリムーバーを
携行しています。万が一刺された場合は、口で毒を抜き取るのは危険です。吐き出したと
しても口内に傷があったり、粘膜質のところから毒が入る可能性があります。流水で患部の
毒を搾り出すようにださい。もし一度刺されたことがあるようでしたら、ハチ刺症による
アナフィラキシー症状が起こる可能性もありますので、病院でアドレナリン携帯自己注射キット
(エピペン)を処方してくれると思います。

ポイズンリムーバー。患部に当てて毒を吸い出せます。


9月28日
朝から大雨警報の出るほどの雨ですが、毎朝のお散歩は欠かせない我が家の暴君黒ラブ。
すっかりズブ濡れになってブローする事20分。貴重な朝の時間はこの愛犬に費やされます。
いっそシャンプーしてから散歩に行こうか、真面目に検討中。
で、若干濁りの入ったすそパの池は、雨の影響もあり、レンジが上から50センチ前後と
深めになったのですが、波動の大きめなものに積極的にバイトがありました。午後になって
雨も上がると、一転して波動の小さいルアーのほうが多くのバイトがあったように
思えます。濁りや風など変化の大きい状況では、ルアーの動きやカラーも派手目のほうが
良い事が多くあります。


9月27日
10月ともなれば「管釣りシーズン」といわれ、各メーカーさんからも
新しいルアーなども登場してきます。このところのラインやロッドの進化に伴い、
私のような古〜い管釣り人間では考えられないような、軽いルアーも出てきています。
昨シーズン後半辺りから見かけるようになった、0.5gくらいのスプーン。
水面付近でヒョロヒョロとサイトしていると、大口を開けてバイトしてきますので、
見た目にも面白くついついハマってしまいますが、飛距離が出ないのと、見切られた時の
リカバーが下手になってしまいそうで、あくまでもオツマミ程度の使い方にしています。
もちろんウォレットには常駐していますので、水面付近で魚がウロついているような状況には
効果テキメンのはずです。


9月26日(養魚日記)
日中はポカポカ陽気に包まれるものの、朝夕はいっきに冷え込み始めました。
富士山では例年より6日早く初雪が観測されたそうです。すっかり秋めいて
きましたので朝一やナイターご来場予定のお客様は羽織る物を持参してください。
さて、毎年の如く書いていますが、当エリアのニジマスはすべて2倍体です。
オスは徐々にイカツイ顔つきになり始め、メスも卵が徐々に大きくなっています。
特に赤身の魚、最近キープされたお客様はご存知かと思いますが、メスは結構立派な
筋子になっています。「成熟する前にドンドン放流しましょう」という事で
ここ最近連続で放流が続いていますが、養魚場のストックも残り数週間分と
なりました。まだキープしていない方はチャンスです。
それとメスの卵ですが、通常(白身)は黄金色になります。が、赤身のニジマス
の卵は綺麗なイクラ色です。醤油漬けしたらきっと美味しいですよ。



9月23日
時折怖さを感じるほどの降り方をする雨足でしたが、降っていた延時間としてみれば
2時間にも満たないのでは?といった短期集中タイプ。しかしながら
いつ降ってきてもおかしくない雲行きに風が加わると、魚のレンジや動きが
目まぐるしく変わっていきます。実際釣っている方を見ていると、小雨+風波で
水面下で固まっていた魚の群れが、ほどけるように散っていきます。程なくルアーに
ジャレ付く反応をし出すとヒット・・・といった具合。気圧や風の変化は魚の活性に影響を
与える。とは、昔読んだアメリカの何ちゃらってバスプロの書。
風が吹いたらルアーを重くしそうですが、風に負けない程度なら、表層系に反応が
良くなる事が多くあります。


9月22日
自分の思い描いた通りに、投げて流せて、魚が反応してくれると
大きさウンヌンではなく、「釣った」感に浸ってしまいます。
そんな大きくはありませんが、記憶に残るイワナでした。
車で2時間、バスに乗り継ぎ更に1時間以上。そして歩くこと小一時間・・・
移動時間の方が長いのは夏の釣りですから、仕方ありません。
もう少しで一般渓流も禁漁ですので、管釣りの出番です。ネイティブも管釣りも
思い描いた通りに釣れると、同じくらい気持ちのいいものです。



9月20日
ベイトリールの改造好きのお客さんは、このシステムで0.5gのルアーを
10m以上飛ばしています。なぜかって言いますと、ど○ムだから・・・ではなく
「果てしない挑戦」とかっこよく言っておきます。何事の開発にも「限界」はつき物
ですが、限界を知ることで、新たな発見やメソッドが生まれる事もあります。
一見、意味のなさそうな改良もヘンタイの目には、使い道が拡がっていきます。
まぁ元々コアな改良ですから、更にコアな人間にしかヒットしない・・・ですから
当然私にはズバッとヒットしちゃいます。「類は友を」ってことでしょうか?
すそパにはヘンタイでは無く、拘りを持ったお客さんが多く来られます。


9月18日(養魚日記)
愛知県からお越しの後藤様、本日初のご来場との事ですが、何やら上池で苦戦しています。
お伺いすると、デカイ・・間違いなく赤身の魚です。寄せては走られ寄せては走られ
ランディングするもネットから暴れて飛び出し・・を繰り返すこと数分、隣のお客様にも
手伝って頂いたりして無事キャッチしました。計測すると60センチジャスト。
だいぶ顔も精巧な顔つきになりはじめているイカツイ固体でしたが、捌いてみると
やはり赤身でした。先々週、先週、今週と連続して赤身の魚を放流していますので
まだ赤身をキープしていないお客様はいかがでしょうか?


9月16日
このごろ見たことの無かった「赤い羽根」その類の募金や活動に従事して
いなかったからなのですが、地域情報誌にくっ付いてきました。
子供の頃はピンやハリでどっかにくっ付けた記憶がありますし、純粋に「募金」の
証だったように思えますが、フライ馬鹿になった今では、「フリューが少ない。」
って別次元の突込みが出てきます。猫や犬の毛或いはモップやビニールテープ・・・
あらゆる物がフライのマテリアルになります。100均で手にとって眺めているのは
買おうか思案しているわけではなく、何に使えるかを妄想している事が多くあります。
そんな奴に「赤い羽根」なんぞ、すぐにフェザージグに化けるかもしれません。


9月15日
ようやく朝晩の暑さも収まり、日中の気温も30度を下回ってきますと、
魚の付き場に変化が見られる時期です。特にエリアの水の流れの関係で、水温の変動の
大きい下の池。濁っていると言っても、2m近く透明度のある水色ですので、
魚は大方確認できますので池を一周していただければ、魚の多い場所が見つかるはずです。
今までは魚影の薄かった手前側の入水口付近にも、そこそこ魚が付いているのが
確認できます。このポイントは水深が2m弱ですので、水が温まりやすく、夏場は
居心地の悪い温かさも、秋から冬は溜まり場と化します。


9月14日
先日取材でおこしになった小久保領子さんから、原稿の校正依頼が
メールで届きました。実際の取材は小久保さんに質問された事を、ボイスレコーダーにも
記録しながら喋る事2時間。短い映画よりボリュームがありますが、
コレを、ノンアルコールで語れる自分って凄い。って思いましたわ。
で、原稿もそれなりの量でワード4ページ以上です。いつものアングリングのコラムの
10倍近くです。「寄り道」だらけの話を、読みやすく出来るのって才能ですね。
感謝です。月末発売のフィッシングエリアニュースに掲載される予定です。



9月13日
フライはカゲロウと言われる水生昆虫や、バッタや甲虫のような陸生昆虫のパターンが
存在します。陸生昆虫は大方水面にポッカリ浮いているのが相場ですので、そんな感じで
フライにしても問題はありません。逆に水生昆虫の場合、水面まで浮上してきて
羽根を上手いこと拡げられれば、すぐにでも飛び立ちますが、表面張力と小さな虫の力の
関係上、水面を破れるか否かでスタイルが変わってきます。そんな訳で水生昆虫をフライに
する際、水面上、水面、水面下で3つのステージに分類して作りる必要が出てきます。
偏食するマス類はそのステージさえも合わせていかないと相手にも
しない事もあります。ライズする魚の鼻や口が水面から出るか出ないかで、捕食している
モノのステージを見極める・・・魚釣りは魚を観察するところから。が基本です。



9月12日(養魚日記)
日中の最高気温は35℃。まったく衰えそうにない暑さですが、さすがに朝夕は
涼しく、ナイターもだいぶ釣りやすい気温になってきました。
ここ最近のナイターはというと、相変わらずド表層がメインになっています。
スプーンであれば1g以下のものでゆっくり引いてきてもらえば反応がいいかと
思いますが、日中と同じように足元でのUターンが多々あります。しゃがんだり
一歩下がって頂くとパクッとくわえるのでお試しあれです。カラーは私の場合
白・白/黒・シルバーなどを自信をもって投げますが、お客様からは「黒いいよ」と
度々うかがいます。私は何故か釣れたためしがありませんが、よく釣れると聞くので
お手持ちにあれば試しに投げてみるのもいいかもしれません。


9月11日(養魚日記)
台風9号は、西伊豆では「ちょっと強く降った雨」程度で終わりましたが、静岡の小山町
や神奈川県では相当な雨量だったようで、国道246号線では6箇所程の土砂崩れが
あったそうです。未だに一部通行止めがあるようですが、大井松田ー御殿場間の
高速無料化措置などをしているようなので、東京方面からご来場予定のお客様は
「静岡国道事務所」のホームページをご覧になってみて下さい。
さて、買おう買おうと思いながら買いそびれてしまった「グレ鱒ロッド62」。
先日やっとこさ購入しましたが、マイクロスプーンがよく飛びます。ミノーも全然
使えます。デカイ魚がかかってもよります。なのに余裕で2万円を下回るコストパフォー
マンス。最近「グレ鱒ロッド66」もでたようですがどちらもお買い得の一品じゃないで
しょうか。私はしばらくロッド購入の必要はなさそうです。


9月8日
お山釣行の打ち合わせで釣友から連絡・・・「ただいま消防の関係で噛み付きサル」
の捕獲に奮闘中だと言う。場所は三島の山の中なので、すそパにご来場ってワケでは
ありませんので、ご安心を。かなり惜しいところまで追い詰めたらしいのですが・・・
受付に居る「噛み付き猫」は飼い主が甘やかすから一向に素行直らずなのです。
まぁそれはさておき、ちょっと欲しかった「お湿り」は
なぜだか台風直撃のコースを示しています。釣りは自然相手のものですから
引き際が肝心です。今シーズンは春からスーパー雨男でした。さすが厄年です。



9月7日
今シーズンの一般渓流の釣りも、残り少なくなってきました。この夏の猛暑は
終わっちゃいないようですが、水温の高い状況と山岳に涼を求める釣り人で
思うような釣りが出来ませんでしたと、言い訳をしておきます。
さらに、ここらで行っておかないとシルバーウィークで、壊滅的に釣り人が押し寄せ
そうなカレンダーです。いつものようにアントとカディス辺りをタイイングして
さらにセミでも作っておこうか!って意気込んだのですが、いつの間にやらクロ○ケの
兄弟分のようなフライが出来上がりました。見た感じ「カピバラ」です。決して釣れません。
クロ○ケ同様ストラップと化しました。



9月5日(養魚日記)
伊豆方面に観光などで行った際に、山間部を走られた方は見たことがあると
思われる道路標識「落石注意」。養魚場が西伊豆にあるので、この標識がある
道路はしょっちゅう走っていますが、お客様から「落ちて来る石にどうやって
注意すんの?」との事。確かに無理があります・・・が、たぶん正しくは
「落ちている石に注意」だと思います。山間部でもそうそう石なんて落ちて
いませんが、養魚場近くの峠は要注意。崩れやすい場所が多いのもあるで
しょうが、悪さをしているのは「シカ」です。斜面を駆け上がる際に石を
落としていき、草花や農作物を食べつくし、冬は木の皮まで食べて枯らす始末。
付け加えて猟友会の駆除もまったく追いつかない勢いの繁殖力は困ったものです。
シカを見たい方は夜中に西伊豆スカイラインなど走ってみると9割方見れます。
が、それなりの速度で衝突すると車は廃車確定ですので要注意です。


9月4日(養魚日記)
比較的釣れやすいルアーであるトルネードですが、反応が良くない時だってあります。
そうなると今度はテクニックが必要になってきますが、お客様とトルネードおじさんも
加わってミニ口頭講習会です。トルネードおじさん曰く、「誘いが大事だ」との事。
ミノーのような連続的トゥイッチなどは必要ないと思いますが、トリッキーな動きに
弱いらしく、単発的なトゥイッチやシェイクで誘うようで、先日の日記のメタボマスも
誘って釣ったようです。これらも踏まえて大前提に大切なのが巻き方。
過去に何回か書いていますが、巻き方一つで魚の反応がすごく変わるルアーですので
写真で確認いただければと思います。
左:○ 右:×


9月3日
次号フィッシングエリアニュースの取材で小久保領子さんがご来場
されました。先月アングリング・ファンの取材でもお世話になりましたが
私よりも日に焼けた女性は珍しく、そんな事を遠慮なく聞くと、マグロを追いかけて・・・
って立派な漁師的なお話をされていました。
さて今回の取材対象は私のようで、「珍しいエリアスタッフを探して」?みたいな
コーナーで扱われるようです。インタビューを答える形式ですが、バラバラな内容を
上手いこと小久保さんが文章にしてくれると思います。



8月31日
アングリング・ファンのコラムの締め切りは月末。そう今日なのです。
特に釣りに拘った記事にしなくても良いのでしょうが、四六時中つりツリ釣り。の
頭の中からそれ以外のコンテンツは見当たりません。
土壇場に強いのか、やれば出来るのか、速攻でテーマを見つけて書き上げて
送っておきました。最初からやっておけばこんなに追い詰められずに済んだのに
いつまで経っても夏休みの宿題癖は直りません。




8月30日
全国放送で「静岡県の三島と裾野で被害を出している野生のサル・・・」と
ニュースで言われれば、裾野=私ってとっても狭い視野でしか捉えられない、
数少ない各地の友人にしてみれば、地名を聞いただけで連絡が来てしまったりします。
有り難い限りですが、お客さんも同様に反応がでるものです。これまた裾野=サルと
図式は変化し、「あの・・・サルは平気ですか?」といった連絡もあります。
まったくもって危機管理と風評被害的なもののは紙一重です。
そのサルによる近所に被害は出ていませんが、元々釣り堀の周りはサルだらけですので
ご安心下さい。


8月29日(養魚日記)
今日は嬉しい物を頂いてしまいました。東京都からお越しの「虫くん魚くん」ご家族様。
お名前の通り昆虫採取や釣りがお好きな方ですが、以前より趣味で魚の剥製を作って
いるとお伺いしていました。で、すそパの魚でいくつか剥製をお作り頂いたようで
「今度持ってきます」との事でしたが、本日ご持参頂きました。

趣味?プロじゃなくてですか?当エリアのイワナを2匹も使った見事な剥製ですが ほぼ我流でこの領域まできたそうです。見惚れること数分、受付横の休憩所内に飾り ましたので、是非ご覧になってみて下さい。ホント綺麗な一品ですよ。


8月27日
かの吉田松陰先生やエジソンと同い年の方が、戸籍上存在するって医学的にも
人類史的にも世界をひっくり返す日本の行政。終いには起訴相当の身分なのに
総理候補って・・・日本ってなんだかなって感じません?そんな異常極まりない
お話ついでにウチの異常。5ポンドラインで奮闘する事3分。滅多に
引きずられることの無いトルネードおじさんがネットを要請しています。
上がったのは60オーバーのおデブさん。この体型で走るのですから、たとえスピードが
鈍ってもトルクだけでドラグが滑ります。そんな異常なメタボリックなニジマスは
脂ののりが多く美味しさは保障いたします。


8月24日
夏休みには初めて釣りに挑戦するお子様も多く、エサ釣りなら問題ないのですが
ルアーをやってみたいのに、お父さんもやったことが無いなんてケースも珍しくありません。
最近ではどこかの教育系雑誌の付録?で頂いたって言うルアーセットも見慣れ、
テンポ良くカエシを潰してアイチューンをするのも当然の展開ですが、
多くのお子様は駐車場から歩いてくる間に見える、上の池やストックの大きな
魚にロックオンしちゃっていますので、小さいのでもいいからマズ一匹と、
目論んでいる私にしてみれば、(余計な物見るな)って内心思っていたりします。
ですが、私が子供の頃に初めてルアーで釣ったニジマスは、34センチしかなかった
のですが強烈に引いた記憶があります。初めてルアーをやるお子さんにも、
そんな記憶を与えられれば釣り堀冥利に尽きます。



8月23日
2003年の今日。ココは誕生しましたって、全然覚えていなかったくせに
入漁証を書いているうちに思いだしました。現在の一日券は21時ですが
当時の一日券は、日没時刻にプラス30分といった感じで、当然天気予報で
曇っていればもう少し早くなる・・・って全くのアナログですが、プラス30分って
辺りが「釣り人」らしいでしょ?早々にナイター設備を整えるか?とも思いましたが
その後秋から冬になり、やはり「釣り人」的には暖かくなってからとなります。
ナイター設備が出来たのは翌年の3月でしたので、ソレまでは毎日天気予報と
ニラメッコだったわけです。


8月21日(養魚日記)
毎日毎日嫌になるくらい暑いですが、こうなると夕方からの釣行が増えてくると
思います。ですので、ここ最近のナイターの状況をアップします。
まずはミノーを投げてみて下さい。日中は日陰に隠れているイワナが暗くなるとウソの
ようにチェイス・バイトしてきます。怒涛のオフェンスをしてくる姿はちょっと
ビックリしますが、食うのがあまりお上手ではないようなので、トゥイッチ後ワンテンポ
置いてあげると良さそうです。それ以外ではやはり表層メインになりますが、スプーン
では1g台のものより、それ以下のものの方が反応は良く、「デッドスロー」が
肝になりそうです。暗い場所では白・黄色、外灯付近ではシルバーへの反応も良いと
思います。シャロークランクなども有効かと思いますので、いくつかお持ち頂けると
いいのではないでしょうか。


8月19日
暑い日が続いていますが、実際魚の反応するレンジは、表層から50センチくらいまでが
多くなります。イメージではボトム。と言わんばかりの暑さですが、手を水に浸けて
頂ければ納得すると思います。先日の日記の通り、何故だか某山岳渓流よりウチのほうが
水温が低いのです。
モチロン入水口やストラクチャー周辺では表層に限りませんが、
昨日のドライフライ同様に「見える釣り」が好みなので、必然的に自分的には表層中心の
釣りになってしまいます。ペレットで育った魚の多くは、上から落ちてくる物に反応する
習性がありますので、見えている魚の上にルアーを通すのがベターです。
使っているルアーは「心」の0.7gです。


8月18日
基本的にココではドライフライしかやらないので、この水生昆虫の少ない時期でも
釣れるフライってやっぱりアント(蟻)です。
渓流のプールやスリックな水面ではウチのポンドと同様に
ハックルやティペットの影は極端に嫌われますので、簡素化に次ぐ簡素化で
ボディーとポストのみになっています。ボディーも気が向かなければ、スレッドを
ぐるぐる巻き続けますので、マテリアル的にはフックとスレッドとCDCです。
ポストのCDCの下を横回転で拡がらない様にしていますので、水面を捉えるのはポストの
下から3分の1程度の位置ですので、魚にはボディー側のみが見え、コッチにはポスト
のみが見えるようになります。非常に簡単なフライですので是非お試し下さい。



8月17日
受付の簡易温度計も38度を越えていました。正確な数値ではありませんが
この夏としては初めて見た数値です。そんな中、東京のお客さんは同じ気温でも
すそのと都会では「暑さ」が違うと言います。そういえばエジプトで穴を掘っている
吉村教授がラジオか何かで「エジプトより日本の方が暑い」と言っていました。
本来気温は輻射熱が空気の中にある水分などに影響して、暑さを感じるらしく
砂漠が出来るほど乾燥すれば、日陰にさえ入れば涼しく夜は当然寒くなるのだと言います。
いずれにしても、森を抱え水を湛えたすそパの暑さは、都会の暑さよりはマシなようです。


8月14日(養魚日記)
1日中雲っていたわりには蒸し暑い1日になりました。中途半端に雨も降りナイターに
入っても蒸し暑さは変わりません。今年のお盆はバットタイミングで台風も発生し、
急な天候の変化が多々あります。ご来場の際は念のため雨対策をしてご来場頂くと
安心です。
さて、この連休は赤身のニジマスを放流していますが、紛らわしいサイズもいるので
見分けがつかない方もいらっしゃるようです。基本捌いてからのお楽しみですが、本日も
赤身だったお客様がいらっしゃったので、写真を撮らせて頂きました。神奈川県は横浜
からお越しのお客様(すいません、お名前お伺いするの忘れてました)。サイズは
56・50・50・41センチですが、このうち56センチと50センチの2匹が
赤身でした。とりあえず50センチ以上で、写真のようなメタボ具合が条件になって
きます。ご参考になりますでしょうか?


8月12日
例年この時期の水温がほぼ最高点に達します。と言っても下の池の手前側の
排水の横辺りで、17度少々といった感じです。
先日涼を求めて南アルプスの渓に行きましたが、標高1000mくらいの所で
水温19度ときた。コッチはさぞ涼しかろうと乗り込んだ岩魚釣りでしたが、
改めて湧水の有難みを察した次第です。今日の雨は若干の濁りを出しましたが
地熱が抑えられて、若干の水温低下とササ濁りが魚の活性を好転させるケースは
多々有ります。そうなれば少し波動のあるルアーや派手めなカラーが有効になってきます。
例によって明日以降は急速に水色が戻りますので、この作戦と併せてローリング系や
セニョールやスティックなどの無波動系ルアーの組み合わせが有効になると
思います。


8月8日(養魚日記)
お盆の放流内容は上記のようになります。で、上記のようなサイズのニジマスを釣ると
下記のような感じに。

清水区からお越しの岡田様。2,5ポンドでヒヤヒヤされながら釣られたようですが 無事キャッチした腕前はさすがです。サイズは60センチジャストでしたが、体長も さることながら体高に目がいってしまいます。久しく「メタボ」という言葉を見て いませんが、ココは健在です。 


8月7日(養魚日記)
養魚場で観察していても思いますが、イワナやブラウンは非常に日射しを嫌います。
日陰へ日陰へ・・太陽が真上にきたら水車の下に。これはポンドでも同じことが
起きています。足元はなかなか釣りにくいと思いますが、岩の陰になっている場所や
日陰にはイワナやブラウンが着いていますので攻めてみるのも手です。
早い人は今日からお盆休みでしょうか?連休の放流内容ですが、明日写真付きで
更新予定です。ご確認下さい。それから明日は「つかみ取り」開催日です。
なかなか体験する場所は少ないと思いますのでお子様と参加されてみてはいかがですか?
時間は10:00〜14:00です。ご来場お待ちしております。


8月4日
受付を済ませた多くのお客さんが、上の池に入ります。当然池も魚も見えるので
当たり前っちゃ〜当たり前なのですが、それにしても始めから下の池に行くお客さんは
少ないです。あまり書くと下の池のファンの方に抗議のメールでも頂きそうですが
釣り方が分かっている方にしてみれば、下の池の朝一はそれなりにイージーです。
この人数配分は平日、土日共に同じような状況ですが、コレを見た方で下の池の
人口は増えるかもしれません。朝一のみならず、空いている池やポイントに入れると
オイしい事になるかもしれません。


8月3日
相模湾や駿河湾では30キロを越えるキハダマグロなどが結構近海であがっています。
海仲間に誘われましたが、メーターサイズのシイラで腰が砕けているようでは
お話になりませんので、スルーさせてもらいました。このサイズの魚に出会えるなんて
そうめったに無いチャンスですが、練習がてらに釣ったサットウ(アブラソコムツ)の
10kg程度で嫌になっているのですから、賢明な選択でしょう。
ですが、強烈なパワーファイトは、その豪快さにハマる方は一直線にハマっていく魅力が
あります。力自慢の方、一度は海に引きずり込まれてみたい方にはお勧めです。


8月2日
一日券が18時から21時まで伸び、一日券のお客さんは、そうガツガツしないでも
良いようにも思いますが、よ〜く魚を観察していると、日や陰或いは風の影響で
定位している場所を変えている魚もいます。当然ずっと居座る魚も居ますが
さっきまで歩行天みたいだった魚の群れが、ちょっとした風や日の影響か
数分後にはシャッター通りのような閑散さに変わっている事もあります。
つまり、その時間帯に則した遊び方があるワケで、一日を通して使えるルアーは、
トップからボトムまで使うのであれば、相当な種類になると思います。
「だから日中も寝てないで投げ続けなさい!」とは、この暑さの中ですから極めて
スパルタなアドバイスですが、多くの釣り人が避ける日中にパターンが見つかれば、
かなり良い思いが出来ると思います。必ず水分をマメにとって頂くようにお願いします。


8月1日(養魚日記)
日中は風もほぼ無く、気温は36度・・かなり蒸し暑い1日でした。ボトムよりかは
比較的表層で釣れています。クランク・トルネードなど反応がいいようですが、
トルネードを使っているお客様で「糸よれがすごいんですが・・。」というお客様が
多数いらっしゃいます。あれだけ回転するルアーですから付属のスナップスイベル
だけではカバーしきれない事があります。こういった場合は指に巻きつける時
2〜3回に1回逆巻きで巻いていただけると解消できます。糸よれで困った場合は
お試し下さい。
「つかみ取り」多数のご来場ありがとうございます。追いかけ回していればその内
体力も無くなり捕まるだろう・・と思っていましたが、俄然エネルギッシュな小ニジ達。
匹数が少なくなってくると小さいお子様では難しいかもしれません。そういった場合は
スタッフに一声お掛け頂ければ「タモ」をお貸しします。次回は8月8日(日)に
開催予定です。ご参加お待ちしております。


7月31日(養魚日記)
上記にも書いてある内容が明日から反映されます。1日券のお客様は大幅に時間が延び
何時にご来場されても1日券は21時までとなります。朝一から来られたお客様はなんと
13時間・・・。猛暑の中13時間釣るもよし、日中は車でゆっくり休むのもよし、
釣り方いろいろです。女性・中学生のお客様は新料金になりますが、中学生の方は
身分証明書を忘れないようにご注意下さい。
付け加えて、明日日曜日はつかみ取り開催日です。10:00〜14:00の間と
なります。お子様をお連れの方は参加されてみてはいかがでしょう?ご来場お待ち
しております。


7月30日
木曜日の未明から断続的に降り続いた雨は、今日の朝まで続きました。
さすがに各ポンドも若干の濁りがあり、経験的に「波動」の強いルアーが
有効になりそうな感じです。普段クリアーで底の魚まで確認できる状態では
表層を中心とした、軽めのスプーンで組み立てていけば誰かしら相手にして
くれますが、魚にしてみれば「視界が悪くてそんな小さな物は見えない」って
感じですかね?ともかくこんな日のルアーは「動いたモン勝ち」のようです。
さて、この濁りは明日も多少残りますが、ここに「週末プレッシャー」が加わると
上記のように一筋縄な応えは無いと思われます。コレを探すのが私の仕事かなと・・・
「当たらずも遠からず」的に、広〜い意味でヒントを出す事もありますが
いよいよ困ったら受付で売っている「トルネード」をお勧めしちゃいます。
実はこの「トルネード」はそういった意味でも、釣り人の救世主だけでは
無かったりします。

7月28日
釣っていただくのが私達の仕事。夏休みに入ったので、お子さんの姿も
数人見受けられます。池の周りで仕事はしているものの、目はこういった
ピンチっぽい、お子さんなどに注がれています。場所の選択もさる事ながら、
ルアーの選択ミスや扱い方が上手くいっていないお子さんには「セニョール・トルネード」
をソコソコ押し売り風にお勧めしちゃってます。自分のルアーで釣りたいってお子さんには
強要は致しませんが、眉間にしわを寄せる子供は見たくありませんからね。
コレを付けて「ハイ投げて・・・巻いて・・・ハイ掛かったね」って本当に安っぽい
通販番組のように、確実に出来上がりやその後が見えているかのように、
簡単に釣らせられます。おまけに周りのギャラリーも「お〜!」って言うものですから、
なおさらサクラで満員の通販番組に感じます。


7月26日
今朝出勤のときに246を渡り、トヨタの中古車屋さんの有った場所に、後ろにロー○ンの
看板を載せているトラックがいます。どうやらこれから設置しますといった感じです。
数週間前から工事をしていた建物は、8月6日オープンの張り紙がありました。
携帯屋だとか、100均だとか・・・ウワサはありましたが、通勤途中に寄れる
サークル○のオネ−さんに「ロー○ン」だと既に聞いていました。さすがは商売敵。
情報は正確だった様です。「もうコレでさようならね」ってイヤミの一つも
言われましたが、当然さようならです。コンビニ変われば行動パターンにも影響しますしね。
初めて来場されるお客さんも、ランドマークとして全国区のコンビニは、分かりやすいと
思います。


7月24日(養魚日記)
今日はアングリングファン・小久保領子さんの取材がありましたが、朝一「渋滞で
遅れます〜。」とご一報。ネットで東名情報を見てみると「下り 秦野中井 追突事故
渋滞40キロ」・・・・40キロ?すそパから西伊豆まで車で85キロ。直線距離では
41キロです。う〜ん・・・とりあえずとんでもない距離の渋滞が発生していますが
やっぱり皆様遅れてご到着です。「8時に着く予定が12時になっちゃった」なんて方も
いらっしゃいました。プラス連日の猛暑も重なってプレッシャーは控え目。厳しい時間も
ありますが、比較的釣れていた1日だと思います。ただ炎天下と水面からの照り返しは
かなりキツイものがあるので、小まめに休憩・水分補給をして下さい。受付横の休憩所は
クーラーも効いていますので「フラッ」っとする前に早めの避難をお願いします。


7月23日
品切れになっていたフェザージグのヘッドを買いに、釣具屋さんに行ってみた
ところ、ゼロヘッドなるモノがあります。しばらく見ないうちに、専門外の釣りは
日々進化しているようです。重さは書いていないし手にとって見てもやっぱり「ゼロ」
らしい。そもそもメバルをテクトロでって発想が無かったのですが、お客さんに
見せて貰った「チョッと重いフライ」を巻くより、よっぽどカッコいい感じです。
ウェイトは目一杯入れて、フェザーに水を含ませて0.5gのスプーンより若干
飛ばないかな?ってところですが、アイの部分はグローらしく、水中に漂う様は
かなり魚を寄せてきます。ボトムに落とせるタイプのヘッドではありませんので、
ボトムを打ちたい方は、0.8gも作ってありますので、そちらをお使い下さい。



7月20日
「ホンダ釣りクラブ」の取材が少し前にありましたが、詳しい内容が
HPのほうにアップされましたのでご紹介です。
「釣り女子活動記」と題されたレポーターは釣りビジョン前「関爆」リーダー
本田絵里子ちゃんと谷真美也ちゃんの2人。基本的に管釣りやルアーは
全く知らないお二人ですが、女子目線でルアーやBBQを楽しんでいました。

http://www.honda.co.jp/fishing/enjoy/girls/diary-002/index.html



7月19日
ビック・ベイト=ビック・フィッシュと古くから言われる、釣りの格言的な
言葉。とは言っても「デカすぎでしょ!」と目を見張ったのは、オリジナルの
セニュールと比べると、型破りな全長37センチ。もともとこのセニョールが
釣れるのは、見たことの無い動きが起因していると思うのですが、さらに動きを
大きくしたものです。泳ぐ姿は「ウミヘビ」の如しです。使い手の飯沼さんに聞くと
作っているのは奥様の内職だとか。釣りしない奥様なら新しいアンクレットか?って
勘違いしそうな代物です。

息子の奏介君と見比べてもこのサイズ。


7月18日(養魚日記)
「重要なお知らせ」についての内容ですが、8月1日より変更になります。お間違えの
ないようお願いいたします。

今日も暑い1日でした。見たくもない温度計ですが、日中の気温は35,5度。
風が無かったら猛暑ですが、幸い涼しい風が少し吹いていたので日陰では涼めたのでは
ないでしょうか。とはいっても暑い今日この頃。昨日はジョウロを持参してきたお子様
がいらっしゃいましたが、申し訳ない事に水遊び場をまだ開放していませんでした。
急いで清掃し、土日・祝日のみになりますが今日から開放しています。お子様には
もってこいの涼み場所ですので、お着替えをご持参の上ご来場頂ければと思います。
去年から「つかみ取り」は廃止していますが、今年はルール変更のうえ、日にち限定で
開催予定です。詳しくは後日「あれこれ日記」にてお知らせ致します。


7月17日(養魚日記)
日中は陽射しもかなり強くなり、水面からの照り返しは結構キツイ日が多くなって
きました。養魚場・管理釣り場の仕事に携わって数年、ずっと裸眼で押し通して
きましたが、いかんせん目がおかしくなりそうなので偏光サングラスを買おうかと
検討中です。お持ちの方は是非持参して頂いた方がいいと思います。

さて、しばらく欠品していたNST・キメラが入荷致しました。NSTは0,85・
1.1・1,8g、キメラは1,2gが入荷です。先日日記でお知らせした
アイビーラインのハンドメイドルアー「三十路丸」もバタバタっと売れて早くも残り
僅かです。お求め予定の方はお早めにどうぞ。


7月15日
アングリング・ファンの取材が24日(来週の土曜日)に行われます。忘れないうちに
書いておかないと、スッカリ過去形の話になってしまいます。
今回は昨年12月号に登場した小久保領子さん。取材の内容云々は
なんだったか覚えていませんが、ご来場されているお客さんをインタビューする
以前やっていた内容が復活するらしく、誌面に載ってみたい方や小久保領子さんに
会ってみたい方は来週の土曜日にご来場下さい。
(悪天候の場合はカメラ等、機材の関係で延期もあり得ます)


7月14日
川の水を一切使っていないスソパでも、当たっていると痛いくらい
の雨粒が降ると若干濁ります。普段のクリアーな状況では表層から30センチより
深いレンジを探ることはあまりありませんが、見るからに魚は沈んでいて
水面から50センチくらいのところに多くの魚が定位しています。
こういった時に威力を発揮するのが、波動(水を押すルアーの動き)が大きい
ルアー。コレのほうが魚に発見されやすいから?かもしれません。例えばクランクや
ウォブリングの強いスプーンなどです。逆に普段のクリアーの状況では、
波動の小さいものが有効ですが、やはり飽きられないように、組み合わせるのが
有効です。雨の降り方にもよりますが、丸一日も経てば普段の水色に戻ります。


7月13日
最近の釣り事情を聞かれたので、「こんな魚が釣れました」と言い画像を
見せたところ、かなり気に入られた様子のお客さんは、釣れた川を教えて!と
続けざまにきます。車を停めて4km川沿いを歩いて・・・遡行していくと・・・
って言うと多くの方が閉口します。やっている方にしてみれば大した距離でもありませんし
実際そこまで歩かなくても、私に釣りのウデさえあればもっと近場で済むかも・・・
いずれにしても、ネイティブは管釣りのように車を降りたら即ポイントってワケでは
ありません。自然渓流ですので転んだり流されたり、蜂が追ってきたり、マムシと
隣り合わせに座っていたり・・・といろんな事が起きます。行ってみたい方は、経験者や
精通したショップで相談されることをお勧めします。


7月12日
雑誌では見ていた三十路丸が入荷しました。最近良く見る
ハンプバック系のスタイルなので、アクションは想像がついていましたが
早速お買い上げになった方に、アクションを見させていただいたところ
デットスローでの動き出しと、高速のバランスのよさは特筆モノです。
更にサスペンドに近いスローフローティングが、他のルアーには少ない
誘いを演出できます。宣伝文句・・・に聞こえそうですが、使っていただくと
ハンドメイドのクオリティーを感じると思います。是非4ポンド以上のラインで
お使い下さい。


7月11日(養魚日記)
「重要なお知らせ」はご覧頂けましたでしょうか。まだ見ていない方は「あれこれ日記」
の上の方をご覧になってみて下さい。ご確認頂きますよう宜しくお願い致します。


さて、エサ釣りに今日はとんでもない所からお客様がご来店です。写真を見て下さい。

タンザニアからお越しの「マレコさんファミリー」です。調べてみた所、日本から 直線距離にして11,636キロ・・・。ついにここまできたか・・・と思う距離ですが 実際はすでに日本に在住しているようで、今日は静岡で観光とのこと。タンザニアでは 釣りをする場合すべて帆船、つまり風がなけりゃ漁に行けないらしい。当然レジャー感覚 での釣りは初めてらしく、「海釣りは船酔いしちゃうから」という事で「スソパ」を 選んで頂いたようです。日本語が通じないのでジェスチャーや英語風バリバリ日本語で 釣りを教えましたが、どうやら楽しんでもらえたようで、帰り際に片言で「アリガトウ」 を頂きました。またのご来店お待ちしております。


7月7日
「こんなリールを持ってきました」ってお客さんと、当時を知る
お客さんも含めて、このリールだけで小一時間は語らえます。まぁそんなのは
井戸端会議の奥様衆に比べれば可愛いものですが、客観的に見ると
きっと暗号に聞こえるのかもしれません。
多分マグネットブレーキの初期モデルか?30年近く前の代物ですが、違っていたら
ゴメンなさい。にしても、私の持っていたリール(中古)の後機種ってのですから、
一体私は何歳じゃって感じです。釣り具は釣った魚や釣れなかった湖、バラした魚さえ
記憶しています。大切に持っていると昨日の晩御飯さえ忘れている釣り人でも
多くの記憶が呼び覚ませます。


7月6日
暑くなると上半身裸で釣りをしている方が増えてきますが、コレはうちの
ルールとしてNGとして歌っていませんが、モラル的な事としてどのエリアさんでも
歓迎されません。自分のフックが自分に刺さるのであれば、一向に構いませんが
他のお客さんの不意のフックアウトなどで、フックが飛んできてその人に刺さっても
迷惑するのは刺した側として捉えます。
暑いので気持ちは分かりますが、デカイ魚からフックアウトすると結構なスピードで
ルアーが飛んできます。年々反射能力が衰えて・・・でなくても対応するのは至難の業です。
帽子や偏光グラスも、そういった意味でも必携のアイテムです。


7月5日
オグリキャップが亡くなったと報道で聞きました。なんだ馬ですか?と
言われそうですが、競馬をしなかった方でも、名前は知っていたり、あの頃から
増え始めた、馬のヌイグルミを持っていたって方もいるかもしれません。
この仕事に携わっている関係上、土日の競馬は全く見ることも、賭けることも
無くなったのですが、おそらく現代競馬では考えられないスケジュールで走っていたと
思います。マイルチャンピオンシップでバンブーメモリーを差しきり、誰もが出走を
疑った翌週のジャパンカップでは、ニュージーランドのホーリックスと鼻差の激闘で
惜しくも2着。こんな過酷なスケジュールをこなす、G1ホースはあまり記憶がありません。
そしてまたしても誰もが終わったと言っていた有馬記念でも、かっこいい幕引きを
見せるわけです。一競馬ファンではありましたが、ギャンブルを超えた何かをこの馬に
感じているファンは多かったと思います。
当時を知る周りの競馬ファンで酒を飲んだら、延々こんな調子で語られるカッコいい馬です。


7月3日(養魚日記)
気付かれた方も何名かいらっしゃいましたが、月曜日に上池の入水配管を一部移動
しました。変更前は入水口から水の流れが時計回りになるようにホースの向きをセット
していましたが、ここの所受付対岸に魚が集中してしまっていたのでちょいと向きを
変更です。調子が悪そうでしたら元に戻す予定でしたが、結構難しいポイントだった
受付前から入水口にかけてボチボチ釣れるように仕上がっています。季節ごとによって
魚の付き場も変わるので、また移動したり手を加えたりすると思いますが、ひとまずは
様子見です。「クリア」とはいえコケが生えたホースを目視して確認するのは難しいと
思いますので、移動した場所や流れが気になる方はスタッフに声をお掛け下さい。
ご説明いたします。


7月2日
関係各所にリサーチした結果、「山はタイミングが悪い」との事。んで釣れる釣りを・・・
となった昨日。青物ファンの方に朗報です。沼津近辺のサーフでカンパチが釣れてます。
と煽っておきながらサイズは掌。写真も撮りようによってはショゴもカンパチに
見えるかも?チョッとだけキス釣りに行き、掛かったキスを取り込んでいると
残っていたエサをガツンと横取りしていきます。元々ルアーでも釣れるショゴですので
巻き取っている途中だろうがお構いなしです。サイズ的にも距離的にも管釣りの
タックルで遊ぶにはちょうどいいかもしれませんし、ダツも来てました。キラキラ系の
スプーンなら一撃ですが、簡単に切られますので要注意です。


6月30日
こうも暑いとそろそろ山の方に水遊びに行きたくなります。
渓流をザブザブと行くわけですが、平地に近いような川ならウェーダーは
履きません。いくら透湿性のあるものでも、透湿し切れない位の汗をかきますので
川を歩くときに履くウェーディングシューズを履き、あとは普段着です。
つまり水遊びなのです。釣れても釣れなくても水の中を行進です。
普段見慣れない景色や、水に近い感覚は釣り人ならではの楽しみ方に思えます。



6月29日
月末はアングリング・ファンのコラムの締め切りです。編集の方にも
「時々は釣りの記事を・・・」と言われていますが、このところの釣りものは
鯖にキスがメインで、数年前まで初夏に熱くなったアオリイカは全く登場しなくなりました。
理由は簡単。私には釣れないから。それでも釣っている方に聞くと、場所やタイミング
或いは粘りと根性。だそうです。まぁドレもコレも私には苦手な単語が並んでますので、
必然的にターゲットが変わってきたといったところです。
さて、ふた月釣りの記事を書いていませんので「そろそろ」と思うのですが、先日鯖を
釣って撮ればよかった魚の写真ですが、速攻で鯖折してバケツに頭からボンしてしまい、
その後釣れず・・・またしても「釣りの記事」は来月送りになります。


6月28日
梅雨の合間の晴天は日照角度も高く・・・って理科のお勉強ではありませんが
気温が上がりやすく、温度計も壊れたか?「いやいや壊れたって事にしよう」と
思いたくなる気温です。午前中は曇っていて、マトワリ付くような湿気でしたが
11時ごろから出た陽射しに、ごらんのように気温は急上昇。
そんなワケで、釣っている方の組み立ても、深めのレンジを打っていますが、
そんな方に有効なのは、入水口や岩周りの縦ストラクチャーの底付近。実際オープン
ウォーターで釣ってみるとほとんどのバイトは水面直下から50センチまでに集約されます。
暑いから深め。寒いからボトム。とオマジナイのように言われるエリアの定説を
鵜呑みにされる前に、魚を見てから判断して頂ければと思います。


6月27日(養魚日記)
早くも半年が過ぎ去った今年、フォレストから年度カラーが販売される時期です。
今年はメタリック系からダーク系までバリエーション豊かに作られています。
スタンダードカラーから年度別カラーまで入れたらいったい幾つのカラーがあるんで
しょう?すさまじいカラーバリエーションです。こうなると作ってみたくなる自分だけの
オリカラ。タイミング良くアングリングで塗装に関する特集がされています。個人的にも
塗ってみたいカラーがあるのですが、それがコレ(写真)。過去にトルネードの
新色カラーとして一時的に販売されていたこの色。晴れた日中、表層に浮いているボケー
っとしている魚に各トルネードへ反応が無い中、コレは異常に反応がいいのです。
スプーンでやったらどうなるんでしょう?まずは似ているカラーのスプーンを探そうかと
思います。


6月26日(養魚日記)
今日は優しさ溢れる雨でしたが、先週は本当に降りました。養魚場に向かう山道では
2箇所崩れまして、1箇所は土砂でガードレールが薙ぎ倒され、もう1箇所は落石を
防ぐフェンスがありえない角度にひん曲がっています。相当な雨量だった事を物語って
いますが、ひぃひぃ言いながら養魚場を走り回った事もあって幸い魚は無事です。
さて、今日は昼過ぎくらいから難しかったと思いますが、放流でなんとか釣って頂けた
のではないでしょうか。冬の放流は魚がボトムまっしぐらで釣りにくい状況でしたが
ここ最近の放流は50センチ〜1mくらいで止まります。ここら辺のレンジで泳ぐルアー
をチョイスして頂けると放流魚は釣りやすいと思いますのでご参考までにどうぞ。



6月23日
そろそろ山岳渓流が開幕で、この雨は頂けない状況ではありますが、
九州地方一帯で降り続く雨。大きな災害を起こしそうな梅雨前線ですが
こちらでも活発な梅雨前線です。一時は雨粒が痛いくらいの降りでしたが
釣れていると誰しも引き際が悪くなります。投げ続ける釣り人達は、さながら
滝修行のごときです。
こんな天気の休日は、山岳開幕に向けた秘策フライ(毎回)を巻きながら
妄想するのみです。



6月22日
何が彼らのスイッチなのか分かりませんが、回遊してきて出会い頭に
私のスプーンをパクっときた。ハッキリ言うと「想定外」のイトウです。
受付をしながら3ポンドで70cmの魚とヤリトリする時間はない訳ですが・・・
そこは天下のイトウちゃんが掛かったとなれば、お客さんとて魚は見たいようで
待ってくれています。(切れたら笑える)って内心思っていた方がいたらしい
のですが、そんなことは折り込み済みです。(切れたら平謝りだ)などと思いつつ
無事ランディング。さすがに長いことこの池に居るベテランは、ヒレもパーフェクトで
一掻きすると強烈なトルクを生みます。出来ることなら「釣れた」ではなく「釣った」
と言いたいものです。



6月21日
そんな訳で、「釣り人の釣り人による釣り人のための・・・」って
「新党釣り馬鹿」が結党されることを願っては止まないのです。
世間的には全くスルーされるはずの政治団体ではありますが
日本中の釣り人の票を集めれば、アナガチ夢でも無い?ような気もします。
有権者が選んだ代表が日本を牽引しているのですから、文句を言うのも間違い
なのですが、最近のニュースを見ていると、溜息が出てしまいます。
子供の頃に見せてもらえなかったテレビの「ドリフ」。当時の親の言い分は
「そんなくだらねぇモノ見るならニュースでも見ろ」と言われたものです
大人になってからドリフを見ると、計算されたアメリカン スタンダップ コメディーに
そっくりなのです。よっぽど政治ニュースの方が、くだらなく見えます。


6月20日
最近でも安倍、福田、麻生、鳩山と4代続いた2世議員の
首相。ケツのまくり方といい、まさに「お坊ちゃま首相」
「we can change!って言っても変わりすぎだろ!」と小泉さんが言っていたのには
笑えました。さて今回の菅首相の生い立ちは知りませんが、いきなり
消費税10パーセントを打ち出した。困ったもんだ。物事の順序や説明が出来ないと
強烈なバッシングに合うのは前首相の沖縄問題さりとて、同じこと。
全く同じ轍を踏んでいると思える今回の首相。日本はどうなっていくのか?と
不安に感じたら釣りして現実逃避するのが私流。



6月19日
昨晩から強烈な雨風でしたが、若干濁りを感じる程度の午前中でした。
毎年豊作だった山栗の木が折れてしまったのが残念です。
さて濁りが入って、風が水面を少しだけ荒らしている状況を、過去の薄い記憶力の
中から探ると、頭の中には「表層」としか出てきません。で、実際の魚を観察すると
意外なほど深く、レンジは50センチ前後といったところのようで、
スプーンなら2g前後がハマっていきます。あれぇ?私の記憶力ってこんなもんです。
日中は陽こそ出なかったのですが、ほぼ無風で蒸し暑く、濁りも取れ始めてきましたが、
一転してコンスタントに釣れていたのは水面下10センチくらいまででした。
再びあれぇ?といったところです。


6月17日
真夏です。正常に季節が巡ってきているので愚痴れません。日焼け対策や水分補給が
重要です。陰の出来る岩や木の陰に魚は集まりますが、入りきれない魚は
表層から50センチくらいに定位しています。冬は水温が下がって、夏は水温が
上がって釣り人は「ボトム」周辺を狙いたくなりますが、定位している上層に
ルアーを通すのが有効なパターンになります。下の池の水温が高くなっている
周辺で水温16.5度ですので、特に日中は水面下50センチまででルアーを動かして
頂くと良いと思います。モチロン入水口や岩の周辺はボトムにも魚が居ますので、
全てに当てはまりませんが、「見える範囲」で釣るのが有効となります。


6月16日
あまり時間がない時や、とりあえず釣りたい時には忍野に行きます。
決して簡単な釣りではありませんが、確実に魚が見えてエントリーが楽なのが
嬉しいのです。ひたすら歩いて魚の居ない川ってザラですからね。
川を眺めながら歩いていると、人の影なんか全く気にしなくなっている
度胸のいいヤマメがライズしています。魚にしてみればライズはお食事なのですが
釣り人にしてみれば、「挑戦状」に感じまるのですから、勝手なものです。
その挑戦状に挑んでいくのがコレマタ楽しいのです。



6月14日
エリアでは照明を点しますので、「目立つため」に光る蛍としては
水銀等にゃ歯が立ちませんといったところか?生活圏を移動している感じです。
居なくなってしまったのか不安で、周辺調査をしてみました。
チョッとだけスソパを通り越して、300mくらいか?東名高速が上を通っている
あたりでは、20匹くらいの蛍が確認できました。ここは風の影響も少なくて、
雨さえ降っていなければ、多くの蛍が飛び交っていると思います。
時間にして19時30分以降です。
場内を飛び回っていた蛍が減ってきてはいますが、下の池に向かう道の右側に流れる
川にもチラホラ見られますし、下の駐車場の山側にも見られます。見られるのは
例年来月の初旬までです。


6月13日(養魚日記)
週間天気予報を見てみると「いよいよ梅雨入りか・・・」って天気です。昨日は晴れ・
今日もなんとか1日持ちそうでしたが、日が落ちてからはポツポツ降り始めています。
1日を通してほとんど曇りだったせいもあって、ボチボチ釣れていた1日だと思います。
とはいえ場所によってだいぶレンジは異なったようで、どのレンジでも釣れている方、
表層で釣れている方、表層〜中層で釣れている方様々でした。カラーもこれといって無く
パターンを見つけるとなると難しかったかもしれません。
さっそく今日から川エリアの照明を消していますが、まだ川エリア付近ではほとんど
蛍は確認していません。エリア横の川上流・下の駐車場脇の川などではチラホラ確認して
いるので見てみたい方は是非どうぞ。


6月12日(養魚日記)
5月23日にご紹介した「漬け」ですが、さっそく私もチャレンジしてみました。
うっかり写真を撮るの忘れてしまいましたが、胡麻のふりかたが足りなかったかな?
ふりすぎじゃない?ってぐらい胡麻はふったほうが良さそうです。もっと違った味を
想像していましたが、私が作った場合では味は味噌漬けにそっくりです。よりニジマスに
合う漬け汁がありそうなので再度チャレンジしてみたいと思います。
この他養魚場ではチャンチャン焼きを作ってみたりなど、意外と「1人お料理教室」を
開催しているので、作る度にご紹介できたらと思います。

そういえば、ポツリポツリと蛍がではじめてきました。そろそろナイターでは川エリアの
照明を消そうかと思っていますのでご了承下さい。



6月9日
管釣りのロッドも20年以上前の骨董も使います。でも現在のロッドの
シャッキリ感が使いやすく、得てしてモッサリした骨董マイロッドはいわゆる
「味」的な楽しみ方をします。ですので、とても戦闘的には使えませんがそこは
リリース前提の緩やかな釣り。決して全てをキープするわけではありませんが、
食卓に上がる可能性のあるキスはとりあえず、大きさだけでも拝みたいと思うところ。
先日お隣さんの「戦闘的ロッド」を触らせていただいて、改めて人間の感覚の限界と
道具の違いを思い知らされ、知らなかった世界が見えた次第。いつの間にか
「ホリデーフィッシング」から脱却しつつあります。


6月8日
よく聞く話ですが「ここの魚は大きいからリーダーは4ポンドで、メインは3ポンドです」
メインラインがPE以外でリーダーを入れていて接続をしている多くの方に、このように
強さの違うラインの組み合わせが見られます。100パーセントの強度の出せる、例えば
サージャンスノットで結んだ場合、4ポンドの方が強く限界点で3ポンドラインを
引き切ってしまいます。つまり、3ポンドラインの強度が出せないうちに切れてしまいます。
魚が大きいからと構えて、せっかく4ポンドを入れても接続の強度は3ポンドに満たない
わけです。先にPE以外で。と付けたのは編み込みの接続であれば、リーダー部に重ねて
巻きつけていく「摩擦系ノット」ですので、引ききってしまう事はありません。
ナイロン〜フロロ。フロロ〜ナイロンなどの接続では、出来るだけ強さの近いラインで
組み合わせるのがオススメです。


6月7日
自分の中では解決済みのお話のような気がしていましたが、頂いたので
ちょっとお試しにと使っているカラーライン。黄色の3ポンドナイロンです。
魚は色を識別できるとは諸説ありますが、黄色のラインを使うと釣れるのか?
ルアー自体(スプーン)で誘って釣るのですから、誘うための要素として思いつくのは
動きと色。そこに色の見えるラインがあっても、釣果に関しては何にも問題が無い
ように思いますが、ロッド側のラインが魚に発見されて見事に散って行きます。
フライのラインにも派手な色が付いていますが、コレを水面に置いていても魚は
逃げていきます。見易さを優先させると「逃げられる」リスクが伴うようです。
ナイターや濁りのある状況では問題ないのかもしれませんが、黄色直結!では
チョッと難ありでした。リーダーを繋ぐにしても、それなりのリスクがあります。
ソレはまた後日。


6月6日(養魚日記)
日中の最高気温は29度!梅雨入りを控えて真夏日な1日でした。手ごわかった1日
でしたが、陽射しが強くなる前までの午前中は表層でボチボチ、それ以降は50センチ
前後のレンジが中心になったと思います。「ルアー」と聞いて最初に思い浮かぶルアー
と言えばスプーンだと思いますが、今月号のアングリングファンにはスプーニングの
の特集がされています。タダ巻き・フリップ・デジ巻き・ボトムバンプやら色々と
ありますが、アングリングにも書いてあるように基本となるのはタダ巻きかと思います。
種類やウェイトごとによってスプーンの泳ぐリトリーブスピードが異なってきますので
これを知らずに投げているとスプーンは泳ぐどころかてんやわんやに。魚は見向きも
しない、なんて状況になると思います。足元で泳がして確認したり、川エリアなどで
泳ぐスピードや動きを見てもらうといいのではないでしょうか。後はポンドなどで
スプーンが見えない状況の時にどれだけ動きなどを想像できるか、がポイントになって
くると思いますが、なにぶん想像力の無い私・・・妄想力なら負けないんだけどなぁ・・


6月4日
お隣にはいかにも、「毎週通ってます」的な道具立てと、スマートなキャスティングで
次々とキスを釣り上げていたナイスミドル。私のようなホリデーチックな輩でも
毎投アタリのある状況ですが、釣果には雲泥の差がアリアリ。チラチラ観察するのも
失礼ですので、ここは聞いておくべきでしょ。なんとも親切な方で、失礼ながら
エサの付け方から教わりましたが、ここでも既に私と違います。言われたとおりに
やってみると、ミスバイトがウソのように消え怒涛のラッシュです。なんだか管釣り
と同じように聞いてみるもんです。よせばいいのにその方のタックルを触らせて
もらったら、(やっぱ違うわ)って事に気付くわけですし、当然欲しくなるのです。
そりゃ同じ釣りをやっていれば、その差はクッキリパッチリです。なんだかどの釣りにも
当てはまりそうな事ですね。


6月2日
時季ハズレの寒さも終わったか?とりあえず夏に向かっていそうなお天気です。
日中の魚は相変わらず浮いていて、ボケッとしているかと思えば目の前を
通過するルアーをハグっとしたりと、「なんだか動きたくないんですけど、うるさいから
口を出してみた」といった感じです。入水口や日陰、岩陰の魚はそれなりにチェイスが
あります。暑さ対策をして頂いて、サイトや狙い撃ち的な釣りが面白くなります。
夕方やナイターには、まるで別物のようにバイトが増えます。今度は虫対策を万全に。
そろそろ蛍が出始めると思います。


6月1日
そろそろテレストリアルが効きそうな時期ですので、ディアヘアーを
クリップルしてビートルの製作です。出来上がったフライにイタズラ心で
ワカサギパターンで余ったアイを付けてみたところ、「となりのトト○」に出てくる
真っ黒くろす○にそっくりです。こりゃフライにしておくべきではない。って事で
速攻でフックを折ってストラップに変更です。ただ今増殖計画中です。



5月31日
立場的にも、やってもらいたい事やこうすればって事を文章にしなくては
なりませんし、現場で覚えてもらいたいことは口頭で・・・となります。
これは昨日の日記を見ていても難しさが容易に伝わってきます。
巻き合わせ。実に上手なのが初めてロッドを持ったお客さんです。またぁ〜って
言われそうですが、ロッドハンドを固定して、ひたすらに巻き続けていれば、
いつの間にか、フッキング完了!となります。なんとなく余計な事を考えている方が
多いかもしれません。「掛けるだ乗せるだ」と言ってもフッキングのメカニズムは
「バットを曲げる」に尽きます。肩の力を抜いて「今夜は何食べようかな?」なんて
考えているくらいの方が「ジィ〜」って・・・殺気が伝わるとも言われますが、
見えているので、焦ってしまうのかもしれません。頭で考えてから行動するのでは
遅くなります。入力に対して体が勝手に動く位に、川のエリアで訓練するのも有効です。



5月30日(養魚日記)
2日間とも1日中曇り、風も吹き肌寒い土日となりました。もう6月なんだけどなぁ・・
6月といえばそろそろ梅雨の季節ですが、来週の天気予報は雨マーク無しです。散々
降った雨はどこへ?今年の流行語大賞は「異常気象」になりそうですね。
さて、今日の状況はというと、大体のレンジは50センチくらい。日中はポツリポツリと
釣れていましたがルアーへの見切りが早かったと思います。ショートバイトも多発し
細かいローテーションが必要だったのではないでしょうか。
ショートバイトをとるにはアワセが重要ですが、私はコレが苦手で苦手で・・。
ロッドを使ったアワセやリールを使った巻き合わせなど色々ありますが、本来これらは
1つの動作のはずです。リールを半回転巻きつつロッドを・・いや、コレは文章で伝える
のは難しいのです。教えてくれた飯塚が後日わかりやすく書いてくれるはず、とまた
シュン○ケ君もビックリするようなキラーパスを送ってみます。


5月29日(養魚日記)
ついこの間までナイターはトップが出そうな陽気でしたが、ここにきてこの冷え込み。
今日のナイターの気温は16〜17℃と肌寒い気温になりました。今トップをちょろっと
投げてきましたが反応せず。元気よく泳いでる魚のレンジは大体50センチ前後です。
カラーへの見切りが早いので細かいカラーローテーションをオススメします。
「ナイターはどこが釣れますか?」よく聞かれますが外灯の真下はオススメできません。
比較的場所移動しやすい状況だと思いますので、明るい場所・暗い場所で投げ比べて
もらうと反応の違いがわかるかと思います。
いや〜・・・それにしても「あれこれ日記」が重い。どのPCで見てもダウンロードが
めちゃ遅いと思います。過去日記消す?それともブログ化?そろそろ変更時かも・・。


5月28日
紫外線が最も強く長く当たるのが、この梅雨前と言われています。
今日のような快晴の状況で、偏光グラスを掛けていないで釣りをしていると
目を閉じても光が残っているような感覚がします。目が痛くなるばかりか、
頭痛などの原因にもなります。この偏光の多くは紫外線をほぼ
カットしてくれますので、疲労感はグッと軽減できます。物理的にもエリアで目を保護
するアイテムとして着用をお願いしていますが、意外にもこんな経験をしながら
持っていない方が多いのも事実。ならばと手持ちの偏光を掛けてもらうと・・・
「買ってきました」と言われます。画像的には分かりにくいですが、偏光を介した
上側のほうが水面の反射が無くなっているのが分かります。ご来場の際に興味のある方は
お伝え下さい。



5月26日
小型船舶の免許を持っているのですが、更新のお知らせのはがきが
きました。更新費用が一万円以上ってなんだ?車の免許にはそんな費用は
要らなかったはずですが、その使途目的は「飲み食い」か?と昨今流行の
事業仕分けに引っ掛からなかったのか不明ですが、チョッと疑問に思う費用では
あります。とかく「こうなんです」と言われると「そうですか」と素直に聞き入れ
易い日本人ですが、貧乏人から巻き上げる使途不明金にはウンザリしてしまいます。
とは言えゴネた所で免許は失効するだけなので、やっぱり払ってしまうのでしょう。


5月25日
初夏のような季節になってきました。魚の行動パターンと言いますか、
効率よく釣っていくには、魚の過ごしやすいところを知っておくほうが
得策です。毎回読んでくださっている方からすれば、承知の事
ですが、冬は温まる水域に集まり、夏はその逆になります。入水が15度で真夏に
一番水温が高い下の池の手前側で、17度チョイですが、その僅かな水温差でも
魚にしてみればエアコンの吹き出し口と室外機くらいの差が
あるのかもしれません。
釣り座を決めるのに、前回良い思いをしたから・・・と決めて掛かるとソレは
冬だったなんて事にも成りかねません。池を見渡して魚が多く見られる場所が
居やすい場所ですので、是非魚を観察して頂く事をオススメします。



5月24日
こういう雨の日は受付でタイイングに励みます。今回はフェザージグを
大量生産しました。ジグ自体のバランスも功を奏していますが、フォールの
姿勢を安定させ、バイトポイントも効率よくするためには、マテリアルを取り付ける
位置が重要です。フライにも同じようなパターンがありますので、流用ではありますが
この形になったのは、それなりの理由があるわけです。
それにしても大体30センチくらいの距離で、タイイングの作業をしていますが、
結構目が疲れます。「疲れ目が・・・」って友人に言ったら、多分「老眼」だろうって。
コレって厄年?体になにかしらの変調がくる頃らしいけど、当然まだ認めていません。


5月23日(養魚日記)
真夏日から一転、雨が降り風も若干吹いて肌寒い1日になりました。こんな天候の中
ご来場頂き有難う御座います。横浜からお越しのお客様、「結構良い型が釣れましたよ」
との事で写真をパシャリ。確かに良い型(っていうかおデブだ)が揃っています。
どうやって食べるのかお伺いしました。ムニエルやら何やら色々試されたようですが
一番美味いのは「漬け」との事。簡単に作り方をお伺いしたので紹介させて頂きます。
@鱗を取り除き3枚に下ろし(皮付き)骨を取り除く
A酒・みりん・醤油で漬け汁を作り3〜4日漬ける
B食べる前日に胡麻をふり、一晩干す C焼く
鱗を取ったり骨を取り除く事で皮までバリバリ食べれるそうです。想像する限り
美味いはず。時間があれば試してみようと思います。「やってみよう!」という方は
お試しあれ。


5月22日(養魚日記)
「明日は雨だよ」って私の頭が言っています・・・夕方から偏頭痛が止まりません。
予報では明日1日雨ですが、夕方から翌日の朝方までまとまった量が降るようです。
養魚場の住まいには一定量水位が上がったり下がったりすると「ジリリリリ」と警報ベル
が鳴ります。この音には超敏感で、テレビなどで似た音が鳴ると「ビクッ」っと体が反応
します。この警報ベルは私の部屋の真ん前にあるので「チリン」と少しでも鳴ろう
もんなら、すぐ様飛び起きるように私の体は設定されています。
さて、ちょいと前の事です。大雨は河川敷や道路に蓄積された葉っぱや枝がまとまって
流れてくるので大変なのですが、こういう雨に限って大抵夜中に降ります。天気予報を
確認し、目覚ましをセットしてベットにつきます。
・・・チリン。「?!?!」目覚ましが鳴る前に警報ベルが鳴ったようです?!私の
部屋の出入り口は引き戸です。寝起きで慌てまくりながらも引き戸を開けますが
前に進まない!何故!?パニくった頭で目を擦りながら前を確認すると・・・進むわけが
ない。だって私が開けたのは 「ふすま」 ですから。猫のエサと衣類に用は無い。
水門にトボトボ向かいながらビックリするくらい自分に失望しましたが、さぁ〜て明日は
大雨だ。ふすまは開けまいと心に誓うのでした。


5月20日
霧雨程度の雨が9時頃にはやんだのですが、全くの無風状態です。
陽射しが無かったものの、とても蒸し暑さを感じました。
雨が降ってもカッパを着るか悩むような季節です。ゴルフ用にあるらしい
半袖のゴアテックスが気になりますが、古いゴアテックスの袖を切り落とす方が
経済的。パンツも七部丈にしてしまえば、より快適か?
そういえば物置に何枚か有ったような・・・って加工して私が着てたら、
ミスボラシク見えるかもしれません。


5月18日
リプライの戸祭さんが来場していました。さすがに切れのある動きを出せる方は
多くのバイトが出せます。野球で言うところの「緩急」ってやつです。
スローばかりで見せていれば、魚の反応は少なくなりますが、同じルアーでも
リズムを変えたり、すばやくターンさせられれば別物に見せられると言うわけでしょう。
当然全てのルアーに共通して言えることですが、実際にやれるとこうも違う。と
感嘆しきりです。
「どうですか今日は?」「快晴無風は御社様のGHスプーンなどよろしいかと」と
受付前での冗談を詫びてこなければなりません。


5月17日
「めまとい」と言われる虫をご存知でしょうか?辞書で見るとヌカカの
仲間で刺すものもいるとか。いずれにしても目の前を飛び続ける、うっとうしい虫です。
そう聞いて(あ〜ぁ!)と思い出す方も多いかもしれません。払っても払っても
飛んでいますが、放っておくと目に飛び込んでトラコーマといった眼病を発症する
可能性もあります。季節的にそんな虫や蚊も確認しています。
渓流などでもこの「めまとい」に付き纏われる事もあり、集中力が続かずに
下手な釣りが更に下手になってしまいますので、「ハッカスプレー」を携行しています。
帽子のツバの内側や手や首筋に塗っておくと寄り付きません。すそぱでは見かけませんが
忌まわしい「ブヨ」にも効果は有るようです。
釣具店等で売っていますので、気になる方はお近くの釣具屋さんでお問い合わせ下さい。


5月16日(養魚日記)
なにかしらパッとしないカラーのルアーは皆様お持ちかと思います。昨日ミスターへのじ
ファイターのお客様にご来場いただき、またちょいと教えてもらいました。
「そういったルアーには一工夫加えましょう」という事でシールを貼ってみたりするの
ですが、手持ちが無かったのでマニキュアで黒の「へのじ」に黄色のラインを
入れてみます(写真)。一晩かけて乾かし先ほど試してきましたが、まぁ〜ニヤニヤと
イライラが混ざった感覚でしょうか。20分程度で2バラシ・・だけでなくチェイスや
ショートバイト、チラ見の雨嵐。私の右ポケットには電源の入ったデジカメが。
どうやら皆さんシャイなようで、HPには載りたくないようです。ただカラー的には
バッチリな様子。これ以外にも色々な組み合わせはあるはずですから、パッとしないな〜
と思うルアーには手を加えてみるのもいいかと思います。


5月15日(養魚日記)
日中は半袖ですごせるような陽気ですが、相変わらず朝夕は冷え込みます。時間によって
は1枚羽織る物をご用意してご来場下さい。
夕方になってから厳しくなってきたものの、日中はボチボチ釣れていた本日、おおまかな
レンジは40センチ前後でしょうか。午前中は上池や下池のトイレ側入水口などでトップ
への反応もよかったようです。トルネードは通常タイプの赤よりもスリムタイプの赤に
好反応。人間的にはちょっと長いくらいのわずかな差も魚にしたら別物って事ですね。
話変わってこんな物(写真)を発見。ロストルアー・・・というか落し物。ミノーで
作ったお守り?キーホルダー?必勝祈願ならぬ必釣祈願でしょうか。受付でお預かりして
いますが、その他ルアーを「切っちゃった!」という方は受付で一声かけて頂けると
翌朝ボートで回収できるようであれば回収して受付でお預かりします。ただシンキング
ですと絶望的ですし、フローティングでも「リアルほっとけ」状態は結構魚がバイトする
ので、その点ご了承下さい。


5月14日(養魚日記)
先日お客様に「次はいつ赤身放流します?HPで書いたりしないんですか?」とご質問を
頂いたので、簡単ですが日記上に放流内容を付け加えます。超簡単ですが無いよりは
いいでしょう・・。という事で今週は赤身のニジマスが入ります。見分け方をよくご質問
いただきますが、「とりあえず太い奴」です。ストック池を上から見ていると赤身の魚
は体の幅が太いです。「太っ!」と思ったらキープしてみましょう。あとは捌くまでの
お楽しみです。


5月12日
「雨は降るかな?」と受付前のお客さんに聞かれ、「まぁ大丈夫でしょ」と言った
5分後には、こんな空になっていました。すそパなんちゃって予報士(未公認)は
山の向こうまで見えませんでした。雷を伴い激しく降った雨でしたが、その直前には
勝手にナブラが出来ているし、活性も相当上がってきていたらしく、改めて
気圧が及ぼす魚への影響を感じました。豪雨の中放流を済ますと、ドラマティックに
雨は上がり、一斉にロッドが曲がりました。そして30分後には大粒の雨。
かつて大釣りを経験した天気です。



5月11日
最近目にするようになったフジガイドの「Kガイド」は糸がらみの少なさが
売りです。クランクやミノーなど空気抵抗の大きなルアーを(特にPEライン)
投げるときに起こる、ガイドへのラインの絡みつきを経験をした方も多いのでは
ないでしょうか?
理屈的には投げ出した初速度が、ルアーの空気抵抗で維持しきれずに、リールから
スパイラル状に出てきた腰の無いPEラインは、トルネードのような形状でガイドの
後ろに渋滞し、風などに煽られて絡みつき、勢いあまってラインが切れる・・
絡み付いても自然に解けるようにしたガイドが「Kガイド」です。
写真の改造は元のAT(一本足)ガイドを、少しでも絡みにくくしようとYさんが
作られた物です。ATに絡みついたら、ほぼ確実に巻きつきますが、このようにYガイドに
近い形状なら幾分解ける可能性もあります。



5月10日

10時頃の上の池の様子です。さすがに連休明けですので、プレッシャーの
少なさからか、浮いている魚が多く見られます。
表層の釣りやサイトがお好みの方には、もってこいの光景です。私なら小躍りしてます。
画像の中央よりやや上側の、水中の岩の回りに入水口がありますので、
流れを好む岩魚系や岩好きなブラウンなどの多くは、沈んでいる感じですので
タナを刻みながら釣っていく方には、その辺りがオススメです。
コレだけ日中に浮いているのが確認できるのも、平日なのもありますが曇り空と
風の少なさが起因しています。


5月9日(養魚日記)
昨日のマッタリした雰囲気に比べると、今日はボチボチ釣れていたと思います。やはり
日陰になる場所や岩の陰・下池の杭周りなどは釣れるポイントではないでしょうか。
比較的表層気味で釣れていたと思いますが、今日はなんだかトルネードへの反応が
結構良かったです。ケイムラもそうですが、赤・緑・スリムタイプ・それぞれに反応が
良かったと思います。写真は私のトルネードコレクション、左からグロー・スリムタイプ
3色・ケイムラ赤・通常トルネード各色。これだけあるとどうにかなっちゃいます。
すそパご当地ルアーですから試しにお一ついかがです?
さて、最近のナイターの事を書いていなかったので様子を見てきました。朝同様に
気温は下がり若干肌寒い程度に冷え込みます。これによってレンジも少し下がるようで
ド表層よりも50センチ前後での反応がいいかと思います。カラーは白・黄色・と後は
たぶんですが黒。これは手持ちが2g以上のものしかなく、早巻きになってしまった
のですが、1g台のスプーンでしたら有効かと思います。ご参考になればと思います。


5月8日(養魚日記)
う〜ん、今日の日中はだいぶマッタリした雰囲気に包まれました。連休明けの6日は
よく釣れたようですが、今日はゴールデンウィークの疲れがでちゃったのでしょうか?
連日のプレッシャーに魚も疲れたようです・・。下池の工場側は表層でボチボチ釣れた
ようです。放流魚はよく釣れます・・・が、やっぱり当エリアの放流魚はクセが
あるようで池の構造もあると思いますが、ホント潜ります。下池トイレ側からの放流は
比較的その場に留まりますが、上池なんかはクリアなので潜っていくのがよく分かります。
放流場所から足元のボトムまでいっきに潜り、その後足元を回遊していきますが
この時に誰も掛けないとアッという間に崖側や対岸にいきます。クセはあるものの
コツを掴めば40センチクラスがバンバン掛かります。


5月6日
今年は遅い春で既に夏。なんだかな?ついひと月前にはカイロや
あったかシャツが売れてなんてニュースで言っていたのに、すっ飛びで
真夏になりましたとさ・・・って感じの陽射しです。ご存知の通り紫外線が
年間で一番多い時期になり、日焼け対策が重要になってきました。
特に水辺の照り返しは強く、対策を何もしなければ高校球児並みになるかも
しれません。最近の釣り用のシャツは、薄くて紫外線を通さない素材も多く
出ていますので、自分も釣行の時には愛用しています。



5月5日
ゴールデンウィークに車でお出かけになられた方は、大変お疲れ様でした。
「渋滞無かった」と言う方も、おそらく変な時間帯に走られたのでは?と思います。
さて、この一週間は放流し続けました。昨日の日記のように、最大の敵の
プレッシャーが明日、明後日は少なくなりますので、かなりイケると思います。
私たちと同じようにGWは働いていた方には、朗報のはずですが「スーパー雨男(厄)」の
私が休む金曜日の予報はやっぱり「雨」なのです。悪気は無いのですが
きっと良い釣りが出来ると思います。エサ釣りでしばらくルアーで使っていない段も
明日は開放です。


5月4日
エサ釣りが多いゴールデン・ウィークは、ほとんど「切れた、絡まった、取れません」
のエサ釣り三重苦に追われています。エサ釣りと言えど、段々魚は賢くなり
エサのソーセージでは見向きもしなくなります。そりゃ60本の竿が全部出てしまえば
相当なプレッシャーになるはずですので、お渡しするエサの中に少々イクラを
混入させますと、それなりに釣れます。残ったソーセージを川に投げると、
コレがまた食うんだ。人がいなくなった川エリアでは魚が争うように、底に沈んだ
ソーセージを奪い合っています。いずれにしてもプレッシャーが一番のネックですが
黒鯛と同様にコーンやスイカのエサも試してみたくなります。



5月3日
連休を利用して温泉やグルメの道中に、当エリアを組み込んでくださる初心者の
方もいます。「大丈夫です。コチラには専任のインストラクターがいますから」と
受付でアナウンスしているスタッフが横目でチラリ。見ると3人の若い女性です。
シュン○ケ君もビックリするようなキラーパスで御座います。
ココで釣れるか否かで、釣り業界の未来が暗示されそうですが、ウチにはトルネードを
筆頭に「釣れるルアー」がセットになったレンタルタックルが準備できていますので、
無事釣って頂けました。分からないことがあれば受付でお尋ね下さい。



5月2日(養魚日記)
奇跡的に連休の前後だけ雨で、連休中は晴れるんですからこの連休は本当に天気に
恵まれています。日中はプレッシャーも高く魚は日陰や岩周り、足元や沖に逃げます。
この辺のポイントを押さえていた方はそれなりに釣れていたようです。
その他にも書くようなネタらしき事はあるのですが、デジカメを忘れてしまいまして・・
女性3人のみでご来場し、レンタルでルアーをやって魚釣ってその後は温泉に向かう
方たち。ひ、姫路!からわざわざご来場頂いた家族の方などなど。前日には大阪から
ご来場頂いたお客様もいましたし。明日はデジカメ忘れないようにします。


5月1日(養魚日記)
朝東名の渋滞情報を見てみると上りも下りも渋滞の雨嵐。今日は移動日だったって事に
しておきましょう。朝夕は若干冷え込むものの、日中は晴天で初夏のような陽気でしたが
プレッシャーが少なかった事と、しっかり放流した事もあり良く釣れていました。
日中のおおまかなレンジは40〜50センチ程でしょうか。ナイターになっても
レンジは変わらずわりと表層気味で釣れています。
話は変わりますが、ちょくちょくお電話で「ラインは何lbがいいですか?」と
お問い合わせを頂きます。2lb・2,5lbを使っている方が多いようですが、本当に3lb以上
をオススメします。それでも2lb.2,5lbがいいんだ!って方は小まめに結び変えた方が
いいと思います。切られてルアーを無くし、ヒットルアーだったら釣果にも響き
またルアーを補充するのにお金までかかっちゃいますから、3重に痛い思いをしちゃい
ます。手間でもラインチェックや結び変えはした方がいいのではないでしょうか。


4月30日
連休となると初めて起こしになるお客さんや、遠方からお越しいただく
お客さんが多く見られます。釣りをしているところに声を掛けにいったり
困った風に受付でルアーを吟味していたりするお客さんに尋ねると、
「魚が大きいって聞いたのですが、バラしが多くて」と言われます。普段から
40センチ以上の魚ばかり相手にしていますと、「掛ける」事にも慣れてしまって
ついつい言い忘れますが、小さいサイズの魚より格段にアゴが硬く、初めてのお客さんに
見られがちなロッドティップを持ち上げるような合わせ方をしていると、
バラしが多くなるというより、おそらくフックが刺さってない事が多くなります。
ティップではなくバットを曲げるましょう。コツはロッドを動かさずにリールだけ巻く事。
初期動作はコレでOK。俗に言う「巻き合わせ」です。
更にファイトは2分近く掛かりますのでお連れ様はカップラーメンにお湯を
入れてもOKです。


4月29日
「釣れる色は何色ですか?」と多くのお客さんに聞かれます。
その都度「レンジを見つけてからカラーローテーションですから・・・」と
お答えしますし、それを見つけ出すのがこの釣りの面白さだと思います。
フライでやるところのマッチ・ザ・ハッチはライズしている魚を見つけたら
飛んでいる虫や葉っぱに付いている虫を見つけます。魚に行き着くまでに
なんだかかなりのステップが付いて回りますが、そのプロセスこそが推理の
はじまりなわけです。モチロン「言ってる意味が分からん」って初心者のお客さんには
それなりに、当たらずも遠からず的にお答えしますので、ご安心下さい。



4月28日
明日からGW。多い方で7連休らしいので今夜から高速道路は混み始める
のでしょうか?この仕事をしていると、世間様とは真逆の生活に
なりますので、混雑を体験する事はまずありませんが、伊豆の河津桜の頃に
無鉄砲にも渓流に行き、帰りが7時間!スペースシャトルが地球一周90分って
言ってたかな?まぁ余談ですけど。
渋滞を楽しめる方がいると聞きますが、私はそんなに出来た人間ではないので車中で
吼えているとはずです。いずれにしても混雑の中お気をつけて運転してください。
無事に到着されたら目一杯無心で遊んでいただけるように致します。


4月26日
今週末から始まるGWに向けてイレギュラーですが、明日お休みを
頂いた私。どういうことか今月のお休みは、全て雨がらみ。と言うのは
雪もありって事です。明日も雨・・・スーパー雨男襲名。さすが厄年です。
実際釣りをしていてもそれなりの装備でやっていますので、この季節は
苦になりません。むしろ夏場の雨のほうがカッパを着るか悩むところです。
いくら透湿性の素材と言っても、暑いのでは敵いません。
そんな訳で雨が降ったらチャンスです・・・とは釣り馬鹿の言い訳でしょうか。


4月25日(養魚日記)
気温は暑すぎず寒すぎず、久しぶりに良く晴れた気がします。昨日とは打って変わって
雲一つ無い晴天に、日中はそれなりにプレッシャーも高く悪条件が重なります。
魚の逃げ場となる岩の周りや日陰になる場所・沖など、上池ですと崖側・下池だと工場側
や杭の周りなどがポイントになったと思います。難しい状況でしたが、ヒットカラーは
濃い緑や黒でした。午後になるとプレッシャーも抜け、放流をきっかけに活性は上がって
きたと思います。初心者の方も多くレンタルが結構でましたが、人が抜けた午後に
来て頂いた方が多かったのが幸いです。
連休を目前に控えたこの土日は天気予報と天気に恵まれましたが、さぁ〜ゴールデン
ウィークはどうなるでしょう・・・。下手に愚痴を言って雨を降らされても困るので
晴れてくれと祈るばかりです。


4月24日(養魚日記)
今日は天気予報がウソをつきすぎです。晴れ予報のお昼に雨が降り、雨予報の夕方には
晴れ間が覗きました。そんな天気でしたが日中はプレッシャーも高く、だいぶボトム
での釣りになったと思います。厳しい時間が多かったですが、多めにやった放流で
なんとか釣って頂けたかな、と思います。

さて、上記のようにゴールデンウィークの放流情報をアップです。写真のニジマスは
50センチ前半の赤身のニジマスです。こいつら・・・相当パワーあります。
ラインブレイクは簡単にしますし、おまけにジャンプまでしますからネットインするのは
結構大変です。3ポンド以上のラインをオススメします。ヒレピンなイワナも放流です。
正月時に比べるとサイズアップもしてきていますし、ブラウン並にミノーに反応して
くれるので楽しんで頂けると思います。ブラウンも放流しますが少量です。ご了承下さい。
ご来場お待ちしております。



4月23日
水曜日は午後から初夏のような陽射しの中、狩野川を歩いてきました。
川原に下りると大きめなカゲロウが飛んでいましたが、魚からの反応はイマイチ。
小さい魚が突っつきに来る程度なので、抜かれたか先行さんが居たか?とあくまでも
自分の腕のことはタナに挙げるアグレッシブさ。まぁこんなもんさ。と
車にもどると、暖かい日を待ちわびたかのように、モンカゲロウが集まっていました。
気が付くと捲っていた袖の所が日に焼けています。そろそろ日焼け止めをお持ち
頂いた方が良いかと思います。でも木曜日は雨の降る山中湖で、カイロを体中に
張っていたような気がします。


4月21日
運ばれてきた魚で弱っていたり、オチてしまった魚を使って燻製を作っていますが
赤身の魚が運ばれ始めてから、一度もその魚に出会うことなく、初夏を
迎えそうです。乾燥の段階で痛んでしまったり、釜の温度が下がらなかったり
この先の季節の燻製にはそれなりに気を遣うので、秋から春の間だけの作業に
なります。今日の気温は25度近くなり、今シーズンは終了させていただきました。
作った数は分かりませんが、おかげさまで残り僅かです。秋までは作れませんので
ご了承下さい。毎回同じような火加減、冷まし加減ですが、気温や湿度はたまた
風向きによっても味が違ってきます。この辺りが釣り同様に面白いところです。


4月20日
私の休みは最近決まって雨。釣りをするには好条件なのですが、いかんせん
憂うつです。先週末のような関東で雪の降るような異常な寒さの時は別として、
雨が降ると水生昆虫のハッチが多くなる事もあり、魚が上を向いてくれます。
最大のメリットは人的プレッシャーが少ないって事。池の周りに立っただけで
周辺の魚は動きます。朝ペレットを撒いている時は寄ってくるのに、
それ以外は全部危険だ!と判断していることでしょう。そんな人影も場合によっては
雨で気配を消してくれるはずです。そんなこんなで、雨に負けない根性が
あればOKです。



4月18日(養魚日記)
やっと春らしいお天気になりました。日中は風もほとんど無く良い釣り日和になりました。
ボトムで釣れるわけでもなく、かといって表層に浮いている魚もたいして反応しません
でしたが、浮いている魚のちょっと下のレンジが肝になったと思います。・・・ですが
スプーンのみで攻めていたお客様はなかなか苦戦したのではないでしょうか。クランク・
樹脂系のスプーンやトルネードなど周りが使っていないルアーを使っていた方は日中でも
ボチボチ釣れたと思います。周りと違う事をやるっていうのはルアーに限らず、レンジ
なんかでも表れるようです。ボトムで釣っている中あえて表層を攻める、確かに叩かれて
いない魚もいそうです。状況に応じてこういう事も必要になるんですね。
天候からレンジ・ルアーのセレクト・使い方まで様々な事を考えながらする釣りって
やっぱり奥が深いです。


4月17日(養魚日記)
昨日よりは若干暖かい1日でしたが、それでもジャンパーを羽織るような寒い1日でした。
箱根や八王子の方では積雪があったようで、そんな中ご来場頂きありがとうございました。
気温も若干上がったので表層の釣りになるかと思っていましたが、場所によっては異なり
ますが、ほとんどがボトムを意識した釣りになったと思います。1日を通してスプーン
よりかはクランクへの反応が良かったです。明日は1日晴れの予報ですので釣り日和に
なるでしょう。
さて、今日は宣伝ですよ。このエリアを代表するルアー「セニョールトルネード」ですが
今まで数々の商品が出てきました。初期型グローから始まり第2弾グロー・続いてスリム
タイプ。そして今回新商品が出ました。「セニョールトルネード ケイムラ仕様」です。
皆さんケイムラはすでにご存知だとは思いますが、紫外線に反応して発光する特殊な
蛍光体です。つまりは日中の日射しが強い時間帯などに威力を発揮するトルネードに
仕上がっています。先端2個のビーズがケイムラのビーズになっていて、現在カラーは
4色。付け加えて当エリア限定価格で提供致します。通常トルネードと同一価格の
450円です。トルネード・スリム・グロー・ケイムラ・・・これだけ持ってれば
平気でしょう。試しにおひとつどうぞ。


4月15日
コレは間違いないでしょ。と切ってみたニジマス。
せっかくキープするなら赤身が欲しい。と言われますが、口を覗き込んでも
エラの隙間から覗き込んでも分かりません。
体色は普通が銀系で赤身はややべっ甲色が掛かった感じです。
エラぶたは鮮やかに赤くなり、写真では写らなかったのですが、体側に俗に言う
レッドバンドが入っています。胸ビレ、腹ビレ、尻ビレがうっすらオレンジ色に
なっています。赤身の魚の特徴的なところです。




4月14日
久しぶりの春ってお天気です。予報では週末に向かってこの時期としては
比較的気温の低い日が続きそう。と言っていましたが、お昼には20度も
あります。こうなると必然的にレンジが、30〜50センチくらいに下がって
いきますが、魚の目線より上層を引いてあげれば、ライズの有無にもよりますが
水面下まで追ってきますので冬季ほどシビアではありません。
表層で活発に動いているのもいれば、直射日光を嫌って足元のブレイクラインや
岩の陰にも集まりやすくなります。



4月12日
販売用のフライを巻き巻き。右がオーソドックスなオレンジ&パートリッジ。
真ん中がカディスピューパのパターンで、左が余り物で出来たフライです。
余り物フライはボディーがホロティンセル、ソラックスがエッグヤーン。
一つのパターンを巻くにしても、色や素材でこれほど印象が変わります。
こんな風にフライは、タイヤーの主観で無限にパターンが作れます。
釣れるか否かはお魚の判断ですが、思いっきり主観を反映させることの出来る
真面目なお遊びです。


4月11日(養魚日記)
夕方からの雨予報も何のその、見事なまでの晴天が続きました。昨日と同じような天気で
最高気温も26℃。昨日と比べると日中は厳しい時間が続いたと思います。
放流は相変わらず潜るものの、良く釣れてくれたのが幸いです。そんな中「今までで
最高記録」なんてお客様がいらっしゃいましたが、スプーンの特定の動きが型にハマった
ようです。スプーンも数え切れない程種類がでてますし、形状もそれぞれ。とても私には
扱いきれたもんじゃありませんが、ウィローリーフ型っていうんですかね?昔師匠
(飯塚)に教わった動きがあります。竿を立てて超デッドスローにひいてくるとスプーン
は横ではなく縦に、そして左右にヒラヒラと泳ぐのです。これはウィローリーフ型と
いってもルアーごとに変わるのでしょうけど、この動きとカラーがマッチしたようです。
スプーンはそれぞれ個性があると思うので、足元や川エリアで動きを改めて見て頂くと
新たな発見があるかもしれません。


4月10日(養魚日記)
確か先週はジャンパーを着ながら釣りをするような気温でしたし、10日か2週間前には
雪が降ったはずですが・・・。今日の日中の最高気温は27℃。夏です。半袖で釣りが
出来る陽気でしたし、日焼けをされている方もいらっしゃいました。
久しぶりの晴天に加えて強い日射しで釣れない雰囲気が漂っていましたが、意外にも
ポツポツ釣れていました。夕方に近付くにつれてプレッシャーも少なくなり魚も表層に
ウヨウヨ浮いてきます。こうなるとナイターは調子良さそうですが、ナイター営業が
始まって以来土日のナイターは比較的釣れています。今日の夜の気温は18℃。釣り易い
気温の中日中のプレッシャーから開放され、警戒心が緩くなったトラウトを
相手してみてはいかがですか?狙い目は日曜日のナイターです。


4月7日
産卵期を迎えたワカサギが岸近くの浅いところで、フラフラしているのを
ブラックバスや大型のトラウトが捕食に来ます。ソコを我々釣り人が狙うのですが
山中湖のワカサギは俄然調子よく釣れ続けています。例年なら深い湖底から
上がってきてもおかしくない時期ですが、なんだかお天気に然り、変わった事が
多い年のようです。その点管理釣り場は目の前に必ず魚が見えていますので
一発勝負的なネイティブに行く前に、フライの姿勢や見切られ感を確認しておくと、
ネイティブに行った時に泣かなくても済む予定です。


4月6日
なんだか、やっと春らしいお天気になりました。普段フライをやっている
ので、虫の動きが気になります。雨や雪の日にはドカッとまとめてハッチ(羽化)
しますが、こういった穏やかな日は、ダラダラとハッチがありソコかしこで
ライズが見られます。「ライズって見ているだけでも癒されるよね」と感じ始めたら
病気の始まりかもしれません。池の水面には葉っぱなどと一緒に、浮き上がれなかった
水生昆虫もみつけられます。かなり小さいサイズの虫も居ますが、魚はそれほど
セレクティブではありませんので、是非ドライフライを浮かべてみてください。


4月5日
魚のライズを観察していると、口が水面に出ているか出ていないかを
見ることで、フライのセレクトは変わってきます。晴れていて、水面上に
水生昆虫が飛び回っていて、魚も口を水面上に出しているようならば、
ハイフロートのドライフライが有効ですが、多くの場合水面から口を出さないタイプの
ライズが多く見られます。水生昆虫はダイレクトハッチや水面ハッチなどの形態が
有りますが、水面膜を割って水上に飛び出します。その際上手く羽が広がらなかったり
風波にもまれたり、水面下に残る水生昆虫が多く、魚としては捕らえやすい捕食対象に
なります。ドライフライと一くくりで言っても、水面に「浮いている、乗っている
ぶら下がっている」状態に分かれるわけです。通年コンスタントに釣れるのが、
「ぶら下り」のタイプです。

左から「ぶら下り、浮いている、乗っている」タイプです



4月4日(養魚日記)
昨日の日記で書いた「へのじファイター」には抹茶色がありますが、昨日今日と
深緑の色に反応がいいです。ここ最近のヒットカラーになりつつありますので
1色お持ち頂くといいと思います。
毎年恒例となっている黄瀬川の放流ですが、日曜日が釣り大会なのでいつもは土曜日に
放流します。・・・が、ご存知の通り金曜は大荒れの天気。川は濁流と化した為
今日の早朝に放流してきました。桜の木の下ではすでに宴会モード。相変わらず楽しそう
ですが、川は増水しまくりです。釣れたかなぁ・・・。
話変わって、今日捌き場を通りすがると赤身を捌いているお客様がいたので参考程度に
写真を撮らせて頂きました。ちょっと分かりづらいですが、魚体は全体的に茶色がかって
いて、尾びれなどの各ヒレも茶色っぽくなっています。その場で刺身にして食べて
いましたが「うまい!」の一言を頂きました。見た目も良いと美味しく感じるはずです。



4月3日(養魚日記)
1日を通して表層で釣れた1日になったと思います。スプーンでは1g、又はそれ以下の
ウェイトが中心になったと思います。カラーはダーク系黒・茶色などで釣れている方が
多かったです。お昼を境に風が若干強めに吹いてきたので軽量スプーンでは釣りづらい
形になりましたが、こういう状況でやっぱり重宝するのはクランクです。
スプーンに比べるとレンジキープがしやすく、かといってロッドの角度や巻き速度で
レンジも簡単に変えられる一品なので、何かしら持ってると役立ちます。
私もクランクはいくつか持っていますが、今日は「へのじファイター」の使い手の
お客様がご来場されましたので色々と教えて頂きました。
へのじファイターのリップは柔らかい素材でできている為(柔らかくなければこの泳ぎは
できないらしい)使ってるうちにギザギザになってきます。これにラインが擦れると
ラインブレイクの原因になるのですが、スナップを使うことで擦れるのを回避。
さらにリングを追加することによってフッキング率アップ。写真が完成系です。
スナップからリング・フックのサイズまでこだわりが詰まっていますが、説明して
頂くとまったくもって納得します。ちなみに写真の「へのじ」は長泉町にある
「プロショップカサハラ」さんのオリカラです。これ以外にもオリカラはありますので
釣行前・釣行後に立ち寄ってみてはいかがですか?


4月2日
いやはや凄い風雨でした。ご近所の川を渡って出勤してきますが
濁流になっているのが分かります。それでも池の水は澄んでいますし、あれほどの
風の中でも風裏ではライズも見えます。自然界では釣りが出来るまで
おそらく2〜3日は掛かりますが、さすがは湧水掛け流し?風雨が収まればすぐに
釣りが可能になります。昨日からナイター(21時まで)も始まりました。
仕事のストレスを家に持ち帰らないために、チョイ飲みをする方も多いとか。
そんな利用方法が釣り堀に有ってもいいのでは?と思います。


3月31日
大雨に増水おまけに濁りの三重苦の狩野川では、膨らんだ期待に応えられないまま
3月が終わろうとしています。型が付かなきゃ次に行けないようにも思いますが、
忍野ではオオクマが出始めたと聞きますし、悩めるところです。
納得がいかない内に次に行けるほど器用ではありませんので、しつこく狙いますが
きっと効率の悪いことをしているに違いないのです。釣りって遊びで自分の
思うようにいかないのが、ほとんどですが、定めた目標にたどり着けるなら
挑戦するのも釣りの楽しみです。コレが釣り馬鹿の定義です。


3月30日
昨日の雪は夕方には止み積もる事も無かったのですが、キンキンに冷え込んだ
今朝は、車のドアが開かずに、ハッチバックから進入って泥棒風の朝でした。
豊富な湧き水、通年温度変化の少ないスソパでも、表水温で1度近く
下がっていましたので、朝のレンジが50センチ前後と、いつもより
深い状態でした。日中日射しが差し込むと、徐々に上にも出てくるように
なる感じでした。先日シーズナルパターンで下の池の魚の付き位置の変化を
書きましたが、冬パターンに逆戻りです。温まりやすい浅い場所や、
岩周りが魚の付き位置になります。管理釣り場と言えども、魚は生き物です。
それなりに自然界の法則に則っています。


3月29日
雨の予報は聞いていましたが、雪になるなんて聞いていませんでした。
13時頃に降り始めた雨の時点で気温は8度。御殿場から来た方に聞くと
既に雪だとか・・・(まさかね)と思っていたのですが、15時頃から
本降りの雪に変わりました。気温はグングン下がり、16時の時点で
5度に。「桜の開花に雪が舞う」なんて、美しいようで、はた迷惑なお天気です。
気象庁の発表している天気予報で、明日の最低気温はマイナス2度ですって。
ありえねぇ・・・と思っても気温はグングン下がっています。
映画デイ・アフター・トゥモローみたいです。


3月28日(養魚日記)
午後からの雨予報もあり、皆さんの釣行は午前中に集中。それなりにプレッシャーが
加わった事もあり日中は難しかったと思います。こうなるとレンジは下がりそうですが
釣れているのは表層がメインでした。当エリアのポンドは結構クリアなので魚の動きが
確認できます。やたら「キビキビ」動いている魚がいるレンジを狙っていただくと
意外にハマったりします。私はナイターで釣り始める時は目安にしているので
ご参考までにどうぞ。
「しつこい!」という声が聞こえてきそうですが、言わせてもらいます。4月1日から
ナイター営業が始まります。ここ数日寒い日が続いていますが、天気予報によると
「週中頃(ちょうどナイターが始まる日だ!)から気温上昇」との予報。手始めに
いかがですか?4月1日からは営業時間が8:00〜21:00になりますので
宜しくお願い致します。

昨日のナイターまでスプーン・ミノーを中心に投げてきたので、今日はトルネードを
投げ倒してきました。日中は赤・オレンジ・オリカラが中心ですがナイターは黄色・白
が反応良いです。特に白ですが、「ニヤリ」としたい方にオススメです。もっと
「ニヤリ」としたい方はナイターの定番「夜光(グロー)」をどうぞ。1投2,3匹の
チェイスやバイトはザラにあります。


3月27日(養魚日記)
朝起きたらビックリ!雨が降ってるじゃないですか!・・・もはや天候については
触れなくていいでしょう・・・。
今日は「厳しい」というよりかは「もどかしい」状況が続いたのではないでしょうか。
ミノーを投げると「チェイスはしてくるし、軽くタッチはするんだけどな〜」といった
状況や、スプーンにおいてもチェイスしてきて後少しの所で「Uターン」が頻発に
ありました。こういう状況って、ルアーの動きには反応しているわけですから
残るはカラーになるんじゃないですかね?釣っていたお客様はダーク系中心でしたが
放流後しばらくしてからの「赤金ボトム引き」は結構効くようです。
ナイター解禁目前です。ここ最近のナイターをまとめてみると、全体的なレンジは
20〜50センチくらいでしょうか。ただ2gくらいのスプーンで若干早巻きにした
方が反応は良いです。カラーは蛍光系のカラー・白あたりがヒット率は高かったです。
ミノーですが、イワナの反応がすこぶる良いですね。ブラウンですか?って思うくらい
ミノーに反応してくれます。ジャークよりかは、1テンポおいたトゥイッチの方が
反応良いですし、フッキングもします。4月に入って暖かくなってくればレンジも
徐々に上がってきそうな気配がします。


3月26日
フライロッダーズの5月号の「管釣り超実績フライ」のコーナーに
すそので使えるフライを紹介しています。ソフトハックルが1本とドライが
2本。各所の管釣りの方の紹介もありますが、際立って私のフライだけが
浮いています。自称「ドライ馬鹿」なので、しょうがないっとは思いますが
モロにコダワリが現れているように感じで、笑ってしまいました。
すそのでのフライの場合、前に飛んでアタリが分かれば、マズ釣れますので、
どうせなら視覚的に面白いほうが良いと・・・ですが、ハイフロートのタイプや
ティペットを沈められないドライフライは止水のエリアでは出にくくなります。


3月24日
リリーサーを使っている方の多くが、菱形の形のリリーサー。
最近では様々な形がありますが、この形は初期に出始めたタイプの
物で、「魚はリリース出来たけど、フックがリリーサーから離れない」と言った
なんとも歯がゆい使い勝手にイライラさせられます。そこで・・・
どうせ要らないんだから切ってしまえ。とサンダーでチャイン!
「10秒間チューニング」で使い勝手も良好です。もっと切ってしまえば
更に楽なのですが、確実にフックに入らないと逃げられます。


3月23日
春休みが始まり、多くのお子さんの姿が見られました。
自身が子供の頃に遊んだ頃とは、ほど遠いこの辺りの環境ですので、
手軽に釣りに親しんでいただけるエサ釣りはオススメです。
スタートはエサ釣りでしたので、見ていてウキがヒョコヒョコ沈むのを
眺めているだけでなんだか癒されます。ルアーやフライをやっていると
エサのソーセージを目で追ってしまいますが、ソレではせっかくの癒しの釣りも
台無しに思えます。ウキがギュい〜ん と引き込まれるのは集中して釣っている
ルアー、フライには無い面白さがあります。


3月22日
特に下の池には顕著に現れる魚の着き位置の変化。
上の池は水源の水を直に入れているため、夏冬での水温変化は約3度。
下の池に関しては川のエリアを通過してきますので、夏冬の水温変化は約5度。
この2度の違いが、魚の着き位置に変化をもたらします。
真冬の下の池は13度まで水温が下がります。入水は14度程度ですので、
魚は入水口や水温の上がりやすい浅い、手前(トイレ寄り)側になります。
気温の上昇と共に、池の中での水温差が無くなって、現在は全体に魚が散っているのが
見て取れます。経験や手軽さで、道路側に陣取る方が多く見られますが、竹やぶ側に
かなり「暇そうな魚」が群れています。


3月21日(養魚日記)
爆音タイプの目覚ましでないと起きない私ですが、今日は目覚ましのセット時間30分前
に起床。雷と風とガラスに雨が叩きつけられる音で起きました。
「荒れすぎじゃない?」と思う天気でしたが7時くらいには雨は止み、開園時間には空が
晴れてきました。スソパはすべて湧水ですが、さすがに山からの雨水は多くちょい濁り。
強風とはいえ条件は良いようで、朝一はドラグの音が鳴り止まない方もいらっしゃい
ました。釣れているのは表層なのですが、この強風の中スプーンで表層を引くのはかなり
困難かと思います。それでも表層で釣っているお客様が使っているのはミニシケイダー
でした。「なるほど」と思いましたが、確かにプラグならラインを風にとられても
スプーンに比べてルアーの泳ぎが崩れにくいはずです。
このミニシケイダー、受付にて多数販売しています。お一ついかがですか?

ナイターは昨日と変わらず表層20センチ前後が反応いいです。再来週にはナイター
営業が始まります。楽しみですね。


3月20日(養魚日記)
朝一は風もほとんど無く穏やかな1日になりそうでしたが、お昼前には強風が・・・。
花粉症の方の気持ちは分かりませんが、花粉症にもかかわらず真正面から強風を
受けながらも釣りをされていたお客様、ぼちぼち釣れたようです。とは言っても
風が強まったり弱まったりする事でレンジは変化したので、難しい1日になったと
思います。日中のヒットカラーは黒。夏?と思ってしまうようなカラーですが
最高気温は軽く20℃を越えたので、こういったカラーにもヒットする季節になって
きたのかもしれません。
テレビなどの天気予報では、明日は「大荒れ」ぐらいの事を言っていますが、予報では
朝の8〜9時には雨は止み、昼からは「晴れ」の予報です。ただ今日より風が強い
ようなのでご注意下さい。
さあ、ナイター解禁まで10日ちょっとになりました。気温も暖かく17℃、今日は
表層の反応が良かったです。レンジにして20センチくらいでしょうか。1,2g〜
1,5gあたりで若干早巻きに反応が良かったです。


3月19日
終盤に差し掛かった燻製つくりですが、今になって先日お知らせした
「赤身の魚」が入荷しました。コレは作ってみたいと思うのは当然の事です。
今の魚は薄いオレンジ色の身ですが、赤身の魚は鮭の身とまったく同じ色です。
スーパーで売っている、トラウトサーモンと言われるニジマスです。
チリで起きた地震は対岸の火事ではなく、その魚の養殖などが盛んに行われている
国です。トラウトサーモンの値段が急上昇なんて事も・・・
とりあえずスーパーより鮮度のいいトラウトサーモンを明日から放流予定です。



3月17日
釣りをしない友人に、あ〜でもない、こ〜でもないと切々と釣りの
すばらしさや魚の美しさを語っても、「魚じゃん」と一掃されるだけでした。
報道で最後の姿をと、列車の写真を撮っているのを見て、「電車じゃん」と思って
しまう私の反応と一緒ですので、いたしかたありません。
かつて太平洋側の河川は酒匂川を境に、東にヤマメ西にアマゴの生育分布が
あったそうですが、様々な事情によりその分布は崩れつつあるのだとか。
とはいっても、稚魚や発眼卵の放流事業により、伊豆の河川の多くには美しい
アマゴが生きています。となるのですが、分からん友人は「美味しそう」とまで
付け加えていました。


3月16日
昨夜の豪雨で若干濁った感じですが、いつものように丸一日もすれば
元通りのクリアさに戻ってしまう不思議な池。
気圧、気温、風までも影響する魚の活性ですので、一気に濁って徐々に
元のクリアーにもどっていく状況の変化に、逐一カラーやレンジを当てはめていく
パズルのような展開。「さっきの当たりは過去の事」と言わんばかりの
ツンデレぶり。まぁ毎回こうすれば釣れます。なんてのが有ったら面白くも
なんとも無くなってしまうのが、ルアーやフライ釣りのワガママなところですし、
なんせそのジェットコースターのように目まぐるしく変化するパズルの組み立てが
面白くて仕方がありません。


3月15日
ウチに来られるお客様の多くが、「魚大きいですね」といった内容の感想を
頂きます。アングリング・ファンなどに載っている写真って「大きい魚」を
選んで撮っているように思われるようで、ある意味、雑誌に登場するウチのイメージは
「こんなのも居ますよ」的なマユツバな情報として伝わっている可能性もあります。
以前ココでDVDを撮影したトップウォーターメーカーさんのところに
「トップって大きい魚が出るんですね」と感想を頂いたそうで、返答に困った事が
あったとか・・・。川エリアには小さい魚も居ますけど、そんな魚しか居ません。
私的に釣りは掛けてからも面白いと思っています。掛けるまでの頭を使った推理から
掛けてから魚と呼吸を合わせるようなやり取りは、どの釣りにも共通しています。


3月14日(養魚日記)
久しぶりの晴天・付け加えてプレッシャーが高かったため日中は難しかったのでは
ないでしょうか。日中は日陰になっている場所では表層で釣れたようです。下池の
工場側は日中日陰になりますが、それ以外にも岩の周りや上池の崖側なども日陰に
なりやすいポイントがいくつかありますので、狙ってみて下さい。
放流魚はすこぶる潜るのが早く、軽量スプーンで釣るのはなかなか難しいと思いますので
2g台のスプーンでボトムを引きずるくらいのイメージでリトリーブして頂くと
いいと思います。
先日ホームセンターをうろちょろしていると「塗料はがし液」を発見。前々から
スプーンを自塗りしたいと思っていたので購入し、まずはお手軽にポスカで塗って
みましたが、あまりの塗装センスの無さにビックリ・・・。寅年だからトラっぽく
したかったんだけどなぁ・・なので遠目の撮影です。釣果は聞くまでもない。


3月13日(養魚日記)
午前中は養魚場で作業していましたが、スソパは昼過ぎまで相当風が強かったようです。
ベンチは池に飛び込むは看板は吹っ飛ぶはで、なかなか釣りづらかったのではないで
しょうか。こういう時に限って表層で釣れるもんなんです。日が落ちてからもしばらく
の間は表層で釣れていたようですが、7時くらいになると、グッとレンジは下がって
1m前後でしょうか。私が使ったのはMIU2.2gですが、カラーへの見切りが比較的早く
感じたので、細かいカラーローテーションをおすすめします。
話変わって、来週は久しぶりの3連休ですね。今年は一部のニジマスを赤身にしています。
この赤身の魚を3連休に放流予定です。現在のニジマスよりも一回り大きく、50センチ
前後のニジマスが赤身になっています。エラから体側部にかけて綺麗な赤色がでています
ので、「これかな?」と思ったらキープしてみて下さい。


3月11日
2月後半の穏やかな日々が嘘のような今月。本命の狩野川のマッチ・ザ・ハッチも
これほど水量があって、濁っている状況は久しくありません。おまけに水温も
昨年より2度ほど低いってな三重苦。でも釣れている方もいるし、
現に自分もバラしちゃってるので、やっぱ腕のせいですが、とかく釣り人は上記のように
言い訳が得意なのです。しかし、昨年よりもよろしくないのが現状。オオクマや
エルモンヒラタもそこそこ見えていますので、きっと大爆発の日がありそうです。
その日が我に。と、誰もが願っています。で、今シーズン初アマゴはネットに
サクッと入ってしまった可愛い年越しさんでした。


3月10日
待望の晴れなのですが、打って変わって強風です。釣りをしにくくする
ほどの風で、雨か風かどっちの条件が良いのか微妙なところです。
まぁ得てして、釣りをしやすいお天気の時より、そんな条件のときの方が
良く釣れるのが歯がゆいのです。雨にしても風にしても、水面を荒らしてくれるので
人間の影を消してくれるのが好条件の要因の一つと思われます。
渓流や湖でコチラの姿を見られて、そこに留まっている魚はまず居ません。
クリアウォーターでは一歩下がったり、しゃがんで釣るのも有効です。


3月9日
「今日は雪ですかね?」と聞かれ、自信満々に「大丈夫でしょ」と
言ったのですが、その時点で6度。まぁこんな天気ですから日中に気温が下がる事も
あるでしょうから、少々不安だったりします。
この辺りの住民は雪に対する適応能力があまり無いので、道路に雪が積もったりすれば
途端に大渋滞が起こります。お昼過ぎには雪混じりの雨になりましたが、その後は雨。
3度以下になると雪の確率はグンと上がりますので、明日が心配です。
そんな中、あまりに釣れ続く状況に、休憩さえしないお客さんには、真に感心致します。
頑張った人にはそれなりに釣果の出るのが悪天候のご褒美。
雨、防寒対策をされてお越し下さい。きっとそんな日には良い釣果が望めます。


3月8日
こうも雨が多くなると出番の増えるレインギア類。防水透湿素材のウェアと
言っても「袖」が唯一と言ってもいいウィークポイントです。
釣りをする上で腕を上げる動作は多く、キャストやファイト。はたまた
やっちまった時の腕も同様に腕が上がります。当然ベルクロだけで止まっている
状態では、水は簡単に入って、インナーの袖を濡らしてしまいます。
コレが一日続くのは嫌なものです。そこでこんなスグレモノ。ネオプレーン製の
リストバンド?は水の浸入がありません。


3月7日(養魚日記)
昨日と比べ「グッ」と気温が下がった本日。1日中冷たい雨が降り、久しぶりに
手が悴む釣りになりました。魚もあんまり浮いてないし、こうなるとレンジは下がるか?
と思いましたが釣れているのは表層。プレッシャーが少ない事もあって時間帯によっては
毎投バイトがある時間帯もあったようです。下池よりも上池の方が調子よく釣れて
いたように思います。
早いものでアッという間に3月です。河川などは解禁しましたが、スソパはナイター
解禁まであと1ヶ月を切りました。今月いっぱいは19:00時までの営業ですが
4月1日からは21:00時までの営業になります。という事でナイターの状況を
時間があればアップしたいと思います。
冬の間は夕方からレンジが結構下がりますが、昨日今日と表層で釣れています。
1g以下のスロー引きよりも、1,2g・1,5gあたりで若干早めに引いてくると
反応が良かったです。4月に近付くにつれて暖かくなってくるので状況も少しずつ
変わりそうです。


3月6日(養魚日記)
2週間ぶりのスソパです。先週末は大雨が降ったので土・日共に養魚場での作業に
なりました。2週間の間にいろいろな事がありましたね。
恵みの大雨が降り、津波がきて、バンクーバーオリンピックは終わり、宮里藍は
米ツアーで2連覇をなしとげました。個人的に1番印象に残ったのは・・・やはり
浅田真央ちゃん・・いや、真央様と呼ぶべきでしょうか。わずか19歳ながら日本中の
期待を背負い世界を相手に戦って銀メダルを獲得。にもかかわらず「悔しい」と
涙ながらに語った姿には、25歳の自分と比べると言葉も出ませんでした。ソチでは
金メダルを獲ってくれる気がします。
さて、徐々にサイズアップしているニジマスですが、年末年始から放流している
イワナもサイズアップしています。写真は40cm程のイワナです。ボトムや
かけあがり・大きい岩のまわりに結構います。ミノーをやってる方は比較的釣れて
いるようなので挑戦してみてはいかがでしょうか?



3月3日
腕がナマらないように、日に一匹は釣ろうと心がけています。
ガンガン釣っているお客さんを見ると、リリース直後に再びキャストをしています。
ラインやフックのチェックが云々ではなく、腕の乳酸はございませんの?
と聞いてみたくなります。計ってはいませんが、おそらく3ポンドラインでは1分で
ランディングできる魚は少ない現在の状況ですので、私は一匹でインターバルが
必要なのです。次々に釣っても一向に構いませんが、筋肉痛の保証付きです。



3月2日
「何色が釣れますか?」常々聞かれる質問に対して「好きな色だから底から表層まで
出てくるわけではないので、まずはレンジをつかみましょう」と
お答えしているのですが・・・とは言ったものの、魚の好む色はその時々によって
明らかに存在するし、また変化します。
私も魚に知り合いは居ませんので、聞くことが出来ないのですが、どうやら魚種によって
紫外線を含め、人並み以上の識別が出来るらしいのです。
古くはカラーコレクターって「当たりカラー」を教えてくれる機械があったりしましたが
実物を見たことがないので、マユツバものです。魚にも個性や好みがそれぞれに
あるでしょうから、派手好きや地味好きに分かれるのかもしれません。
釣り人側からすれば、「自信のある色」を持つことも重要です。きっとソレを投げている
時は何倍も集中力を出していると思います。


3月1日
夏のキャンプなどで作る魚の燻製は、一気に高温で処理をする熱燻と
いわれる物。夏場で魚が腐らないようにするための手法です。そんな時でも
短時間で楽しめる反面、中にまで充分燻製の香りが入らないデメリットも
あります。ここで作っているのは温燻。処理中に釜の中の温度を70度以下に
して、熱源を消して30度以下まで下がるのが理想です。
煮物同様温度が下がったときに、香りが染み込みます。この条件で出来るのが
気温が20度程度までとなります。毎年のことですが、今月後半にはリミットに
近付き終了となります。今シーズンはかなりのペースで作っていますので
ストックも出来そうですが、「終わるよ〜」って言うと駆け込みでマトメ買いも
あります。お求めの方はお早めにどうぞ。


2月28日
いやぁ解禁です。お正月よりオメデタイ気分でございます。
昨日より、かなりまとまった雨が降りましたので、各河川等は増水気味も
考えられます。入渓される方は充分ご注意下さい。釣りにならないようでしたら
勇気ある撤退でスソパへどうぞ。増水はありません。
まぁ冗談はさておき、三寒四温の温の方が多くなってくる時期ですので
それほど表水温が下がりません。寒い日の晴天なら日中浮いてきそうな魚も、
徐々に全域の水温が近くなり、レンジがバラバラになりやすい水温に
なってきます。隣どうしで表層でも中層でも釣れてる。って展開がありえます。


2月26日
アングリング・ファンの次号取材がありました。回を重ねること?回の
タックルインプレッションです・またしても編集部の方々に「コレで釣ってきて〜」
って、使われました。まぁそれはともかく、新しいロッドやルアーがイッパイ
並んでいると、投げたくなるってものです。
ともかく幾つルアーがあるんだか、分からないような数ですので人海戦術が肝な
わけです。年々ロッドもシャッキリしたものが増え、素振りでは固いと感じる
物も、ティップがしなやかで軽量のルアーも飛びます。シャッキリしていれば
振り切った後のロッドのオジギが少なく、俗に「振り抜けが良い」といわれます。
明らかに時代は変化し進化を続けていることが、良く分かります。


2月24日
解禁前に魚を探しておかなければ。という事で近所の川を視察です。
昨シーズンは台風や大雨の影響も少ないので、さぞやライズの嵐が・・・と
期待しつつ眺めるのですが、生命感はありません・・・
謎だらけで上流に目を向けると、鵜とサギが集団で居座っています。
犯人はコイツらです。「ウサギコンビ」何よりも魚の大敵ですが、彼らも生きるため
ですので、複雑な感じです。魚が逃げ込めるようなブッシュや大岩が多ければ
なんてことも無いのかもしれませんが、綺麗に護岸されていれば、そんな物は
有ろうはずも有りません。とっても残念な川です。


2月23日
ゴロ合わせで「富士山の日」と言う祝日を作ろうではないか!と
静岡の川勝知事がおっしゃっています。県民の祝日として制定されるのでは?と
県民のみの関心事かもしれませんが、富士山を世界遺産として登録しよう!と
いった目論見の伏線のようなもの。
大赤字のまま運行を続ける静岡空港に一石を投じる起爆剤のためにも、
世界遺産が必要だとするならば、後任にたった偉い方々はまさにエライ迷惑な
お話のような気がしてなりません。それでもどこかで続いている箱物行政は
時代遅れと感じざるを得ません。


2月22日
バカは風邪をひかない。と聞いたことがあるものの、釣り馬鹿が風邪を
引きました。バカさ加減がマダマダって事か?平熱が35度チョイの
ガンになりやすい(らしい)私が37度も出れば、結構辛いものです。
風邪薬を飲み、雑誌の原稿を書くべくパソコンに向かえば、自動的に襲ってくる
睡魔と格闘です。椅子からの呪縛を振り払い、ロッドを持ってサイトの釣りをして
いれば、また30分は椅子にもどれます。そんなこんなで、3月22日発売予定の
「フライロッダーズ」に「管理釣り場に聞いた。ヒットパターン」ってコーナーで
睡魔と闘いながら書いた原稿が紹介される予定です。


2月21日(養魚日記)
昨日とは打って変わって、朝からプレッシャーの高い1日となりました。曇っている
時間帯も重なりなかなか魚は浮いてきませんでしたが、それでも表層・中層が主な
レンジになったと思います。上池は放流の効果もあり昼前までは釣れていましたが
その後は厳しい状況に。午後になりプレッシャーが少なくなると、下池では2箇所の
入水口を中心にそれなりに釣れたのではないでしょうか。やはり水の流れが強い場所には
活性の良い魚がついています。入水口のみだけでなく、その延長線にも魚は結構ついて
います。ご質問頂ければ水の流れ方等お答えしますのでお気軽にどうぞ。

今日はおもしろいロッドを拝見しました。海釣りをしないお客様ですが、何故か
ジギングロッドを持ってご来場です。約3フィートの「ミニチュアダックス」という
短い固いロッドですが、「これでトラウトが釣れるかな・・・」との事。
軽いルアーは投げれない・バイトはあるものの乗らない・あわせれば切れる・
「使いづらい」のオンパレードでしたが見事ロッドは曲がりました。
こういった試し釣りも楽しいものです。



2月20日(養魚日記)
大変ご迷惑をお掛けしてしまった先週ですが、18日木曜日から通常通り放流が再会
しています。この土日も含め、今後は通常放流になりますのでご安心してご来場下さい。
さて、先週は放流していなかったので今日は厳しいんじゃないの?と予想していましたが
昼過ぎに「ピタリ」と止まった時間はあったものの、今日は1日通して釣れていたように
思います。放流魚は深く潜りますが、日中は暖かく魚も結構表層まで浮いてきて
いましたし、釣れているレンジも場所によりけりですが、表層が主になったと思います。
今日はほとんど太陽が出ていましたが、明日は「晴れのち曇り」の予報です。天候に
よりレンジは変わりますので魚の動きを確認してみて下さい。
話がガラッと変わりますが、ベーコンの燻製が入荷しました。毎回バラ肉が人気なので
すぐに無くなってしまいますが、今回はバラ肉がたくさん入荷しています。
まだ食べていない方!お試し下さい。


2月18日
2003年の開園時は当たり前のようにガンガン釣れ、放流なんて・・・と
高を括って2週間。様子の変化に慌てて放流して以来、初めて5日間も
放流無しのご迷惑をお掛けしました。告知や天候不順もあり、プレッシャーの
少ない日が続き、意外にも釣果は安定していたようですが、ソッポを向く奴の
スイッチを入れるのは、ソレはソレで楽しかったりするのは、ザ・Mの証でしょうか。
いずれにしましても、今後はいつも通りの放流が出来ます。
関東全域で降った雪は裾野にも例外なく降りましたが、お昼前には全部融けて
しまいました。


2月17日
心配していた雪も降らず、ノーマルタイヤで問題なく走れます。
気温はお昼の時点で7度くらいですが、さすがに山には雪が降っているようで
吹く風は異様に冷たく、表層に魚がいるもののバイトしてくる魚は食いあげてくる
感じです。土曜日から事情により放流が出来ていませんが、いろんな引き出しを
思い出して釣っていただいています。スプーンでも基本的なレンジを引っ張る
だけではなく、下から上、上から下と様々な見せ方が出来ると有効です。



2月16日
すそのって寒いよねって、多くのお客さんに言われますが、今シーズンは
未だ積雪がありません。どうです?意外でしょ。と言ってはみたものの
現在の気温は5度(16時)予報は昨日から変更されず「雪」となっています。
さすがに弱気にもなってしまいますが、雪が降ってくると魚は水面に落ちた
雪にライズを始め、ノーマルタイヤの私は引くに引けない状況になるわけです。
芦ノ湖でも忍野でも・・・雪の透明感は何らかの虫に見えるのかもしれませんし、
雨のように一気に水面の水温を下げるわけでもないので、釣り人的には迎合できる
気象条件です。後はメンタルとカイロが必要です。



2月15日
ルアーの後方に追尾する魚の進行方向を、遮るように割って入ってくる魚。
見たこと有りませんか?どう見たって魚が邪魔しているようにしか見えないのですが・・・
危険を告知しようとしているのか?はたまた偶然の通りすがりか?
魚自身に言葉は無いと思われますが、こうした行動は放流直後の高活性が
落ち着くまでを見ていても、全部が針に掛かったわけでもないのに、ルアーへの反応は
変わってくる辺りを見ていても感じます。新しい魚を放流し続けていても、
爆釣出来ていたルアーやメソッドへの反応が明らかに悪くなっていく・・・
危険を伝達できる方法が魚の世界にはあるのだと思います。
例えばソレが人間同様にドーパミンやエンドルフィンがその仕組みだとすれば、
池中にドーパミンで満たしてしまえば・・・ハイになった魚ばかり?と、アホな
妄想が続いていきます。


2月14日(養魚日記)
早めにホームページや店頭でお知らせしていた事もあって来場者は少なめ。っていうか
混雑したら地獄絵図です。プレッシャーが少ない事もあって、朝一はポツポツ釣れて
いましたが、時間が経てば想像通りかなり渋いです。日射しがポンドに入ると、グッと
バイトの数が減るようですが、この土日はほとんど曇っていたのが、せめてもの救いです。
ルアーは、天候も関係あると思いますがミノー・スプーン共に、シルバー系のものに
反応が良かったのではないでしょうか。
写真はお客様に頂いたルアーで、牛の角をサンダーで削って加工したものですが
泳ぎ方やフォールの速度などは独特です。これに類似したルアーも多数販売されて
いますので使ってみてはいかがでしょうか。結構釣れますよ。


2月13日(養魚日記)
今日直る予定だった養魚場の積み込み機械ですが、結局直らず来週に持ち込みに
なりました。来週の木曜日前後から放流できる予定です。よって、明日14日・日曜日
も川エリアを除き放流がありません。今日も放流がありませんでしたが、すでに
厳しい状況が続いています。明日も今日より厳しい状況が予想されますので、ご了承
下さい。大変ご迷惑をお掛け致しますが、ご理解の程宜しくお願い致します。
尚、明日14日・日曜日はポイントを3倍・平日は2つ付けさせて頂きます。


2月12日(養魚日記)
養魚場の積み込み機械故障により魚の出荷ができなかった為、明日13日土曜日は
川エリアを除き、「放流」がありません。土曜日中には直る予定ですので、日曜日
からは通常通り放流できると思います。いつもの週末より渋く、厳しい状況が
予想されますのでご了承下さい。大変ご迷惑をお掛け致しますが宜しくお願い致します。

開園以来土日放流が無いのは「初」です。厳しい状況は容易に予想できますが
腕試しにいかがでしょうか?尚、当日ご来場されたお客様にはポイントを通常の
3倍付けさせて頂きます。ご来場お待ちしております。


2月11日
全部がそうではありませんが水分を抜いていきながら、香りを入れていくのが
燻製です。ですので、こんな雨の日に燻製は不向きです。とは言え後ろが
詰まってしまいますので、出来ることはやっておこうとなります。
燻製を始める前に、魚の持っている水分を出来る限り抜いてあげる仕事があります。
魚を釜の中に並べて下から炭で温め、50度程度で約3時間置きますと、サウナに
入ったのと同様に、いい感じで水分が抜けます。高温にすると表面が固くなって
煙が入りません。そんな下準備を終えて燻製が始まります。今までに使った事のない
サクラやウィスキーダルを使ったホワイトオークのチップも登場します。


2月10日
今シーズンもフライでバスを釣るべく、準備中でございます。
昨年からの改良は、透過性。釣れたワカサギを光にかざすと、うっすら透けて
見えます。3月頃からワカサギは浅場で産卵し体力をなくすと、多くの場合横になって
湖面を漂います。ソレを狙ってバスが捕食に来るわけです。更にソレを私たちが
狙うって事です。透過性や浮き姿勢に浮力に至るまで、様々なケースを想定して
タイイングに励みますが、「フライじゃねぇな、模型だな」などとフライマンに
ヤジられていますが、自分で作ったフライって、自己満足の塊みたいなものです。
出来上がったときに(釣れたな・・・)と勝手に思い込むのは、この釣りの特権にも
思えます。コレはバス用。フックを小さくしたトラウト用も製作中です。



2月8日
イモムシ風のフライが釣れるってんで、見せてもらったら、確かに釣れます。
スローフォールの物体は、何はともあれ魚が反応しやすいようです。
パッと見でどこかで見たような・・・と思い、ホームセンターを見ていると
ほぼ同一の物を発見。お客さんの高橋さんに伝えたところ、ボックスに満載して
ご来場です。同様に100円ショップで派手なストールや手芸コーナーで真剣に
物色しているのは私のような貧乏フライマンの可能性があります。決して身に着ける
つもりでは有りません。マニキュアを物色していたらルアーマンの可能性があります。


2月7日(養魚日記)
昨日とパターンはほとんど変わらず、表層から40〜50cmくらいで釣れています。
1g以下のスプーンでも40cmくらいのレンジは引いてこれますが、昨日・今日と
若干早巻きの方がいいようなので、1,5gや1g後半のものを使って頂くと
いいと思います。
それにしても今日の朝は寒かったです。実家からスソパまで車で約20分。
今日はスソパに着くまでフロントガラスの氷が溶けきりませんでした。日中は太陽が
出ればポカポカ陽気ですが、朝と夜は結構冷え込みます。暖かくしてお越し下さい。


2月6日(養魚日記)
この季節こんなに風吹きましたっけ?なんだか毎日風が吹いているように思います。
冷たい風が吹けばレンジは下がりますが、そんなセオリーとは真逆の表層で釣っている
方が上池の受付対岸で数名います。伺ってみると、やはりマイクロスプーンでした。
1人の方は底からの巻き上げ後、チェイスしてきたら若干早巻きにしていたようです。
夕方からは冷え込みがきつく、レンジもググッと下がるはずなのですが、意外にも
30cmくらいのレンジで釣れたようです。
時にはセオリーを崩すのも一つの手のようです。


2月3日
福を巻き込むようにと願って巻き寿司。縁を切らないよう包丁を入れずに
丸ごと1本食べるって縁起担ぎに由来するらしい。と、では切りたい縁なら
包丁で・・・とはジョークですが、この恵方巻きを初めて聞いたのは
若かりし15年ほど前に滋賀に住んでいた時。おそらく関西から発祥したのか?
定かではありませんが、少なからず全然知らなくて、地元の同僚に驚かれた記憶があります。
豆を年の数だけ食べるって40個も・・・枝豆なら楽勝なんですけどね。


2月2日
オフィス ユーカリから発売されたリリーサー。Neiちゃんから電話で
「出来ました」ってんで勢いで「ちょうだい」と言ってしまう私。
言ったからには宣伝が付き物ってわけでは有りませんが、実に使いやすく
出来ています。大袈裟ではなく、多分一番使いやすいようにも思えます。
掛けるにも抜くにも、間口が広く(プラグにも対応)、ワイヤーが太いので
フックのベントにスッポリ収まるから外しやすいのだと思います。
形から察するに「セクシーリリーサー・ザ・乳離れ」と勝手に命名。
怒られるんだろうな・・・


2月1日
午前中は12度ほどあった気温も、雨が降り出す頃には外気は6度に
なっていました。このまま下がると雪の可能性も出てきそうですが、この
エリアが出来てから、積雪は2〜3回程度しか有りません。明日も大丈夫な
はず。と希望的観測。明日は東名情報などご確認の上、お出かけ下さい。
一般的に気圧が下がると魚は浮いてきますが、雨で水面が冷やされると、
とたんに魚はレンジを下げます。逆に晴れてくれれば水面近くに浮いてきます。
必ずとは言い切れませんが、夏場は冬の逆に魚が動きます。


1月31日(養魚日記)
日が落ちてからちょいと難しい今日この頃。私も合間をみて受付前でやりましたが
気温がグッと下がるとレンジも若干下がるようです。見えない釣りは苦手意識が
ありますが、レンジ的には中層付近です。1g後半から2g台のスプーンになると
思います。シャロークランクなどにも反応はありますが、中層付近の魚が食いに
きている感じです。トルネードは黄色、ミノーはアカキンやクロキンに反応が
良かったようなので、ラストまでやるぜ!って方はご参考までにどうそ。


1月30日(養魚日記)
管理釣り場もたくさんあり、いろいろな釣り場に行かれることがあると思います。
私も他所の釣り場さんにお伺いする事がありますが、やっぱり初めてのエリアは
ポイントも掴めず難しい部分があると思います。魚種やサイズも違うでしょうし
ポンドの形状や水の流れ、魚の付き場など知らない事だらけのはずです。
スタッフに声をかけて頂ければいろいろな情報が簡単に手に入るので、気軽に
声をかけて頂ければと思います。
さて、もう一捻りした下池のトイレ側入水口。ド表層で釣れるポイントです。
付け加えて土日は放流が何回かある場所ですので、気になる方は是非どうそ。


1月29日
REPLYさんとこの「バッカス」。お気に入りのトップウォーターの一つです。
このルアーはフロントにスイッシャーが付いているので、首振りアクションが苦手と
思っている方にも安心です。巻い続けてくるだけでスイッシャーの音と水しぶきが
引き波を立てて魚を誘いますし、首振りだって出来てしまうスグれものです。
スピードはピンキリですが、ただ巻きをしていると、後ろから背ビレを出して魚が
追って90度ターン・・・ジョーズお上手。ではなく、条件が合えばビックリするほど
出てきます。トリプルフックは乗りが良い分バラしも多くあります。そんな訳で魚と
一緒に記念撮影は出来ませんでしたが、楽しめるルアーの一つです。
一般的なトップウォーターの条件は
風下、魚が浮いてきている、風が変わった、回りが投げていない・・・などなどですが、
ボックスに眠っているトッププラグが有ったら忘れた頃に投げてみるのもオススメです。


1月27日
時には釣り友と解禁談義をする事もありますが、これがまた「腹の探りあい」
になったりします。自身の記憶する「おいしいポイント」や「今シーズンの展望」を
アレやコレやで語ってはいるものの、お互いに核心の部分では口ごもったりします。
まぁお互い(コイツに教えたらやばいかもと)思っているからなのですが、ソレくらい
近郊の河川の魚は少ないって事も言える気がします。
なんとも心狭い自分に嫌気がさしますが、コレって釣り人の性なのでしょう。
川の釣りは魚を探して終わることも少なくありませんので、解禁前にせっせと川面を睨み
魚を探している裏があります。そんな時に管釣りに来ると、とっても満たされた
気分になれます。


1月25日
冬は気温が下がって、水温も下がる。当たり前の事ですが、そうなると
釣り人にも思い込みがあるようです。現場を回って見させて頂いていると
多くのお客さんがボトムを意識して、ルアーをトレースしていたりします。
もちろんポイントによってはボトムが有効なポジションもありますが、日中
日射しが差していれば、魚は表層付近に浮いてきますし、冷たい風が吹けば
若干沈んでいきます。夕方4時くらいになれば、多くの魚が表層から姿を消します。
「タナを掴む」事がヒットカラーより重要です。下の池もクリアーに近い状態で
魚が確認できますので、変更グラスで魚を確認してから作戦を立てて頂くと
より効果的です。


1月24日(養魚日記)
管理釣り場ですから、その時々において様々な点で少しずつでも変化していかなければ
なりません。まぁ当然です。さて、その中の一つ「水の動き」ですが、これも重要な
ポイントになると思います。水の動きや流れが変われば魚の付き場も変わり、結果的に
釣り座によって釣果に反映してくるわけです。当エリアでもホースをくっつけてみたり
移動してみたり入水口を追加してみたりなどなど、色々やってるのですが、昨日の夜に
下池トイレ側の入水口をサクッと変更してみました。
「電気代使わないエコ噴水バージョン」
です。入水口についている魚を散らせ、且つ水面を波立たせたいなと思っていたのですが
ちょいと失敗・・・魚の付き場が悪いです。これは変更しますが、今後上池も含め
少しずつ配管をさわってみたいと思います。


1月23日(養魚日記)
ここ数日気温が大きく変動したせいでしょうか?放流ごとに放流魚のつくレンジが
違ったように思います。50〜1mで止まる事もあれば、「ブラウン?」って
思っちゃうくらいボトムべったりになる事もありました。放流魚に限らずポンドに
いる魚も時間ごとにレンジは変わったのではないでしょうか。
下池ではルアーにじゃれついてくる&フレンチキッスのようなバイトが頻繁に
あったようです。こういう奴らは2軍に降格している普段使わないルアーを投げて
みるのも一つの手です。上池ではこの時期あまり投げようとは思わないトップでも
釣れたようですし、意外とあっさり釣れる事もあります。


1月22日
昨日のワカサギは「大人の事情」も、お天気には敵わないようで、強風のため
強制撤収となりました。釣れないのは腕のせいとしても、5回コールドでは
早々にリベンジが必要になります。この悔しさが次につながり、釣れた喜びも
次に続く・・・とまぁ延々と続く釣り馬鹿スパイラル。
表層に浮いている魚をサイトで狙って、90度ターンされても思い描いた
軌道やテクニックで釣れると・・・ご満悦。まったく「釣り」って子供のように
喜べるから不思議です。


1月20日
今年初のワカサギに行きます。(またかよ!)って聞こえてきそうですが、
冬の釣りの私的定番です。海の船宿さんやウチのような管理釣り場でも
安定した天気の3日目は良い釣果に当たる・・・と全く裏づけの無いウワサを
耳にします。まぁ魚を知り尽くした方の言うことを、鵜呑みにすると
昨日と今日は春のような陽気。明日まで続けば爆釣確定!なのですが、今夜は
ちょっと雨が降る予報。急速に回復した天気は風を伴います・・・と、
「振り出しに戻る」的な感じですが、そこを打破するのが大人の事情です。



1月19日
レンタルロッドでルアーをされるお客さんには、7つのルアーがセットに
なっています。おおむね、スプーン2つ、クランク、シャッド、ミノー各1つ
トレーラー、トルネードといったところです。全員を確認したわけではありませんが
初心者の多くの方が最初にチョイスするルアーは、ミノーです。
ルアーに対するイメージなのか、それ以外のルアーに手をつけないケースも
あるようです。私もバスを始めたばかりの小学生の頃はミノーばっかりやっていた
記憶があります。そのうちリアルミノーじゃないと釣れないのでは?などと感じた
事もありました。そう「ルアーが魚を釣ってくれる」と過信していたはずです。
使い手の巻きスピードやロッドの角度で、ルアーは様々な表情を演出できる事を
その後、覚えていく事になります。


1月18日
基本的に機械イジリは好きなほうですが、組上げるのに「パーツが余る」事は
日常茶飯事です。先日ワカサギ用にと買って来た中古のチヌ用リールは
回転がかなり悪いので、勝手にオーバーホールを始めました。
原因を突き止め「さぁ組むぜ」と思っていたら、分解中には見たことも無い
部品がポロり・・・こうなると大変ですので、個人でオーバーホールをする場合は
それなりの知識と経験が必要です。で、このリールの顛末は全開で全壊。
どっかに分解図が見つかれば全快の可能性ありって所です。


1月17日(養魚日記)
結局御殿場は一部しか積もらなかったそうで、246号線も高速も平気だった
ようです。とはいえ寒い1日になりましたが、下池なんかを覗いていると
工場側にはほとんど人が入っておらず、道路側に人が集まっています。理由は簡単で
工場側は日中も日陰で寒いからだと思います。極端に人が偏ると魚も対岸や沖に
移りますので、こういった状況も見ていただけると良いかと思います。
放流魚は相変わらずかなり早いスピードで掛け上がり付近を回遊し、対岸や
入水口についてしまいますので、放流地点でお待ちの方は2,5g近辺で放流魚を
足止めするのをオススメします。


1月16日(養魚日記)
ポンドに日射しが入り始めると魚も浮いてくるのですが、今日は曇り。昼間に
2時間程日射しは入りましたが、それも束の間。気付かない程度の小雨も降り
結局一部の場所を除きレンジは中層以下だったと思います。
今日の夜は・・というか今現在、御殿場は雪のようです。明日ご来場予定の
お客様は、道路情報をご確認の上ご来場下さい。裾野はそうそう積もったり
しませんが、御殿場と箱根は怪しいのでご注意下さい。
それからベーコンの燻製ですが、すぐさま無くなってしまったバラ肉のほうが
昨日入荷しました。そんなに数量はありませんのでお早めにどうぞ。


1月14日
KYなハル。受付でタイイングをしていると、呼んでも来ないハルが
ちゃっかり邪魔しにきます。このままハサミで切り取ってマテリアルにした事も
ありますが、さすがに寒いので許してあげました。
河川や湖沼の解禁も間近に迫り、自宅でもタイイングに励んでおります。
現場で困らないためにも、蟻さんのようにせっせとやっておきましょう。


1月13日
初雪が降りました。と言っても数分間舞っただけでしたが。
よく通う忍野桂川では、桜の咲く4月の下旬に雪が降る事もあります。
そんな季節ですから「雪なんてへっちゃら」なんて思っていると、見る間に
積もっていきます。早々に撤収すればいいのですが、水面に落ちる雪に
ボコボコのライズが始まります。帰らないと車が動けなくなるジレンマと闘いながら
往生際の悪い釣りを強いられます。魚は何だろうと思って食っているのか分かりませんが、
透明感や水面にフワっと浮いているものに反応しているようでした。


1月12日
10時頃から降り始めた雨。雪にならなかっただけokですが、さすがに
釣っている方の姿は、さながら修行僧のごとき。といったところです。
しかも「カッパないんすよね」と言うお二人組みは、高活性の状況を楽しんで
いられたようでした。
初めて店頭で見たときはビックリするような価格に思えた、ゴアテックスのカッパも
「使えば納得」な性能で、自分の中では立派な釣り具としての地位にあります。
濡れない上に蒸れないので、いつまでも快適に釣っていられます。撥水効果が
なくなってきたら、専用の洗剤や撥水剤もあります。撥水スプレーは通気性を
殺してしまうのでNGだそうです。



1月11日
明日は久しぶりにまとまった雨になりそうな予報です。湧水で出来ているウチの
ようなエリアにとって、冬の雨は表面の水温を下げる要因になります。
レンジは下がるものの、きっとビシバシ釣れると思いますよ・・・なんせ釣り人が
少ないはずですから。と根性論で述べるつもりは毛頭ありません。
冬の雨は芯から冷えますので、脇の下や手首、股や足首など、太い血管のあるところに
カイロを張っていただくと、血液が温まって温かいです。足裏に貼るタイプより
ガゼン効果はあると思います。


1月10日(養魚日記)
通常土日は、朝一受付を済ませた方はほぼ全員が上池に入るのですが、今日は奇妙な
光景が。受付が一旦終わり外にでてみると上池に人がほとんどいません。。。
どうやら皆さん下池に行かれたようです。結局本日は上池よりは下池の方が
調子良かったので皆さん予知能力をお持ちだったのでしょうか?
さて、個人的にボトムの釣りは苦手意識があります。というのもボトムでルアーが
どういった動きをしているかわかっていないからだと思います。そういう時は
川エリアへどうぞ。棚も浅く、水もドクリアなのでルアーも魚も丸見えです。


1月9日(養魚日記)
年末年始の連休でかなりの量の魚が入りましたが、一部の魚はお休みをとっている
ようです。難しさの残る本日、とはいっても釣っている方は釣っているので
覗かせて頂くと、スプーンでは1g台を中心にさくら色のカラーに反応がよかった
ようです。いつ見ても釣っているのはNST。これは固いように思います。
あとはスティックの王道「ぐるぐるX」といったところでしょうか。ぐるぐるXも
受付前にていくつか販売しています。トルネード同様、1回使うと癖になります。


1月5日
連休のプレッシャーから開放されたとはいえ、強風のため表層の水温が
あまり上がらず、全体的に30〜50センチくらいのレンジがおいしかった感じ
です。人的プレッシャーが減ったといっても、お魚さんのアマガミ癖は続いていて
若干ルアーのスピードを落としていただくと良かった感じです。
狙い目のレンジは佇んでいる(固まっている)魚のちょっと下といったところですが
コレもその時の気温、気圧、風、日照・・・様々な要素が絡んできます。


1月4日
私の味付けは基本的に薄味のようで、おつまみにする方から、「濃い味」指定を頂き
ちょっと濃い目の味付けで燻製を仕上げるように心がけています。
燻されてスモークが入っていれば良いとは言え、味が濃くなるとスモークも
負けないように濃く入れなきゃならないバランスが重要です。今のところ2時間近く
燻製の時間を延ばして調整していますが、求められた味を追求するのも、
やりがいのあるところです。写真はパック後ですので、テカッていますが
「うなぎの蒲焼みたいだ」と微妙な感想をいただきました。



1月3日(養魚日記)
マイクロスプーンといわれる1g以下のスプーン。これらのスプーンは扱えれば
釣れるルアーへと大変身します。扱えればの話ですが・・
さて、いつかの日記にも登場したスーパー高校生I君。先月31日に釣り収めに
ご来場されましたが、彼はマイクロスプーンを見事に使いこなします。当日は
暴風で、「こりゃあ表層で釣れても投げれないんじゃないか・・」なんて思って
いたのですが、「いや、全然引けますよ」とI君。実際目の前で拝見しましたが
まぁ〜見事なもんで。風が吹こうがラインを真っ直ぐにたもち、見事に表層を
引いてきます。終いには釣っちゃうし。肝はロッドの角度にあるようで、風の
方向や強さによって角度を小まめに変えています。こればっかりは練習あるのみ
ですが、風が強い日が多い今日この頃。練習してみる価値はありそうです。


1月2日(養魚日記)
明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願い致します。

朝は結構表層に浮いていた魚も、人がポンドの周り囲むと一気にいなくなります。
「これは難しくなりそうだ・・・」って事で急遽放流も追加しましたが
そんななか元気良く岸際をひたすら回遊している集団がいます。岩魚です。
心の中で「お前ら奥行けよ・・」と呟きますが、そんなのお構いなしです。
この集団、ルアーにもしっかり反応してくれるようで、スプーンではトゥイッチ
すると好反応!と師匠である飯塚に教わったので今から試してきます。
スプーンで釣ってみたい方は試してみてはいかがですか?
それから、クジ引き・すそぱ汁は明日が最終日です。是非お越し下さい。


1月1日
明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願い致します。

目の前で釣っていたお客さんがヒットしたようで、ドラグが鳴りロッドが
満月にしなっていた直後。パチンという音がし、切れたことが覗えます。
しかしロッドは未だ満月で、リールから出ているラインは垂れ下がっています。
しばし?でしたが、よーく見ると切れたラインが上手いことガイドに絡んでいます。
ゆっくり後ろに誘導し、自分がラインを手繰って無事ランディングは、カッタクリ
のような釣りですが、トラウトでは初めての経験。ちなみにコレが初釣りとなりました。


12月31日
これから上り鱒を狙いますが、万が一お正月用の岩魚が捕れないと、
残業しなくてはなりませんので、お客さんに頼んでゲットし・・・と、
まさに他力本願で今年を終えようとしている怠け者ですが、皆さんの今年一年は
如何だったでしょうか。悲喜交々あったとは思いますが、本年も多くのお客様に
ご来場頂き、真にありがとうございました。
また、「アレコレ日記」をお読みくださいまして、重ねてお礼を申し上げます。
(養魚日記)
そういえば「すそぱ汁(鱒汁)」がどんな物なのか写真をアップしていなかったので
アップします。ニジマス・・というか淡水魚には独特の風味があるので苦手な方も
いるかもしれませんが、これはできる限り臭みがでないように作っています。
でもニジマスの味もするし。結構美味しいですよ。1〜3日の間も12時前後を目安に
作ります。完成したら拡声器で言いますので受付にお越し下さい。
いよいよ明日から3日までクジ引きです!今年はハズレなし!ジュース1本無料券と
3時間無料券のおまけ付き!3時間券以上をご購入の方に限りますのでご注意下さい。
ご来場お待ちしております。それでは良いお年を。


12月30日
このエリアが立ち上がってから早いもので、7回目のお正月を迎えます。
毎年の年末年始のご来場の様子を見ていると、大晦日と元旦は空いているのが
相場です。大掃除も大事ですが諦めも肝心です。
自分的には、一週間ほど前から放流されている岩魚をゲットして、
お刺身と骨酒にしてみようかと思います。やっぱりお正月は日本酒でしょ!などと
計画中。


12月27日(養魚日記)
「チェイスしてきて掛け上がり付近で食う」
ここ最近のパターンです。表層・ボトムで釣れていましたが、やはり上記のパターンが
多かったようです。クランクなんかは活躍したんではないでしょうか。
明日は若干天気が崩れるようですが、構わず放流しますのでご安心下さい。
そうそう、話は変わりますが「NST・キメラ」が大量入荷しました。そりゃあもう
とんでもない量です。NSTは1,8・0.85gが、キメラは0.8・0,5g
が入荷しました。今回はグローカラーがわかりやすいようにシールが貼ってあります。
ご来場ついでにいかがですか?送料かかりませんよ。


12月26日(養魚日記)
降らなくていいような雨が午前中は降り、午後からは晴れたり曇ったり風が吹いたり
止んだり・・。不安定な天気の1日となりました。少し難しい1日になりましたが
表層で釣れていた先週とは違い、中層付近で釣れていたように思います。
今日から1月4日まで連続的に放流が続きますが、昨日からイワナも混ざって放流
しています。入れ始めたばかりだから釣れないかな?と思っていたのですが
ポンドを周っていると意外に釣れています。ルアーはミノーの方が効果的なようですが
私が見た中ではスプーンで釣っている方もいらっしゃいましたよ。
明日からも同じように、放流にイワナが混ざっています。放流直後でも釣れているので
狙ってみてはいかがでしょうか。


12月25日
サイトのスプーンが絶好調な現在。立場的にボトムやレンジを刻んで当たりを
取っていく釣りも練習しないといけないのですが、ウチではこの練習をしようと
思ったら、入水口付近の底ベタになります。エリアのスタッフが一級ポイントで
釣っているのも申し訳ないので、ご近所の管釣りに出向きましょう!と昨日のお休みに
思い立ち、タックルを取りに受付に・・・アングリングファンの取材陣などと談笑し
出かけると・・・到着直前でタックルの積み忘れに気付き、あえなくユーターン。
「サザエさんもビックリだ」って車中でツブやいておりました。まぁそんなお馬鹿な
話は別として、スピードのある40センチ前後の魚の数釣りがサイトで出来ますので、
スペアラインもお忘れ無きようお出かけ下さい。


12月22日
表層の魚の様子を見て、一時間で15匹はいけるだろうと踏んでいた
ところに、「一時間で!」とご来場されたK氏。その旨を伝えて、居合わせた
お仲間のT氏にカウントしてもらうと、35バイト10キャッチの結果だったらしく
打率にすると2割8分くらい。「アベレージヒッターじゃん」と、どっちともとれる
コメントをしておきました。一週間後の本日も同様に始めると、先週より明らかに
冷え込んでいて、同じ作戦はあまり通用せず、「このままじゃシノザ○教授くらいに
なっちゃうぞ」との激励?に奮起し20バイト10キャッチの5割となりました。
上達を目指すようであれば、何匹釣ったかも重要ですが、バラした数を減らすことが
重要です。


12月21日
まさに圧巻。渋滞も圧巻。人に酔いそうな状況ですが、スソパの帰りに
立ち寄ってみては如何でしょうか。御殿場高原「時之栖(ときのすみか)」の
冬限定のイルミネーションの光のトンネル。裾野インター方面にお帰りのお客さんは、
裾野ICから普通に着けば5分強です。
レストランも併設してありますが、待ち時間90分って何?とはいえ私的には
地ビールのヴァイツェンを買えれば問題なしです。


12月20日(養魚日記)
久々にフロントガラスが凍りました。この気温のせいもあるのでしょうか?
ポンドに日射しが入り始める9時30分〜10時くらいから活性があがってくる
ように思います。昨日と同じようにルアーもフライも沖ではなく手前で釣れています。
それから、だいぶ表層で釣れるようになってきたのではないでしょうか。上池の
崖側なんかは表層のみで攻めている方もいらっしゃいましたからね。クリアになりつつ
ある下池もお楽しみ下さい。
もう少しでクリスマスですが、FORESTのMIU2,2gクリスマスカラーが少量ですが
入荷しました。3色全てグローになっています。日が落ちるのが早い季節ですから
使いどころも多いはずです。お一ついかがでしょうか?


12月19日(養魚日記)
冷たい風も吹き、冬らしい1日になりましたが、本日はサンスイ渋谷店様の感謝祭
「ひだまりカップ」が行われました。午前は数釣り・午後は大物で競う大会でしたが
数釣りではトップの方が3時間で31匹という記録。これはすごいです。ポイントに
なるのは、ボトム・ボトムからの巻き上げ・あとは沖よりも手前の魚のほうが反応が
いいようです。これは放流魚にも言える事で、放流直後はすぐ沖に行くのではなく
かけあがり付近を回遊していきます。ギリギリまで丁寧にリトリーブするのが
大切ではないでしょう。
話は変わりますが、本日から燻製ベーコンを販売しています。種類は2種類ありまして
ロースとバラです。これ・・非常に美味いです。本当に美味しいんです。
一度食べて見ればわかります。なので土日限定ですが、受付に試食を用意しています。
是非ご賞味下さい。


12月18日
外気が3度で水温が14度の温度差は10度以上。となると湯気も立ちます。
今シーズン初めてフロントガラスが凍っていました。
(さすがに朝一のレンジは深い?)と思っていたら、上の池ではド表層で連発
していました。水温よりも外気が冷える日が増えてくると、濁っていたはずの
下の池がどんどんクリアーになっていきます。この際ですから下の池もサイトで
楽しんでみては如何でしょうか?


12月16日
朝の冷え込みがきつくなってきましたが、夜明け前の気温が6度。と真冬って
わけでもありませんが、8時のオープンの頃には若干陽もあたり、僅かながら
表水温も上がるのか、全体的に魚は浮いてきます。
朝一はスプーンを気持ちよく遠くまで飛ばして、沖で魚を掛けたいのでしたら、
水面下30センチくらいを引いていただくと良いと思いますが、皮肉にも朝一は
魚が浮いていますので、朝から効率よく釣っていくには、軽量のスプーンのほうが
効果的です。あくまでも魚の様子を見た上で、ルアーのセレクトをして頂けるのが
クリアな水質での釣りの組み立て方になります。


12月15日
競馬を初めてやった時の大当たりやバス釣りに行って、わけも分からず巻いてきた
クランクにバスが付いていたり・・・ビギナーズラックは誰もが経験している
事のように思います。
「初めてフライをやっているんですが・・・」と家族でお越しのオカモトさん。
上手く前に飛ばない様子でしたので、ロールキャストを教えて数分後に、あまり
お目に掛かれないイトウをゲットしています。ビギナーならではの、釣れる要素が
きっとあるに違いないと思います。解明出来れば新たなテクニックとして使える
のでは無いでしょうか。


12月14日
リストに力の無い女性でも、投げ方さえ覚えてしまえば、軽くルアーは
飛んで行きます。本来ロッドの仕事は、釣り人が力を入れて扱うのではなく、
釣るための動作の「投げる、合わせる、取り込む」などの作業をこなせるように
出来ています。そんな話も含め昨日の講習会を行いました。
超の付く初心者の女性Fさんには、そんなところから話が始まりました。
投げる際に振りかぶった手首を、すぐに締めてしまう方を見かけますが、コレは
リストにパワーのある方ならokです。が、テンプラになりやすいキャスティングですので、
手首を締めずにそのままの角度で前に押し出して、最後に手首を締めればロッドは
前に進んだ分だけ曲がってくれます。コレが理解できてからのキャスティングの
疲労度と正確性は飛躍的に向上します。投げ方や釣りの一連の動作を習得して、
最後は自分でリリーサーも扱えるようになりました。
今回は講習会といった形でしたが、受付でお尋ね頂ければ、その都度対応しますので
気兼ねなくお尋ね下さい。

    


12月13日(養魚日記)
上池の放流ポイントである受付前。先月は相当難しい場所でしたが、最近は
釣れ始めています。基本はボトムで釣れていますが、上池の崖側や下池・フライエリアの
横などは表層でも釣れます。場所ごとに狙うレンジは変わってくると思います。
さて、以前(結構前です)に受付でフェザージグを販売していましたが、しばらく
販売をしていませんでした。先々週あたりから再度販売を開始しています。フォールや
シェイクが基本的な使い方になってくると思います。興味のある方は是非どうぞ。
それから、本日は第1回講習会も行われましたが、無事終了しました。ご参加頂き
誠にありがとうございました。詳細は後日です。


12月12日
まだまだ先のように思っていた講習会が明日に迫ってきました。
早いもので、もう12月も半ばです。先週辺りからウロたえていた私に
送られてきた小包。開けると「コレを使って多くの初心者の方に釣りの楽しさを
教えてあげてください」と私物を送ってきて下さったYさん。
全く持って感謝感謝です。私たちの仕事には、このように「楽しさを伝える」義務の
ようなものが有ります。基本やテクニックも重要な事ですが、改めて講習会の意味を
教わったように思います。

    


12月9日
日曜日に予定している「初心者講習会」いざこのような形式で行われるとなると、
どこに神経が通っているのか分からないような私でも緊張します。
キスにワカサギのエサ釣りや、渓流でフライを振っていたシーズンですから、
どれほど腕が鈍っているか計り知れません。
そんな状況ですから、チョッとの間にロッドを持ち出して基本を思い出すように
振っていると、やはり魚を掛けたくなります。「釣る」事にこだわると、1g以下の
スプーンのサイトは有効で、どうにも初心者的でないのですが、参加者のご希望も
踏まえてやってみたいと思います。


12月8日
「裸の王様」よろしく、子供の表情に嘘はありません。お昼にBBQの予定も
釣れ続けて、2時間のBBQも一時間で切り上げる状況。
2人とも夢中になって投げ続け、お父さんは後ろから追いかける図・・・
きっと良い思い出になったと思います。帰りたがらない子供の足を止めたのが
水族館のような水槽。釣った魚を持って「パチリ」ではありませんが、
手持ちで撮るにはデカすぎる魚が入っています。



12月7日
バーブ(カエシ)はウチでは禁止とさせていただいていますが、
未だカエシの付いたままのフックで、釣りをされるお客さんもいます。
先日も指に刺さってしまって、どうにもならずに受付に来たお客さん。
私たちも、海でのルアーやバスのフライでは、カエシが付いたままで釣りをしますが、
自分に刺さった箇所が問題なければ自分で抜きますし、抜き方も
それなりに心得てはいます。しかし、ことお客さんの指となると私自身が手を出すことは
有りません。「即病院」です。冷たいようですが、後々の事を含めると、
素人では手が出せません。皮肉でも何でもなく(周りの人に刺さなくて良かったね)
と思います。面倒かもしれませんが、楽しく遊ぶ第一歩として「安全」は
欠かせません。


12月6日(養魚日記)
魚もバカそうに見えて意外とお利口さんです。給餌機からエサが出る時間も完璧に
覚えていますし、ひとたびエサが出ないと分かればすぐにナブラはなくなります。
ペレットだと分かれば何の迷いも無く食べますし、枯葉が池に落ちれば突っついて
遊びもします。意外とお利口ですから、もちろんルアーだって覚えるのですが
それでも釣る方は釣ります。私はまだまだ全然未熟ですが、釣る方は状況の変化に
敏感です。季節もそうですが、その日の状況も1日の中で様々に変化します。
風が吹いて水面が波立つだけでレンジは変わりますし、気温や気圧などなど
様々なものが関係してきます。簡単そうに見えて奥が深いのが釣りですから
疑問に思った事があればスタッフまで尋ねて頂けたらと思います。


12月5日(養魚日記)
11時頃から霧のような雨が降り始め、午後3時頃からは本格的な雨になってしまい
ました。この気温に雨だけでもキツイのですが、弱いながらも風も吹き、濡れた手に
追い討ちをかけます。まるで修行です。
こんな天候でも放流は通常通り行いましたが、この放流1つとっても釣果には差が
でます。毎回放流魚の行き先を確認していますが、ここ最近の放流魚はボトムに
つくのが比較的早いです。釣っている方は「赤/金」・「オレ/金」など、どれに
しても重めのルアーを使っています。スプーンでしたら2,5gや2.8gなど
2g後半の物を使ってもらうと釣りやすいと思います。放流車が近くに来たら
一度放流魚の動きを眺めて見るのもいいかもしれません。


12月4日
普段から2.5ポンドのラインで釣っているスーパー高校生I君。今日は平日にも
関わらず学級閉鎖のためご来場です。朝から好調のようで終わってみれば
ロストが9つと過去最多に一つ及ばなかったものの、キャッチが70を越えて
いますので、その腕前は確かです。そんなI君を持ってしてもロストが9は
3ポンドラインをおススメしたくなりますが、使い慣れたシステムが変わると、
たとえ0,5ポンド太くしただけでも、飛距離や操作性に違和感を感じ、
3ポンドは使いたがらないのです。
その気持ちはよく分かるのですが、このところのニジマスはサイズこそ40センチ
前後ですが、巨大な60センチ弱のニジマスよりよっぽどスピードもスタミナも
あります。切っていく犯人は40センチ前後の若い衆です。


12月1日
気温が年末っぽくないのですが、日照の短さが冬を感じさせます。
なんとなく昨年の今頃の記憶を呼び起こすと、魚は日照を求めて日中は
浮いていたように思えますが、朝方などは日陰に魚が集まっていたりします。
「どこら辺が釣れますかね?」と受付で聞かれるお客さんには、まず
魚を見つけましょうとお伝えしています。まぁ裸眼でも確認できますが
集まっている所は魚が居易いところなわけですので、ソレを見逃す手はありません。
池をぐるっと回ってみて観察すると、好ポイントが見つかると思います。


11月29日(養魚日記)
釣れている場所は入排水口付近に偏りがちなのは否めませんが、2週間ぐらい前を
ピークに難しい状況は徐々に緩和してきています。そんな中、受付対岸にて
やたら釣っているお客様を発見。頻繁にご来場頂くお客様ですが、NSTを主に
縦を主体にしている方です。ルアーを覗かせてもらいましたが、NST0,5gの
自塗りの白(写真左)でした。9割はこれで釣ったようですが、トルネードも白で
釣れていましたから、日中のヒットカラーかもしれません。NSTに関しては
ものすごいカラー数なので、簡単ですがカラー表(写真右)を作ってみました。
グローカラー等分かりやすくなっていますので、ご覧になってみて下さい。

以前にチラッと書きましたが、12月1日からラバーネットがレンタル制になります。
当エリアではポンドの周りに置き、ご自由にお使い頂いてましたが来月から変更
させて頂きます。貸し出し時に受付にて2000円頂き、ご返却時に2000円を
お返しします。レンタル希望のお客様は受付にてお申し付け下さい。



11月28日(養魚日記)
早いもので11月もあと僅かとなり、ナイター営業も残り2日です。しつこいようですが
12月からは冬季営業(8:00〜19:00)になりますのでお間違えのないよう
お願い致します。
毎年この季節は魚達が成熟期を迎え、当エリアでは成熟する魚から今年成熟しない魚へと
切り替わる季節でもあります。10月で成熟を迎える魚の放流を終え、今月に入ってから
は、若い魚達を放流しはじめているのですが、今月は難しい日が続いたのではないで
しょうか。というのも、若い魚を放流しているとはいえ、ポンド内ではまだまだ成熟する
魚の比率が高い状況が続きました。11月も終盤を迎え、この状況も緩和されてきた
ように思います。12月も引き続き若い魚達を放流しますので釣れ方も変わってくる
のではないでしょうか。今後にご期待下さい。


11月27日
ストーブリーグってわけでもありませんが、オフシーズンには決まって行う
タイイングです。シーズン中に「釣れた、或いは反応の良いフライ」は別にして
取っておき、デスクの前に刺してあります。使ったタイミングなどにもよりますが
フライ自体のディテールや浮き方など、どこかしら魚を引き付ける要素があると
思い、コピーしていきます。写真はアント(蟻)ですが、「アント釣れたなぁ」と漠然と
イメージで巻いていくと、釣れたパターンと掛け離れていくケースもありますが
反面爆発的に好反応なパターンが生まれる事もあります。意外にも行き当たりバッタリな
性格のくせに、タイイングは堅実です。


11月25日
アングリング・ファンの1月号が届きました・・・って事は、2月号のコラムの
締め切り間近を意味します。このところ珍しく体調を崩し、バリウムなんぞ
飲んでいましたので、とんと釣りもご無沙汰です。釣り馬鹿は風邪を引くらしいと
証明できたところで、ネタ探しの釣行です。
管釣りやれや!って頭の中の遠くで、聞こえているのは確かなのですが、
お休みの日の潮次第、魚次第ってところです。


11月24日
大きなニジマスの燻製が出来始めました。頭、尻尾、内臓に中骨を取って
半身で900gは大きすぎでしょうか?
燻製に出来る魚は、放流用として西伊豆から搬送されて弱くなってしまった
魚ですので、必然的に大きいサイズが中心になりますが、よく買っていただけるのは
この半分以下のサイズです。今後はニーズに合わせて、こま切れで販売していきます。
いずれにしても、このサイズは脂の乗りがよく、一人では食べきれませんのでBBQ食材の
足しに如何でしょうか?



11月23日
初めてルアーをやってみるお子さんが本日は多く、釣って頂かないと
釣り業界的に今後を左右する・・・って大袈裟でもないのが本音です。
どこで見てきたのか、巻いていれば、いつでも魚が掛かると思ってらっしゃるお子さん。
「テレビではそうなっていた!」と言うのですが、(数時間を数分に編集して)
なんて説明は無粋ですので、いたって笑顔で、一番釣れそうなエリアに引率
させていただきます。そんなこんなでも、釣れればメキメキと腕をあげていく様は
どのお子様を見ていても共通しています。


11月22日(養魚日記)
寒い!非常に寒い1日となりました。日中でも気温は11度という寒さ。ストック池の
水温は15度なので、放流作業してる方がよっぽど暖かかったように思います。
その影響もあってか、レンジは下がり気味でした。放流魚もすぐさまボトムに
ついてしまい、取りにくかったのではないでしょうか。ここ最近の放流魚はボトムに
つくのが早いように思いますので、放流魚を狙う場合は重めのルアーを用意して
いただいた方がいいと思います。受付にてMIUの2,8gもご用意しております。
明日は連休最終日。天気も回復し予報では17度と暖かくなりそうです。
とはいっても朝夕は冷え込みますので、ご来場予定のお客様は防寒着をお忘れなく。


11月21日(養魚日記)
朝夕の寒さが一段と強まってきました。これに伴いナイター営業も残すところ9日です。
12月1日からは冬季営業となり、営業時間は8:00〜19:00となりますので
お間違えのないようお願い致します。
さて、ポンドの状況ですが、今日の上池はなかなか釣れていたのではないでしょうか。
場所ごとにレンジは異なってきますが、基本はボトムにあるようです。クランクなど
お持ち頂けるといいかと思います。問題は下池です。入水口付近はなんとか釣れていた
ようですが、それ以外の場所は難しかったかと。ただ、上池同様ボトムに魚がついて
いるようなので、根がかりに注意しつつ探ってみて下さい。


11月17日
予想最高気温は12度って聞いたのですが、朝の受付はすでに最高気温に
到達済み。その後上がらず吐く息も若干白く、寒い一日となりました。
水温より気温が低い場合、表層温が下がりやすくなりますので、魚は水温の
より安定したやや深いところで定位しやすくなります。と言ってもウチの場合
50〜80センチくらいになります。寒い日に風波が立つような日も同じような
状況になります。これからの季節は水温の安定しているところや、日中は水温の
上がりやすいフラットシャローや、岩などのハードストラクチャーの岩盤浴中の魚を
狙うのが効果的です。



11月15日(養魚日記)
当エリアでは、ポンドの周りに誰でも使えるようにランディングネットが置かれて
いますが、12月1日からこれを全て撤去します。今の状態ですと、日射しなどで
ネットがすぐに破けてしまいます。これはご使用頂くお客様にも何かと不便だと思い
ますので、12月1日からは受付にて貸し出し制にします。
「貸し出し時に保証金として2000円頂き、返却時に2000円お返しする」
というシステムに変更させて頂きますので宜しくお願い致します。


11月14日
必要な事業と不要な事業を振り分ける、行政刷新会議の事業仕分けをテレビで
見ていると、鬼気迫った表情で切り込む議員さん。税金のムダ遣いが少しでも
減って、透明性のある政治が国民から見て取れれば納得できます。
この白か黒か的な瞬時の判断は、押入れの中に溜まった古い雑誌を片付ける際に
意外と役に立ちます。手にとって「懐かしい・・・」などと懐古的な
思いにふけっていると、いつまで経っても捨てられません。あくまでも
イエスかノーかで押入れは片付いていきます。


11月12日
カンパチは10kg以上だろ!とジギンガーに突っ込まれそうですが、
そうですとも幼魚のショゴです。しかもゲストまみれの私は、仲間の釣った
ショゴを一匹ゲットしてご帰宅・・・つまり本命無しの準ボ。
今回の岩地はカタクチやキビナゴが沢山いて、ナブラが起きなくてもベイトを
狙っている魚がいます。また常にエサ釣りのいる港も、オキアミなどのエサを狙っている
魚も居ついています。魚にやる気があれば意外と簡単に答えは出ますので、
本命がカワハギでもメタルを持って出かけましょう。


11月11日
何にも起こらない静かな海に見切りを付け、仲間にメールすると、
案の定、岩地で青物が釣れてるとある!過去にペンギンが居るお宅があるので
日記で紹介させて頂いた所。静かな入り江の小さな温泉町です。
電話では「硅ソンが邪魔で捕りにくい・・・」と言っていたが、岩地にそんなもん
あったっけ?と不可解な思いで到着すると、それはすぐに、ただ事ではないことが
分かりました。前回の台風で堤防が転んでしまったとの事で、先端に行くには
泳ぐしかありません。幅跳びで越えても帰りは助走が短すぎて、沈確定。ここは
大人しく落ちないようにイソメを付けてカワハギ狙いも、ベラにフグにトラギスと
ゲストさんのオンパレードなのでした・・・。


11月10日
上にも書いてありますが、ルアー教室を行います。初心者までと
させていただいたのは、私自身が人数を集めて教えるのが初めてで、手探り的な
部分も有ると思われるからです。個々に教えているのは数多く有りますので
問題なしですが、希望者が現れるかが問題だったりして・・・
今回はルアーでの募集ですが、フライでもやってみたいと欲をかいています。
ルアーでもフライでもキャストの段階でヒット率は、変わってくるように思います。
沖の表層に活性のある魚がいても、届かなければ意味が無いわけですし
テンプラでキャストしても、巻き始めたら中層では同様に意味はありません。
「投げる」事だけでも、きっちり憶えていただければと思います。


11月9日
詳しくはその時代に使っていないので分かりませんが、矢竹の節を抜いて
中通しにした竹竿を「沼津竿」といいます。コレで黒鯛を釣っていたらしいのですが
縁合って実物を見せていただきました。八本継ぎの竿は、一本の竹を切って
繋ぐってことではなく、何十本の竹を組み合わせて出来上がる代物です。
節を抜いて合わせ目のところに絹糸を隙間無く巻き、漆を塗って・・・と見ただけで
気の遠くなりそうな伝統工芸品は、現代のカーボンロッドを知ってしまうと、
使いづらいことこの上なしに思えますが、素材や作り込みの質感や味は
それにしか出せない存在感をかもしています。


11月8日
今回仕掛かっている燻製の魚がことのほか大きく、60センチ台のさかなが4匹と
同等のサイズが数本います。かつて質、量ともにここまでの仕掛かりは経験が
有りませんが、今シーズンから導入した塩分濃度計さえあれば、同じ味に仕上がる
スンポウなのですが、もうチッとってところで故障してしまい、やはり自分の
舌先を頼りにする事になりました。ある意味料理人は自分の感覚が全てだといいます
ので、それで出来なきゃ嘘な訳です。まぁ昨年までは使ってなかったわけですが
一度デジタルを体験すると不安に感じるのは、現代人の悪いところでしょう。
納得のいく燻製に仕上がったら、是非ご賞味下さい。


11月3日
韓国のテレビ取材でNeiちゃんたちがご来場されました。韓国の管釣り事情を
少々聞きました。ルアー・フライよりもお持ち帰り率の高いエサ釣りのほうが
値段が高かったり、主なターゲットはニジマスだけだったり、聞いてみると
ナカナカびっくりな事もあります。幾つかの管理釣り場を回ってきて、すそのでは
コレでしょ!と始まったのが、日韓合同宴会。ニジマスの塩焼きで乾杯する面々。
折角だから作りたての燻製も並べて韓国のメディアにデビューです。とはいえ私何も
映っておりませんので、韓国から燻製のオーダーがきたらどうしましょう・・・
と、要らぬ心配をしてみたりします。


11月2日
エリアでも最近はPEラインをよく見かけます。いわずと知れたメリットは
感度の良さと切れにくさですが、摩擦に対してはナイロン、フロロに劣ります。
摩擦に弱いので必然的にリーダーを組む必要があります。電車結びでOKと
言う方もいますが、ここは摩擦系ノットのFGやPRノットを憶えていただければ
なお安心です。特殊な工具を使うノットもありますので、摩擦系を簡素化した
ノットもあります。ここでは図解も出来ませんので、ご希望の方には受付で
捕まえてください。慣れるまでにはやはり練習しないと出来ませんので
テレビでも見ながらでも練習して頂くと良いと思います。ナイロンと違い、
一切伸びの無いラインシステムですので、大きな魚とのやり取りは結構疲れますが
ショアジギングでも使っている私用のPEは、1年以上使えていますので、コスト的に
見ても大きなメリットがあります。


11月1日
順調に作業を続ける燻製ですが、味を決める重要な工程に「塩抜き」が有ります。
塩分25パーセントの溶液に一晩漬けた魚は、身の水分と魚独特の生臭みを
同時に抜き、代わりに塩分を染み込ませます。さすがにそのままでは、しょっぱくて
どうにもなりませんので、溶液を少し捨てて真水を足し・・・と繰り返すこと
7時間程度で、溶液がお味噌汁程度の塩分になったら倍に薄めて塩抜き完了です。
お客さんにも、「作り方」を教えてと言われていますので、少しずつ書こうとは
思っていますが、このように舌に頼ることの多い作業ですので、今年から塩分濃度系を
導入しました。コレで二日酔いでも同じ味に仕上がります。


10月31日(養魚日記)
クリアポンドとされている上池ですが、最近徐々に濁りだしています。この濁らせて
いる犯人は主にブラウンです。ブラウンを釣るならボトムがセオリーですが
この時期は正にその通り、自分の体が削れちゃうくらい底でウネウネしているはずです。
ですが、当エリアにはストラクチャー・・・っていうか邪魔なくらいデカイ石が
多数存在します。ボトムを巻いてくる際には根がかりにご注意下さい。


12月1日より冬季営業時間に変わります。お間違えのないようお願い致します。
12月1日〜3月31日 8:00〜19:00
1日券は午前券のみとなり、時間も変更になります。
8:00〜18:00→8:00〜19:00
※1日券は1時間増えますが、1日券のみキャッシュバックはありません。



10月30日
岩室温泉の辺りに実家があると言ってた方とお話をし、ふと岩室温泉を
思い出してみました。新潟の豪農地帯にある「The新潟」的な風景の
たたずまいのとても気持ちのいい土地ですが、大きな庄屋さんを改築して
温泉宿にした高島屋さんは天皇陛下も泊まられたことのある由緒正しい
お宿があります。そんなことは知らず、当時マイブームの日帰り温泉ハシゴに
リュックを背負って行ってみると、一元様は入れませんと丁重にお断りされた
恥ずかしい思い出のあるところですが、旅の恥はなんとかで、これも貴重な経験です。
釣りも同様にいろんな事を試してみる事が、大事だと思ったわけです。


10月28日
ワカサギの原稿で1万文字を書き、ロッド&リールにもチョッと書き、
灰になった脳みそには「釣しかねぇ」と思っている昨今。気がつけば月末で
アングリングファンのコラムが締め切り直前でした。「でもやっぱり釣しかねぇ」
と現実逃避を致します。ある意味何釣っても記事を探している
訳ですので、いたって罪悪感ゼロですが、釣れなかったりパッとしなかった釣行後の
コラムは思い出話にすり替わります。


10月27日
台風の影響が出るか?と思われたのですが、朝から快晴で「こりゃやりますか!」と
思い立った燻製。今シーズン初ですし予想気温も25度を超える。と不安要素が
一杯で、こんなわたしでも緊張します。通常釜の中の温度が20度を切ってくれると
燻煙が染み込みやすい(煮物や二日目のカレーが美味しいのと同じ状態)ので
一層美味しくなります。が、半袖でいられるほどの気温。やったことが無いわけでは
無いので、いっちょ挑戦です。更にこの魚、脂の乗りが半端なく、
少し温度を上げただけで白く浮き出てきています。結論から言えばまぁまぁな感じです。


10月26日
今年の海つりは「エルニーニョ現象」のおかげで、鯖、カツオ、メジ、イナダ
シイラ・・・海水温が上がらずに、あまりパっとしなかったような気がします。
と言っても釣れてる人はいるので、勝手に「エルニーニョ」のせいにしているだけ
のような気もしますが、ハイシーズンが遅れてくるのもこの現象の特徴のような感じで、
青物がボチボチあがっているのをしり目に、行ってきました「キス釣り」に。
お盆あたりに産卵があり、接岸をした後、沖のブレイク周辺にいるであろう
オチギスも例年であれば、とっくに終わっていますが、例のエルニーニョさんの
おかげで、まだまだ残っている感じでした。23センチあったキスは恥ずかしながら
岸から釣った中ではかなりデカイ方ですが、手前でバレた奴はもっとデカかったし・・・
寒くなったらからって大人しくしてなんていられないのが、馬鹿さ加減を物語って
います。そろそろワカサギやカワハギ、もちろんトラウトも含め、釣りの計画を
立てるのが、楽しい時期になりました。


10月25日
雑誌フライフィッシャー12月号の中におススメフライと一緒に小さく
紹介されています。スリックな水面の川やプール或いは湖などでよく使っている
パターンです。スペント、スピナー、トラップド、フローティングピューパ。
一つの水生昆虫でダンなども含めれば、相当な数のフライのバリエーションに
なります。ハナから無精者な私は、それぞれのいいトコ取りって事で、こんな
パターンで通しています。ぴったり合ったパターンには敵いませんが、それなりには
戦えます。が、見切られたら次の手が出てこないのが、タマニキズです。
同じパターンでサイズの違うフライが受付で売っていますが、タイイングも
教えていますので、ご希望の方は受付でお伝え下さい。


10月24日(養魚日記)
というわけで、ホームページが新しくなりました。まだ細かい修正点はあるものの
旧ホームページと比べると大分変わったのではないでしょうか。
今までは「アレコレ日記」にてお知らせをしていましたが、今回のホームページでは
トップページ下にある「インフォメーション」で最新情報が分かりやすいように
追加しました。トップ画も何枚か写真が変わりますが、この写真は年末年始や
GW・お盆の時など放流魚の写真を載せる予定です。残すは「アレコレ日記」の
ブログ化ですが、まだ先の話になりそうです。

12月1日より冬季営業時間に変わります。お間違えのないようお願い致します。
12月1日〜3月31日 8:00〜19:00
1日券は午前券のみとなり、時間も変更になります。
8:00〜18:00→8:00〜19:00
※1日券は1時間増えますが、1日券のみキャッシュバックはありません。



10月23日
運ばれてきたニジマスでチョッと弱った魚と、美味しそうな魚を捕まえて
燻製の素材で捌いたところ、出るわ出るわ・・・グロいような画像ですが
全部いくらちゃん。ウチに持って帰って醤油漬けです。
もうしばらくすると、スジコ状態から個々に分かれてきますが、そんな魚が
掛かったら足元でしばらく泳がせると、ポロポロ卵を出し始める魚もいます。
それに群がった活性の上がった魚を・・・と合法的な確率変動のやり方です。
とは冗談ですが、一般のイクラよりやや小ぶりですが、それがまた美味しいです。


10月20日
ロッドはシャッセ、ルアーは心。「面白ルアーで遊ぼう」のアングリングファンの
企画でNeiちゃんにスプーニングを教えてもらったというヒロ君。
言われたとおりにやったら「こんなん出ちゃいました!」って見せてくれた魚の
サイズは60センチ。すそパとしても大きいほうですが、欠損の無い尾ビレは
経験値の高いクレバーな魚を意味します。
イヤぁお見事!チョッと黒いから「松崎○げる風だ」と言っても小学生には通じず・・・
子供用のギャグを考えねばいけないようです。
思い起こせば子供の頃に釣った魚は、今でも鮮明に憶えているもので、きっと
彼が大きくなっても、色褪せない思い出になってくれると思います。


10月19日
ロッド&リールトラウトの記事の依頼を受け、ようやく八割方完成し
データを送りました。内容は「釣り場でお勧めのルアー」といった内容の
ものですが、よりによって自主取材ですので、ルアーの選択からその理由
又は使い道、特徴にいたるまで・・・をコメントしていくってもの。
いやはや責任重大です。バリエーションに富んでいる現在の管釣り事情を汲んで、
セレクトは多岐にわたります。興味のある方は次回の号を参照してください。
「終わった〜」などと言ってはいられません。ワカサギ原稿残り2000文字が
待ってます。


10月18日(養魚日記)
「鱒の刺身が食いてぇ。食わしてくれ!!」・・と、多分近所の方と思われる
おじ様のご来店です。スタッフが「釣りですか?BBQのお客様?」と尋ねると
「刺身が食いたいんだ!」の一点張り。あぁ・・つまり売ってくれって事か。。
そそくさと胴長に着替えストック池にダイブしてきた私。捌いた魚を持って笑顔で
お帰りになりました。
ここで一つ食べる際のワンポイントですが、捌いた後トレーにキッチンペーパーをひき
その上に鱒を置いてラップをかけて一晩冷蔵庫で寝かせていただくと、独特の臭みが抜け
より美味しく頂けると思います。お試しあれ。

12月1日より冬季営業時間に変わります。お間違えのないようお願い致します。
12月1日〜3月31日 8:00〜19:00
1日券は午前券のみとなり、時間も変更になります。
8:00〜18:00→8:00〜19:00
※1日券は1時間増えますが、1日券のみキャッシュバックはありません。



10月17日
釣りにコダワリは有りますか?コチラのお客さんは何があっても
ベイトリールで!って事のようです。NST用に開発されたロッド
「バーティカル・プロ」はリールシートが元々付いてはいませんが、ガイドは
スピニング用の足の高いものがついています。それをローライダーの
ベイト仕様にしてしまったツワモノ様。ベイト用にトリガーまで付けちゃってるし!
これは一緒に笑ってあげるしかないでしょ。と言ってもリールは軽く廻る様に
チューンされていますので、スピニングとあまり変わらない飛距離には驚愕します。


10月15日
来月ムックから発売予定の「ワカサギ」の取材を受け、先日ラフなるものが
送られてきました。つまり「こういったアラスジで写真が・・・」といった
大まかなレイアウトです。それに説明文やキャプションを付けていくのですが
今回は入門者も対象の本ですので、砕けた文章には出来ない事を、書きながら
気付き、あえなく2000文字以上を校正しなおし・・・ありえねぇとブーたれても
やるしか御座いません。夜な夜なお酒を我慢しパソコンに向かって仕事をしていると、
無性に釣りをしたくなります。そんなわけでイソメでも持ってプチドロップアウトです。



10月14日
朝の5時の気温は14度。15度の水温よりも低いって事になります。
下の池の水温は入水口から遠いこともあり、夏は上がりやすく
冬は下がりやすいのが特徴です。
こんな朝の下の池は表層に魚が見えません。気温が下がると冷気を嫌ってか?
若干深いところにレンジが形成されます。陽が上がるにつれて、魚も表層に
出てきますので、今までどおりにサイトが可能です。下の池は構造上一番手前(トイレ側)
が浅く、徐々に深くなっていきますので、冷え込んだ日は水温の上がりやすい
浅いところを攻めると効果的です。秋〜冬のパターンが始まりつつありますので
春〜夏に培ったパターンが通用しなくなる事も有りますので、じっくり魚を観察
して頂きたいと思います。



10月12日
確かに魚食性の強いブラウンにミノーが効果的なのは、ここ2日のブラウンの
大量放流を見るまでも無く、少しずつ混じっていたブラウンを見ていれば
分かりますが、現在エリア用に発売されているミノーは非常に可愛い。
デザインがって事もありますが、サイズが可愛いのです。魚がルアーを
発見する第一段階は目ではなく、側線だと聞きます。もちろん先に視界に
入ってくれば話は別ですが、側線で感じるのは水の動き。つまり波動のようです。
しかしエリア用のロッドでは、ガンガンジャークもピシピシトウィッチも出来ません。
バスタックルや短めなシーバスタックルで、切れのあるミノーの動きを
出してあげると、絡みつくようにルアーにジャレてきます。


10月11日
朝夕の冷え込みも秋めいてきました。日中の気温も25度を下回り
ようやく「燻製」をやりやすい季節になりました。
一般的に夏のBBQでやられる燻製は、捌いて味をつけて直後に燻す「熱燻」
です。魚の大きさにもよりますが、脂の乗った大きな魚は水分を抜くのに
熱燻ではどうにも上手くいかず、秋から春にかけてがシーズンになります。
とりあえず、ノートを見て作り方を思い出しますが、気温や湿度或いは風向きに
よっても出来が変わります。多くの点が「勘どころ」で
成り立っています。私の舌と鼻の記憶だけが頼りになります。


10月10日(養魚日記)
台風の影響により1日遅れになってしまいましたが、たった今トラック放流が
完了しました。上池500キロ・下池500キロの合計1000キロの
トラック放流です。前回の養魚日記でお伝えした通り、魚種はブラウンになります。
明日ご来店予定のお客様は、ミノーを持参してみて下さい。ブラウンが反応してくれる
はずです。お待ちしています。


10月7日
かつて受け付けの横に休憩室(プレハブ)を作った事があります。
今現在ある休憩室とは反対側に。台風ではなかったのですが、強烈な
季節風に薙ぎ倒され跡形も無く、消し飛んだのです。
夜半の凄い風に起こされ、心配になって夜の釣り堀に来て見ると、バケツやら
ゴミ箱やら転がりまくっている有り様に、明日からでも使おうかという、その
空っぽの軽い休憩室に、飛びそうなものを全て詰め込み、安堵して就寝し一時間後には
何も残っていなかったという、今だからこその笑い話。
今回の台風の被害が最小限であることを願います。


10月6日
雨続きでプレッシャーも少なく、ルアーを追ってきた大きな魚が、ためらわずに
パクりっとします。なんだかウチらしくねぇと呟きそうですが、
自然界では大型の魚からエサにありつくってのが本来の姿。小型の魚を
蹴散らして大きい魚が食ってくれてます。調子に乗ってミスバイトをした
ルアーを投げ続けると、見向きもしなくなりますので、やっぱりローテーションは
必要のようですが、「雨にも負けず」に投げ続ければ良い事が有るようです。
当然ラインブレイクも多発していますのでご注意下さい。

10月5日
現在猛烈な強さの台風が接近中です。子供の頃って、今思えば不謹慎極まりない
事ですが、懐中電灯や非常食を用意するのにワクワクした思い出があります。
当然一度も被害にあったことのない子供の頃ですから、非日常のこの類の
アイテムは、キャンプにでも来た様な、馬鹿な錯覚をしていたに違いありません。
大人になってみれば、被害が最小限でと願うばかりです。
台風一過ともなれば、多くの魚が移動してきます。それだけは台風の恩恵として
承らせていただきます。


10月4日(養魚日記)
皆さんミノーの練習はしたいですか?是非「練習したい」と言って頂きたい。
来週は3連休。という事で9日(金)の夜、営業時間終了後ブラウンを1000キロ
トラック放流予定です。ただ魚種はブラウンですから、反応が薄い事も考えられますので
その点はご了承下さい。・・・と、あくまで予定です。というのも、ここにきて来週は
台風がせまっています。この台風の影響次第では中止にもなりますがトラック放流した
場合は、9日の夜10時頃に日記にてアップします。9日中に日記が更新されなかった
場合は「中止」と判断して下さい。宜しくお願い致します。

       
10月3日
「釣れる色は何色ですか?」よく聞く質問です。人間は見た目の違いを
判断しますので、ヒットカラーをこのように聞いてくださるわけです。
魚も色が判別できると言いますので、ルアーセレクトの方法として間違っている
訳では有りませんが、ヒットカラーを投げればボトムの魚が
表層まで出てくるわけでは有りません。コレは誇張した表現ですが、基本的に魚は
怠け者と思ってください。自身が居やすい深さで、あまり動かないでエサにありつこうと
しています。まず見つけて欲しいのがレンジです。一番反応の良い深さですが、
ルアーを通して食わないまでも追いのあるところや水中で水生昆虫を捕食するのに口を
パクパクしていたり、ウロウロしている魚の深さです。わたしの場合、その深さの
チョッと上にルアーを通すことがカラーセレクトより優先されます。


       
10月2日
アングリング・ファンの「小久保領子のなんでもチャレンジ」のコーナーの
取材が雨の中行われました。今回のテーマはクランク。って事で同誌11月号
巻頭の今井さんと小久保領子さんの登場です。クラピーの開発者でもある今井さんの
テクニックを拝見させていただきました。
クランクは誰が扱っても釣れる様に作られていますが、もっと釣れるようになるには
スプーン同様に、使い手次第だったりします。
そんな訳で今回は私もお勉強です。足元の駆け上がりも有効に
攻めるため立ち位置は必然的に下がっていますし、2m以上潜るクランクで30センチの
レンジをキープします。何もシャロータイプを使えば・・・と思いがちですが、
深く潜る大型のクランクの波動が良いらしく、その他にも、いっぱい引き出しを
見せていただけた取材でした。詳しくは来月号のアングリング・ファンで。



9月30日
今年も栗のなる時期になりました。早いもので明日から10月。
多くの渓流は禁漁期を迎えますが、やれる河川もありますので、往生際の
悪いワタクシはこれからラストスパートしたりして・・・
タイイングの最盛期の11月からは、タイイングデスクにかじり付きますので
今年のフライは今年の内に水に浮かべてあげるつもりです。
さて、その前にエリア内に数本ある栗の木からボチボチ落ち始めた栗を
拾うべく今日は残業です。




9月29日
「コレ釣ったら見事なんじゃない?」って思って釣った一匹です。
感無量でやや放心。なんだかよく分からない心情だった事に間違いありません。
何年釣りしてても、こういった魚に対峙するときは緊張感が高まります。
対岸のブッシュギリギリで繰り返す、ブラウンは決して大きくは有りませんが
姿の美しさは遠目からでも分かります。
対岸ギリギリをフライ先行で流すために、やや上流に落とし・・・って作戦で
打ってみたら(あらビックリ)理想のレーンにフライが流れています。コレってまぐれ?
と思っていたら、この人パックリ食ってしまったわけです。経験からして恐らく
2回目は無いと思うチャンスを、まぐれで仕留めさせて頂いたブラウンです。

       
9月28日
週末はエサ釣りで賑わう川のエリアも、平日ともなればエサ釣りの
お客さんも少なく、ルアーへ開放しています。そんな訳で川の一部は
ルアーに対してフレッシュな魚ですので、多くのお子様や感覚を取り戻したい
リハビリにもってこいなゾーンになります。「大きな魚を釣りたい」って
釣り人の願望が形となったようなスソパですが、意外にもこの川エリアも
侮れない面白さがあります。

兄妹そろって爆釣中のこうへい君とえりちゃん



9月27日
テレビを見ていたらスペインで行われる「闘牛」には決まって赤い布を
振り回します。牛が赤色に興奮して突っ込んでいく・・・と思われがちですが
牛は動いているものに反応しているらしいのです。実は赤い布に興奮しているのは
観客の方らしい。なんだかバカバカしいお話ですが、なんとなくルアーの釣りにも
似ていそうです。トラウトは色を判断するって、諸説がありますので、
一緒に出来ない部分も有りますが、言い換えれば「ルアーに釣り人が興奮している」
って事になります。そんな個人的な好みが有ればモチベーションが
保てるって方も多いと思います。個人的な好みを貫き通すスタイルの方が、
釣った感は大きいと思います。ちなみにこれからの産卵期には「闘牛」と同じ
赤が当る時期です。


9月26日(養魚日記)
管理釣り場で買うと高いと思われがちなルアーですが、当エリアではフォレストの
スプーンは全て380円で取り扱っています。このフォレストのスプーンですが
毎回そのカラーバリエーションには驚かされます。販売中の第9弾カラーも欲しくなる
カラーばかり・・でも10色もあるし・・
そこで、当エリアではキープが無いお客様には300円キャッシュバックをしていますが
10月1日からキャッシュバック対象のお客様(お子様・手帳のお客様除く)は
フォレストの第9弾カラー1点(一部カラーを除く)とキャッシュバックを選択できる
ようにします。キャッシュバックではなくフォレストのスプーンにすれば80円お得・・
ってな訳です。10月1日から開始予定です。お楽しみに。


9月24日
渓流の漁期も残すところあとわずか。多くの河川が今月いっぱいで終了です。
さてカレンダーを見ながら、次回の釣行予定を立てようとしたらば、
私の次のお休みは10月1日!2回あると勘違いしていた9月の休みは
あえなく明日のみとなり、一気に焦りだした次第。狩野川水系は
超渇水の情報あり、山に入れるほど早起きも出来る状況ではない今夜のお酒・・・
この時期同じような想いで、駆け込み釣行者も多くなりますので、
リバートレッキングをメインで川を歩くのも気持ちの良いものです。


9月23日
来月号のフライフィッシャーの取材で「11月以降のハッチ(羽化)状況に合わせた
フライを送ってください」との依頼。正直通年湧水で満たされている
エリアですので、水生昆虫のハッチはバラバラです。ある程度の季節感は
あるものの、この2ヶ月くらいはモンカゲを見ない日は無いような、
蜘蛛の巣にはいつでもヒゲナガが捕まっているような・・・といった感じですので
無難に編集部にはユスリカを送っておきました。全国のエキスパートフライマンも
見る雑誌ですので、手製のフライが載るのは緊張します。却下されなければ
掲載されると思います。


9月22日
怖い映画を見ていると、古典的な手法に主人公の背景に写る鏡なんかに
「怖い人の顔や影」が写るシーンが有ります。
見ている側が(来るぞ来るぞ)って構えているところで怖そうなBGMと共に
そんな場面を見ます。
怖い映画が苦手な私としては、数少ない怖い映画に「呪怨」があります。
見事に古典的な見せ方は少なく、構えているコチラ側を察知しているかのように
(来る)って思っていると、スカされて、その直後にドスンと落とされます。
そうするとより怖さが増すらしい・・・ってか実際怖い。古典的な部分は無いの?
って安心しているとまたしても裏をかかれる・・・
見えない深いタナを探ってリトリーブするスプーンの釣りは、出来ることなら
古典的とでも言うべきタイミングで食わせると釣った気になります。
意図して巻くスピードを変えて「食わせる」タイミングをとったりするわけです。
(来るぞ来るぞ)って思いながらズドンって釣れれば、鼻高々です。


9月21日
人的プレッシャーはショートバイトを多発させる要因です。どうしても
連休は多くの釣り人が叩きますので、つまむ様な当たりや、すぐに抜けて
しまうようなバイトが増えます。
ではどうしたら良いか?ルアーをマメに変えるってのも一つの策。根本的に
ルアーに興味を持たせる事と、触った魚を確実にフッキングに持ち込む
より確実な方法は、フックの交換しかありません。フックにはサビ防止の薄い
メッキが施されていますので、新品だからこそヤスリを掛けると、更に
刺さりは飛躍的に良くなります。もちろんフックポイントを研ぎ澄ますので
モロくなるのもお忘れなく。


9月20日
初めて行ってみようと思っていた居酒屋さんに向かう途中、うなぎを
焼く香りが漂ってきて、そのまま吸い込まれるように、鰻やへ・・・
焼き鳥でも鰻でもタレやソース、或いは醤油が焼ける香りには、いとも簡単に
引っかかる私。本日のエサ釣りのお客さんのBBQも良い香りが
漂っていました。仕事中なので吸い込まれるのは、大人の事情的にも出来ませんが、
魅力的な香りです。ロケーションが変わるとカップラーメンでも美味く感じると
言われますが、炭火で焼く魚やお肉はかなりいけてます。


9月19日(養魚日記)
先週からNEWトルネードが販売されています。画像をご覧頂ければわかるかと
思いますが、全体的にスリムになって登場です。左2個がこのスリムタイプになる
のですが、標準のトルネードと比べるとビーズが小さくなり(標準は40個・スリム
タイプは80個)全体的に長くなっています。指に巻いてみると半周くらい長いです。
たいして変わらないように見えますが、魚にしたら違うらしく?やっぱ釣れます。
赤・オレンジ・山吹の3色になりますが、当エリアも含め2,3箇所のみの
販売になりますので、ご来場の際は是非お一つどうぞ。ナイターおすすめは山吹です。


9月16日
「ドライフライでも釣れますか?」お電話でのお問い合わせ。日中
どピーカンでも平日は浮いていれば、なにかしら反応がありますがティペットを
見切ることも多いので、ティペットを沈めれるように、フライを引っ張ったり
フロロカーボンにしたり・・・フライのみが浮いているようにする必要は
有ります。今シーズン渓流解禁前に巻貯めたフライがごっそり残っている、私と
同じような方も多いと思います。在庫一掃処分でどうぞ。


9月15日
ご近所の沖縄料理屋さんに行ってきました。豚好きとしてはたまらない
魅力があります。居酒屋さんですので梅酒好きの自分としては、ビールの次に
オーダーする事の多いお酒。見ると梅酒なのに、シークワーサーやパイナップル
マンゴー・・・一緒に漬け込んであるものが全て南国系。変り種なのか地元では
当たり前なのか不明ですが、杏露酒(アンズのお酒)がガブ飲みできる私的には
OKです。ちなみに写っている揚げ物は「チョコバナナ」です。チョコが苦手な
私としては決して触れない一品です。


9月14日
表層の魚の反応が良く、サイトの釣りが楽しめた日中でした。
出来ればピーカンより曇天で、若干風波のあるほうが、上に意識がありますので、
釣り易い条件になります。
軽いルアーを中心に使っていきますが、手持ちが無い場合はロッドを上に突き立てる
様に水面直下を引くのですが、バイトの瞬間に早巻きしてロッドを水平にしないと
ティップのみが曲がって、バラシに直結します。必ずバット側を曲げれるような
ロッド角度が必要になります。


9月13日
魚を捌いてきた魚が「ドナルドソンじゃなかった」って嘆いているお客さん。
どうしてですか?と尋ねると、「赤身じゃないもん」ですと。
勘違いされているお客さんも多いのですが、赤身の魚になるのにはカニやエビなどに
含まれる、キトサンチンって要素が必要になります。つまり管釣りで釣れる
赤身の魚にはそれなりのエサが必要になります。ドナはスチールヘッド
(降海型のニジマス)と大型のニジマスの掛け合せですので、スチールの血が
身を赤くしている・・・と思うらしいのですが、実際海に帰る前の鮭族の身は
白いらしいのです。ちなみにドナルドソンとニジマスを外見で見分け出来る人は
固体選別をしていない限り、まずいません。同じニジマスですから。


9月12日(養魚日記)
シルバーウィークと言われている大型連休まで残り1週間。この大型連休、調べてみると
「現行法では敬老の日が第3月曜日のため恒久的なものではなく、
 2009年の次は2015年までこの大型連休は出現しない見込みである。」
とある。つまり6年後まで大型連休は無く、今年はかなり貴重な連休って事です。
気温も釣りやすくなってきたし、貴重な連休ですから、こうなるとガツン!と
大放流するしかないでしょう。
という事で、19日から23日まで1日600キロ、5日間合計3000キロの
特別大放流をします。5日間で3トン、結構な量です。尚、放流魚はニジマスと
ブラウンです。ご来場お待ちしてます。


9月9日
見学のつもりで見に行った近所の浜ですが、そこはもう頭の中は妄想だらけ。
手持ちの道具ではそれなりに強いセットで立ってみた、釣り馬鹿二人。
バショウカジキの目撃談から数日。本命の青物を打ちながら、目は左右に
踊ります。朝の7時頃突然大きな水しぶきを発見。見ると目撃談よりはるかに
大きなカジキが連続ジャンプをしています。誰に掛けられたわけでもありませんが
カジキが良く見せる行動のようです。
連続して10回。あっけに取られて画像はありませんが、自分のタックルが
爪楊枝に見えたのは言うまでもありません。いやぁ海ってすげえ。


9月8日
「暑さ寒さも彼岸まで」とは言ったものの、朝方の涼しさを思うと
強烈な暑さです。釣りの肝は何と言っても集中力に尽きますが、暑さに弱い私的には
集中力の持続が釣果に直結します。
どんだけ良い竿やルアーがあっても、集中力が欠けていると何も起きません。
たとえ起きたとしても逃すのが関の山です。特にこのメンタル的な要素は
わたしの場合、すればするほど長続きしません。おそらく今日のような日中は
30分でバテバテです。こんな時は発熱の際に張る、冷やすシップ?を首に張ると
調子がいいのですが、医学的に問題が無いとも言い切れないので、お勧めする
訳にもいきませんが、もうしばらく暑さ対策が必要になりそうな日中です。



9月7日
「この前70センチくらいのニジマスが釣れたんですよ」と言うお客さん。
見たわけでもありませんし、池で成長していないわけでもないので、一概には
いえませんが、計っていなければ、おそらく60センチ台の魚だと思います。
お客さんのお話を「嘘だ」と言っているのではなく、実際に太い魚を見たまんまで
大きさを予測すると実測より、おおよそ5センチくらいは大きく言ってたりします。
錯覚をしてしまう原因は、アゴの伸び始めたイカツイ顔と太さかもしれません。
ロシアでは釣り氏に魚の大きさを表現させるのに、片手を縛っておきなさい。と
言うらしい。それほど両手を拡げると、大きく表現しがち・・・という釣り人の
性が現れています。



9月6日
ライズしている魚を、狙って釣るのがドライフライの面白いところ。
水面に口や鼻が出ているのか?水面下なのか?その形態で捕食対象の
ステージ(水面上、水面、水面下)を見極めます。ドライと一言で括っても
実は大まかに分けて3つのステージが存在します。更に捕食物となる
水生昆虫や蟻やカメムシなどの陸生昆虫が水面近くにいるのか?を探します。
そんなこんなでキャスティングする前に、いろんな観察をするところから
釣りが始まります。難しそうに感じてしまったら申し訳有りませんが、
ハマれば、いとも簡単に釣れ続きますし、ライズの近くに投げるので、さながら
モグラタタキ風です。(アイツ釣っちゃお・・・)って狙い撃ちはトップウォーターの
ルアーをされる方なら楽しめると思います。


9月5日(養魚日記)
朝、出勤時には車の窓ガラスに露が落ちるくらいの涼しさ。秋だなぁ〜なんて
思っていたら、日中には最高気温37℃。いつの間にかお盆にタイムスリップです。
放流直後の魚もそそくさと掛け上がり付近に隠れる始末。
この放流ですが、多くの方がスプーンを投げられます。それはいいのですが
掛け上がり付近まで巻いてくると、早く巻いてスプーンを上げてしまう方が多く
見られます。足元まで丁寧にリトリーブして頂いたり、掛け上がりを攻めて
もらうと釣果も変わるかもしれません。


9月4日
フライのキャスティングって見てると簡単そうに見えます。案外そうもいかない
のが現実なのは、身をもって体験していますが、ロッド2本分のフライラインが
前に飛んでくれれば、釣果は望めます。
キャスティングで間違えてしまいがちなところは、「飛ばそう」と意識するあまり
大振りになる事。ロッドの先端が水平に動かないと直線的には飛びません。
ロッドをワイパーのように使ってはいけません。
同様にロッドを停止する位置が水に近いところまで振る事も、大振りの元です。
コンパクトに振る事ができればいいのですが、心理的にそう上手くいきませんが
初心者の方は特にこの事を注意して振ってくれれば、上達は早くなります。
間違った例を挙げましたが、ルアーをソコソコやっていた方がフライロッドを持つと
このような振りかたになってしまう事があります。「グサっと」きた方は受付まで
どうぞ。幾つかのエラーを直すとループは見違えるほど美しくなります。


9月2日
秋刀魚のような魚が釣れたってんで見に行くと、数センチのビル(角)が
あり、背中のヒレはアコーディオンの如く・・・数年前の近所の浜での出来事。
このエサ釣りのおっちゃんが釣った魚は、紛れもなくセイルフィッシュ(バショウカジキ)
です。「近くで産卵するんだ」って事は親もいるのでは?なんて思った記憶が
有ります。数週間前に同じ浜で、2m以上のセイルの目撃談があり、連絡網を
回しておいたら、先日50mくらい沖で同型を見たと・・・届くかも。
コレは「来いと言っているに違いない」(見学に・・・)いずれにしてもボクのラインは
PEの0.8号。そりゃ無理です。


9月1日
自民党の大敗に終わった選挙は、民主党がどうの〜とかよりも
初めて「国民が勝った」と感じる選挙のように思いました。大衆の意見も
集まると国を動かすってわけです。注目のマニフェストによれば
高速道路の無料化と有るようですが、CO2の排出大賛成的な馬○げてる政策は
人気集めの口上って事にしておいてもらえないだろうか?ほんとに実現したら
きっと世界の笑いものじゃないだろうか?使わない人からも税金が取られ
「使ったもの勝ち」では笑えません。それより民間の公共交通機関に補助金を
出したほうが、よっぽどマシです。


8月31日
週末多くの魚を放流している事もありますが、月曜の朝は結構連発する
お客さんも多く、ことさら今日は台風接近中って天気予報でも言っていた通り、
朝から弱い雨のおかげで、お客さんはマバラ。
そんな日だからでもなく、朝は魚が表層付近をクルージングしていますので、
ルアーが着水直後からバイトが有ります。山なりの軌道でキャストすると、
せっかくのバイトも感じないまま終わってしまいます。
ラインスラックを出さないようにサミングしてキャストするのが、表層攻略の
基本になります。



8月30日
「フライって初めてなんですけど、出来ますかね?」って尋ねてくださる
お客さんが多く、アチコチでフライの講習をやっていました。
何はともあれ、「まっさら」の状態の方に教えるのは緊張しますが、
まるっきり癖が付いていないので、教えやすいのですが、間違った教え方や
間違った捕らえ方をされると、この先のフライ人生を遠回りさせてしまうので
やっぱり責任重大です。遠回りの代表としては(私のやってきたのも楽しかった)と
思えますが、即釣果を望むお客さんのためにも、少々のお節介をさせて頂いています。


8月29日(養魚日記)
エサ釣りのシングルセットをご注文のお客様。「絶対釣れますか?魚を釣って帰らなきゃ
いけないんです!」と、何やら使命感たっぷりの口調です。当然気になるので
「どうしたんですか?」とお尋ねすると「会社の指令なんです。」・・・ってどんな
指令なんでしょうか。ますます気になってしまったので、釣り終わった後伺ってみると
どうやら近々社長様の誕生日らしく、それぞれ食材やら何やら調達に行っている
そうです。釣りはまだ「当たりクジ」らしく、「ハズレクジ」の方は富士山の水を
頂上まで汲みに行かされているようで、この後5合目までお迎えに行くらしい。
なんとも愉快な会社ですが、「次回はゆっくり来ます」と言い残し5合目に向かわれ
ました。次回は子供の指令で来てくれるでしょう。


8月27日
であれば「引っ掛けても回収できるティペットを使えばいいじゃん」て事に
なるのですが、太くすればフライに出てくれないような気がしてなりません。
覚えたての頃は、ロングリーダーや極細ティペットだと、雑誌に書いてあることを
真似しては上手くいかず、トラブルばかり。上手くいっても
「水面を流れているフライを見ながら、同じ速さで下がって行く魚って何?」って
頭を掻きむしった記憶が蘇りますが、今でも同じ仕打ちにあいます。
そのうちにリーダーが長くても細くても、周りの浮遊物と同じように流せなくては
ダメって事に気付き、今では引っ掛けても回収できる太さのティペットが使えるように
なりました。ウチのポンドでも同様に、ティペットは見せたくありませんので
フライを引っ張るなどして、一旦沈めて再浮上できるフライパターンが有効です。
ハックルをガラガラ巻いたフライより、CDCなどで浮力を稼げるパターンなどが
良いと思います。


8月26日
サイトフィシィングが楽しめる表層のスプーニング。大きな魚がルアーを追尾し 
口を開けるところも 全て見える…
止水のドライフライにも似たような面白さがあります。
水面近くで魚が補食するのをライズといいますが、ライズした魚の進行方向に
フライを打つ…私的にはハンティングとモグラ叩きを融合したような釣りをします。
置いておくだけより効果はありますが、キャスティングの精度が必要です。
練習あるのみのテクニックは、忍野桂川の対岸に幾つフライを持っていかれたか・・・


8月25日
芦ノ湖でワカサギ釣りの取材を受けてきました。(畑違いだろ)って
声が聞こえそうですが、ごもっとも。管釣りのスタッフにして、お外の釣りの
取材が入る釣り馬鹿です。よく言えばマルチアングラーって事でしょうか?
このワカサギに加熱し始めた原因は、「当り」がある釣りって事。普段Mっけ体質の
釣りをしていると、この「当り」が心底楽しいです。
小アジのサビキにしてもワカサギにしても、捌く必要が無くそのまま唐揚げに出来たり
小難しいテクニックも無いのが魅力です。つまり誰にでも簡単に釣れるのですが、その
奥の深さは多くのベテランがいる事からもうかがえます。
11月にムックから発売予定の「ワカサギ」(タイトル未定)に解説していますので
よかったらご覧下さい。

取材陣も真剣に釣ります。ってかマイロッド持込です。


8月24日
トリプルフックのバーブが刺さってしまったお客さん。親指と人差し指の
2箇所。2本の指は当然離れない状況。決してお客さんが悪いってことではなく
バーブを潰そうとして持っていたら、バックに他のフックが刺さって・・・
といった経緯のようでした。初心者ってわけでもないのですが、ちょっとした
不注意が招いた災難。似たような経験は実は私にもあります。その時から
バーブを潰す作業は、自室に板を置いた上で100金で売っている600円の
ルーターで、削る作業をするようになりました。
(自分は平気)なんて思っていると痛い目に会いかねません。楽しい釣りの
ために事故は未然に防ぎましょう。


8月23日
お盆明けから徐々に始まりつつある産卵行動は、足元の浅いところの
泥を尻尾で飛ばし、その下にある砂をあらわにして大き目のオスが
そこを守っている様子が覗い取れます。
特にオスは体色を黒っぽくし、いかにもイカツイ風体に変化していきます。
このオス通称「松崎し○る」風のニジマスは今後アゴが伸びて更に
精悍な顔つきになっていきます。実際卵が産み落とされる事も有りますが
出てきた瞬間に、多くの魚が卵を食べつくしてしまいますが、そのスイッチの
入った時は、スプーンを落とすと即バイトって事が良く有ります。正に
漁夫の利作戦です。セコイなどと言わないで下さい。生態を理解したうえの
知能的な戦略です。


8月22日(養魚日記)
おもしろルアーコーナーにあるルアーの一つ、アチックのスライダースティックです。
形状は左右非対称に設計されているようで、イレギュラーアクションを簡単に引き出せる
ようです。基本的にはただ巻き・軽いトゥイッチですが、肝は表層を軽くトゥイッチです。
ウェイトも2gあり、初心者の方でも扱いやすいのではないでしょうか。
その他「なんじゃこりゃ」ってルアーもあります。ご覧になって見て下さい。

       
8月19日
数日前の上の池は一日中照り続いた日射しの影響で、温まってしまう
表層部分が厚く、本来水面下50センチのところに出来るタナ(サーモクライン)
が1mくらいの位置にありました。温度の僅かな差で水の比重は変わります。
お風呂の上だけが熱かった・・・なんて記憶のある方もいると思います。
こうなると表層の魚はオブジェと化し、ルアーを見送る輩ばかり。
現時点ではタナも正常に戻りましたので、いつも通り50センチより上での
勝負が出来ます。その日のお天気もタナを構成する大きな要素ですが、前日の気温や
気圧や人的プレッシャーまでもが魚に影響を及ぼす・・・かと思えば風が吹いて
活性が急上昇する事も多々。実際魚が見える日中は魚の変化を見ながら組み立てて
頂くと、釣りもより深いものになると思います。


       
8月18日
本来ヤマメの川なのですが大水が出ると、上流から岩魚が流されてくる
とある水系。計ったように水の濁りも落ち着いた頃に、ちょうど良く
入渓出来ましたので、狙いは岩魚にシフトしています。
岩魚とヤマメは同じ河川に住んではいますが、居付き場所が異なり
大きなプールなどで混生する場合、より陰の多い部分に岩魚がよく付いています。
岩魚モードの釣りは、ヒラキや流芯、或いはその脇は軽く流して、岩などの
エッジや奥に長い時間フライを置いておくと効果的です。

来年以降が楽しみなヤマメ(5寸)と、お約束の泣き尺。



8月17日
まだまだ夏休みって感じで、お子さん連れやご家族でご来場のお客さんが
目立ちました。「大変だよ・・・子供相手にしなきゃ」って言う方もいれば
「子供をダシに釣りに来れます」って方もいて、それぞれの夏休み事情が
うかがえます。昨日までえさ釣りのエリアだったを、ルアー用に開放出来ましたので
面白いように釣れ続いてました。
池の魚が暑さにボーっとしている状況には、マイクロスプーンが有効です。
魚の後方からルアーを泳がせると効果的です。


8月16日
おそらくモンカゲロウのスピナーと思われるのですが、日中のライズは
不定期で同定するのが厄介な季節です。基本的に夏は黒いものを浮かばせておけば
OK。って私的フライセレクトは到ってシンプル。
夕方はこのような大型のメイフライやアカマダラなどが目立ちますが、16〜20番
位の羽蟻の数には敵いません。是非夕方のライズの釣りには「アント」を
お持ち下さい。


8月15日(養魚日記)
午前中から始まった放流は、最終夕方の放流までに計6回。予告通りドカドカ放流
しています。連休も終盤に差し掛かり、連日の放流魚がだいぶ溜まってきたようで
日中日射しが強い中でもそれなりに釣れてくれたかと思います。
台風やら地震やら東名通行止めやらすそパのフォークリフト故障やらで騒がしく
始まったお盆休みも、いよいよ明日で最終日。だからといって気は抜かず
ドカドカ放流します。ザ・穴場最終日。。。。お待ちしてます。

       
8月14日
ヒレフェチは釣った魚を愛でる上で大きなウェイトを占めるファクターです。
扇子のようにひろがったヒレは、一かきで強烈なパワーを生みますので
釣り上げた時の喜びもヒトシオです。背、胸、腹、尻、尾の全て完璧で
五体満足と言います?脂ヒレは進化しようがないので除外。
今回釣り上げたのは手測で55センチを超える見事な魚です。
釣り上げたKさんも腕がパンパンになったそうです。


8月13日
一日を通して曇天で、表層の魚の動きが妙に良く、スプーンを通すと
後ろに付くのが確認できるのですが、なかなか食わない。どうやら騙されているのが
こちら側って事に、お隣の釣り人を見て気付かされます。(ボトムだ・・・)
入水口は流れが底にありますので、良く釣れるのは分かっているのですが、
目の前にやる気のありそうにしている魚が見えると、狙わずにはいられないのが
釣り人の性。色やレンジをかえ狙うのもサイトフィッシングです。
日中は歯ぎしりするような、スリルも楽しいです。


8月12日
ご心配をお掛けしました地震の影響も、お蔭様で何事もなく無事でした
事をご報告致します。
台風が来るって事で釣りにも行けないと思い、深酒を慣行。寝付いて3時間後
モウロウとする意識の中、例の揺れに一旦起きるも即座に二度寝。
「あれで寝たの〜?」って家族中のブーイングを浴びるのですが、
「来るって分かっていればそこまで飲まなかったさ」と、意味不明な反撃。
地震が来るといわれている、静岡も実はこれほどの揺れは初めてでした。
ご心配下さった多くのお客様や友人のメールやお電話を頂き、この場を借りて
お礼を申し上げます。


8月10日
自然には逆らえないのが釣り。でもそれ無しでは生きていけない私のような
同じ匂いを持つ方は、こんなお天気では管釣りしかありません。
海はダバダバ川はザブザブって状況に(シイラが来るね)ってほくそ笑んで
しまう不謹慎さ。あくまでも安全に楽しくが釣りのモットーですので
おとなしく部屋のお掃除でもしておきましょう・・・と思ったら今日から
姪子の三姉妹が遊びに来るんだった・・・お小遣いをせびられるくらいなら、
イッソ出かけていたほうがマシです。家にも釣り場にもホサレた感のある
明日のお休みはいずこへ・・・


8月9日
REPLY製のガチャガチャが受付のところに置いてあります。
中身の三分の二がオリカラのスプーンになっていて、プラグもはいって
います。実際ちびリーチトップルも出てきました。
持ち込んだREPLYのT祭さんに「ハワイ旅行プレゼントって手書きで
入れていい?」と聞いてみましたが予算オーバーのため却下されました。
と、いつもの「冗談ジャブ」ですが、悪くてもプライアイかG・Hスプーンは
お得です。

       
8月8日(養魚日記)
本日からお盆休みに入られた方もいらっしゃるようで各地で渋滞。出勤時には
伊豆中央道に繋がる136号線も渋滞し始めていました。
さて、お盆休みの放流内容ですが、上記にもある通りニジマスは40〜50センチ後半
で写真左。ブラウンは35〜50センチ前半で、写真右が50センチ前半のブラウン。
左下が35センチのブラウンとなります。個人的にはこの型の良いブラウンは
お気に入りです。
お盆中はドカドカ放流します。お待ちしています。


8月7日
ETC割引も始まり、いよいよお盆休みに突入といった感じです。
コレを機に初めてここを訪問される方も多いので、お願いや注意事項を少々。
40センチを超える魚から不意にルアーが抜けると、逃げるまもなく自身に
向けて飛んできますので、帽子やアイギアは義務ではありませんが、
事故防止のため各自ご用意下さい。
ポンドが2つありますが、両方ともアベレージは40センチくらいですので
ラインは3ポンド以上がお勧めです。エリア各所で深さが異なりますので
釣るレンジは水面から1mくらいまで幅があります。状況に合わせていくためにも
ウェイトのバリエーションが有った方が有効です。
分からないことがありましたら、受付やスタッフまでお問い合わせ下さい。


8月5日
報道番組で見ていた裁判員制度。「わたしにゃ関係ないっす。」と
思っていたら「東京地方裁判所・・・」って封書に書いてあります。
「コレか!」裁判所に呼ばれるような悪いことはしておりませんし、思い当たる節
は無いので、戦々恐々開けて見ると、「お持ちの株の会社が破産宣告をされた・・・」
云々。。。一安心も一転、ひっくり返りそうになりました。
すでに手持ちの大半を処分していた株でしたので、被害は数百円。まぁ笑い話で
済みますが、裁判員も破産も身近に降ってくると怖ろしい事です。


8月4日
夏は暑くなくてはいけない。長雨や日照不足で秋にはタイ米では
あの夏を思いだしますが、いきなり「これぞ日本の夏」って天気の今日は、
外にいるだけで揮発してしまいそうな状況。くれぐれも帽子とサングラス等を
お持ち下さい。帽子も農家だった爺さんが愛用していたムギワラが最高。
昔の人は偉大です。
年間を通して最高水温に達するお天気ですが、エリア内で一番高くなる下池の
排水側で17、5度です。魚は余裕シャクシャクって感じです。


8月3日
海の釣りが本番を迎えるこの時期ですが、良い話が回ってこない状況に
漁師になってきました。
今回は意外と知られていない、夏のワカサギ。イメージでは氷に穴を開けて
釣る感じですが、芦ノ湖はワカサギの量が豊富だからか?7〜10数センチまでの
型が今の時期に狙えます。雨が多く降る梅雨の時期はプランクトンの量も多く、
ワカサギの食い気も旺盛。プランクトンを食べている時期はエサは不要です。
カラバリといわれる金色などのハリのみで釣るルアーチックな釣りです。この先
秋になってくると越冬に向けて体力をつけるからか、エサを付けた方が良く釣れます。
虫嫌いな女性にも安心な時期です。


8月2日
相変わらず太刀魚のジギングが出来そうなロッドでテストをする
零式の製作者さんのところを覗きに行くと、ちょうどいい具合に
ブラウンがヒットしてました。11センチミノーが小さく見えるこの魚は
45センチを超えるブラウン。現時点の放流に混じっています。
スプーンやクランクで多く釣れるのがニジマス。縦系で良く釣れるのがブルック。
んでブラウンはこちら。タックルが多岐にわたりますが、狙ってみるのも面白いと
思います。

       
8月1日(養魚日記)
27日に一部開通した「伊豆縦貫道」。今日出勤する時に通ってみました。
まだ伊豆方面は開通していませんが、国道1号線を箱根から三島方面に下ってくると
伊豆縦貫道の看板が出てきます。本来この場所からすそパに来るとなると
三島市街を走ってくるか、国1→グルメ街道→246号線→すそパのルートになり
最低でも20分はかかります。で、この伊豆縦貫道。「長泉」まで3分、そこから
すそパまで2,3分で、合計5,6分で着いちゃいます。しかも無料です。
早朝でガラッガラという事もありましたが、箱根方面からはありがたい道路です。
これで伊豆方面も開通してくれると、だいぶ寝坊できます。


7月31日
初めてエサ釣りをするお客さん。お孫さんに促されてご来場です。
「釣れないわよ10匹なんて・・・」「釣れるって!」って息巻く子供さんは
ご両親に連れて来てもらった事があると言う。
半信半疑のまま釣り場に連れて行かれると、即座に針はずしに奔走する親御様。
竿が2本のファミリーセットは針を外している時間のほうが長かったりします。
ウキが沈むまで合わせないと大抵の場合飲まれますので、こういった事態を
招きます。針が外れるや否や直ぐに次を釣り上げるのは子供さん。(参ったな)って
表情の親御様。夏休みっぽい光景です。


7月29日
今月のアングリングファンに掲載されている、読者プレゼントのコーナーに
怪しいサイン付きで載っている私。(もし応募が無かったら自分がゲットしよう)
などと思い、友人の住所まで聞いておいたわけです・・・が、
「速攻で応募しました」って嬉しいお言葉を頂き、切手代が浮いたのです。
ってのは冗談としても、実は結構ほっとしていたりして。
サイン付きのプレゼントなんて慣れない事をすると、余計な気をまわしてしまいます。


7月28日
東名高速沼津インターをご利用のお客様。かねてより工事中でした
伊豆縦貫道(無料)の一部が開通したようです。沼津インターを降りたら
そのまま下って246に入ることなく、すぐにこの道路に入れますって話。
「実際この目で見てきてから語れや」と言われそうですが、聞くところによると
物珍しさに渋滞してるって事ですので、渋滞緩和の道路も今のところ見送り。
沼津インターで乗って次の長泉で降りれば、すそパから3分ってところに出ます。
降り忘れると箱根に行ってしまいます。



7月27日
「全国管理釣り場完全ガイド」2009〜2010が発売されました。
全国の管釣りの情報を網羅した一冊です。初心者の方や、新たなエリア探しに
一役かってくれる本です。エリアを熱心にやっていた20年前にはありえなかった
雑誌ですが、考えてみればウチも含め、多くのエリアが新設されてきたって事です。
入門的な雑誌ですが、基本から奥の手まで中身はソコソコ濃い目です。
協賛のエリアに持っていくと、500円引きのクーポンが2枚付いてます。
受付で売っていますし、すそのも協賛しています。



7月26日
雨のち快晴の夏空に触発されたかのように鳴り止まないセミの声。
夏って感じです。そんなシュチェーションを考えると、投げたくなるのが
トップウォータープラグ。ケーキと言えば紅茶。煎餅と言えば日本茶って具合に
セミと言えばトップ。と勝手にククるのですが、条件反射的なものですので
セオリーでもなんでもありません。日中の日の高い時間帯もライズさえあれば、
魚は上を向いていますし、周りが使っていない事も含めれば、チャンスはあります。


7月25日(養魚日記)
とんでもない天気だった本日。オープン前は曇り、オープンと同時にすかさず小雨が
降り始め、次第にどしゃぶりの雨。かと思ったらいきなり晴れ始め猛暑。
こんなのを3回くらい繰り返し、追い討ちに夕方からは風が吹き始めました。
なんだか疲れちゃう天気でしたが、ポジティブに考えればいろいろな状況での釣りが
できた・・・としておきましょう。
明日も怪しい「曇り」ですが、どしゃ降りでも放流は通常どおり行います。

       
7月24日
アングリングファンの取材でプリズムデザインさんやジップベイツさんや加瀬さんが
ご来場です。取材の内容とは別に、加瀬さんが持ち込んだ11センチの
サスペンドミノーはバス用に発売されている「オルビット」のトラウト番。
赤鬼のギャレットを使っていたので、本線と外れてコチラにヒットしちゃいました。
お盆を過ぎるあたりから、大型のトラウトは産卵のために縄張り意識を持ち始め、
周りの魚を追いかけますようになります。ソコにコレ。なのですが、加瀬さんが
投げている「オルビット110」の横で釣っていた女性アングラーの黒いスプーンに
イトウがヒット!って・・・ありえない@@コレだから釣りって面白い。


7月22日
皆既日食なんてどこへやら?ずーっと曇ってて生憎何も見えませんでした。
次は26年後って先長いお話。
この天気、気圧配置からすればレッキとした梅雨空。「梅雨は明けてませんでした」
と言ってしまえば気象庁も気楽でしょうにね。渓流も増水して仕事になりませんので
次なるターゲットのワカサギにシフトしてみようかと思います。毎年、今時期は
青物が忙しくて・・・って時期ですが、少しだけ黒潮の蛇行も駿河湾に向かいそうな
動きですが、依然として恵まれないナブラ隊。まぁ釣れる魚を釣りましょうって事です。


7月20日
3連休は暑いながらもソコソコ雲も出ていて、ライズも多く、表層系のスプーン
などが活躍しました。表層と一口で言っても、水面から5センチまで。
多くの方が使える10センチくらいのレンジは見切られる事が多く、
ほんとに水面直下が有効です。晴れていてもライズが多ければ
同じような状況になります。夏=深い。固定観念を取っていただいて頂けると
良いと思います。もちろんコレは一つの「見せ方」に過ぎません。
魚を観察する限り、50〜80センチくらいのレンジが王道と思える状況です。
同様に冬=深い。事もなく同じ「見せ方」が通年使えるのは、湧水を使えている
恩恵が現れています。


7月19日
面白ルアーの企画の際、ロブルアーのツルガイさんに作り方を聞き出して
おいたので、最近流行のペレット系フライを作ってみました。
本家はルアーサイズですが、私はフライです。キャスティング技術を
鬼のように研ぎ澄ませば、きっとルアーロッドで飛ばせる日が来るか?
そうなれば、かなり強い見方になってくれると思います。

7月18日(養魚日記) 当エリアで行われたアングリングファン企画の「おもしろルアーで遊ぼう」を 覚えていますでしょうか。個人的には定期的に開催して頂きたいと思うほど 良い企画だったと思います。「これで釣らなければダメ」的な、硬い枠に収まりつつ ある管理釣り場とアングラーですが、この枠を少しでも崩していくきっかけになった のではないでしょうか。これを釣り場からも発信していきたいと思い セニョールトルネードを筆頭に「おもしろルアーコーナー」を作ってみました。 困ってなくても使ってみて下さい。新たな発見があるかもしれません。


7月16日
今シーズン初の山岳渓流です。前日に雨が降って上流は釣りにならないって
情報を頂いていたにもかかわらず、「まっ 行ってみんべ」あくまでもポジティブに。
言い方を変えれば無鉄砲だと思われそうな状況にも、水を得た釣り馬鹿に付ける薬はない。
車窓から見る谷底の川の水量は「明らかに」多い。
でも川を直に確認しないと引き下がれない2人は、尾根づたいを
100mほど下りますが、その急勾配ったら・・・(もし川が増水してたらこの道
帰ってくるんだ・・・)と思いながら川原へ無事到着も、増水のおかげで遡行も
渡渉も出来ず、1時間後には予想通り戻る羽目に。まぁ予想通りですし魚に会うまでは
帰れません。降りて戻ってを繰り返すこと3回。ヘトヘトで出会えたアマゴには
感無量です。あくまで経験者の帯同が有った釣行です。決して無茶をしてはいけません。


7月15日
秋刀魚の内臓やサザエのしっぽ。子供の頃には苦手だった苦い味。
なのに大人になったらコヨナク愛するビールの苦味。
ビールってなんであんな量が飲めるんでしょう?水だったらとっくに
ギブアップなのに1リットル程度は軽く飲めるこの時期。
ウチに帰って冷蔵庫のドアを開け「ただいま」って言う。冷凍庫からグラスを
出して、にんまり注いでいる姿が家族から冷ややかに見られるところらしい。


7月14日
受付の壁に温度計が掛けてあります。俗に言う「体温より暑い」って
状況の38度。壁の熱が伝わっていますので、正式な気温ではありませんが
軽くメマイが致します。よりによってやり掛けの草狩りをやり切らなくては・・・
ってんで、小一時間で汗だくに。速攻でゴム長はいて放流です。ついでに
1分間に15度の水が2トン出ている吐き出し口に、頭を突っ込み涼を・・・
全く子供の水遊びと変わりませんが、そんな気になる日中でした。
厳しいかな?なんて思いましたが上から50センチくらいのレンジで魚は
釣れていました。サラマンダーやワンダーなどでトウィッチするのが特に
効果的でした。


7月13日
後生大事に持っていると価値が上がるか?と言われると、もちろん
ノーだと思います。4年ほど前に作った朝富士と夕富士です。
なんともオリエンタルなネーミングの「REPLY製のすそパオリカラスプーン」です。
懐かしさのあまりパシャリ。持ち主のお客さんは最近はフライのほうに
ご執心ですので「出番無し」といったところです。決して釣○なかったから
残っているわけではありませんが、こうして大事に持っていてくださると、とても
嬉しく思います。


7月12日
最近のメジャーハッチの羽蟻。隣に置いたのが14番のライツって
羽蟻を模したフライパターンです。若干フライのほうが大きいので
16番くらいのサイズがベストと思われますが、基本、夏は黒っぽくて
ボリーム感のあるフライが好まれますので、ドライフライを用意する際は
参考にしていただけると思います。
表層にいて動こうとしない魚も、この羽蟻(アント)やビートルには好反応です。


7月11日(養魚日記)
養魚場の池の都合上、ブルックの行き場が無くなってしまいました・・・
こうなると行き先はすそパのポンドしかありません。
と、いうことで10日(金)の夜にブルックを上池700キロ・下池700キロの
合計1400キロトラック放流しました。ただ魚種がブルックのみという事もあり
反応が薄い事も考えられるので、あえて告知無しのゲリラトラック放流という形に
なりました。結果、前回の(去年)トラック放流に比べると反応は薄く、11時くらい
までポツポツと釣れ続く・・といった感じでしょうか。性格を考えると
日中は掛け上がりや岩場付近でジッとしていて、ナイターに入るとポンドを回遊
している姿が見えるので、ナイターでの活躍に期待です。身はニジマスやブラウンに
比べると臭みも少なく食べやすいと思います。捌いてから一晩冷蔵庫で寝かせると
より臭みが取れます。釣れた際には是非キープしてみて下さい。お待ちしています。


7月8日
決して大きくはありませんが美しいヤマメです。稚魚放流物かネイティブか
区別はつきませんが、しばらく見入ってしまいます。
犬や猫が人間に飼われるように、「可愛く進化」した。って諸説がありますが
保護色や擬態の進化にしては、美しすぎやしませんか?
いずれにしても惚れ惚れするような魚を探しに、野生動物と遭遇しない事を
願って、笛を吹きまくりながら山を歩く良い季節です。


7月7日
フライってなんだか難しそうって良く聞きます。ルアーをやっている釣り人
から見ると、キャスティングの「ややこしさ」が、難しそうに感じさせて
いるのでしょうが、フライをある程度覚えた人からすれば、「釣る」だけに関しては
ルアーで釣るほうのがナンボか難しく思えます。買ってはみたものの出番の無い
フライタックルを持っている方は、持ってきていただければキャスティング
講習も致します。フライフィッシャーはそのうちレッドデータブックに載るのでは?
なんて冗談も聞こえそうです。



7月6日
「トップウォータープラグの動かし方」を聞かれましたので
ここでチョットだけ説明。ノイジー系などは引っ張ってくれば
必然的に左右に首を振りますので、説明の必要はありません。
ドックウォークやスケーティングなどといわれる、首振り系アクションで
多く見受けられるのが「引っ張りすぎ」です。左右にルアーの頭を振りたい
訳ですから、テンションを掛けて緩めるのが上手く振らせるコツです。
スラッグ(糸ふけ)を若干出しながら、スラッグを張るだけで上手く動くと思います。
唯、アクションの出し方の特性上、ロッドがスローですと、ナカナカ上手くは
出来ません。それ専用にファースト系のロッドを持つのも得策ではありませんが
ミノーや細身のスプーンのトウィッチをする場合も同じような使い方が出来ます。


7月5日
ペットボトルも販売している受付にお茶を2本置いたお客さん。
「水もありますか?」と聞かれ、全部の水道が湧き水って事を
お伝えすると「え〜!」っと驚かれた様子で、2秒後にはペットボトルを
冷蔵庫に戻していました。(ミッション・インコンプリート・・・)と
つぶやきそうになったわけです。ついでに氷も湧き水です。
これからの季節、日中は水分補給が重要です。水筒など持参していただくのも
良いと思います。


7月4日(養魚日記)
「センス無さ夫」が塗ったカラーは青。柵も完成し、これにて水遊び場完成です。
本日から水を引き始めています。スッポンポンで入られているお子様もいましたが
これからの季節、お子様には重宝しそうです。柵の左側に注意事項・お願い等を
書いてあります。よくお読みの上お入り下さい。
尚、水を引くのは土日・祝日のみとさせて頂きますのでご了承下さい。


7月3日
先日のアングリングファンの読者プレゼントにしようと思っていた
フライです。作るのがめんどくさいのと、自分自身気に入って
あげるのがもったいなくなった・・・結局アワビのスプーンを渡したのですが
ルアー雑誌的にもOKかと。見る人が間近で見ると粗さが分かりますが
サーモンウェットに属すこの手のフライは 慣れない自分が作ると
30分近く掛かります。この一本をタタキ台にしてクウォリティーを上げていく
予定です。タイイングのご相談もお気軽にお問い合わせ下さい。


7月1日
海でエサ釣りをしていて感じるのが潮の干満。ルアーやフライでは元々
釣れない事を悟っていますので、釣れないのを潮のせいには出来ません。
ところがキスやカワハギも潮が動かないと、ほとんど釣れません。居ないんじゃ
ないの?なんてさえ思いますが、若干でも動き始めれば、とたんに釣れはじめるから
不思議なものです。ですから休みの前の日は潮時を確認した上で、
起床時間などを決め天気図眺めて、風の少なそうな場所を選ぶ。シュミレーションの
うちから釣りは始まっています。


6月30日
池全体にモヤの掛かった雰囲気のある水面は、トップウォーターを投げれば
今にもガバっと来そうな感じです。まぁモヤが掛かっているって事は
湿度100パーセントに限りなく近いわけで、コレで陽が出たら、むせ返って
堪らないだろうな・・・なんてお天気でしたが、芦ノ湖でも山中湖でも
こんなお天気の日にはいい魚が釣れた記憶があります。
釣り人が少なかったからって見方もありますが、普段お目にかかれないような
スプーキーな魚もこんな日は動いているようです。


6月29日
早起きするつもりが無くても起きてしまうのは、日の出が早くなったから・・・
決して年のせいではないはずです。そんな訳で朝から自分の事しか考えて
いないような政権ニュースを見ていても腹が立つだけなので、
朝からフライタイイングをするのがもっぱらの日課。わが道を行くって感じ。
心配性なので有って有り過ぎって事も有りません・・・
アントやビートルの淡水系からイワシストリーマーなどの海水系。
同じパターンを巻き続けると、すぐに飽きてしまうタチですので、デザインを
思いついたらメモにして、再考しながら巻いていく。ナカナカ充実した時間です。




6月28日
来月号のアングリングファンで取り上げると思いますが
出演者やコラム執筆者から愛用の品物を、「読者プレゼントにしたいので何か
有りましたらご協力を・・・」とのご依頼。しかもサイン入り!で!ときた。
「生まれてこのかた、サインなぞ書いたことは有りません」どだい愛用の物で
抱き枕なんて捻ったユーモアは必要無いに決まってます。しばらく思案しましたが
ロッドなどが提供されている中、アワビを削ったスプーンと、ウォレットのセットに
させていただきました。問題はサイン。居合わせたNeiちゃんとシゲちゃんの
オフィスユーカリズに「丸投げ」作戦。デザインやロゴを考えていただきまして
無事編集部へお渡しできました。




6月27日(養魚日記)
これは水槽の写真です。写真左は憎たらし・・・可愛らしい顔をしたブラウン。
そして写真右は、何かしら近くで作業などをしているとガン見してくる水槽の魚達。
ご覧の通り、私を見つめるブルック・ブラウン。このブラウンは現在放流に含まれて
いるサイズです。なかなか良いサイズをしているのでご覧になってみて下さい。
さて、明日の天気は曇りに変わりましたが、雨が降った場合でも通常の土日と
放流回数は変わりませんので、ご安心してご来場下さい。お待ちしています。


6月26日
蒸し暑さと日照の強さもあり、「やっぱりボトムですかね?」ってお客さんに
尋ねられます。上の池は入水口がボトムにありますので、ソレにへばり付いている
魚以外ほとんどボトムには居ません。ってお答えしています。
上の池の山側の浅いところは、ど表層でもボトムでもバイトがあり、レンジも無い
特殊なゾーンですが、ここは上層から下層まで満遍なく水が動いているからだと
思います。日中水温が0、数度でも上がるこの季節では、水流のあるところが
レンジになりやすいと思います。暑くて首振り扇風機を追いかけた記憶のある方なら
分かるかもしれません。そんな事を踏まえると、深くても1mくらいまでが
釣り易いレンジになっていきます。


6月24日
季節的にも終わっていたはずの「ドライワカサギ」の釣り。頭の中は
シイラにカツオにメジマグロ。はたまた山岳系の渓流。オフシーズンの冬の間に
ある程度は巻いておくフライですが、釣行が近づくと心配性が現れて
バイスに向かう日々。ドライワカサギは5月中に終了していたはずでしたが
とある湖でガバガバいってるって・・・まぁワカサギに限らずフィッシュイーター
なら、通年そういった釣りは可能ですので、ドライイワシってのも作ってみよう。
と思うわけです。トップウォーターはバス、トラウト、ソルトのいずれも
エキサイティングな釣りですし、フライは自分で作れちゃう処が魅力の一つです。


6月23日
予想最高気温は30度を超える天気予報も、お昼過ぎに日差しが出た
程度でさほどの暑さも感じなかったので、表層をメインに好調に釣れていた
感じです。見えている魚が動き回っているようなら、活性は良好と見ます。
日照や人的プレッシャーで動かない状況では、ルアーを通してもチラ見する程度で
バイトまでは至らない事がほとんどです。拾っていくなんて言われますが、
活性のある魚を釣っていくことも、夏場に向けて必要な作戦です。動いている
魚のタナを見極めるのに必要なのが偏光グラス。「無いと釣りにならない」とさえ
思うアイテムです。照り返しのきつくなるこの時期は、目も日に焼けて危険です。
色の濃いサングラスをするより、薄い色でも偏光グラスのほうがお奨めです。


6月22日
梅雨本番といったお天気で、お客さんも少なく何を投げても釣れそうな
状況。フックを折ってワンキャストに数バイトも、お決まりのごとく続くと
贅沢なもので、つまらなく感じてきます。
こんな高活性の時は、ルアーの動かし方のバリエーションを考えてみるのも
いいものです。別に新しい動きを出すわけではなく、使ってない苦手な
ルアーを早巻きしたり、デットスローにしたり、途中でテンポを変えてみたり。
時として凄い反応をさせるルアーが出てくれば、新しい「引き出し」が
作られていくわけです。後は忘れずに使いこなせるかが鍵になります。


6月21日(養魚日記)
懲りずにまたしてもフラフラと100均に。前回はポッパー・ペンシル・クランク・
ルアー小と、あるもの全てを買ってきたのですが、あらビックリ。ルアー用品が
増えています。どこで使うの?ってサイズのスプーンからプラグまでギッシリ。
今回買ってしまったのは「ルアー中」と「釣りキチ三平ルアーコレクション、イトウの
原野の巻」で使われていたらしい・・ねずみスプーンです。
さっそく使ってみましたが、このねずみスプーンのウエイトは7g。さすがに重すぎる
ようで、投げても高速巻きになってしまうので却下。続いてルアー中ですが、これがまた
泳ぎます。投げれば100円とは知らずにワラワラとブルックとブラウンがチェイス。
これで釣れてれば写真をのっけてますが、時間がなかったので数投しか投げれません
でした。が、100円のルアーにチェイスがあるだけでも凄いような気がします。
100均ルアー侮れ難し。お試しあれ・・です。


6月20日
日照時間の一番長い夏至は明日ですが、正午の日差しの角度は75度を
超えるって確か学校で習ったような・・・対して冬至は30度くらいですので
魚の受ける日照も多くなります。人間も今日のような強烈な日差しの下に、
一日中居るとなると、体力を使います。日陰で風通しが良くて・・・なんて
条件のいい所に、居たがるのは魚も同じなのでは?と思います。より日陰で
水通しの良いところが、まず思いつく夏の代表格のポイント。沈んでいる
岩がつくる陰や深い場所、足もとに意外と強い水流があります。


6月19日
日焼け止めをしていないと、確実に真っ赤になりそうな紫外線は
最近流行のケームラを塗ると、夜グローを使うような効果があるような?
紫外線に反応するこの塗料は人間には見えないようですが、魚の反応を
見る限り、それなりの効果がありそうな感じです。
目に見えないと信じられない、アナログ人間としてはナカナカ使えずに
いますが、時代の進化にも少しはついていかねばと思うわけです。


6月17日
沼津の片浜海岸に鯖を釣りに行ってみたら、ナンじゃこりゃ!って勢いの
釣り人。まぁ確かに寝坊はしたよ・・・でもまだ6時じゃない。数キロ続く
海岸線を単眼鏡で見ると、20m位の間隔で釣り人が居ます。
タコ釣り師、青物師、ルアーにキス釣りとまぁ、様々。結局青物のナブラも
見えなかったので撤収しましたが、釣りは不況に強いレジャーと言われて久しく
平日休みも、のんびりしてられません。しかしながら、いち早く現場へ!
って性分じゃありませんので、夜はやっぱり呑んじゃいます。


6月16日
狩野川で夕立に見舞われた事があります。遠くで鳴る雷を気にする
事もなく対岸のライズを打ちに向かいます。そんなお天気は
決まって活性が上がるのが、たまにキズ。ロッドを肩に乗せ歩いていると
またしても遠雷が聞こえたな・・・と思ったら、真上の送電線が「バチバチ」って
音と共に火花を散らしました。慌ててしゃがみ込んだのですが、もしそのまま
飛んできていたら、唯では済まなかったって事くらい、容易に悟れました。
雷が鳴ったら素直に撤収。渓流で夕立にあっても急な増水もありますので、
同じく撤収です。自然は怖いのです。


6月15日
ルアーのカラーローテーションは人それぞれ。人が作り出すカラーに
スレてきたら、こんなカラーもお勧めです。私的には普通にローテーションに
入ってくるカラー。って言っていいものか・・・塗装が取れかかっているものや
緑青らしきものがふいていたり。実際困ったときには出番があります。
作り方って程ではありませんが、ヤスリでガリガリ塗装を取ったら、ペットボトル
などで水などに漬けておきましょう。サビ具合はお好み次第ですが、
釣り人自身が(釣れそうだって)作った物でなくても自信を持てる色が、
有れば大きなアドバンテージになるはずです。


6月14日
基本どおりにスプーンを巻き続ける事を修練中のYさんは、そこそこ
掛けているし、釣ってもいます。軸になるスプーンを幾つか持っていますが
しばらく投げ続けると追いも無くなってしまう状況に、ルアー交換を
余儀なくされています。スプーンってロッドを動かさないように、一定の
スピードで巻くことを教えているのですが、コレはきっちりルアーを泳がせる
ための一つの手段。食うかどうかは魚が決めることですので、トウィッチ、
フォール、巻き上げ、などなど。様々な動きをお試し頂くのも、ルアーの新たな
一面が見られると思います。


6月13日(養魚日記)
お知らせしている水遊び場(旧つかみ取りエリア)の写真です。
小さいお子様が入られると思いますので、簡易的ではありますが柵を作成中です。
「超手作り感ですぎ!!」なのは、あまり突っ込まないで下さい。
後は色を塗って少し補強をすれば完成です。今月末か7月あたりから
水を引き始める予定ですが、すぐ横は第2駐車場に向かう道ですし、場内車も
頻繁に通ります。小さいお子様が入られる場合は必ず保護者の方が付き添って下さい。
それでは完成までもう少々お待ちを。


6月11日
平日でも放流をするのですが、あいにくの雨。ロープレッシャーで
釣れ続くお客さんに、横付けの放流はありません。状況を察知すると
明らかにパターンを掴んでいる感じです。自分自身同じですが、確立し始めた
パターンに放流が入ってくると、面白味がなくなってしまいます。なので
遠くから放流する作戦。こうする事により、かなり長い時間の高活性が
得られるようです。もちろん「困ってます」と言われれば、釣り方や放流も
出来る限り対応します。


6月10日
放流はニジマスとブラウンとブルックが混じっています。スットクで引き網で
集めて放流するのですが、残りが少なくなると決まってブラウンが多くなります。
ブラウンの性格上、より隅に、より影に居たがるのが原因のようです。
今日の放流はその辺りも危惧して、角も入念に追い払い集めてみました。
池に入るなり即座にスプーンを追いかけるのは、ニジマスのお仕事。ブラウンや
ブルックは放流地点から動かずに、現状を把握するかのごとく、オロオロしています。
時間的にも20分くらいニジマスの猛攻があり、忘れたころにブラウンとブルックが
働く。最近の放流後の傾向です。


6月9日
何時ごろまで、子供を認識できるのか分かりませんが、受付のハルの
対戦相手は娘のナツ。離れて暮らしていると同姓はライバルになるらしく
猫パンチ一撃でラブラドールを沈めるハルでも、娘の攻撃に逃げていました。
「さすがにアンタの血だよ」興奮しっぱなしのハルに言い聞かせておきました。
猛犬注意って看板は見たことが有りますが、猛猫注意ってのは聞いたことが無いな・・


6月8日
産卵期のアオリイカを狙う時に気をつけるのが、エギをあまり底から
離さない事。もちろんそれだけではありませんが、底ベタに居ることの
多い、この時期のイカに対しての基本的なアプローチとなります。
ラインを張るだけでエギは左右にダートさせるロッドアクションは、ミノーの
トウィッチやトップウォーターの首振りアクションと似た操作になります。
大きくロッドを動かすと、前方向にルアーが進んでしまい、ヒラを打つような
動きが出せません。と能書きを書いては見たものの、釣れたのはタコでした。
ターゲットは違っていたのですが、もう少し大きくなってくれれば、イカ以上に
嬉しい外道です。


6月7日
蛍が出始めました。エリア内で観察できていたのですが、エリアの100mほど
上と下の駐車場に数多く出ています。
エリア内で見られなくなったって事で、ついに魚に食われてしまったか?
或いは、エサとなるカワニナという巻貝が食べられてしまったか?
色々考えてみたのですが、生態を調べてみると、夜行性の蛍は、
光の点滅によってメスを誘い、交尾しますので、明るい場所はメスを誘う事が
出来ずに、絶滅するそうです。様々な要因が考えられそうですが、少なからず
自然にインパクトを与えている事を改めて感じます。19時30分くらいから
飛びますが、風が強い日は葉っぱにくっ付いているので、蛍らしくありません。
日中日差しが強い日のほうが、出るように思います。


6月6日(養魚日記)
「このやろう・・・」と本気で思えてしまう程狙いすました土日の雨。これで3週連続
ですかね?そろそろ勘弁してもらいたいものです。
さて、雨の日の土日ですが、放流量を気にされている方はいますでしょうか?
「来場者少ない=放流量も少ない」
と思われている方もいると思うのでお知らせしておきますが、基本的に土日の放流は晴れ
ていようが雨だろうが放流量は固定です。わざわざ雨の中気合い入れてご来場頂いたのに
普段の土日より放流量少ない、なんて事はありませんのでご安心下さい。
さすがに台風やバケツをひっくり返したような雨の場合は変更するかもしれませんが
そんな日にご来場された気合いの入りかたが違うお客様の場合は、きっとニジマスも
空気読んでルアーを銜えるはずです。


6月3日
下の池の川側には暴風林として竹やぶがあります。毎年この時期になると
ニョキニョキと筍が出てきます。ある程度間引かないと、池のほうに傾いてきてから
処理をするのは、厄介でなりません。放置していくと物凄い勢いで伸び続け、
知らないうちに5m以上伸びてしまいます。そんなわけで、この時期我が家の食卓は
筍づくしになります。「旬を食べる」ってのはいいのですが、それがズンドウ一杯と
なると話は別です。


6月2日
朝から強烈な日差しはものすごく日焼けしそうな紫外線のせい。
上の池を受付から見ていても、見に来ても見切られる状況が見て取れます。
横に入らせてもらって実釣。レンジらしき30〜50センチの深さをトレース
すると同じような状況です。同じスプーンのまま、しゃがんでトレースすると
いとも簡単に連続でヒットに、口数も増えます。魚に警戒心を与えてしまっている方は
多く、魚が見えているのであれば、魚からも見られているのは必定。
バレバレの状況でキャストを繰り返しても、なかなか上手くはいきません。
警戒心を与えないようにアプローチするのは、渓流や湖の釣りと何も変わりません。


6月1日
欲張って小さなメゴチが釣れたらマゴチやヒラメを狙おう・・・などと画策。
手順として、メゴチを先に釣る必要がありますので、エサを付けて、
らしき掛け上がりの付近で、待っている間に大物用の仕掛けを準備する。
といった作戦。大物用の仕掛けも出来たので、メゴチが掛かっているはずのロッドを
上げてみると、やけに重いし生命感が無い・・・ゴミなら仕方ないのですが、
ひょっとしてやっちゃったかしら?と恐る恐る上げてみると、案の定ハズレなしの
スリーラッキースターです。朝からマリオが無敵になるのを思い出しましたわ。


5月31日
「面白ルアーで遊ぼう」のアングリング・ファンの取材が無事行われました。
協賛6社のルアーを使い、それぞれのテスターさんや開発者さんがインストラクターに
なり、自社のルアーを差し置いて、ノットやリトリーブ、キャスティングに至るまで
基本の部分から教えていらっしゃるのは、頭の下がる光景でした。
そんなこんなのスタートでしたので、初心者のお子さんも見る見るうちに、
スムーズに魚を掛けれるようになりました。釣り易いルアーを使って、キャッチないし
バイトがあると、多くの場合集中力が出てきます。そうすることによって必然的に
上手になる・・・当たり前のような事ですが重要なことです。


5月30日(養魚日記)
過去にセニョールトルネードでグローカラーが販売されていたのをご存知でしょうか。
本人いわく「グロー塗料を塗るのが大変」との事、今や幻となったグローですが
今回パワーアップされて新たに販売する事が決まりました。新グローは塗料ではなく
蛍光ビーズになります。このビーズは優秀らしく、1回光らせるとかなり長持ち
するようで、投げればチェイスは必須です。どっかのお姉ちゃんのいるネオン街のように
妖しいまでに光る新グロー。追ってくるのはオスばっかりのはずです・・・
話がそれましたが、明日10個だけ先行販売いたします。入荷時間未定ですが
店頭に並んでるのを発見したら早めにお求め下さい。次回の入荷は全然未定です。


5月29日
先日ラジオを聴いていると「オズボーンのチェックリスト」ってのを聞きました。
ビジネスや経営をテーマにした内容でしたので、聞き流す感じでしたが
なかなか面白い内容なので後々調べてみました。
転用、応用、変更、拡大、縮小、代用、置き換え、逆転、結合。この9つで
新たな発想や問題事を解決する柱にするってもの。日曜日に行われる
「おもしろルアーで遊ぼう」の企画には、個人的にも興味をそそられるのですが、
この9か条を使って、頭の中で妄想の繰り返しをしています。意外と日常生活の
中にも「釣れそうな物」もあるかもしれません。



5月27日
いくら遠投したくても300mは飛びませんので、ボートでキス釣りを
やってみようと思います。岸近く40〜50m先でも早い時間なら大型の
キスもいるようですが、いかんせんチビが食ってしまいます。狙いの太さは
バナナサイズ。ロッドは専用の物は無いのでボートワカサギロッド。
朝の4時から沖300mまで手漕ぎって・・・我ながら馬鹿さ加減に
気が付けよ。って思ったりして。



5月26日
最近管釣りに目覚めた馴染み顔のSさん。
見に行くと「トルネードしか釣れない・・・」って言う。
「ちょっとスプーンでやって見せてよ!」なんてご命令。(しらね〜ぞ)なんて
内心思いながら2投目であっさりキャッチに「ムカつく〜」と、吼えておられました。
「口を開けるんだけど・・・」なんて言ってましたので、合わせが早い様子を
諭し、「ロッドに乗るまで巻き続けなさい」と教えると、そこそこキャッチして
いました。初めてルアーをやる方が何も分からないまま、魚を掛けているのを
「ビギナーズラック」と言うかもしれませんが、それこそ正に「巻き合わせ」の
極意があると思います。


5月25日
まぁ初物や新たなメソッドを知る時には、良く陥る大スランプ。
山中湖のブラックバスをフライで釣ろう。って今に始めたわけではありませんが
今まではストリーマー(泳がせるフライ)を今年はドライワカサギ(浮いたまま放置)
に変えてやってみました。釣れていないと原因の絞込みがフライなのか、ラインなのか
場所なのか?はたまたバスがスレたのか?考え得る様々なファクターから絞り込もうにも
手の付けられるフライの改造をするのが、関の山。実はすでに間違った方向に突き進んで
いる事を釣れるまで気付かずにいたわけです。
初期は産卵でオチたワカサギを捕食するバスも、徐々に体力をつけ・・・やがてワカサギも
産卵を終え、泳ぎ回るワカサギを捕食するバスの行動変化を見抜けなかったのです。
対象魚やシステムを考えるほど、ワカサギの状態を気に出来なくなっていく。
灯台下暗しなのか、頭が沸騰しているのか?来季に向けて良い勉強になりました。

不思議なことに、フライで釣れるのは何故か良型が多い。


5月24日
初めてゴアテックスを着たのは、もう20年近く前になります。
それからは手放せなくなりました。防水性を持ちながら、透湿性も
ある、なんとも不思議なウェアです。釣り具は竿やリール以外にも偏光グラスや
レインギアも重要です。集中して釣りをするために、いわゆるその他のアイテムの
重要性は計り知れません。これからの時期は蒸れないレインギアが
活躍する季節です。今月発売の「アングリングファン」7月号にも特集されて
いましたので、参考にされるのもいいと思います。



5月23日(養魚日記)
いよいよ来週に迫った「おもしろルアーで遊ぼうinすそのフィッシングパーク」も
定員に達しました。たくさんのご応募ありがとうございます。
当日はAM9:00からです。お間違えのないようお願い致します。
それから1点お知らせです。毎年夏季に行っていた「つかみ取り」ですが
誠に勝手ながら、今年度より廃止いたします。長い間ご利用頂きありがとう
ございました。尚、つかみ取り池は、お子様向けに無料水遊び場としてご提供させて
頂きます。宜しくお願い致します。


5月22日(養魚日記)
REPRYより販売されているYAK(ヤック)シリーズの最新作「GEKI・YAK」。
表層直下を泳ぐクランクに仕上がっています。軽量スプーンで表層を引くのが
苦手な私には重宝するルアーです。
トップに反応の良い季節になってきたようで同じくバレットダンサー・バッカスにも
バイトしてくるのですが、どうもアワセが下手くそな私。見事バラシ王子となりました。
REPRYの商品は受付前にて販売しております。是非お試し下さい。

       
5月21日
何故か私のお休みは雨。このところ続いているような気がする。
こういうタイミングの悪い方って通称「雨男」って言われるのですが
ドライフライで渓流を打ちあがる釣りをしなければ、この際雨でもOKです。
開き直ってカッパを着れば、周りに釣り人は少なく、居ても私と同じような
ベクトルを持ち合わせている方が多いので、意外と現場で仲が良くなれます。
私的には雨で引きこもっていては、精神安定上よろしくないので、槍が降らない限り
現場へGOです。

       
5月20日
ご近所にサバの群れがきはじめたらしいが、いまだダラダラと釣れ続く
山中湖のバス。キスを釣りに行けば15センチ以下の若い衆が入れ食い状態。
あまりに小さくて釣るのさえ遠慮してしまいます。沖では25センチほどの
サイズも出ているらしいが、岸から300mの距離。いくら振り回しても届きません。
こうなりゃ手漕ぎボートからチョイ投げもアリかしら・・・
青物は順調に入ってきましたので、「食べたいもの」を考えながら次の釣りを
考えています。

       
5月19日
普段メガネを掛ける習慣の無い私にしてみれば、偏光グラスも意外と
眼に負担のかかるもの。釣りの合間はグラスコードで、首からぶら下げている事が
多く、全ての偏光グラスにそれぞれのグラスコードが付いています。
コレが無いと置いたことさえ忘れてしまう、メモリ残量の少ない私の脳には
欠かせないアイテムです。今回のコードは「浮輪付き」落としても浮くので
ございます。止水では便利そうですが、川で落としたら流れること必至です。


5月18日
クワガタが出たなら蚊も出始めました。18時過ぎの薄暗くなる時間帯
からどこからともなく現れます。下の池の竹やぶ側は多く、特にナイターでは
ライトの当たらない場所ですので、お気に入りにされているお客さんも多いので
虫除けスプレーが必須アイテムになってきました。
蚊の生態には詳しくは有りませんが、基本的にはフライのように水生昆虫に属します。
モスキートと言われるフライになりますが、この時期は夕方に様々な虫がハッチします
ので、ドライフライに限らずトップウォーターも面白くなります。
そろそろ蛍の季節です。日中は初夏〜夏パターンに移行しつつあります。


5月17日
魚を持って帰りたいお客さんは必然的に捌くことが肝心です。
エサ釣りをして、捌くのを尻込みしているお母さんと、そしらぬ顔の
お父さんに「アウトドアは男の仕事でしょ!」って葉っぱを掛けると、大体の
お母さんはガッツポーズをしてくれます。スーパーではサクになっている魚しか
見たことの無い方も多いでしょうから、仕方ありませんが、言っていただければ
捌き方は教えますので、お気軽にお問い合わせ下さい。


5月16日(養魚日記)
西伊豆の100均でフラフラしていると釣り具コーナーを発見。
ソルトからトラウトまで釣り具がズラリと並んでいましたが、私の目にとまったのは
写真左側のルアー。上からペンシル・ポッパー・クランク・ルアー小。
頭をよぎったのは「絶対泳がない。でも切れても悔しくない・・」
即購入し、先程使ってみましたが、釣れてしまった・・・しかもしっかり泳ぎます。
商品の裏面には「バスプロと共同開発」と書いてありましたが、何故これが100円で
バスプロとは誰なのか気になります。
西伊豆に帰ったらもう1回100均に行ってみよう。

       
5月13日
さすがに陽も伸びて夕マズメは18時30分過ぎ位からです。
日中晴天の場合は活性の差がはっきり現れますが、曇っていたり雨が降っている
場合のマズメ時の高活性はダラダラと現れます。表層30センチくらいを引いてさえ
いれば、何らかのシグナルが魚から感じ取れると思いますが、好奇心の旺盛な固体から
順にアタックがありますので、更なる大物を望むようでしたら、ヒットレンジを
無視してレンジを下げると効果が出る事もあります。当然ヒット率も減りますが
その分強烈なパワーの魚がお相手します。

       
5月12日
朝焼けの中、静かに湖面に立ちこみます。2週間ほど前でしたので
気温5度の中なのですが、冷え込んだ朝方の美しさは、格別です。
釣れれば言うことなしですが、釣れなくてもこの景色を拝めれば
早起きした甲斐があるってものです。この美しい湖面にベロベロにフライライン
をキャストしたくはありませんので、第一投目は緊張しますが、綺麗に
直線で投げれたときは、それだけでも満足してしまいます。


       
5月11日
いよいよ温暖化が本格化してきたか・・・早くもクワガタがお目見えです。
水温は16℃位ですので問題はありませんが、日中の気温は25℃を超えます。
半そでで釣りをするなら、日焼け止めを塗っていただかないと、お風呂で
酷い目にあいます。湧き水で水運補給もマメにしていただきたいと思います。
子供の頃はクワガタやカブトムシを捕るのが、ラジオ体操後の日課でしたが
大人になってどうもコレがゴキブリチックに見えてなかなか苦手です。


       
5月10日
お客さんのタックルを覗いていると、「お茶のおまけ」をルアーに
しているのを見つけました。当然私はロックオンしちゃいます。
この可愛らしさはコレクターアイテムになりそうですが、残念ながら現在は
売られていないとか。釣れる釣れないは別問題で「釣れたらいいな」と
思いながらヒートンを入れてしまうところは、釣り人ならではです。


5月9日(養魚日記)
西伊豆にホームセンターができました。「どうだっていいじゃん」って思うかも
しれませんが、西伊豆に住んでる人なら有り難さが分かるはずです。
今まで資材の買い出しとなると、松崎町の小さな商店で、「はたしてこの値段は正当
なのか?ボッタクリなのか?」と悩みながら買うか、伊豆の反対、下田まで4,50分
かけて買いに行くか、でした。しかし今回できたホームセンターは養魚場から5分。
オープン当日は西伊豆で初めて見た大渋滞(店の前で5,6台)。私もすぐさま
見てきましたが、狭い!品薄!・・・やっぱり下田まで行かなきゃダメっぽいです。

       
5月7日
今月の31日に行われる「おもしろルアーで遊ぼう」って企画。
いろんなルールがある管釣りですが、何よりも「まず一匹」を
釣っていただくための企画です。当日は様々なルアーが登場する予定ですが
イン○キルアーが大好きな私が黙っているはずはありません。
皆さんがひっくり返らない程度に考えていますので、お楽しみに。
参加希望の方は、メール又はお電話で受け付けています。

       
5月6日
エサ釣りのエサとして使った魚肉ソーセージ。連休で使った一部です。
題してソーセージピラミッド。近所のスーパーで数箱まとめて買うので
「ソーセージの人」って言われたりします。当初ここを始める時は、ペレットを
水で溶いて練りエサにしてみたり、イクラにしてみたり、散々悩んだ記憶があります。
釣りが初めてだったり、苦手意識を持っているエサ釣りのお客さんは、
エサそのものが、ミミズや動くものなのでは?って心配顔です。ソーセージを
見たとたん「食べれるじゃん」って言う方もいますが、決して食べないで下さい。
魚を釣る分がなくなります。

       
5月5日
エサ釣りのお客さんが多く、竿待ちの状況で「ルアーでもやってみる?」
なんて声も聞こえた昨日。こちらは目一杯エサ釣りの対応に追われていますので
教えに行けることも出来ず、一応の説明をして釣りに行かれるお客さん。
途中釣っている姿を確認すると、スナップを付ける位置がプラグのお腹だったり
スプーンもフロントフックの仕様になっていたり、右も左も分からないままで
投げていたりします。固定観念で固まっている私の頭は、「こうやって下さい」と
直ぐに直してしまう傾向がありますが、答えを出すのはあくまでも魚です。
変な動きで釣れることもあります。意外にもこういったエラーとも思えるところから
新しいメソッドが生まれることもあります。

       
5月4日
エサ釣りは「絡む、取れない、切れちゃった」が三大トラブル。決して広いとは
いえない川のエリアに、50本ほどの延べ竿が糸を出すのですから、
仕方の無いことですが、その都度対応しますのでご安心下さい。
お盆やGWにエサ釣りが集中するのは、釣りがレジャーとして認められているから
でしょうが、私のように飯は食わなくても釣りをしないと、生きていけないタイプとは
訳が違うようです。一度にたくさんの仕掛けが投入されるので、エサ釣りでも
ショートバイトが起こります。ソーセージのエサを小さく千切って、針先を
出しておくと、フッキングが良くなります。


       
5月3日
公園でキャスティングの練習をしてきたトシキ君。3歳。
練習の成果もありコンスタントに噴水付近(20mくらい)まで飛ばしています。
その力量にも舌を巻くところですが、カメラを向けると必ず目線をくれる、
役者さん。そんなわけでカメラを向けると、釣りに集中できないらしく、
私のいる前で魚を釣ることは出来ませんでしたが、きっちり数匹の魚を
キャッチしていました。末恐ろしい3歳児のトシキ君でございます。


5月2日(養魚日記)
いよいよゴールデンウィーク本番初日。さすがにすごい混みましたよ・・・東名が。
ピーク時は凄まじい渋滞だったようで、東京からお越しのお客様は5時間だとか・・
バーベキューをご予約の、愛知からお越しのお客様も遅刻ラッシュ。移動日という事も
あって上り下り共に相当混んだそうです。
「明日は道が混みません混みません」と祈りながら放流車に乗ってお待ちしています。
放流魚の詳細は4月26日の(養魚日記)をご覧下さい。

       
5月1日
ウォブリングとローリング。ルアーには概してこの2つの動きが
有ります。スプーンなら、アイを基点に後ろ側を左右に振る動きがウォブリング。
同じくアイを基点に全体的に廻るように動くローリング。やっている方なら
サモアリナンってところでしょうが、実際ローテーションを組む上で2つの動きは
重要な差になります。魚は目で捉えて捕食物を追う事は当然ありますが、水の動き(波動)
を側線で察知する際は、ルアーの動き方が魚に与えるインパクトに直結します。
放流直後にウォブリングが効くのは、「存在感」があるからだと思いますが、時間が
経つにつれ、「存在感」は嫌がられたりします。スティックやセニョールトルネードが
何故釣れるのか?と言えば、波動が無いからとしか思えません。
ゼロ波動からブリブリのウォブリングまで、使っていくと、どこかに「今日の切り札」が
見つかると思います。

       
4月30日
初めてのルアーでニジマスを掛けたアキラ君。いつも思う事ですが、
掛かった瞬間に見せる表情は、どんな役者さんより、いい顔をしています。
普段はご近所のオカっぱりでイソメをエサにハゼを釣っているという。
「イソメって怖くない?咬むし・・・」って意外と私、苦手なのですが
そんな話をすると、「口に針を入れると勝手にのんでくれるから簡単だよ」って
教えてくれた。差し詰めアキラ君は私にとっては「イソメの先生」って事になります。
5月はキス釣り強化月間ですので、試させていただこうと思います。


4月29日
レンタルタックルを使うお客様の多くがビギナーです。ルアーのタックル一式と
ルアーが7つ。ミノー、クランク、シャッド、トレーラー、トルネード、スプーン2つ。
と「どれかで釣れてくれ・・・」とどこかでルアー任せにしている気持ちも
ありますが、多くのビギナーのお客様は、ルアーを交換する意味も分からないのが
現状。「釣れそうだ」と思ったルアーを付けて投げてみたら、惜しい所まで
追ってきた。なんて状況を目にすると、固執して使い続けてしまうのは
自分にも記憶があります。場所の移動もせず、「いつか食ってくれるさ」
と思っていると、やがて魚は追うどころか、逃げるようになります。
釣りと恋愛はマメさが肝ですが、私の苦手な分野でございます。


4月27日
玉ねぎの周りの茶色い皮を煎じて飲むと、コレステロールが減るらしく
お客さんが飲んでいるのを少々頂いてみました。いわゆる「血液チャラチャラ」に
なるようですが、一日2リットルがノルマらしい。飲みやすく効果もそこそこらしいので
試す価値有りですが、2リットルはビール以外はかったるいですね。
晴天の日中は大分日差しも強くなり、水分補給も不可欠な時期です。
エリア内には湧き水しかありません。上の駐車場の隅に湧き水を汲んで飲めるように
なっていますので、ペットボトルを持参していただく方も多くみられます。


4月26日(養魚日記)
ゴールデンウィークの放流内容です。といっても、すでに連休に突入している方も
いるようですが。
まずは写真上のニジマスですが、サイズは35〜50センチになります。
(写真は50センチのニジマスです)
次に左下がブルックです。サイズは35〜40センチ。右下がブラウンで40〜
45センチになります。養魚場からせっせと運んでいますから、ご安心下さい。連休中は
ガッチリ放流します。スタッフ一同お待ちしております。

       
4月25日
ゴールデンウィークを迎え放流量が多くなります。放流魚は池に入って直ぐに
反応し始めますが、終わるのも早く、取り囲んでいる釣り人の数にもよりますが
高活性はおよそ30分くらいです。つまり覚えてしまったり、違和感を感じ始める
のでしょう。定説的に当たると言われるのが赤金やオレンジ金などの派手な色ですが、
魚に発見されやすい色って感じでしょうか?最初は調子がいいのですが、周りが
同じような色を使っているようなら、敢えて変えてみるのも手です。バラしたり
食いきらない状況がおきたら、おそらく魚は危険信号を水中で交わしているのでは?と
思います。いわゆる回覧板ってやつです。高活性のうちに次の手を打つ。先手必勝で
連休の放流をお楽しみ下さい。

       
4月24日
早い方で明日から連休って方もいるようです。昨今の不況で
安くて、近くて、簡単な「安近単」なのがキーワードのようですが、
高速の割引が効きすぎて、帰りの混雑が怖いなんて声も聞こえます。
こうなったらETCの付いていない車には、別のレーンを用意してもらいたい
などと本気で思ってしまいます。そんな融通のきく国ではないようなので
21時まで釣って、ご飯食べてノンビリして行くって方も多く見られます。


       
4月22日
放流の現在のアベレージは45センチ前後がですので、体感されたことの
無い釣り人としてみればビックリすると思います。
平日もお昼前には放流があります。風が少々ありましたが、その分50センチ前後の
レンジでルアーの後ろに付く大きな魚の姿が見えるので、初めて来られたお客様も
興奮されていました。サイトフィッシングで咥えるところまで確認できますが、
見えてしまう分合わせのタイミングが早くなってしまいがちです。
まぁ私の得意技なんですけどね。きっと目隠ししていたほうが良い様にも思えます。

       
4月21日
昨日18時頃の上の池にて、捕獲したエルモンヒラタカゲロウのスピナーです。
カゲロウは産卵のため腹部に卵を付けた状態で、水上を上下に飛び回ります。
スウォーミングといわれる行動で、卵塊を抱いてペアリングをします。
かなりの数のスピナーでしたので、ライズも多く見られました。
日中〜夕方まで晴天が続くと多くの水生昆虫のハッチが見られます。
ペレットを与えられていても、DNAに刻まれた本能か、小さな水生昆虫を
捕食する姿が見えたら、水面付近の釣りが面白くなります。


       
4月20日
ワカサギが産卵行動をしている浅くフラットなエリアには大きなブラックバスも
入ってきます。ワカサギ狙いのバスに、バス狙いの釣り人。連鎖の頂点の人間が
バスのために作った、ワカサギストリーマーはバスに狙われる事も無く、
ワカサギのお気に入りになってしまったようです。一度や二度なら「タマタマ」って
事が考えられますが、何度も釣れます。ペアリングを求めて寄ってきたら、
針が有った。。。なんて状況でしょう。そんなワカサギに認められているのですから
嬉しい限りなのですが、なんとも複雑な心境です。

       
4月19日
とあるトーナメンターのウォレットです。血液型は収納上手で几帳面なA型と
思えるのですが、私もA型。とてもお見せできません。
私はスプーンは種類が分かるように、全体が見えるように刺していますが
このお方、このボックスには、この種類。って感じで分けているようで
こんな風に縦に刺していても、問題なし。と全く次元が違います。
血液型の性格判断は信用できない例えです。って事が言いたいのではなく
こうなれるように頑張ろう。と思う次第です。


4月18日(養魚日記)
5月31日に当エリアで、アングリングファン初の企画が行われます。
題して「おもしろルアーで遊ぼうinすそのフィッシングパーク」。
内容は、おもしろルアーを使って、初心者の方からエリアファンの方まで楽しく釣って
遊びましょう。といった内容です。このおもしろルアーですが、ルアーの
レギュレーションが緩めな当エリアならではの企画かもしれません。当日は
アイビーライン・アチック・セニョールトルネードなどなど多数のメーカーさんや
ゲストが参加し、セミナーやゲームなどイベントがあり、配られたルアー(5〜7個)
はすべてプレゼント!さらに豪華商品などもある太っ腹企画らしい。
受付はこれから開始しますが、詳しくはアングリングファン6月号で掲載されます。
是非ご参加されてみてはいかがですか?お待ちしております。


4月16日
水温はほぼ全域で15℃程度。入水温も15℃ですのでレンジが定まりにくい
状況になっています。気温が25度を超え、紫外線も強烈な季節です。
こういった状況を踏まえると、影と水通しがキーになってきます。
一昨日雨が降る前は、水温が15℃弱のところや朝の気温が低かった事もあり
それなりのレンジが存在しましたが、この晴天で、ど表層でもボトム付近でも・・・
なんて事が起こります。水通しの良いところは、入水口が代表的ですが、上池も下池も
時計回りに水が回っていますので、意外に足元にも美味しいゾーンがあります。
ライズが夕方に多くなりつつありますので、そんな場合はトップウォーターも
投げてみてください。


4月15日
池の状況を眺めていると、風もないのにロッドスタンドが倒れる音が・・・
見ると2本のうちの一本がズルズルと動き始めています。
ココではよくある事ですが、水中にルアーを入れたまま放置すると、
咥えてロッドごと水中へ持っていってしまいます。横にいましたので寸前の
ところで、お持ち帰りは阻止しましたが、下の池には未だに見つからないロッドが
数本眠っています。釣り座を離れる際はルアーを外して頂くくらいのほうが懸命です。


4月14日
バスが釣れた昨日の仲間に触発されて、大き目のワカサギフライを
巻かないと勝負になりません。既存のパターンブックや過去に自分が作った
フライで成績が良かったものが、タイイングデスクの前に刺してありますので
そのあたりを参考に一からデザインを考えます。当然デカイ魚を釣り上げている
妄想は欠かせません。今までのオリジナルでの問題点は分かっているので、デザインが
決まらないとフックをセットする事すら出来ませんが、コレも楽しみの一つ。
こうなってしまうとメモ用紙や紙切れに、デザインを書き出さないといられません。
朝早めに目覚めた瞬間、ポッと頭に浮かんだデザインを書き留める間もなく、
巻いてみたら、既存のパターンブックにあったのに似てるぞ・・・マイナーチェンジして
量産するのもありだ。と思う。



4月13日
朝の8時に釣友からメールです。(こんな時間に来るメールって、大体・・・)
「釣れました!」ってお喜びの内容に違いない。
見ると案の定。山中湖のバスをフライでゲットですと・・・しかも45センチの
いいバスです。写真はこちら。http://turibakataisho.blog93.fc2.com/
毎年スポーニング(産卵期)シーズンはワカサギの接岸に合わせて、フライでバスを
狙うのも慣例事ですので、「待ってました〜」と思う反面、少々悔しかったりします。
「人が仕事中だってのに・・」と一人でぼやいてしまいます。ルアーで狙うアングラーが
多い中、フライでのサスペンド具合や動きで、ルアーで釣れ難い魚も狙えます。
いよいよ春本番な感じです。


4月12日
初めてルアーをやってみたいと言うお客さんに、スプーンの引き方を
教えていると、周りのお客さんも集まって、ちょっとした「ガマの油売り」的
状態。「水がクリアだから、ルアーを確認しながら、リールを巻いていました」と
何人かのお客さんに言われましたが、実際フルキャストした
ルアーは見えませんので、現実的ではありませんし、
レンジキープをしながら、動きを確認するのが、目視ではいささかかったるいはずです。
説明中に「ほらね」って釣れればドヨメクのでしょうが、そこは私ですから軽くバラして
お茶を濁しておきました。
レンジキープのコツはアングリング・ファンのコラムや石川道場でも
同じ説明をしていますので興味のある方はご覧下さい。
もちろん釣り場で聞かれれば、ご説明いたします。


4月11日(養魚日記)
ナイターが始まって2回目の土曜日。調子はどうなんだ?って事で
都合上受付横のみでの実釣になりますが、先週から夜はロッドを振っています。
まずは看板ルアーであるトルネードでの実釣です。自称「トルネードマン」となり
片っ端から投げてみます。日中は「赤・オレンジ・山吹」の3色で十分まかなえ、
夕方(17〜19時)は「山吹」といった感じでしょうか。
さて、ナイターですが、チェイス・バイト共に頻発するのは「山吹・黄色」です。
特に黄色はナイターならではの強さを発揮しているように思います。是非お試し下さい。


       
4月8日
ドラグをジージー鳴らすと糸撚れの原因になります。ラインローラーは
同じ位置で、スプールが回れば巻き回転の捻じれがそのまま出て行く仕組みです。
糸撚れはバックラッシュの元になりますので、魚が掛かったらレバーを
フリーにして中指をラインローラーに当てます。走ったら少し指をずらしてベールを
逆回転させます。こうやって指でドラグを掛けていけば、糸撚れは激減しますが、
難点は指が痛いってところ。私がやっているのを見た著名な釣り人が、
「こんなんありまっせ!」って使わせてくれたのが、LB(レバーブレーキ)
タイプのリール。磯用に出ているのは知っていましたが、もう少し小さいサイズで
出てくれれば、即買いです。あまり要望が多くないとメーカーさんも動かないはず
ですが、メリットの多いLBを管釣りに使うのも悪くないように思います。


4月7日
受付の前においてあるホワイトボード。その日の状況や攻略の糸口を
書いていましたが、時間が経てば変わってしまい、当たらない占いにも似た
文言にもなりかねません。
「ご質問のある方はスタッフまでお問い合わせください」と書いたところ早速
「今日はどんなですか?」って質問です。先ほどまでスプーンをやっていたS氏
イワク「オレンジが最高にアツいっす」と断言してご帰宅。
違えばクレームが来るかもしれませんので、そこまで私は断言出来ませんが
状況に合わせたアドバイスが出来ると思います。


4月6日
自宅のパソコンが壊れてしまったので、あまり使わないパソコンも
もったいないので、回線の契約も解除してしまいました。
あまり使わないくせに、なくなると不便に思えてしまうから、現代の便利な
ツールは手放せなくなってしまいます。雑誌「アングリング・ファン」の原稿を
書くのはほとんど自宅。傍らにはスコッチ。コレが私の定義。なのに無い。
普段日記のねたを考えたり雑誌を読むお風呂で、携帯に打ち込みます。
「若い衆ってスゲーな〜」などと早撃ちの出来ないオジサンは200文字打ったら、
汗だくになってしまいました。残り600文字は今夜のお風呂で。


4月5日
釣りはお客様商売に似ている。そんな風に感じられれば、私の腕も
少しは上がるかもしれません。ルアーを選んで「食え」って命令形で言わない。
「食べますか?」ってどちらかといえば問いかけるように・・・ 
ルアーチェンジも「こちらなら如何ですか?」と洋服屋さんが選んでくれる様に、
プレゼンするわけです。魚に気に入ってもらえれば、「パクリ」とくるはずです。
商売上手な釣り人は魚の心理を把握しているに違いありませんし、飽きさせずに
ルアーを換えて誘うマメさも重要でしょうが、そこがもっとも不得意なところです。


4月4日(養魚日記)
毎年恒例となっている黄瀬川への放流。本日も例年通り午後から放流作業が
始まりました。すそパでトラックに魚を入れる箱と酸素・魚を積み、新愛鷹橋の
横の土手から放流するのですが、放流方法はバケツリレーならぬ袋リレー。
満開の桜の下、「もうちょっと上に放流して〜」など、せっせと運びながらも
ワイワイと言葉が飛び交います。とても賑やかな光景に、私も毎年楽しみにしています。
明日は釣り大会。幸い天気も崩れないようですし、放流作業も無事終わりましたので
花見に釣りと、楽しい日曜日になりそうです。

       
4月3日
春休みって事もあり、「初めてなんですが、道具を貸してください」と言う
お客様も多い。フライは教わらないと魚を釣るまで結構な時間が掛かりますが
覚えてしまえば、ルアーの何倍も釣る事が出来ます。なんとなく「難しそう」な
感じがしてしまうようですが、相談していただければ私が10数年掛かって覚えてきた
事をギュっと凝縮して教えます。
そんな訳で初めての方がルアーかフライか選ぶと、ほとんどが
ルアーレンタルになるようです。スプーン、クランク、ミノー、シャッド、トレーラーに
トルネード。全部で7つ入ったボックスを一緒に貸し出しています。
初めてでは右も左も分からないはずですので、ご遠慮なく聞いてください。

       
3月31日
活性の高いのは日が落ちる頃から2時間後辺りまで。もちろん
日中晴れていればって事になりますが、日が落ちてなんにでもガンガン当たる
時間帯を過ぎて、しばらくするとまた2時間程の高活性が多くあります。
それなりにパターンが存在しますので、見極められればアクビしてても釣れちゃうかも
しれません。日中、曇りや雨の天気では明度の差があまり無いからか、
イブニングの爆発が少なめですが、しばらくは「19時終了」と思っている魚が
勘違いするはずです。過去ナイターのスタート週は、しばらく爆釣が期待できます。
明日からナイター開始です。午後一日券も始まります。
まだ気温も10℃そこそこですので、防寒対策をされてご来場ください。、

       
3月30日
「マッチ・ザ・ハッチ」と言う様にハッチ(羽化)にマッチ(合わせる)させて
フライを巻きライズフォーム(魚の口が水面の下か上か)を見定めて、飛んでいる
虫や草を掻き分けて出てきた虫を見つけて、それに合わせたフライを魚の定位している
流れに乗せて「食べてください」と念じる。
うまくいけばこんな綺麗な魚に会えるわけです。まぁそんなに上手くいくことも多くない
訳ですが、本流育ちのヤマメは独特の体高があって、「釣りやってて良かった」と
悦に浸ってしまうのです。シャーレに出した胃の内容物は「オオクママダラ」。オレンジの
目印の付いているのがフライです。こんな風に食べているものに、似ているフライを
流すので、自然観察も重要な釣りの条件になります。水面を凝視してばかりではなく、
時々は木を蹴ったり草を掻き分けると、魚へのヒントも見つかります。


3月29日
このところ朝の気温が5℃以下だったり10℃だったり三寒四温の
春の陽気が続いています。表水温が微妙に変化するだけで、魚のレンジは
変化します。朝冷え込んでいるようなら、レンジを下げる必要があります。
当然日中は表水温の上昇と共に、水生昆虫のハッチも多くなり
魚も水面を意識します。んでは、水面近くを・・・と魚の顔色を伺いながら
組み立てる必要もありますが、周りと同じ事をしない「天邪鬼」は全く逆のことを
やっても結果が出る事もあります。答えは魚しか出せない訳ですから、
自分自身のセオリーを持ちつつ、時には変わったことをやってみるのも面白いです。
真夏に強烈に辛いラーメンを食いたくなる心境の魚もいるはずです。


3月28日(養魚日記)
2009年も早いもので3ヶ月が経とうとしています。
私は今月で24歳の誕生日を迎えましたが、20代に入ってからというもの
あまりにも時間が経つのが早く感じます。
昨年の12月から始まった冬季営業も早くも残り3日。4月1日からは夏季営業となり
すそパのナイター解禁です。営業時間も8:00〜21:00となります。
冬季の間、1日券は8:00〜19:00のみでしたが、午前1日券・午後1日券に
分かれますのでお間違えのないようお願い致します。スタッフ一同お待ちしております。


3月27日
今シーズン初の「朝から芦ノ湖の杭になろう」に行ってきました。
要はオカッパリを朝一からやりましょうって事なのですが、数日前に
桜の開花宣言なんてニュースを聞いたことが嘘のような冷え込みです。
5時半に立ちはじめたら、30分後には雪でっせ!積もりそうも無い雪の中
構わず振り続けるのですが、強風に煽られてフライは15ヤードも飛ばない事
多々。(こんな日に大物がヒットするはずだ)と喝を入れます。これは統計的に
見ても当たっているようですが、なにせ当たらない事3時間。。。
足の感覚がおかしいので水温計を入れてみたら5℃です。「ここは本栖湖?」
麻痺した足は登っている岩から降りることも出来ず、岩に座ってから降りましたが、
歩くことすらままならない状況に、涙を呑んで撤収です。
実は「こっちはライズしてるよ〜」と忍野の釣友から連絡が入っていたんです。


3月25日
確かに45センチのニジマスのパワーとスピードは凄く、「切られる切られる」
って苦笑いしているお客さん。切れる事には必ず原因がありますので
説明しながら、しばらく様子を見させていただく事に・・・
第一の要因はもちろんラインそのものの劣化。3ポンド程度のナイロンラインなら
怪我をしないように、引き切ってみましょう。新品であれば「パチン」って高い
音がします。劣化が進行するに従って鈍い音に変わってきます。更に進めば
音もしなくなります。
第二にドラグのセッティングと魚を掛けたときのロッドの角度。
3ポンドなら約1,5kgの力で切れるようになっていますので、30%程度の
入力でドラグが滑るように設定します。問題はロッド角。「竿を上げて!」なんて
アドバイスを聞いたことがありますが、ラインとグリップの角度が90度以下に
なると、竿の曲がりも限界に近く、魚の動きを竿が吸収出来なくなるばかりか、
ガイドへの抵抗も強くなってドラグも出にくくなります。多くの方が切られる要素です。
男性はそれなりに力がありますので、魚を寄せるのに知らないうちに上記のような
寄せ方をしているケースが結構見られます。
切られたら、一つ一つの動きを思い出すのも良いかもしれません。



3月24日
未だにETCなるものが付いていない私の「走るタックルボックス」
選挙のための付け焼刃で人気取り作戦の、ETC割引。政治は何時になったら
CO2削減の政策を打つのでしょう?時代と逆行しているようにしか思えない
「車を使いましょう」って政策。全く嫌になってしまいます。と愚痴っても
ココを政治家の先生が見るわけ無いので、糠に釘ですね。
どうせ安くなるのなら、恩恵を受けなければ!と車屋さんに・・・そこには
「売り切れ」の札が付いていました。よく考えると高速使って釣りに行くなんて
ほぼ皆無ですし、最近ではETCレーンより一般の方が空いているので、
やっぱり見送りとなりました。



3月23日
かれこれ2ヶ月くらいになりますが、私、舌の先が痛くあまり辛いものや
しょっぱいものを口にしなくなり、燻製も今年に入って徐々にマイルドに
なっていきました。燻製はオツマミという図式で作っていましたので、胡椒を
使ってパンチの効いた味を・・・と目指していましたが、怪我の功名といった
ところですが、少しだけ砂糖を多くして胡椒を減らすと、私の舌にも優しい
マイルド且つ魚の旨みをより感じられる味になってきました。ってここで
宣伝しても今期の製作は終了しましたので、受付に残り僅かしかありません。
忘れるのは得意技ですので、来期のためにもサンプルを取っておくほうが
おりこうさんかもしれません。


3月22日
昨年新調したばかりのゴアテックス。川を歩いたりするときに履く
ウェーダーです。先日狩野川に行った後に裏庭に干しておいたら
我が家の暴君ラブラドールに咬まれてしまいました。口に届くものは
何でも咬みたくなるっていうか、運んでくる習性がありますので、
「そこにおいた者が悪い」って事ですが、「イバラにも負けない」はずの
5レイヤーも彼の牙には屈したようでした。涙も出ません。叱るつもりで
目の前に出せば、おそらく更なる悲劇が起こりそうで笑ってしまいます。
ま、良い教訓になりました。


3月21日(養魚日記)
先週お伝えした40センチ後半のニジマス、昨日から放流が始まっています。
やはり圧倒的にパワーが違う!・・らしい。実際私はまだ釣ってはいないので
何とも言えませんが、養魚場であれだけ引き網を押し返す力があれば、そりゃあ
ラインも引っ張りだすでしょう。
なのに!それなのにせっかくの3連休のうち、2日間も雨とはどういう事でしょう?!
嫌がらせとしか思えない天気予報ですが、明日もしっかり放流します。

       
3月20日
天気予報の通り午後には雨も上がり、お客さんが出てくるか?
と思いきや、WBCの中継が終わってからジワジワとご来場される
お客様。国民的関心事のWBCは政治経済のジリジリ後退するニュースより
よっぽど面白味があります。関係の無い人がやっていることを私は「他人事」だと
思い、ほぼ無関心ですが、なかなか報道番組を見ていても面白いし、
テレビの前で応援する方の気持ちも少々分かる気がします。が、遠いアメリカより
近くの管釣り。画面よりライブでしょ。


       
3月18日
週末であれば朝から上の池に20人以上の釣り人が入ることはありますが
4人しか居ない下の池で、仕事を終わらせ「やれやれお客さん少ないね」なんて
思いながら上の池に上がってきたら、ひーふーみーって20人以上の
お客さんが居ます。(なんだか下の池に比べて渋そうな感じが漂っています)
ゴミ拾いしながら「どーですか?」って聞くのも恐ろしいのですが、
「放流は何時ですか?」と分かり易いお答え。人的プレッシャーは快晴無風に
匹敵します。「ここで釣るんだ!」と思っているのでしたら仕方ありませんが
魚は人影を嫌いますので、人の少ない場所を選ぶのも良いと思います。
私の場合意地になってでも釣ってみたくなる、Mっけ体質ですが意外と打たれ弱いので
より反応の良い魚を探します。

       
3月17日
三寒四温の温にあたった今日の日中。風は強めでしたが受付の温度計は
22度を指していました。水温は昨日と変わらず上の池も下の池も14.5度
ですが、計っているのは水深50センチといったところ。表層数センチのレベルでの
水温はおそらく劇的に変化していると思います。とはいえデジタルの水温計でも
ありませんので、定かではないところですが、冬の間に多くの魚の居る浅い場所に
あまり居ない状況を見ればその変化が感じられます。
どの釣りでも条件が変わって好転する場合と、安定するまで数日掛かるケースが
あります。「春と秋の釣りが難しい」と感じられる所以です。

       
3月16日
一昨年の12月に少しだけ入れたニジマスと岩魚の交配種。
あまりすそパでは馴染みがありませんが、これをロックトラウトと言うらしい。
さすがに一年半近く前の魚ですので、生き残りも僅かなのですが、時々
お客さんが「60センチは有ったな・・・」というニジマスの正体が
コレ。三倍体ですので産卵行動に参加せずに、生きながらえています。
イトウ共々攻略の糸口は見当たらないのですが、強烈にファイトしてくれるのは
見事に張ったヒレのおかげ。水槽に一匹だけ居ますので、ご覧いただければと
思います。ヒレフェチな自分でもウットリします。
滅多にお目にかかれませんが、強烈なドラグ音を見に行くとこの魚でした。
イトウよりウチでは希少性ありです。


3月15日(養魚日記)
20日からは久しぶりの3連休。という事で放流内容です。
まずはニジマスですが、現在放流しているサイズは40センチ前後。3連休は
これに40センチ後半のニジマスを混ぜて放流します。この40センチ後半の
ニジマスですが、選別作業などで魚を集める時、押し返してくるパワーは
圧倒的に強く別物。スタミナもあると思いますので、どんな暴れ方をしてくれるか
非常に楽しみです。
それから、今年に入ってからはまだ1回も放流していないブラウンも放流します。
ミノーにワラワラとついてきたり、果敢にアタックしてくれるはずです。
サイズは同じく40センチ後半になりますのでお楽しみに。

       
3月14日
暴雨風で目が覚めた朝でしたが、起きれば「散歩だ」って聞こえる
我が家のラブラドールの吼え声。合羽を着込んで外に出れば仰け反りそうな
風ですが、このヒトの目的はおトイレです。そんな私の憂鬱さなんて微塵も
感じ取ってはくれませんが、これが毎朝の日課です。
それにしても今日は台風のような風が吹き、前線が通過して風は収まったかと
思えば逆からの風と晴天。目まぐるしく変わる気象状況に、魚の動きが変わります。
管釣りといえど、魚は自然界の生き物。良く観察する事も釣りには必要な要素です。

       
3月12日
気温が15℃を超え、燻製も終盤になってきました。あまり暖かくなると
乾燥でいたんでしまいそうなのです。
凝縮している可能性のある塩分を全体に広げるため、その後冷蔵庫で2日ほど
寝かせていますが、その時点で「味見」をします。薄すぎな感じくらいの塩分に
しておかないと、燻製で水分を抜くとしょっぱくなります。
好みの問題ですが、「もっとしょっぱくてもいいね」
なんてご意見を多く頂きますが、「それは塩でも足してくだされ」とお願い
しています。出来る限り「魚の旨み」を感じていただければと思います。

       
3月11日
お休みの前の夜はフライを巻いたりしながらお酒を飲むのが儀式。なんとなく
本にでも出てきそうな情景ですが、次の日に使うためのフライですので
酩酊してしまうと、失笑のもとになります。今シーズンは真面目に川に
通おうって思いますので、お酒も控えめで朝もパッチリなのです。
その割りにイマイチお魚に恵まれないような気もしますが、
朝から川を歩く気持ちよさは格別ですので、贅沢を言ってはいけないのでしょうか。

       
3月10日
釣り場でロッドが折れてしまった経験のある方は意外と多く、そのまま
ゴミ箱へポイっと捨てていかれる事もあります。もちろん私が拾って使えそうな
ガイドやブランクを取っておくのですが、その日の釣りが出来ない状況では
困りますので、「美しさ」に拘らなければ、受付で修理しています。
折れた部分の外径に合った内径のブランクをはめ込んで、接着すればOKって
かなり単純作業ですが、昨今のロッドはブランクの肉(厚み)が薄く、合わせる
ブランクが少ないのも事実。極端に補修した部分が硬くなりすぎては、その
前後が折れやすくなります。あくまでもある程度綺麗なテーパーを創っておく
必要もあり、ロッドの進化は補修も進化させる必要があるようです。

       
3月9日
先月24日に書いた貝のルアーを、とあるお客さんに差し上げたところ
いたく気に入られたようでダンボール一杯のアワビを下さいました。
絶句のち笑いって感じですが、「え〜こんなに削るの?」と言うと
「まだもう一箱あるぞ」ですって・・・そんなこんなで、自作ルアー削り
開始です。サンダーで削っていたのを見ていたT氏は、自宅に置いてあった
グラインダーまで貸してくれました。真にありがたい事です。
2つと同じものは作れませんが、アンバランスさや輝きが良いのか、イトウも
食いました。イトウも驚いたでしょうが、私もびっくりです。
まだまだ作り始めたばかりですので、切られたくはありませんからね。

       
3月8日
大粒の雨の降りしきる中、いって参りました狩野川本流。
数時間で濁りそうな雨足の中、ライズを待ちます。やみ雲に撃っても
魚を脅かしてしまいますので、魚にやる気がおきるまで、ひたすら「待ち」です。
どM系フライマンには申し分の無いシュチュエーションってところでしょうか。
(ぽよ〜ん)ってかんじで水面に広がる波紋発見。千里眼ではありませんが
ナブラやライズを見つけるのが魚に会う近道です。待った甲斐ありで、
出会えた魚は銀毛した年越しのアマゴちゃん。決して大きくはありませんが
今後が楽しみな魚でした。


3月7日(養魚日記)
気温と共に比例しつつあるエサ釣りとバーベキュー。「暖冬だ。」って事もあり
例年よりも若干来場されるペースが早い気がしますが、川エリアは毎週放流して
いますので、いつでも「いらっしゃいませ」の状態です。
よく「小さい子でも釣れますか?」と問い合わせを頂きますが、小さいお子様でも
十分楽しめる簡単な釣りです。釣った魚は子供の勲章。そのままお持ち帰りも
できますし、別途料金はかかりますが、バーベキュー場をご利用頂いても構いません。
日中は比較的暖かいので釣りやすいのではないでしょうか。お待ちしてます。

       
3月4日
芦ノ湖組の釣果報告が上がってきません。来ないって事はいい釣果の証拠。
なんせ釣り人は秘密主義が多いですからね。などと思っていましたら、
「昨日行ってきました。完全試合のノーヒットノーラン」だそうだ。
うひゃひゃと笑っている訳ではありません。「これで自分もボウズが怖くない」
と悟ったまでです。現場で釣れないと「すそパに居れば釣れるのに・・・」
などと下方修正が頭をよぎりますが、クオリティーを求める釣りですので、
今年は逃げても温泉までにしておきます。その前に狩野川のアマゴッティーに
会いに行きます。いざ開幕。

       
3月3日
またまたぁ〜「お天気ねーさんが雪って言ってる・・・」外す事もあるでしょうが、
外れすぎの感のある、昨今の天気予報。おおよその目安としか感じないのですが・・・
雛祭りに雪が舞うなんて小説チックですが、舞うどころかしっかり降ってます。
さすがに雨交じりですので、積もることは無いと思いますが、所詮私のは
根拠の無い地元の感。明日お越しのお客様は交通情報と天気予報を確認の上、
お出かけください。


       
3月2日
自分の教え方とエキスパートとどう違うのか?フライのキャスティングなどでも
出来てはいるけど、言葉に表すのはそれなりに回数をこなさないと、難しいものです。
今回はルアーのエキスパートの教え方を教えていただきました。
「ルアー初めてっす!」シーレーベルの清水さんにキョトンとされましたが
初心者の方にどう説明するか。肘の位置や構えなど「分かっていてやっているはず」の
理由。このあたりは本当に勉強になりました。
ZEALの柳沢さんに、「斜めに構えない」理由などなど。「なるほど」と納得する事
多々。リプライの戸祭さん。アーキテクトの首藤さんにも同様に聞き込みです。
かつてNeiちゃんに教わった事ばかりだったかもしれませんが、理由を説明しながら
言葉にするのは難しいものです。

あいかわらず取材の移動中に子供に教えるNeiちゃん。

       
3月1日
5月号(3/26発売)のアングリングファンの取材で「ふくだあかり」ちゃんに
総力戦でエリアの基礎を教えましょう。って企画。釣り番組でもキャスターを
勤めたり、本人のブログhttp://ameblo.jp/tsuri-365/では一年間で「百目」の魚を
釣った、れっきとした釣り○カさん。そんな彼女に教えるのはNeiちゃん、
シゲちゃんと私。スプーンとフライを担当しましたが、記事の先出しをすると
怒られそうなので、番外のフライ編。彼女の欠点の手首を矯正する私と、
ダブルホール(左手の引っ張り)を教えようとするNeiちゃん。教えにくいのか
二人羽折のように先生が前に入っている、珍しい絵。こうなったのは彼女の足の長さ故。、
「神様は不公平だ!」とNeiちゃんは言ってましたが、私も横並びの写真は
撮られたくありませんね。一年で百目釣っちゃう根性の持ち主には正直脱帽致します。



2月28日(養魚日記)
ほぼ1週間降り続いた雨。河川水の当養魚場ではありがたい雨になりました。
台風や大雨といった、数時間の間に数十ミリ降るような雨は、アッ!っという間に
水が引いていきます。これは山の地面に吸収される前に川に流れてしまうから
でしょう。しかしこの1週間の雨は小雨で、1日中降り続くような雨。ゆっくりと
地面に吸収され、水が引くのが遅いのです。長持ちする雨はありがたいですが
管理釣り場側から考えるとねぇ・・・なんて欲張りはいけません。来週の天気も
怪しいですが、せめて土日は降らないことを祈ります。雨マークで晴れだったら
苦情を入れてしまいそうです。

       
2月27日
昨今の釣りスタイルを見ていると、ゴムとカエシが禁止以外、ほぼ「自由」がルールの
ウチでは、スプーンも縦横縦横無尽で13センチミノーも飛びます。
放任主義的エリアですが、個々に「釣りスタイル」を持ち始めた証拠とも思えます。
何の世界でも「とりあえず」って事でしたらそれなりの結果は出ますが
突き詰めて考え抜いて釣っていくと、奥の深さに気がつきますが、その時
すでに「釣り馬鹿」の扉をくぐっています。後戻りは出来ませんのでアシカラズ。
雨にも負けずフライのキャス練していたり、ラインを凝視して真剣にスプーンを
リトリーブする今日のお客さんを見ていると、自分と同じ臭いがしてなりません。

       
2月25日
リアルに作ったフライは何時見ても「釣れそうな」臭いがプンプンしているの
ですが、ウチの魚に見せても、それほど人気があるわけでもありません。
そもそも魚にしてみれば「こんな小さな魚は見たことがありません」と
いったご意見かもしれません。しかしながら、タイヤー(フライを巻く人)
にしてみれば、(釣れそうだ)って思いながら巻いている時が、至福の時なので
あります。魚とタイヤーの価値観が大きくかけ離れていると、「ボ」まっしぐらな
春シーズンがいよいよ始まります。

       
2月24日
とりあえずルアーに出来そうなものは、手当たり次第削ってしまいます。
鹿の角は先日やってみましたが、素材がカルシウムですので、削っていると
パワフルな歯医者さんのような臭いが充満しますので、あまりお勧めは出来ません。
替わって削ったのがアワビの貝殻。これも似たような臭いがしますが、薄いので
それほど強烈ではありませんし、加工も数秒で出来ますので、サンダーやリューターが
あれば、即席のルアーが作れます。くれぐれも作業はマスクを着用してください。


2月23日
時折強く振る雨も、昼には上がる予報を信じ、来場されるお客様。
口々に「もう雨も上がるよね」と言っている視線の先には降り続く
冷たい雨。少し恨めしいような感じさえします。
結局終日降っていた雨ですが、釣り人ってウェア着込んで「さぁ釣るぜ」って
出て行ったら暖も取らずに黙々と釣り続けます。休憩して屋根の下から雨を
眺めると、やる気が削がれるのだそうです。釣りを終えて受付から車までの
数十メートル。「雨に濡れるのが嫌だ」って言うのですから、釣り人って難しい
生き物です。


2月22日
来週は雨続きの予報が出ています。暖冬暖冬と言われて何年経ったのか・・・
今年も雪が積もることなく、春になりそうです。
15日の日記の続きのようになりますが、冬の雨は暖かさが釣れるか釣れないかの
鍵になります。冷え込んでいた日の後の雨は往々にして表水温を上げる
可能性がありますので、プラスに作用しそうです。今日のように暖かい日の
次の日の雨は、どうなりますか?
こんな感じで、一概に今日の天気だけで釣果は読めません。無責任だ!と
言われそうですが、魚の気持ちが全て分かってしまったら、釣りは何時しか
「漁」になってしまうかもしれません。分かろうとする「探求心」が釣りを
面白くしていると思います。


2月21日(養魚日記)
養魚場で朝起きると、あらビックリ。「雪・雪・雪」一面雪が降りそそいでいるじゃ
ないですか。今年初?と思われる今回の雪、幸い養魚場では積もらなかったものの
近くの峠なんかでは積もったそうです。悲惨な事に、この日は次回出荷用の
選別作業日。胴長を着るとはいえ、さすがに池の中は寒すぎます。「勘弁してくれ〜」
なんて思っていたら、たまたま選別作業をする池の餌を止め忘れていまして、
餌を食べてしまっていると、魚は苦しいため酸欠を起こしてしまいますので作業中止。
きっとこれは池に入るなって事です。年に1,2回しか降らない雪の中、わざわざ
池に入る事もないですよね?


2月19日
ゴルフのスイングと同じように、フライのキャスティングもポイント的に
見れば、型にはまった「正しいスイング」が必要になります。型にはまるのは
大嫌いな私でも、こればかりは覚えたほうがヨロしいと今更ながら悟ったわけです。
きれいなループを作っているフライマンを湖で見かけ「かっこいい」と憧れ、
早、10数年。我流のマンマ現在に至ります。それなりに釣れるし、それなりに
投げれるのですが、どうせなら「美しく」が今後の課題です。
遅きに失した事も無いでしょうから特訓の日々です。
きれいなループにはきれいな姿勢が必要のようで、肩が痛いのなんの・・・


2月17日
芦ノ湖の特別解禁が今週末に迫ってきました。私は参加出来ませんが
いよいよ春を感じます。毎年なぜかこの週は、春の嵐や鬼のような寒波で
凍てつくことが多いのですが、今年は春一番も吹いたし、山中湖で釣るワカサギも
見事に抱卵していて、芦ノ湖のワカサギも早めに接岸している可能性もあり、
ハイシーズンが早くなると踏んでいるのですが・・・
ならば「急がねば」と思って慌ててしまうわけですが、実際釣れるのは人が減った
頃の方が実績があるので、悠長に川なんぞ歩いているうちに、いい魚は
釣られてしまう・・・困った困ったは春の代名詞でございます。


2月16日
燻製は季節物で、夏のキャンプなどでお見受けする燻製はもっぱら熱燻です。
主にココでやっている燻製は温燻で、最後に温度を上げるまでは、お風呂程度の
温度で煙を焚きます。二日目のカレーやおでんなどの煮物が美味しくなるのと同じで、
温度が下がる事により煙が染み込みます。できればスモーカー内の温度が、
20度以下まで下がってくれるといい感じで煙が染み込むようです。
夏もやればいいのに・・
なんて頂ける要望のある燻製ですが、乾燥の段階でいたんでしまう可能性が強いので
出来ません。季節はずれの暖かさに、作業も一旦停止となりましたが気温が
20度以下ならやっていきます。
作り方を聞かれる事もありますが、出来上がるまで最低でも3〜4日掛かります。
作るための第一条件は「暇人」であることです。


2月15日
金曜の夜の暴風雨がもたらした、初夏のような気温は「暖かくていいね〜」
なんて悠長なことを言っていられません。
本来朝方の冷え込みが表水温を下げ、下がった水温は比重が増して下層に落ちていき、
下層の水は追いやられるように、上層へ回っていく。
簡単に書くと、これが冬の間の水の対流ですので、下の池も冬の間はクリアに
なることが多くなりますが・・・この2日間の気温で水温計には現れない程度に
水温が上がっているようです。水温の下がらない表層の水は対流を起こすことなく
金曜に降った濁り水(ボトム付近)に蓋をしているような感じです。
魚もレンジをあまり作らず、表層でも1mの深さでも活発にルアーを追いますので
単発で釣っていくぶんには、イージーですが、組み立てが上手く出来ない状況です。
「狙って釣ってやる!」と思っているのですが、上でも中間でもその下でも
高活性に動く魚に惑わされてしまう自分は、未熟さを物語っています。


2月14日(養魚日記)
やっとこさパソコンが復旧(新品)しました。勝手に電源が入ったり消えたり。
終いには勝手に起動しなくなりましたので新品に交換です。大変ご迷惑をお掛けしました
が、メールでのお問い合わせもご返答できますので、宜しくお願い致します。

さて、先日の夜から夕方にかけての雨・風。台風じゃないか?と言わんばかりでしたが
実際雨は大した事なく、すごかったのは風。約12時間吹きっぱなしの風は枯葉だけで
なく、太い枝まで。さらに強風なので枯葉によって詰まるのは水門だけでなく
全養魚池の格子もです。水門のゴミを取り終われば養魚池が詰まり、また逆の繰り返し。
ヒィヒィ言いながらも魚に被害はでませんでしたが、唯一の被害と言えば
突風に煽られて水路にはまった私の右足です。

       
2月9日
解禁までひと月を切ったので、自宅ではタイイングマシーンとなります。
フライの大きなウェイトを占めるフライ作りは、オリジナルのパターンから
自分なりにアレンジできたり、全くゼロの状態から作り出す面白さは、
なかなか他の釣りではありません。頭を柔らかくして、サンプルの入った
ボトルを眺めます。そうそうフライは釣った魚の胃袋にスポイトを突っ込んで
未消化の内容物をアルコール漬けしてサンプルとして取っておきます。
なんだか文章に起こすと、グロイお話ですね。

       
パソコン不調のためお問い合わせは、お電話でお願い致します。
ご迷惑をお掛け致しますが、何卒ご了承下さい。

2月8日
数えられるくらいしか竿を振ったことの無い、よしむらさん。
お連れ様が居ない間にイトウを取り込んでしまった、素晴らしいファイターです。
状況を聞くと、「スプーンを置いていたら、持っていかれた・・・」と言う。
そんな偉業をやってのけた事すらビギナーの彼女にとって見れば、
(何をそんなに驚いているの?)って感じかもしれません。
大きなミノーで攻め続けても、このイトウにとって見れば、落ちてきたスプーンの
方が魅力的だったのでしょう。魚の気持ちってよく分かりませんが、
ビギナーズラックってなんでしょう?誰か科学的に解明してみませんかね?


2月7日(養魚日記)
今年はなんだかおかしい。「寒い寒い」なんて言いながらも、例年に比べると暖かい
気がします。毎週伊豆の養魚場とすそパを往復しているのですが、帰宅ルートは
136号線を南下し、天城から土肥に抜けて帰ります。この天城から土肥に抜ける
峠は「船原峠」といいまして、毎年この時期は雪が降ります。雪が降るとノーマル
タイヤの私は、沼津から戸田に抜けて海岸線をひたすら走る超大回りで帰宅するはめに
なるのですが、今年は今のところ雪の確認は無し。それどころか凍結さえも無し?
ってぐらいです。人間的には暖かくていいですが、自然的にはどうなんでしょう?
今や地球に優しい様々なエコ技術がありますが、放流はエコしたら優しくないので
エコしません。


2月4日
アングリング・ファンの原稿の締めが明日に迫ってきたのですが、実のところ
未だテーマさえ見えていない状況に、かなり焦っている状態です。
他の執筆者様は困ってないのかな?などと気になるところですが、
私だけ穴を開けるわけにはいかないので、ココはお酒と相談です。
意外とお酒の力でスラスラスイスイ文章が出てきますが、いっぱいトゲも出てきます。
シラフになってからチマチマとトゲを抜いていく事になります。


2月3日
節分です。マメを撒いた記憶は子供の頃からありません。
「投げたマメは年の数だけ拾って食え」と言われた瞬間から「拾うために投げる必要なし」
と、投げる気を失った悟ったガキだったのです。
関西に住んでいた15年ほど前に初めて聞かされた風習ですが、いつのまにやら
関東にも出てきた恵方巻。その時(この太さを一気ですか・・・)と
早速嫌気がさしていた気がします。
海苔屋さんの陰謀に乗ってもいいけど、きっと小分けにしていると思います。



2月2日
早掛けね。って挑まれれば、お相手いたします。映画「雨あがる」では
ありませんが、挑んでおきながら平伏する、寺尾聡のテクニックはとても参考に
なります。見ていない方のためには、ココはこれ以上膨らめないほうが懸命ですが
オススメの一本です。
いずれにしても、今日のお相手は釣具屋さん。イワユル業界人。掛かっているのは
コーヒーの100円だけではなく、メンタルなもの。ルアー担当のお二人ですので
腕は確かですが、あろう事か私が勝ってしまいました。「今後の売り上げにも影響
しますので、名前は伏せて下さい」って言われましたが、
そんな事言ったら、このところ負けっぱなしの私としては立場がありません。


2月1日(養魚日記)
日中は非常に暖かく正に釣り日和。昨日の雨の影響もあって、本日は人為的
プレッシャーが高かったと思います。こうなると小まめに小まめに放流するのですが
どうしても放流効果の薄いポイントがでてきます。
「釣れないんだけど釣れそうなルアーはどれ?」と受付に来られたお客様。
釣り座は放流効果の薄い場所です。周りはスプーンを中心にキャストしていましたので
即座にトルネードの赤を進める私。フックを付け、使い方を説明すると見事数投で
キャッチされていました。トルネードに助けられた私ですが、「釣れないな」って時は
インストラクターである飯塚氏や私に声をお掛け下さい。
私に声を掛けられた場合はトルネードとトレーラーを握り締めて伺います。

       
1月31日
写真は誰だか分かりませんが、メイフライの一種です。昨夜から
降っていた雨も朝には上り、ライズバンバンの状況。
芦ノ湖や忍野なんかでこのライズを見たら、恐らく小踊りしてますね。
お客さんのところで「ドライ出るでしょ?」と聞くと、アントですって。
季節はずれなパターンでも、浮いてりゃOKの様です・・・
湧水は一般河川と違い、水温が安定していますので、ハッチサイクルに
季節感がありませんが、ひとまずユスリカや小型のメイフライが日中ハッチしています。

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