すそのフィッシングパーク
ウフフと笑うエリアマスターの・・・何はともあれ「アレコレ日記」
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9月28日
先日入荷したリプライさんの新作「ZOOU DX」形状から察するにポッパー
かと思いきや、カップが無いのでスプラッシャーとなります。記憶ではリヤに
ペラやフラスカートが付いていたバスプラグを思い起こされますが、その多くは
子供の頃の記憶なので立派にオールドルアーに分類されそうです。今回の作品は
ウッド製でリヤに余計なものが無いので、首を振りやすいペンシル的要素も持つ
「使って楽しい」ルアーです。ポッパーは音と飛沫で誘いますが、スプラッシャーは
主に飛沫のみ。プレッシャーの掛かった魚に、ポッパーは強すぎる。という状況で
活躍が期待できるルアーです。




9月27日
「大変申し訳ありませんが今回ドローンで撮影した画像をホームページ(HP)で使わ
せて頂いてもよろしいですか?」を短く言うと「ちょー」になります。同じように、
HPを管理していただいているY田さんに「申し訳ありませんがこの画像を上手い事
組み込んでもらえますか?」は「どう?入る?」ってな具合。そういうところから言葉
が壊れるってご意見もありますが、何はともあれ今月号のアングリング・ファン。
ダイワさんのカタログにそのスチールが載っております。毎回モノトーンなシックで
オシャレな冊子です。秋のシーズンインに向けてボチボチエリアに戻ってくる方や
始めてみたい方にもおススメの一冊です。


9月19日
明日は月一のイベント日です。上記のように7月に好評でしたので、再集結させて頂き
ました。是非ご来場下さい。

ああするしかないの?と疑問に思う日本の最高府。読んで字の如くの行政のトップも
あれじゃ世界の笑いものにしか見えないのは、テレビを見てた国民の多くが感じた
事でしょう。「決める」とアメリカの国会で発表しちゃったメンツもあるでしょうが
ソレより水害のフォローだろ!と国民は冷ややかに見ている方も多いハズです。
そんなバラエティー番組より、くだなねぇと感じる国会中継や報道をテレビの前で
野次るくらいなら、釣りに行った方がマシだと思いませんか?


9月18日
大陸側の高気圧が強いのか、或いは太平洋高気圧の勢力が弱いか、例年に無く
しつこい残暑も少なく、ピッチを上げて直した製氷機が動き出したら季節は秋。。
カキ氷再びと目論むも皮肉なものです。ナイターは肌寒いので対策をしてきてください。

大アマゴやブラウンの放流もしばらく続いていますので、トップからボトムまで、
レンジによって、或いは魚食性のあるターゲットですので、ミノーやシャッドも含めて
ルアーローテーションに加えてみてください。肉眼でも上の池の底に広がる「ブラウン
カーペット」が確認できます。その中にスプーンを落とし・・スレないように、
ゆっくり持ち上げてくると、口がパクパクするのが確認できます。ルアーを「引く、
置いておく、落とす、持ち上げる。」様々な方向からルアーをアプローチ出来れば、
楽しさや奥深さは倍増します。


9月14日
自身のお休みカレンダーを見ると、今年の渓流シーズンもカウントダウンとなり、
今週とシルバーウィーク明けと釣り人祭りの30日。連休明けにイワナが景気良く
出てくるとすれば、お天気次第。今シーズン祟られているかのような濁りなしの雨に
期待。30日は釣り人でごったがえすので、やや敬遠気味でも、節目とあって参加
すべきか悩むところ。なので、今週のお休みに今シーズンの集大成的、大イワナを
バーンと釣らないと後が無いのであります。じゃないと、話題は急にカワハギに
変わってしまいます。期間の決められた事柄を最後まで足掻くのは、子供の頃から
宿題で培った「うっちゃりの夏休み」が生きるはずですが、宿題より難しいテーマの
ような気がします。


9月13日
今回の水害で被災された多くの方にお悔やみと、お見舞いを申し上げます。
私達一人一人出来る事を、伝えられる事に努めてまいりたいと思います。

決壊した土手が悪い。見たままを判断すればそういった意見は当然であります。
が、大雨をもたらした、或いは濁流にさせた原因は土手ではありません。
かつてお国の政策であった植林事業が元で、治水出来ない杉や檜のような、針葉樹
ばかりの山にしてしまったり、輸入材の安さで山は荒廃する一途だと聞きます。
そういった植物の根は横に生えにくく、大雨になると地表はパックリ縦に割れる
ようです。また流堤の有効活用もあって、川の土手からボサを排除しある程度
直線的な護岸に造り替えられている流れは、勢いを消す事も無く、一気に弱いところに
流れ込む・・勿論今回の大雨をもってすれば、それで水害が防げたかは卓上の議論に
過ぎませんが、温暖化が影響していると言う学者さんの意見を借りれば、見えてくる
のは広島の大水害と同様の人災的要素です。
危ないから壁を高く。もっと多くの砂防ダムを。では何も解決できない、観測史上
一位続きの気象環境には敵いっこありません。



9月11日
先日ドローンを飛ばしてカタログの取材をしてくれたダイワさんに、お約束の
「チョー」をしておきました。親しい方にモノを請う時の鉄板です。お行儀が悪い?
頼んで飛ばすよりコスパに優れているのですから、良いってことにしましょう。
で、日記しか見ない方も、トップページを見て頂くと、空撮スソパが鵜になった気分で
ご覧いただける正にバードビュー。
来た事のある方も、初めてな方もモチベーション上がること請け合いです。


9月8日
前線を刺激し続ける厄介な台風はご存知の通り、早すぎるくらい足早に、
人の休日めがけて北上してきました。そうでなくてもいつ太陽出たっけ?ってな
天気続きで、魚はそれなりにプレッシャーも少なく快調にルアーを追っている
ようですが、半袖、短パンじゃイササカ肌寒い位ですので、カッパ、着替えなど
持参していただくのが賢明なお天気です。
渓流シーズン終盤に、季節的にもお約束の台風。釣りにいけないウップンは
真っ昼間から飲酒する。コレが一番。普段禁じられている昼間のお酒はなんとも
贅沢な感じがしてなりません。


9月7日
今週のポンド用の放流にも入っている尺アマゴ。ワタクシが何年も狩野川に通って
数尾しか手にした事の無いカッチョいい魚が放流直後にバリバリ釣れて、なんだか
複雑・・・。姿は本流系の幅広な体高で独特な尖がった鼻先と銀ピカな風貌。
クレバーで姿さえ見せない天然の輩と違って、放直はスプーンの早巻きでOK。
が、いかんせんニジマスに標準にした太軸フックだと動きの早いアマゴはバレが
多発しているみたいです。リスキーですが細軸も試しに使ってみるのもいいかと
思います。多少時間の経った居残りのアマゴの尾鰭には、オレンジの側線が見える
のも居て、ミノーの早引きにも反応がいいようです。


9月4日
ヤマメ(アマゴ)1回イワナ3回。フライを始めた頃には聞いた事があった、ある種
「釣り人あるある」的格言。文字通りイワナは釣りバリに3回まで口を出すけど
ヤマメは1回ですよ。といったもの。ソレほどヤマメやアマゴはスプーキーでクレバー
なターゲットで、それに比べ大らかなイワナなはずですが、釣り人の教育が行渡った
イワナは経験値が高く1回ないしゼロ。姿さえ見せないのも多くいます。つまり
こじれるとイワナの方が厄介だと「釣り人あるある2」を体験するプライベート釣行。
そんな釣り人経験値が上がりそうな、魚を釣ればネイティブも管釣りも関係なく
嬉しいものです。ウチではリリースやバラシを体験したヒレピンさんがミックスポンド
には多くいます。小さいからと侮るなかれ。キレのあるファイトとスピードは赤身の
トルクフルなファイトの対極にあるといえます。


9月1日
選挙年齢引き下げに伴って、全て18歳からに〜って案が浮上しているようです。
酒もタバコもって事ですが、大儀はあくまで一律18歳なのだから。と言うのですが
税収を期待しちゃってる一面も当然見え隠れしています。学校で喫煙やお酒が・・・
などと危惧する声も当然あるでしょうが、大学でも在学中に20歳の線を超えるの
ですから、ソレが高校になっただけな訳で、要は個々のモラルの問題。
大人として扱う改正なら、それ以上言わずもがななのだと思うのです。
問題は税金を無駄遣いしていながら、キレイ事を並べて増収を期待する方々なのです。


8月30日
お盆を過ぎてアレほど暑かったお天気が秋の雰囲気に変わってきました。
基本的に水温は一定で、秋を感じるほどの差異は無いのですが、日照時間の変化が
魚を産卵期へと向かわせるトリガーなんだとか。そういえば日が短くなりました・・
多くはまだ先ですが、成熟期の楽しみはやっぱりイクラ。赤身は通常3倍体ですので、
雌雄をもっていませんが、稀にメスの固体が存在しオレンジの卵を抱卵します。
(卵は身の栄養分を蓄えるので、赤身の卵はオレンジ、通常の固体は黄色系)
鮭の卵より一回り小さく、ドロっとした感じではなく、トビっこのような弾けるような
食感が特徴です。そんな年に一度のお楽しみ、収穫の秋(10月頃から)が今年もまた
やってきます。プリン体の塊ですので、お好きな方や興味のある方は、それなりの準備
運動を始める時期になってきました。消化運動は食べた分だけお願いします。


8月27日
電化製品の調子が悪いと、昭和の人は「叩く」修繕法を身に付けている方も多く
いると思います。モノによって叩く角度と強さ、或いはパーなのかチョップなのかまで
使い分けるツワモノもいるはずです。エラーを出すファミ○ンのカセットの基盤に
息を吹きかけたり、取り説の「困ったときは」の項目には無い直し方が出来たり・・
実際一瞬息を吹き返しますが、一種の民間療法ですので、ダメなものはダメなのですね。
クルクル回る我が家の電子レンジは扇風機と並んで最後の昭和家電の一角。先日私の
治療も空しく回転を止め、回らないレンジを購入したのですが、気付けばそんなモノに
囲まれて勘や感性が不要の生活ですが、釣りには今の昔もその勘と感性が最も重要な
ファクターです。決して昭和家電で釣りが上手にはなりませんが、工夫する(騙す)
姿勢は釣り上達の一助にはなっていると思います。


8月24日
近所の夏祭りを覗いてみました。普段好むのが海や山の中なので、的屋さんが並ぶ
人混みの中を歩くのは子供の頃以来。何十年か振りに感じる甘い香りとソースの香り
が途切れる事無く続く、お祭り臭に包まれ、若干の郷愁と物価の高さに呆れ、カキ氷屋
さんで足が止まりました。値段もさることながら、ん?って思うほどの量に店主を
見やると、横を向いて口笛吹きそうなバツの悪さを感じさせる、正直な店主でしたので、
まぁこんなモンかと納得しようにも、シロップ足りてねぇし・・


8月23日
12年前の今日。すそぱが開店した記念日。コレで一回り私も年を重ねたって
事ですが、休日に釣りばかりしていると何にも変化の無いプライベート事情は
ほっといて、多くのお客様にお会いできる素敵な仕事をさせていただいています。
当時の受付はプレハブ一個。屋根もひさしも机も無い。雨の日の営業に窓を開けると
吹っかけて大変。なんて創業当時を思い出します。ナイター設備も無いので
営業時間は日没までとしてあるため、日々天気予報を見ては外のホワイトボードに
本日の閉館時間を書いていたのですから、アナログ感満載だった頃です。
そういった頃ですので時間券もお客さんの要望で1、4、6時間券が新設されたり。
お客さんのニーズを元に、楽しめるエリアを作っていくのはこれからも変わらない
姿勢です。



8月17日
前線が付近を通過し、一時災害レベルの雨になりました。エリアは湧水で満たされて
いますが、山から流れる水が、池を濁らせます。湧水は確保しつつ濁る部分は
排水するのが、ここの治水作業。余計に入ってきた分は抜くだけです。コレを守らずに
入ってきた分以上に抜いていたら、デキの悪い何処かの火だるまの国家予算と同じ
ですが、明日は多少の濁りが残りそうです。そんな時には緑や青のメタリック系の
カラーが効果アリだった記憶があったような。気がします。



8月16日
お盆休みも今日までと言う方も多いようで、仕事で搾られ家族サービスに搾られ
渋滞にハマリと世のお父さんを尊敬してやみませんが、各交通事情の報道を見るとき
だけは仕事で正解!と言い聞かせ、ミニ優越感に浸ってビールを開けるものです。
連休はこれからの企業の方もあると思いますので、明日以降の放流も、お客様の人数と
顔色次第であります。今週ほどの来場はないと思いますので、プレッシャーが
少しでも解消されれば、魚の活性は上向くと思います。


8月4日
ドローンってやつ。初めて見ました。使用法が揶揄されていますが、今回の
目的は、来年のダイワ「プレッソ」のカタログ撮影の為。先日、同メーカーの
メインスポンサーの釣り番組でも、空撮を使った面白いアングルが楽しめました。
ルアーにチェイスする様子がバードビューで見れるのですから、ルアーや天秤に
カメラが内蔵されてて、どうやって口を出すのか見てみたい・・なんて子供の頃からの
「憧れ」と言ってはキレいだな、「欲望」ね。そんな釣り人の性をくすぐる
アングルですが難点は、鳥を意識している魚ですので、ドローンの真下から魚が
居なくなっちゃうんですな。困った事に。




7月31日
中学受験の夏期講習に塾通いする小学生のために、宿題代行のお仕事が問題に
なっているようです。「宿題なんか忘れちゃえ」ってついたツアータイトルで
8月31日を最終日にしていた歌手のライブに、行きたくても行けず。
理由は言わずもがなでありますが、受験と宿題を天秤に掛ける現代の問題と違って、
釣りと宿題のハザマで身動きできなかった自業自得のラスト一週間。アリとキリギリス
は童話ではなく、自身の伝記物語であると悟った幼少期。宿題代行は先生を親と子供が
共謀してダマす商売を小学生に認めさせるのですから、善悪以前の問題のような気が
します。我ながら現代っ子より健全だわ。と紛れも無く何かを棚に挙げていますが、
なんか間違ってるような事が多い世の中を感じて仕方ありません。
でも釣りの代行なら承れます。


7月30日
渓流魚を釣る私のような者として「尺」が大きさの一つの指標となります。
30.3センチ。管釣りでは小物ですが、生まれてから鳥や釣り人の外敵から
身を守り、子孫を残す為にエサを探し、時には外敵の目に晒される水面を流れる
エサに酷似したフライも食ってしまう。そういった経験を積み重ねたクレバーな
魚が「尺」となれるわけです。だからドライフライで「尺」を釣る事自体が
高いハードルでナンセンスな難しさを含んでいるからこそ、燃えてしまうのです。
ザ・M体質の方にはお分かり頂けるかと思います。




7月27日
20年ぶりに集合する旧友。高校時代の仲間たち。きっかけは共通の友人の葬儀なので
亡くなったやつには、きっかけを与えられたようで、不謹慎にも恩義さえ感じます。
ザックリ中年の域に達し、仲間も家庭や仕事にシガラミに行き場の無いストレスを
抑えているようで、事前の情報交換で既に会ったも同然の内容が行き渡っているの
ですが、不思議と仲間との会話にそれぞれが抱えているストレスやらがなく、ホント
タイムマシンのように褪せない思い出ばかりが出てきます。だから立派なオジさん世代
なんですけど。仲間はそんな感じでも、家庭を持たないワタクシは休み=釣りで、
ストレスフリーぐらいに言いますが、ワタクシの釣りは案外仕事も兼ねているので
あります。ストレス無いけど。


7月24日
土用の丑の日はウナギを食べる。コレまたバレンタインのチョコや恵方巻きに似た
食品業界の策略か?などとググってみたら、冬が旬のウナギをムリクリ夏に売り上げ
ようと、電気屋、平賀源内さんの江戸時代の考案だったそうです。
なんだか春から秋に向けてハイシーズンなのに、冬ってイメージを付けられた管釣り
業界と被ってみえたりします。鮭族は冬は卵を持ったり成熟だったりで、フライさえ
追わない固体も出てきますが、水温が安定して低いスソパなら、気力次第の夏。
ウナギで夏バテ防止もアリですが、昨今のウナギは財布もバテてしまいそうなので
ニジマスに蒲焼のタレの組み合わせは美味いのか?と・・揚げてあれば、長野県の
円(つぶら)揚げを思い出しました。コレにビール!でウナギ要らずか?


7月23日
ドラマの人気で火のついたジャパニーズ・ウィスキー。特に私も大好きな余市は製造の
特性上仕込んでから何年も経たないと世に送り出せないエイジド・ウィスキー。ノン
エイジもありますが、いずれにしても原酒がそこをつくほどの人気だそうで、やむなく
販売中止のようです。皆さんが美味しいことに気付いた点は、いたし方ないとしても、
「銘柄」はブランドとして残して、中身は変えるとの発表にファンとして疑問も残り
ますが、「嫌だ」と言う方、「(似てるなら)飲んじゃえば分からない」と後者に
属する、ただの呑んベーとしては、速攻の復活を期待しますが、こだわりや趣向的な
趣味を持つ私としては、「家宝は寝て待て」ってところも否めません。そもそも
美味しいお酒を頂くのには長い月日が必要なのを理解しなくては美味さも半減して
しまうのです。


7月18日
明日は無料イベントの日です。個人的にも楽しみなメーカーさんが
集まってくれました。多くのお客さんに喜んで頂けるブースになると思いますので
海に行かない方は寄ってみてください。

デタラメな国立競技場の予算を白紙に戻したからって、安保法案をアメリカの
国会で「夏をめどに・・」と旗揚げして、寝耳に水の国民そっちのけで強行採決じゃ
納得も出来ません。タダでさえ安倍、麻生、福田、鳩山、菅、野田、安倍と一年毎に
変わる首相は学級委員レベルなのに、やりたい事は理解できるが、やり方が子供
染みてて政治離れが心配ですが、18歳選挙権の当事者の若者もホットケナイと
思ってくれるかもしれません。!ソレって作戦?訳ねーか。


7月17日
雨と濁りに追い返される私の休日。昨日で4週連続でけっこうブルー。夏の山岳渓流は
上流で夕立があれば、多くはV字谷なので、急な増水に見舞われます。足元が濁り始め
ると深さや傾斜が確認できないので、遡行不能となりとっても危険です。
退路のある岸沿いを大岩が塞いでいたら、見えない底に怯えながら対岸へ渡る事に
なります。それなりの経験値もあって、「平らな水面はそこの起伏も穏やか」です。
真横よりやや下流に向かって跳ねるように渡ります。ただ、深ければ自ずと平らな
水面ですのでアンラッキーなその時は必ず下流で浅くなるので、苦笑いで流されま
しょう。まぁそういった状況に追い詰められない状況判断が大人の釣り人で、
立場的にも気にするところです。

すそパはそんな天気の中でも湧水の管理釣り場なので、台風の影響もなく、今日も
クリアーで魚いっぱい。状況に合わせて放流いたします。


7月14日
自宅の電話にでた父親。「・・・・」「・・・・」しばらく聞いていた
父が「あなたが劇団?オレオレ?」と聞き返した。横で聞いていて爆笑中の私に
オマエに電話か?と受話器を渡され、受け取ったときには切れていました。
かつては単調な劇団も、コレだけ騒がれても被害は続いているので、オレは
騙されないって自信のあるかたほど、引っかかるらいいのですが、ネジが外れて
いると先方が退散する我が家の例。さすが釣り馬鹿に育てた親だけの事はありますが、
一般的に用心は未だ必要なようです。


7月13日
天気や風などに起因して大物が立て続けに釣れる。俗に言う「ビッグ.ラッシュ」
バルサ50の往年の名品としても聞くルアー屋憧れの響きであります。
昨日、一昨日と続いた放流祭りは然り、オコボレにあやかったハズなのに今日も続く
ビッグ.ラッシュ。本来気象条件などが起因するハズも、今日の通常放流で、再び
始まったラッシュアワー。本日も放流はウソをつきません。



7月10日
一時間に一回放流「ザ・放流祭り」的なイベントが明日と明後日に行われます。
過去の記憶から、放流直後に即座に魚が反応する赤金やオレンジ系は、欠かせない
ものの、不思議と回数を重ねた午後や二日目からその効力や持続力が薄らいできます。
もちろんポツポツ反応が続きますが、放流回数を重ねる毎に、放流セオリーな
パターンが効きにくくなります。いろんな爆釣ルアーがそうであるように、
ルアーを知らないはずの新人魚も、池の中のピリピリした雰囲気を悟るのだと思います。
作戦としては放流後数分で派手系カラーが見切られ始めたら、周りと違う色を選択
されるといいのではないかなと?もしくは全く動きの違うスティックやセニョールも
有効ではないかと思います。


7月7日
短冊に願い事を書いた記憶は幼稚園の頃くらい?それもやったんだか?
曖昧なものであります。基本、現実的な思考を持っていた生意気なお子様でしたので
クリスマスのサンタさんのような対象者が七夕には欠けているのでは?といった
疑問が先に立ってしまいます。折角、年に1回会える彦星さんと織姫さんに願い事
しちゃ邪魔くさいし、きっとサンタ本国にある事務局のような第三者機関も無いので
あります。と、そこまで捻くれてはいませんが、ルーツは健康や豊穣など神に祈る
神事であって、現代の物欲丸出しのお願い事とは訳が違ったんでしょうね。


7月6日
日本の自治体が借金で窮地に陥って、財政破綻と報道される事があっても、自浄努力は
欠かさない国民性が日本にはあると思うのです。
ユーロの要求を突っぱねて勝利宣言するはいいけど、自力で立ち上がれない国を
「さあ助けてください」と大の字で寝そべっているようにしか見えないギリシャの
首相。ユーロ側が手助けすれば、駄々っ子の思う壺だし、前例を作る意味では借金を
抱える他国も状況を見守っている訳ですし、第三国の動向も含め世界の勢力図さえ
塗り替えてしまう可能性のある国民投票の結果。なんとも理解しがたい結末のように
感じますが、日本の借金も莫大過ぎて途方に暮れてしまいますがね・・・


7月4日
昨日の日記も空しく、早速上の池は朝からクリアーになっていました。難易度は
いつも通りに戻っていた感じです。下の池も明日には普段通りに戻りそうですが、
明日もチャンス雨。濁らせるほど降るか分かりませんが、低気圧とプレッシャーの
低さから、ある程度の反応はあると思います。気合いと合羽持参でご来場下さい。


7月3日
昨夜から降り続いている雨は、大雨と土砂災害警報を出すほどの降り方で
外に出してあったバケツには200mmを越す雨水が溜まっていました。
普段は膝ほどの穏やかな横の川は、一瞬で流されてしまいそうな濁流と化していても
エリアの魚は問題なく、むしろ若干濁りが入った事で爆釣。先日自然渓流で
濁りと増水に追われながら遊んできた次の日に、エリアの透明度の高さに呆れた
程でもあります。今後の雨の降り方によりますが上の池から順にクリアーに戻って
いきます。明日の濁りの高活性狙いでしたら、放流直後に活躍するタイプのルアーが
有効になります。「1時間1回放流」は来週に持ち越しましたが、普段の週末も
「2時間に1回」程度の放流がありますので、そんなルアーが活躍しそうです。


6月30日
キレイな朝焼けで迎えた今朝。ミラーマンを唄っちゃう昭和のおじさんが
見たものは「鵜」であります。ミックスポンドが出来たおかげで、毎朝の朝食は
スソパ。と決まっているらしく、次々と日の出と共に現れます。最初に数羽。
追い返せば次は来ませんが、画像は第2陣。この方達を降ろしてしまうと、確変の
如く鵜が現れます。無事に追い返したと思ったら、川のエリアでモーニング。
ある種税金的な感覚にさえなる甚大な被害。鵜の天敵は大型の猛禽類や絶滅させて
しまったカワウソなんかもそうだったのではないかな?と思います。人間が壊した
自然界は鵜だけではなく、森林伐採や護岸工事・・あらゆる場面でバランスを崩し
自然災害の形になってどこかでツケを払わされる事になるようです。




6月26日
放流直後の魚が潜っていく傾向があるのは昨日書いたわけですが、じゃあ
今まで居た魚が全て下か?と言うとそうでもないのです。コレが。水慣れした
魚は、日中陽が差していても、ちょっと風波が起きればバジング気味のスプーン等
にはすこぶる狡猾にチェイスを見せますし、トップウォータープラグも若干水を
絡ませるステージでも同様に食い上げ風に反応してきます。特にフライでは
この水面を、上、水面、下の3ステージに分けて攻略出来るくらい、魚の反応は
その状況(風、日差し、気圧、ハッチ等)に応じて変化します。当然ルアーでも
同様で、水面のどのステージを使うかで、反応は変わってきます。魚のライズが
見えたら、波紋を良く観察し、魚の口や鼻が水面に出たのか、出なかったのかを
見極める事で、攻略のステージが決まります。そういったエキサイティングな釣りを
楽しんでみたい方はスタッフにお問合せ下さい。


6月25日
空梅雨なのか、天気予報の割りに、生ビールを屋外できゅ〜っと行きたいお天気
が続いています。受付前の温度計は30度を超え、若干深めに定位する魚達。
水温は表面で16度〜17度と昨日のプライベートで行った、アルプスの麓の
20度より遥かに快適のハズです。そこに居なきゃ生きていけないとなれば、
魚も開き直ってエサを探しますが、決まった時間になるとエサが降ってくる魚に
して見れば、より快適なエアコンの吹き出し口に寄ってしまうようです。
15度のストックから出された魚は、今まで居た環境に近いところを、すぐさま
見つけ定位するので、興味深いルアーが頭上を通過しても、居心地の悪い表層には
行きたくない。と放流直後の魚も思っているはずです。一旦沈めてから、或いは
3g程度の重ためのスプーンが放流直後は有効になると思われます。


6月22日
一年で一番昼の長い夏至。酒飲みからすると一番夜が短い残念な日といった方が
シックリきますが、生ビールをガッと飲んでテンションマックスになれる、
打ち上げ花火的なお酒がやっぱり季節的にも似合うのですわ。と飲んでしまうと
この先のお話に縁はありませんが、放流タイム以外で自動的に魚の活性が上がる日没。
ゆうマズメと言われる時間帯。19時頃から始まって、おおよそ日没後2時間で
活性は落ち着き寝てしまう感じですが、日中働かなかった魚も警戒心を解いた日没後
には活発にルアーを追います。グローやオレンジなど派手目なカラーが一般的ですが
黒や茶などアースカラーも時折連発するヒットカラーです。レンジは基本上から
刻んでいくと良いと思います。照明はありますが、光の届かないゾーンの方が得てして
多く当たりますので、虫除けとライトを携行されるのをオススメ致します。



6月21日
明日はハンクルさんのイベントです。一口では言い表せませんが、
「釣れる動き」が誰にでも出せ、私のような芦ノ湖フリークもヘビロテですし、
管釣りファンにもユーザーは多く、実績、信頼共にトップクラス。直に製作者から
ディープな話が聞けるチャンスです。

そのハンクルさんが明日9時からミックスポンドにて早掛けのイベントがあります。
是非ご参加をお待ちしております。近くにブースを設営して販売もあります。
特別カラーやお得なアイテムがあるかもしれませんよ。


6月18日
ミミズをほりほり企てたのは芦ノ湖のバス。子供の頃から慣れ親しんだ芦ノ湖は
水質改善とワーム禁止などにより、スプーキーで難易度の高い湖になった事は
間違いありませんが、釣れる固体のクオリティーはサイズ、質、共に過去の比では
ありません。だからミミズも掘っちゃうのですが、産卵床を狙わないのを信条と
している私としては、シャローにフィーディングに出ている固体は別として、見える
魚は狙えないのです。なので狙いはブレイク下、3〜10mレンジ。ミミズを投入後
程なくコツコツ。さすが万能の生餌。しかし合わせても乗らず、そっと引いてきたら
サクラの稚魚が尾行してきたり、乗ってもギルのラッシュ。コレは真に楽しいので
ありますが、狙いはバスだっけ?と思い直し、シャッドで真面目に引いたら運よく
ゲット。やれば出来るじゃん。と自画自賛。ミミズの立場はありませんでしたが
やっぱり釣りって奥が深い。だから楽しい。


6月16日
落ち葉を片付けていたら、ミミズが結構な数出てきました。先日芦ノ湖の
サクラマスを釣ったお客さんから、禁止されているワームが胃から出てきたとの
報告もあり、ならば・・・ニヤリん。と企む顔は昨日のコハル以上かも。
何もルアーとフライばかりが釣りじゃありませんしね。拘りを持つのも楽しいけれど
打ちのめされる相手に素手で挑むのも、やや無謀・・と判断した次第。
ハリで魚を引っ掛けてOKらば、ミミズの力でも小魚の泳がせでも、楽しんでナンボ
でしょ。あ。すそパでは禁止ですよ。


6月15日
この表情から察する通り、タイムマシンに乗り込んで悪巧みを画策するコハル。
昔は入れた気もするタイムマシンの出入り口の引き出しは今ではすっかり
ドラ○もんからト○ロ体型に変身し、乗り込むことも出来ない状況。
低カロリー高たんぱくなヘルシー食材のニジマスも、食っちゃ寝〜な生活を続けると
こうなってしまう例。丸くなれば癒し系と言われますが、コイツのパンチは赤身の
ニジマス同様に結構なトルクで破壊力があります。




6月12日
先日書いた「マジック・ツール」で巻いたアントパターン。CDCが様々方向に
飛び出すので、浮力を維持しやすくカットの仕方次第では姿勢も安定させられると
あって、プライベートの渓流釣行でもパイロットフライとして使っているパターン。
今までリフルのあるフリーストーンで使うならパラシュートかパラシュート。
ソレくらいワンパターンでしたが、このCDCアントはマテリアルが少なく軽量で
構造がシンプルなので、様々パターンに流用が可能です。パウダー、ジェル系の
フロータントと相性が良いのですが、一旦沈めたいようなポンドやチョークストリーム
では打ち込むキャスティングをして頂く必要があります。




6月9日
鮮魚コーナーを眺めていると太刀魚の切り身がパックされていて、指を当てて
3本半・・とマズマズなサイズながら、バックヤードのオジサンにニヤリと
笑われてしまいました。釣り人的には当たり前の太刀魚の計測を知っていたようです。
横を見るとオーシャン・トラウトとか御馴染みサーモン・トラウトの切り身が並んで
います。妙に見覚えがありますが、おそらくは赤身のニジマス。
身のオレンジが見えているので、美味しそうに見えます。チビニジマスが丸のまま
パックされているのを、見なくなって久しくなりますが、捌く手間や、赤身をアピール
出来ない姿形に、品名の「ニジマス」と言うザッツ淡水魚的日本語がネックなので
あれば景品表示法に抵触しない限り「ニジマス」をオシャレに改名できればちっとは
陽の目が当たるような気がします。


6月8日
CDCをダビングループで巻く手法で知った「マルク・プティジャン」さんの
マジック・ツール。これのおかげで昨シーズンからドライフライのデザインが一新
させられました。マテリアルを切り出して横向きでツイストしていくので、CDC
では耐久性のある浮力のあるフライが巻けます。コレを使ってマラブーを巻くと、
驚くほどボリュームのあるボディーが巻けます。いっぱい付ければ動きが悪くなるので
必ずしも良いってもんじゃないのは、分かっていますが、ココのような管釣りでは
動かないのも武器になります。




6月6日
今日の放流は午前、午後各2回。普段放流直後20分は「放流祭り」と言うくらいの
好反応ですが、朝から小雨がパラつく程度の曇天で、土曜日のハイプレッシャー
らしからぬコンスタントな釣れっぷりにコッチが、ん?って思ってしまうような
状況が続きました。日差しが現れた15時過ぎには案の定、魚はピタっと静止画の
ようになっていました。「一回の放流より、一滴の雨」といった管釣りのお客様には
やや皮肉な状況ですが、魚は生き物ですので、そういったお天気に高活性になる事も
しばしば。これから梅雨時期ですが、合羽着て雨の中釣りをするのも、非日常を
感じられていいものです。新品の合羽なんぞ新調しちゃった日には雨を試したくて
ウズウズしちゃうと思いますよ。


6月5日
体質改善前は記録の喪失に使い込み、今度は流失と信じられないお国の機関。
該当者本人に送る通知でサラっと対応しているけれど、ソレも税金でしょうし、
かつてアメリカ主導で作られた平和憲法を同盟国擁護のために集団的自衛権をと・・・
不可解な説得をする首相。18歳の選挙権を生徒に説明する先生が、「自分の意見が
反映しそうな政治家に投票する」って説明していたけど、政治家ってウソツキばっか
じゃん。って突っ込んでいた生徒の方が正しく感じさせる、不条理だらけの国。
と、くだらない昨今の報道番組をヤジながら飲む酒のマズい事。そんな国から目を
背けてはいけませんが、嫌気がさしたら気分一新で釣りに行く。ってか常に行く。
釣り馬鹿の条理であります。


6月1日
魚を育てるのに必要なペレット。金魚のえさの大玉みたいなのですが、
多くの方がペレットカラーと称したルアーカラーで馴染みがあると思います。
主成分は魚粉や小麦などで、約半分を輸入ものの魚粉がしめているのですが、円安は
もとより隣国でも需要が高まってきている魚粉が、見る見るうちに数十%の値上げを
されてしまった次第。乳製品や小麦食材の比ではない値上げ幅が、全く報道されない
歯がゆさを感じていても、感心を持つパイが小さければ報道する価値もないのかも
しれませんが、今まで通りの釣果を維持するための放流量は今回の値上げに転嫁せざる
を得ない状況となりました。何卒ご理解頂けます様お願い致します。


5月29日
明日はムカイ・フィッシングさんのイベントです。毎回大盤振る舞いなブースには
驚かされます。是非マックス田中氏のセミナーも含め、お楽しみ下さい。

ワンコの散歩に晩酌にと、割とスケジュールの詰まっている時間帯なので未確認では
ありますが、例年通りならホタルが出始める季節になりました。日没後からですので、
ナイター終わってからぐらいの方がおススメです。ウチを通過して200mほど
行くと右側に草原がありますが、その辺りから上流に向かって、ポツポツ出ていると
思われます。水の汚染や人口の光に生息環境を追いやられているゲンジボタルですが
ココの上流には未だその環境が備わっています。


5月28日
年々塗り替えられる暑さ寒さの記録に、いささか疎くなっているような
気もしますが、5月の台風や真夏日ってやっぱり記憶にありません。隣街の三島
では昨日30度を超えたそうで、今日もそれに近いお天気です。そんな中であっても
水温は一番高くなる下の池の手前表面で17度でした。15度の湧水が絶える事無く
供給され続けていますので、明日の朝には16度くらいまで下がっているはずです。
魚はもう少し深いところに定位していましたので、更に快適な環境のようです。

問題は人様の体力。炎天下の中で釣りをしてきた経験からすると、これからの季節
日焼け止めをしていても半袖、半ズボンは熱中症を引き起こしやすく、まして
酷い日焼けをすれば発熱など後々厄介な事を招きますので、コンプレッション系の
タイツや長Tシャツが有効です。フィットしている分暑さを感じにくく、紫外線を
カットしてくれる素材が多用されています。難儀なのは着ている上から蚊に刺される
事。直に掻けないもどかしさがイラっとします。


5月25日
赤身のお腹の方はお刺身で、上半分は味噌漬けでご飯のおかずに。ヒレの周りは
脂が滴るまで炙って、塩ふってビールのアテに。夕食3回分は持ちそうです。
お刺身は釣った直後の歯ごたえがプリプリしてて「新鮮さ」を感じるので、
テレビレポーターが「プリプリしてて新鮮〜」って当たり前のコメントを耳に
しますが、死後硬直で身がきゅ〜って締まっている状態。旨みの成分のグルタミン酸
やらイノシン酸が増えてくるのは冷蔵庫で寝かす事3日目から。
詳しい事はよく分かりませんが、クテっとした位の方がより美味しくなります。


燻製作業の腕が鈍らないように・・と練習がてらも、見事に下手になっていました

5月22日
明日は疑似餌工房 彦さんのイベントがあります。きっと面白いルアーに
出会えると思います。お楽しみに・・・

全然釣れなくて、せめて一匹・・と川原を歩く事数時間。未経験の流れは
何処から出てもおかしくない渓相でワクワクするものです。が・・・快晴で
日陰も無い川原は、集中力さえ奪ってしまいまう炎天下。それでも見た目に「ここは」
と思えるポイントではフロータントを塗りなおし万全を期します。そんな時に限って
アワセ切れしちゃうんだよなって・・苦い経験を思い出しつつ、今回は上手く
出来ちゃいました。
この魚に会うための一日でした。と締めくくった5分後には「もう一匹釣れんかな・・」
と欲深さが口をついて出てきました。皆さんにも、「上がり鱒や赤身狙い」で
そんな経験はあると思います。その欲こそ言い方変えれば「向上心」釣り人を
動かす原動力であります。とまぁ釣り馬鹿は自身の欲さえ都合良く言い換える事が
出来ます。




5月18日
アマゴやヤマメがミックスポンドに放流されています。容姿に、クレバーさに
狡猾性に惚れ込むアングラーは多くいます。ニジマス、ブラウン、ブルックが
そうでは無い訳ではありませんが、放流直後の反応の良さで、なんとなくそんな
イメージに感じてしまいますが、そういったニジマスたちが経験を積むとウンとも
スンとも箸にも棒にも敵わない強敵になるのを忘れているだけであります。
しいて言うなら最初からアマゴたちの方が少しだけ警戒心が強いのかもしれませんが、
ミノーの早引きがやや弱点のようで、トウィッチやジャークにも巻きつくような反応を
します。問題はフッキング後のスピード。入っているラインとは全く違う方向で
ジャンプを繰り返されます。つまりラインが水の抵抗を受けて、魚に追従できて
いないのです。過去にヒメマスをおかっぱりで追っかけていたときに遭遇した
バラし病を思い出しました。そんな時の攻略法は水切れを良くするために
極力ラインを細くして、バレないで・・と祈る事くらいですかね。


5月16日
終日雨から曇りのお天気で、いつもより浮き気味の魚達でした。晴れていると
沈んで動きも少ない魚も、比較的やる気のありそうな動きを見せているのは
上の池でした。ルアーを見ていると追うし、ツマむし・・イージーに見えるのですが
カラーや動きが気に入らないとバイトには至らない状況も、色スレしてないような
マイナーなカラーにはそれなりの反応がありますし、セニョールやスティックなどの
無派動系ルアーはいとも簡単に食ってきます。相変わらずナンだと思っているのか
不思議なルアーですが、困ったときのナンとやらは健在です。



5月11日
自身の休みのカレンダー、水温や釣果、潮時などモロモロを勘案しつつ組んでいく
釣り馬鹿発想の釣行計画。この時期に渓流魚から鮎にターゲットの変わる狩野川。
温暖な土地柄、水温上昇も早いし、キスは台風後が落ち着きが鍵だし、ここは・・・
バスでしょう!とばかりに半月近く前に計画をした芦ノ湖のバス釣行は
水曜日。もの凄くリアルタイムで台風と遭遇です。ある意味「持ってる」としか
思えないワタクシ。釣果は別ね。ともあれ過去の経験からも、そういったトラブルに
恵まれる方が思い出深く残る事は間違いなさそうですが、とにかく安全第一が
最優先。事故があっては釣り馬鹿失格。ただの馬鹿に格下げですからね。



5月10日
「こんな魚が入ってます」って意味で置いてある駐車場の水槽。先日から
放流が続いているアマゴも仲間入り。も・・・次の日には失踪。また失踪。
疑っちゃ悪いとは思いますが、後ろに控えているのがきっと犯人。
イトウ、ブラウン、ブルック、大型のニジマスも果ては狙われているアマゴや
ヤマメも大きくなれば、インセクトイーターからフィッシュイーターに変身します。
その魚食性を利用したのが小魚をイミテートしたミノー。
いつまで経っても水槽にオールスターは実現出来そうにありませんが、池の中では
小型のブルックがイトウに追われている姿を度々目撃します。
今のところミックスに超大型はいませんので、平和にミノーを追い回してくれています




5月7日
GWが明け、私的な釣りに戻れるお休みです。疲労を癒すつもりで寝坊したいけど
習慣とは怖ろしいもの、或いは年のせいか、休みだって多分起床は太陽より早いのです。
とかく数が釣れたり魚が見えていたりすると、釣り馬鹿モードにスイッチが入り、
せっかくのお休みも神経使って疲れてしまいます。今の時期ですと数の釣れるキス
釣りもビール片手くらいがちょうど良い気晴らしになります。人それぞれ釣りに
向き合う姿勢は違いますが、その時のメンタルやフィジカルによってスタンスは
変わってきます。そんな場合でも数を釣りたいミックス、サイトしたい上、タナを探る
下池と、それぞれに合ったポジションが選べると思います。


5月1日
春らしい長雨が終わったら一気に夏のよう。日々放流は続いているものの
強い紫外線の影響で、魚は日陰や深めのレンジに集合している模様です。ミックス
ポンドの表層にはいっぱい魚が確認でき、ドライやソフトハックルでは幾らでも
釣れてつまらない趣も否めません。スプーンやプラグではロール系を中心とした
弱派動系の方が優位な感じですが、本質しっかり食ってくるのはミドルレンジから
ボトムが中心といったところ。各池共に昨日、今日のお天気から似たような傾向が
現れています。

魚の放流は明日から連休ですので、上下の池は5回程度。ミックス3回。川随時と
いった予定です。あくまでも人数などによって変動しますので、受付前のボードを
確認してください。


4月29日
アマゴの放流が始まりました。
山女の時と同様、最初からバリバリ釣れる魚では無いような感じですが、
キモは早巻き。回転。キラキラ。この辺りを総称すると、な〜んだスピナーね
ってオールドファンは気がつきますが、なかなか現状扱っている数も少ないし、
フックがトリプル&バーブ付きが多いのも実情。シングルバーブレスに改造できれば
この魚種の攻略の一助になると思います。


4月25日
月一のイベント日の明日。今回のメーカーさんはオフィス・ユーカリさん。
勝っても負けても楽しめそうなミニ大会の企画があります。どうにも大会的な
雰囲気に馴染めない方でも緊張感の薄いゲームで、賞品が出るのなら
何とかなるでしょ?ってご参加誘導しておきます。その他に随時講習会も行われます。
私たちスタッフも定期的に回ってアドバイスできる事はしていますが、Neiちゃんの
経験値の深さと広さは一見の価値があります。ミックスポンド横にブースが
ありますので、お気軽に覗いてみてください。


4月24日
日に日に強くなる紫外線。ビタミンDを生成するって言われている日光浴的な
メリットと違って、何のメリットも生まない目の日焼け。つまり水辺で遊ぶ
私たちにとってUVカットのアイテムは必須となります。
調べると白内障や黄斑変性症などなど。紫外線が原因とされる目の障害は多く
子供の頃からの蓄積も原因の一端だといわれていますので、誰しもケアが重要かと
思われます。夏の芦ノ湖で引っ掛かったルアーを、およ○で回収したり・・馬鹿な
子供だったので手遅れかもしれませんが、偏光グラスの恩恵で疲れ難さを知った今は
一日裸眼で釣りをするような事はなくなりました。スノボや雪遊びでも、裸眼は
雪目の原因になるのと同様に、水辺の反射も侮れません。


4月23日
カラッと晴れ渡った日中。とても気持ちのいいお天気ほど釣りって難しいもの。
釣り堀だから弱音は吐くな。と聞こえてきそうですが、平日の放流は11時頃と
有って午後にもう一回。それ以外の時間帯はお客さんの経験値と引き出しと私達
スタッフの攻略法を現場でお伝えしています。そんな中・・
女性がレンタルの初心者さんで、男性はそれなりにやってらっしゃるお二人が
終わられて話を聞くと、女性ばかり釣れたといいます。ビギナーズラックだけでは
無く、アタリに反応せずに巻き続けたことが結果的に上手な巻き合わせになったの
でしょう。(6時間)あっという間やった。と楽しそうにお帰りになりました。
そうそう「あっという間」ってのが重要で、ダラダラやるより、ちょっと足りない
くらいの方が充足感を感じます。毎日、毎週釣りばっかのヤツが言うんじゃない。
そんな突っ込みも聞こえてきそうです。


4月21日
内職がバリバリ進んだ昨日の雨。下の池は若干の濁りが残っています。で、机に
向かって作業していたのは一度使うとクセになるフェザージグ。
一部の方から邪道だと揶揄されるハイブリッド系のアイテムです。もちろん
プライベートの釣りでは、ドライしか使わなかったりと自分にハードルを付けるので、
そういったアイテムは登場しにくいのですが、管釣りの管理側からすれば、
「釣れれば王道」なのです。人気のカラーはピンクやオレンジですが、フライ畑の私が
巻くと、白、茶、緑。となります。派手な色が釣れないわけではありませんが、
シックな色のほうが飽きがこないらしい。と、ファッション業界みたいなお話ですが、
鮭族は色を識別出来るって聞きますので、フォーマルなカラーをセレクトしてみました。




4月19日
一日中曇天で、燻製作りが出来そうな気温でしたが、徐々に気温も初夏に向かい、魚を
乾燥させるのがキツくなり始め、本日燻製釜を片付けました。若干手持ちの商品が
ありますが、また秋まで封印です。乾燥させることが、おいしい燻製を作る上で重要な
鍵ですが、気温が高ければ乾く前に腐ってしまいます。特別な乾燥室や小さい魚のみを
続けるのであれば何も問題はありませんが、大きい赤身をメインで作業するとなると、
この季節あたりが潮時です。多くのお客様にご愛顧頂き真に有難う御座いました。


4月17日
朝は快晴無風で鏡のような水面・・って事は放射冷却で魚っけ無し。だったのは
昨日の芦ノ湖。そう私の置かれた厳しい現実。今シーズンの私の休みは太陽に
恵まれる事が多く、依存気味の釣り生活としては、アンラッキーな状況です。
依存症三段論法(私論)として、「雨なのに、雨だから、雨だからこそ。」コレの
末尾に「釣り」を付けられる方は「依存症」確定であります。
今週末の天気予報はひっさ久に両日とも傘マークが消えました。管釣りは放流が
ありますので、お外の魚の気分次第ではありませんので、ご安心下さい。


4月14日
雷や雹、突風に竜巻・・・とても不安定な天気予報でしたが、暖かいゾーンに
入っていたらしく、小雨ながら無風で暖かい天気です。もとより不安定な
天気は寒気と暖気のぶつかり合う前線が起こすもの。その前線の移動の方向によっては
そんな天気になってもおかしくないのですが、ややムっとするくらいの湿度と
暖かさ、更に小雨。そんなお天気は過去の経験や釣り馬○センサーからアッチコッチの
お魚のライズが予想できます。当然すそパも昼前から出始めたコカゲロウに
カディス等等かなりの数のハッチ&ライズが確認できます。


4月13日
先週半ばに関東地方では降雪に見舞われ、寒もドンだけ戻るん?って疑問に
思っていたら、今日は雨でこの寒さ。季節が冬に戻ればまた春も来ます。釣春が再度
楽しめる釣り馬○ならではのポジティブシンク。
そんな雨の中ご来場のお客様に、「雨率高くないですか?」と聞くと「雨狙い率が
高いんです」って。言ってましたわ。メリットはプレッシャーの少なさの高活性に
周りに気兼ねなくキャスト、ファイトが楽しめる広々感と精神の鍛錬だとか。
ぅ〜ん解りあえるかも。デメリットは営業的に伸びない事か?


4月11日
土日のどちらかが雨に見舞われる最近の週末。記録は無いものの、週末の
週間天気予報が出る度に溜息が出てしまいます。
小躍りの雨となった自身のお休みには、新調したゴアカッパに防水スプレーを掛け
アイロンを掛けると防水が長持ちするって聞いたので、早速試そうとしましたが
熱を掛けて、帰らぬ物になっては折角の新品も笑いのネタになりますので、
ココはドライヤーでやってみると・・・ワックスをかけた車のように水を弾きます。
高性能のレインギアも耐水圧に限界があります。濡れたまま座るとジワジワと
染み込んでくるアレです。そういった意味でも出来るだけ表面はドライに近い状態を
保つのが良いようです。



4月7日
幾分早めのお出ましのような気もしますが、昨日ハッチしていたモンカゲ。
出番としては初夏が主役ようなイメージですが、25度まで達した昨日は立派に
初夏だったわけですが、本日は13度。さらに明日も冷えると言っていました。
雨大歓迎の釣り○鹿のお休みも、冷えはモンカゲのような大型のメイフライが
姿を消しベイトも浮いてこないので苦戦必死。でも私のフライは沈まない。
沈ませない。「鳴かぬなら鳴くまでまとう・・」家康公的なスタイル。寒きゃ撤収だ。




4月5日
テレビレポーターが天然の岩魚を「さすが天然モノです。脂が乗ってて美味しいです」
とマユツバなリポートをしていました。源流の岩魚が食せるエサは虫中心ですので、
源流の岩魚なら脂なんか乗りっこ無いわけです。多分ウソだと言ってしまうのは
言いすぎかと思いますが、腹の中では「ウソツキ」と確信しております。
大海原を回遊している魚なら脂も乗っていますが、自分の身を美味しくしようと
エサを捕食するマグロはいないわけであります。養殖は出来上がりの味をコントロール
できますので、天然モノより脂が乗った魚が出来るってスンポウ。流れの強弱の
生活環境で筋肉質(締まってる)とか好みの差が出てきますが、脂イーターとしては
養殖に勝る天然モノに出会うことは多くありません。


4月2日
昨日は久しぶりの雨の休日。私のようなへたっぴでも雨なら釣れてくれる寛容な
アマゴ様に感謝であります。週間天気予報で自分の休みに傘マークが付けば、
小躍りしてしまうのは釣り人の共通の反応かと思いきや、案外管釣りアングラーは
さにあらずといった感じです。低気圧は文字通り気圧が下がる事によって、魚は
浮き、曇天も相まってエサを探します。そういったお魚の都合上、魚の活性は
上がると言われています。経験的に雨がずっとより、降ったり止んだり。つまり
気圧の変化があったほうが良い思いをしています。そんなズラッと並んだ傘マークが
今週末の天気予報。気象庁が「釣れます」と言っているようなものであります。




3月28日
明日のイベントのキーはトップウォーター。リプライさんやザクトさんの
バズボールで見える釣りを堪能しちゃいましょう。
レンジだとか動きだとか波動だスピードだの小難しい事は一切無し。浮いてる
ルアーにアタックさせられればOKな視覚最優先の楽しい釣りです。
この釣り方を覚えると不思議と釣れた数は気にならなくなりますし、案外混雑して
いるエリアでも、スプーンやクランクを見切る天才君たちも、目先が変わって
バイトする事がよくあります。覚えておいてソンは無いメソッドです。


3月26日
春休みを迎え、お子さんアングラーが目立ちます。アドバイスを聞いてくれる
子、聞いてくれない子。様々です。私も聞かなかった方ですので、グルっと
遠回りして釣りを楽しんできました。子供の頃に友人達と釣りに行って、釣果も
覚えも一番ビリなのが私。そう下手なくせに我が強いのです。始末悪いでしょ。
だからこそ、のめり込むと帰ってこない性格なのかもしれないのですわ。
コチラのアドバイスを聞こうが聞くまいが、その子に合った覚えるスピードが
有って当然なので、楽しんでもらえるように仕向けられれば、勝手に伸びていく。
それこそ釣りの魅力なんでしょう。理解できた時や釣れた直後に見せる子供さんの
黒目の強さはなによりも嬉しいものです。



3月24日
大きめなカゲロウのスピナーが夕方飛んでいたので、見てみるとエルモンヒラタ
カゲロウでした。なにやら正式名称が違うとかで、フライ雑誌でも取り上げられて
いましたが、長いことエルモンで通ってきた名は、私には覆せません。エルモンは
エルモン。で、それって何?でしょう?黄緑色のボディーに薄いブルーダンの羽を
持つフックサイズにして14番くらいの色合いのキレイなカゲロウです。その容姿から
タイイングする方も多く、私も思い入れのあるカゲロウです。横を流れる沢や
エサ釣りエリアの川底にある石や葉っぱには、マダラにコカゲロウ、ユスリカに
ヒゲナガなどなど。そんな水生昆虫がいっぱい居ます。
風波の無いミックスポンドでは、そういった水生昆虫にライズする魚が見えて、
各地で撃沈しても癒されると思います。


3月23日
桜の開花宣言も出た静岡ですが、幾分冷え込みのあった今朝のポンドは
魚のレンジが深く、下の池やミックスポンドの魚は見えにくい状況でした。
高気圧の安定域、無風、冷え込み。こういった事象がお魚を沈める要因です。
こういった状況になると、レンジを見つけるのが釣りを組み立てる一歩目と
なります。過去に釣れたルアーや色を試すのもアリですが、先ずはレンジ探しが
キモとなります。普段からドライフライや、上の池で見える魚を相手にしていると、
気にする必要の無い事ですが、「魚が見えない」は「魚からも見られない」
アドバンテージとなりますので、レンジや動きがハマルと一人でムフフな状況が
体験できると思います。


3月20日
春分の日の明日から営業時間が8時から21時までとなります。一日券で
13時間耐久戦であります。これまでの冬時間では週末など最後の放流は15時
前後でしたが、今週から16時から17時辺りがが最後の放流となります。
週末は日に4回程度の放流がこまめに組まれますので、どれだけ寝坊しても
何処かの放流にめぐり合うと思います。寒の戻りも予報されていますので、
準備お忘れないようご来場下さい。


3月19日
大きなウネリを残して起きるライズの正体は、尺アマゴに違いないとふんで
一歩一歩狩野川の深瀬に踏み込み、膝くらいの高さの岩に乗って射程圏に捉えます。
自分でも(決まった・・・)と自負してしまうキャストは、ライズポイントに
フライ先行で流れて行きます。この時点で心拍数は2割増。直下で見破られたものの
まだチャンスありと流し込む時点で更に心拍数上昇。嵐にのまれる小船のような
フライは大きく揺れながら漂っていましたが、ソレっきりライズの距離は遠のき、
力なく撤収。目的を失った深い瀬からの脱出はメンタルにも効きます。
行きはよいよい・・ってヤツです。3月の川で泳ぐ事はありませんでしたが、携帯が
水没で逝ってしまいました。まぁ釣り人的にアリガチお約束なミスを犯させる滅多に
お目にかかれない魚を、次のチャレンジャーのフライマンが待っていました。
私にとっては千載一遇の大チャンスを逃しましたが、エリアも天然もドキドキする
ような出会いが「見える魚釣り」の醍醐味です。皆さんにもそんな出会いがあると
良いですが、携帯を壊しちゃうような愚行になりますのでご注意下さい。


3月17日
つかみ取りはやってますか?と電話でのお問合せ。一昨日は箱根などの山間部で
雪が降ったっていうのに、半袖の方も見受けられた日中。今日は三寒四温の温の
一日目?魚釣り的に温の3〜4日辺りが安定してきて調子の出てくる気がしますが
全体的に魚の動きもあってナカナカの活性だった感じです。
温の途中に来る雨。コレが湖や河川でも起る「春爆」を呼ぶキーワード。
まんを持して、明日の私のお休みに付いた、傘マークの天気予報に小躍りしていたら、
雨は夜だって。なんとも上手くいかないものですが、ポカポカ陽気に川歩きが出来る
だけで良しとしようかね。


3月16日
燻製のキモともいえる乾燥の作業が、厄介になる気温に差し掛かってきました。
毎年4月の半ば辺りで断念するのですが、ちょっとイタズラでニジマスの
燻製の隙間に魚肉ソーセージを紛れ込ませてみたところ、案の定「大人の魚ニソ」
が出来ました。魚肉ソーセージが嫌いな方は居ないにしても、お酒のお供の
マストアイテムに君臨するほど好みの方は居ないと思われますが、コレは止まらない。
元々少しだけ香りを付ける燻液も使われていますが、本格的に煙を通すとチクワや
はんぺんなどの練り物系はガラっと化けます。粗引き胡椒も付けてみましたが、
マスタードの相性も良さそうでした。今後もテストを装いオツ○ミ製造継続予定です。




3月13日
火曜日から続いた春の嵐は、昨日で一旦終了の天気図でしたが、寒気と
暖気の移動に伴って前線、等圧線に関わらず春は強風がもたらせる季節。
4番ロッドで川に挑んではみたものの、ループどころか立っているのさえ厄介な
風に煽られ、自宅で夕方から酒盛り。。。有意義に使えた休日は私なりには正解。
一概に言い切れませんが、時として釣りには雨よりも強風の方が厄介ですし、
快晴無風より曇天、雨天の微風がよろしいとされます。多くはサンデーアングラー
なのですから、自身のお休みに出くわしたお天気に合わせるしかありません。
酒盛りでオーケーなら構いませんが、やっぱお魚!って言うのでしたら、いつも
いい思いをしているルアーばかりでなく、ルアーウェイトにバリエーションが
あると、大風に見舞われても切り替えがし易くなります。


3月9日
政治資金の問題でツツキあっていた与野党も、各党首にも疑惑ありのお粗末な
展開でコレにて幕引き〜。また都合のいい法が制定されるのは容易に察し
られます。エサ釣りの世界には「撒きエサ」というものがあります。ハリのエサを
食ってもらうために、魚を寄せて騙すわけです。海外ではチャミングと言って、
魚を釣るための必修メソッドと知られています。政治の世界でも期待や効果は同じで、
見返りを期待せずに献金するかと言われれば、そんなうさんクサイお話は
ちょっとスレたウチの魚でも察知するはずです。



3月6日
ご近所の河川が解禁され、いそいそと川の流れに浸かって来たお休み。
定期的に降る最近の雨で、水位が20センチほど高くやや濁りの残る状況。
放流で魚の見られる可能性の有りそうなポイントで流すのもありだけど、
所詮バリバリ釣ろうなんてコレッぽちも思わなくなったのは年のせいかもしれませんが
一応立場上、放流場所に先行されている釣り人に状況確認すると、「魚ッ気無し」
だそうで、すそパを軽くプレゼンしてお目当ての流れに。
冬とは違う暖かく木々の香りのする風の中、花粉症なら厄介だろうなと思いながら
深呼吸出来る幸せ。せせらぎの音と言うにはあまりに轟音の太い流れを渡り、
現れた竿抜けっぽい平瀬に・・・居ました。ネイティブちゃん。この一匹だけでも
春を待ちわびたストーブタイヤーの喜びも完結です。




3月1日
今年は昨年のような降雪も無く、早くも春が訪れている感じです。花粉やウグイスの
春の風物詩は始まっているようですし、季節特有の気候変動で、春に三日の晴れ無しと
言われる通りズラッと傘マークが出ている週間天気予報。水を得た魚ならぬ、
雨を得た釣り馬鹿はニヤニヤが収まりません。何故か?
管釣りと言えど、魚は自然の中の生き物。風も無く気持ちのいい晴れの日ほど魚の
警戒心は高く、難しい釣りが予想されます。一方、釣り人が減る雨の日は、気圧の低下
も相まって快調に釣れる日です。そんな雨の日に必用なのはスキルより根性。
根性より防寒です。防寒ありきの根性。だから集中力が保てます。きっとそこには
体験した事のないアグレッシブな魚を見ることが出来ると思います。


2月27日
明日は月一のイベントの日であります。今回は御馴染み「ザクトクラフト様」
セニョール・トルネードは当エリアには無くてはなりません。そしてゲストは初登場
第二代アングラーズ・アイドル、そらなさゆりちゃん。相当な釣り好きらしいので
是非会いにきてください。
でコチラも初登場の「なぶら屋様」他のメーカーさんからも親切、丁寧とご推薦を
頂き、私のような擬音と感性のレクチャーとは違う、北関東の精巧なテクニックも
見てみたい。と個人的に参加してみたいところです。
9時から15時程度を目安に、下の駐車場にブースを設置してイベント用の販売や
各メーカーのインストラクターの講習などお願いしてありますので
是非ご来場下さい。


2月23日
地元ケーブルテレビの取材で「ミシマ」ってバンドのメンバーと私のガチ対戦が
水曜に行われます。台本ありきなので、テーゲーに喋るわけにもいきませんが
そこはおしゃべりな私の本性がでれば、どれほど脱線するか今から不安であります。
で、ガチ対戦と言っても相手は初心者。百獣の王が子を谷に蹴落とすのか、
本人がハマルのか?ドッチかと言えば後者がオイシイ展開に決まってますが、
本気で負けて顔に出たらもっとマズイので、明日はちょっと練習しておきます。


2月20日
今シーズン用って訳では有りませんが、タイミング的に揃って新調する
事になった私の釣り具。転ばないようにウェーディングシューズ。
濡れないようにゴア2着で防水200%!?。で昨秋タレックスから
発表されたラスターオレンジの偏光グラスを度付きで。とまぁロッドやリールは
何時買ったか覚えてないほど無頓着なのに対して、体の衰えをギアでカバーしよう
って魂胆みえみえ。普段の生活では感じませんが、とかく渓流は携帯電話のエリア外
なんて事はザラ。万が一の事故を想定せずに、無責任な釣行は立場的に釣り馬鹿が
ただのバカになってしまいますので、まずは日々の体幹トレーニング!と外の釣りは
とっても体育会系なのです。


2月16日
燻製の行程は、下味を整えて、乾燥、燻煙、熟成。それぞれにカチっとした
マニュアルはなく、経験と勘が今のところ私のスタイル。そんなんだから釣りを
教えに行ってもシュッと投げて・・・ゆ〜〜くり巻く。魚が後ろに居たら
クルクルっと早く・・・と擬音だらけで、なんとなく伝わるものの核心が不明なので
あります。言い訳ですがね、各行程には気温や湿度、オマケに風なども出来を左右する
大きなファクターがあります。つまり毎回似てるようで全く同じものは作れないって
事になります。自分で出来ている事を、言葉に表して人に伝える技術は、経験値の多さ
と習熟の深さに比例するようです。作り方を聞かれたり、どこかにまとめて書いて
くださいとの要望を受ける事も多いのですが、そんな勘や擬音でまとめ書きしておけば
何年後かに笑えるマニュアルになるかもしれません。


2月10日
すそのに来たんだから大物を。と言ってミックスポンドは行った事が無い
お客様もいらっしゃいますが、渋い時間帯に遊びに行って、すっかりファンに
なってしまう方は多いようです。魚種は大小のニジマス、小さめなブルックとコーホー
とヤマメがメインですが、ひと際存在感を示すのがブルックです。似たような
サイズを上下の池にも入れてありますが、彼らにとっては周りの巨大魚に臆する
感じで、隅に固まってしまいます。ミックスポンドのブルックはそういった事も
なく、空中でブラブラさせているルアーにさえイルカちゃんのようにアタックして
きます。このエアーバイトを同じ魚が繰り返してくれます。そんな学習能力の無さは
「飼い主に似る」格言上、やんわりうなずけるところです。



2月9日
今シーズン一番の冷え込みだそうですが、今のところ積雪はありません。
陽が出ていれば暖かいのですが、周辺の峠に積もった雪の影響で、吹いてくる
風が痛く感じました。
明日から徐々に冷え込みも収まるようですが、防寒対策はお忘れなくお願いします。
海や湖は、最高、最低気温を記録した、1〜2ヵ月後に水温が追いついていくのが
通例ですが、一日で池の水が全て入れ替われる水量に恵まれる、すそパは、
年間を通して一番水温の下がる時期です。下の池で水温が12度。コレ以下の水温は
数例しかありません。そんな状況での魚のパターンは、陽が当たる場所に魚は浮いて
くるのですが、12度なら本来魚は日陰を好む習性上、そういったポイントも重要に
なってきます。意地悪なようですが、なにより人が好まない日陰はプレッシャーが
少ないので、コンスタントに反応がでます。冬のポイント選びは耐力と眼力が鍵ですね。


2月6日
積雪、凍結はありません。

撥水スプレーを掛けたら中に染み込んでくるような、お粗末なゴアテックスを
10年以上愛着していましたが、先日めぼしを付けていたメーカーさんの品がネットで
5千円引きで出ているじゃないっすか。アウトレット商品となっていましたが
保障も返品も受けてくれそうなので、念のため2着の電撃ポチポチっとで、
結局悩んでいた正規品で1着を買うのを遥かに凌駕するお会計と相成りました・・・
単体を着続けるより、交互に着れば初期投資の倍額も、おつりが来るってものです。



2月2日
芦ノ湖、狩野川にご近所ネイティブの開幕を一月後に控え、ご来場される
ネイティブファンの方から、今シーズンのお話を持ちかけられる事も多い時期に
なりました。そんな方は遠足の前日がハイテンションで寝られなかった子供の頃を
思い出すでしょう。まさに釣りって童心。終わってしまえば祭りの後のような
気分も当日まで続く不安と期待の高揚感。巻けども巻けども不安になるタイイングに、
何度も開けては眺めるタックルボックス・・・一種独特の解禁前一ヶ月。
落ち着かなかったら、管釣りで一匹釣って深呼吸。癒されますよ。


1月30日
朝から終日雨。積雪、凍結は今のところありません。

暖かい日と今日のような日が来ると、体調を崩される方も多く、ご他聞にもれず
私も先日熱発しました。寒気を感じ体温計をさしたら37度弱。平熱が35度台
なので、微熱といったところで、お酒もタイイングも無く臥せっていた休日。
薬を飲んで起き上がりに計った体温は34.3度。?・・・カエルかよ。と
変温動物的ツッコミを自らにし、失笑の後再計測で同じ値。おまえはもう・・・と
ケンシロウの決め台詞が口をつき、最近の薬はよ〜効くね。とピントのズレた
コメントに再度自爆の失笑。冗談が言えれば全快の証です。


1月27日
フィッシング・ショーを間近に控え、多くのメーカーから発売される新商品。
興味はあっても手にしたら欲しくなってしまう都合上、見て見ぬ振りをする貧乏性。
早い事フラッグシップの機能が廉価版に降りてこないかな・・・と待ち続けるのです。
ロッドやリールには極力セーブした資金配分ですが、掛けると距離感の合わない偏光や
踏ん張ったらブチブチ縫製が切れるシューズやら、出くわした不良品に現場で悩ま
された事も多く、安全に快適に釣りをする上でシューズやウェア、偏光などには
それなりの予算を割くようになりました。アベノミクスに加担するつもりはサラサラ
ございませんが、「安全第一」に長〜く釣りをする上で欠かせないアイテムです。


1月23日
初心者様お助けアイテムとして作り始めたフェザージグ。巻いて落として置いといて。
どの使い方もとりあえずヒットはさせられるので、使い方も適当ですが、巻く早さ
置く時間、落とす早さによって当たる数も様々。使い込めば初心者様用とは言いがたい
奥の深さを色の選択も含め感じます。こういったスローに動くルアーやフライの色に
対して魚はとってもセレクティブになります。目の前を素早く移動するルアーは
迷っている間に逃げられてしまうので、間髪いれずに口を出します。コレが
リアクションバイトね。ソレの真逆がコレ。じ〜っと見られて・・プイっとされる息の
詰まる一瞬。(コレが堪らん)と思ったら、わたくし同様Mっ気あり。ちょっとした
病気です。治療をお望みでしたら、魚の好みの色を見つければ、治ると思います。




1月19日
燻製の味付けで使うのは塩と砂糖と胡椒とハーブ。シンプルだから飽きのこない
味だとは思うのですが、先日アタリメをツマんでいて、ふと燻製にマヨネーズを
付けてみたら、なんともヤバイ美味さになりました。元マヨラーとしては
知ってはいけない味だったかもしれないと後悔しつつ、普段以上の有酸素運動を
追加決定した次第。食べたければ削れ。中年ど真ん中の人生訓です。
お客様の中にも、そのまま召し上がる方もいれば、パスタに入れたりマリネに
使ったり様々なようで、有り難い限りです。



1月17日
月一で恒例にしているメーカーさんの展示即売と無料講習会。明日はトルネードの
ザクト様、トップウォーターのリプライ様とデスロールなどの名品を生み出す
アーキテクト様。なかなかこういった機会に足を運ばれても、声を出せない方も
多く居ます。どのメーカーさんも初心者に優しいので、困っていそうなお客様が
居れば私たちスタッフがそのエキスパートさん達にスルーパスするかもしれません。
私たちが教えるより、もっとピンでコアでディープな話のできる設計者さんですので、
初心者のみならず興味のある方は、ブースを覗きにいってみてください。


1月16日
南岸低気圧の影響によりわたくしのお休みは自宅待機となり、なんとも新年早々嫌〜な
スタートとなりました。軟禁されても頭の中で魚が泳ぐ私は、机に向かっていつも通り
フライを巻くわけです。巻く作業に欠かせないスコッチは、いつの間にか手元を
狂わせ、後日失笑のネタになるのは何時かお伝えしましたが、脳が活性化?するかの
ようなデキのいいパターンを生んでくれるのも事実。あ・それも酔っ払いの勘違い?
かもしれませんが、私のボックスにはそうして生まれたパターンで埋められています。
渓魚や湖の魚を騙すべくして巻いたフライでも、ペレット大好きな管釣りの魚には
役不足な時もあるわけで・・・と結局全て巻いてしまうエンドレスなフライ地獄。
ハマるほど楽しくてしかたありません。


1月12日
人的プレッシャーが強くなると、周りと同じようなルアーや、使い方を
されても反応イマイチな事が多く起きます。ルアー頼りで釣りを組み立てると
ぶつかる壁です。スプーンを水平に巻くのは教科書通りですが、フォールや
バジングで魚の反応が得られれば、ソレを鍵に釣りを組み立てる事も可能です。
寒くてもルアーが縦横無尽に飛び交っても、トップウォーターには反応したり
魚の目先を変えるだけでも反応は変わってきますが、邪魔をするのは凝り固まった
固定観念ってやつ。耳が痛いわぁ。と私も書きながらに感じますが、その壁を壊した
時にセニョールのような凄いルアーが誕生するものです。


1月9日
ヤマメ攻略はチャート色が肝。なんて聞いたことがあったので、スプーンで
ミックスポンドへ。昨今のチャートって殆ど裏が黒い明滅系のカラーになっている
ようで、私のウォレットには肝心のルアーが無く、やむなくその辺りで。
釣れども釣れどもニジマスにブルック。ブルックに至っては、イルカさんのように
水上のスプーンにさえもジャンプしてくれます。まぁコレが楽しいのナンの。
1匹釣れたヤマメも出会い頭で再現性なく、その後サイトで狙ったフライでは更なる
スピードでフライを奪っていくニジマスとブルック。そんな訳で攻略不可な私と
対照的にヤマメを釣っていたスタッフO氏、肝はミノーだったとか。興味のある方は
お試し下さい。お客様にリサーチしたら金系のスプーンでも釣れたそうです。


1月6日
ドラマの影響も有って人気の出始めたウィスキー。私の生活には欠かせないもの
では有りますが、一言にウィスキーといっても日本酒や焼酎のように地酒的な
要素を多く持っています。水や気温、湿度に風土。様々な要素が絡むといわれています。
馬鹿舌な私はそんな細かな部分まで比べられませんが、ドラマで人気の蒸留所で
造られたピートの効いたスモーキーな酒は、アイラのお酒に通じているようにも
思います。本来ストレートで飲むのが好ましいとされていますが、水割りのほうが
香りが出ると聞きます。日本式の水割りは水のほうが圧倒的に多く入りますが、
スコッチの本場では、酒9対水1以下なんだとか。実際やってみると確かに。と
うなずける反面出来上がりも早く済みます。タイイングの傍らに注ぐと、その土地や
風土を感じる前に回ってきます。


1月5日
元旦にお休みを頂いて山中湖のワカサギ釣りに行って来ました。10年ほど前に
始まったドーム船は、穴の開いた床に仕掛けを落とす船内からの釣り。
安全 暖か、トイレ付。とオフショアの弱点を完全網羅しているので、今や女性や
お子様もたくさんいらしています。雪の舞う船外も中は居眠りが出来ます。
コレが無かった頃は・・手漕ぎで湖中央にポツンと浮かび、危険、極寒、トイレ無しの
三重苦の中、しびれる手でアンカーを降ろし、富士山から下ろす北西風に(寝たら死ぬ)
が笑えない冗談でした。その後数週間で湖が結氷して、穴釣りが始まるわけです。
私の中では最も過酷な釣りを最も快適な釣りに変えてくれたドーム船。中乗りの
スタッフはマツったラインを一つ残らず丁寧に解いていました。広義で同業者の
彼らに見習うべきは多く有りました。エリアをドームにとはいきませんが、エリアも
お客さんのニーズに少しずつでも対応できればより快適な釣り場になれるかな。
と年頭に思いました。


1月4日
年始のお休みも粗方今日で最後。年末からの怒涛の放流ラッシュもひと段落。
とは言っても平日の明日も当然放流があります。年末年始に魚が受けた人的な
プレッシャーは、数分で新人君がショートバイトを覚えるほどで、池の中の先輩達の
ピリピリ感は相当なものであったと想像できます。
平日になってプレッシャーが一掃される訳では有りませんが、毎回連休明けは午前中と
夕マズメがハイテンションになります。やっとお正月休みのとれたサービス業のお客様
には、程よいサービスをしてくれるのではないだろうか?と魚に期待しています。


12月31日
近年大掃除に床屋にと、年越しだと身の回りを小奇麗にする習慣は失われて
いるのかも知れませんが、それでも早々に大掃除を終えて釣りに来れた方は、
夏休みの宿題はキッチリやれる計画的生活を送れる方ですかね。私のように、
う〜ん次の休みはバス?フライ?ソルト?などと場当たりを楽しみながら生きる
輩とは育ちが違うと思われます。ですが、共通して言える事は、釣りを楽しんでいる事。
来年はこうしたいとか計画立てて、生きていくようにはなれないかもしれませんが、
ずーっと続けていきたい趣味であり生活の一部です。

本年も稚拙な日記にお付き合い頂き有難うございました。来年もすそパ並びに
この日記に叱咤激励宜しくお願い致します。来年こそ・・なんて目標は立てません。
一匹一匹大事に楽しみながら釣りをしていきます。

明日はお休みです。くれぐれもお間違えの無いよう、宜しくお願い致します。


12月30日
わたくしも先日ここで釣り納めをさせて頂きましたが、皆さんの釣り納めはいかが
でしょうか?未だと言う方、明日もヤマメ含め放流魚いっぱいで営業中。です。
多分明日は、ご家庭の事情に飲み込まれる、お父様方が多数を占めるので、連休中
では一番空いている日になると思います。そんな大晦日は毎年静かに暮れていきます。

そう何年も続く事もないので、嫌とは言いませんが年明け早々に姪っ子達の
集金部隊が我が家にやってきます。上の子なんて「バイトだから振り込んでもいいよ」
などと流石は現代人。振り込み手数料は負担しろよ。とお返ししておきました。
そんな話で平和に年の瀬を感じます。
        


12月29日
ヤマメが入ってきました。放流は明日から4日までミックスポンドに毎日行います。
普段からヤマメやイワナは寸表記で慣れているので、サイズは7〜9寸。といった方が
シックリきます。ここら辺はアマゴが一般的で神奈川の酒匂川を境に東がヤマメ、
西側の太平洋一帯がアマゴの生息域とされていますので、釣れるとなんとなく嬉しい
かも?ミックスポンド全般に小さめな魚ですので、細軸のフックが有効で、上下の
ポンドのタックルですとかなりの数をバラすことになります。難儀ですがフックの交換
などしていただけると良いと思います。




12月27日
明日はムカイフィッシングさんの展示即売会があります。前回同様、下の駐車場に
ブースを作る予定ですので、10時と13時の講習会(参加者全員にルアープレゼント)
に参加される方はブースの方までお越し下さい。レクチャーする自身の立場としても
マックス田中氏の立ち振る舞いには興味深々なので、空いたタイミングが有ったら
スタッフ2人で参加してたりして・・・
ブースにはその日しか出てこないようなレアアイテムが前回はありましたので
今回も楽しみです。



12月26日
明日から年末年始の、お休み体制放流が始まります。相変わらず人数や
皆さんの顔色を伺いながらですが、日に4回程度は放流が出来る予定です。
初心者の方、フォークリフトで撒いたら15分はキラキラなスプーンに変えて
下さい。ビックリして大合わせはなさらない様にお願いします。
釣り収めの方も、お正月のお刺身に・・・
連休中にヤマメも入荷予定です。キレイな魚体らしいのでコチラも楽しみです。


12月22日
冬至です。一年で最も昼が短いと言われていますが、酒飲みとストーブタイヤーに
してみれば、一年で最も夜が長いと言って頂いた方がシックリきます。
夜な夜なストーブを背に来春の河川解禁に向けて、フライオヤジはスコッチを
お供に巻きだすと、10本目辺りで調子が出てきて15本目辺りでグダグダな
フライが完成しているのに後々気付きます。フライで虫を表現しながら、視認性の
確保や魚からの見え方、フッキングを良くするバランス云々・・・そんな事も
考えながら、冬の夜長はお酒がすすみます。


12月19日
下の池の午前中の様子です。1平方メートルで3匹、1立方メートルで5匹?
陽が当たり始めると通常のカメラでもコレだけの魚が浮いて見えます。で、ルアーに
バイトしてくるのは、コチラの様子も伺えているとみえ、表層の若干下に定位している
連中が多いようです。フライのようなローインパクトなモノであれば、迷いながらも
口を出す表層の魚も多くいます。朝や夕は水面が冷やされるので、魚影は見にくく
なりレンジを下げて頂くと良い感じです。寒くて日陰に行くのを躊躇しますが、
偏光さえ掛けていれば、表層の魚がいい反応をしているのが良く分かります。




12月18日
台風以上に発達した低気圧の影響で風の強かった昨日。そんな日は大掃除
セカンドシリーズ。多分掘り起こせば一年中大掃除が続きそうな気もしますが
敢えて断腸の思いで買い物に。何故か混みあう年末のホームセンターと大安の宝くじ
売り場。さっさと買い物を終えて、クリスマスにケーキの予約に・・なんて記憶にも
ございませんので、向かうはツマミ探しの鮮魚店。愛しのカワハギちゃんも時化で不漁。
ならば取っておいたニジマスのヒレや中骨の燻製では使えない部位に、塩を降って
じっくり焼けば最高のツマミが完成。いわゆる骨付きの所は、捌いてポイして
しまうにはあまりにももったいないパーツです。


12月16日
予定していたカワハギリベンジは、低気圧の発達のため出船中止が濃厚となり
出てもジェットコースター的な修行となりそうなので、やむなく諦めると・・・
海釣りを奪われた釣り馬鹿が休日に向かうとすれば、管釣りか釣具屋さん。
アベノミクスに貢献するつもりはサラサラございませんが、釣欲が満たされないと
物欲に変化するのは皆さんにも思い当たる節が有ると思います。まずはネットでグルグル
作戦ね。明日の風向きは部分的に風よけが出来そうなすそパです。現在放流中の
ニジマスのアベレージは40センチを超え、掛かるとかなり厄介なファイトをします。
釣り納めに是非どうぞ。


12月15日
消費税は先送りします。と票集めの公表をしてからの選挙にマンマと乗せられた
気もしますし、お金問題で失職した与党員だけがキレイに返り咲いていたのには
世襲、看板、地盤、見返り。変われない国、日本の選挙態勢の縮図でしょうかね。
景気や政治がどうのって言っても魚が釣れなきゃ大問題です。日々の放流と
雑談だらけのチョイ釣りアドバイスがモットーですので、お悩みの方はスタッフまで
どうぞ。

釣る為の作戦はいっぱい用意してありますが、うーんソレはちょっと・・・と尻込み
をするお各様。とかく私たちが釣らせるためのアイテムは、奇抜、斬新、インチキ?
といった印象を受けるらしく、エサや禁止ルアーで釣らなきゃ良いと思うのですが・・
そういったトラッドなスタイル以外のメソッドを、受け入れにくいのも理解出来ますが
徐々に浸透していけば、セニョールだって市民権的な理解を得られるわけです。
特に初心者の方にはいっぱい釣ってバラして、腕をパンパンにしてお帰り頂きたいと
思います。


12月12日
週間天気予報の段階から居座り続けていた傘マーク。皮肉な事に3週連続で私のお休み
から移動する事無く、粛々と雨をもたらして下さいました。おかげ様で年末のお部屋の
大掃除も完了し、選挙にも行って来れました。
消費増税や武力やら原発に皆さんの審判を問う意味の選挙。概ねメディアから聞こえる
世論を聞くにつれ、大局は決している感も否めませんが、与党にとって投票率が
上がることが脅威なわけで、「一票如き」とか「誰がやっても」など思わないで、
不在者投票をしてから釣りに行きましょう。審判を受けない政局はナッツ・リターン
のパワハラお嬢のような権力を振り回しかねませんからね。


12月10日
現在の放流状況
ニジマス 45センチ前後 
ニジマス 50〜60センチ弱(赤身)
ブルックトラウト 40センチ弱

平日は毎日11時頃に上下のポンドに放流しています。土日祝は各4回程度
ミックスもポンドに続いて毎日放流

初心者をお連れのお客様は、特にこの時間帯に派手めなスプーンをセットして
スタンバイしていただけると効果的です。釣れるルアーからロストしていかない
ように、数匹掛けたら結び直しをお願い致します。



12月9日

裏に居ついた白い仔猫 人にも慣れ里親募集中です。


昨今「プレミアム」と付く商品が多く、何気に手にとってしまうのは、マンマと乗せら
れているのか、定かではありませんが、売り手の手法の一つである事に間違いは
なさそうです。燻製のソミュールにワインやウィスキーを使ってイッチョ「プレミアム」
と格上げしてみようか・・・なんて画策しても、酒がもったいなくて、個人的に却下。
金箔を散らしたり・・・意味の分からない方向に頭が暴走したり、実験的な要素が楽し
くなってきてしまいそうなので、基本的なプレミアムを模索すと、幾つかあるチップの
うちプレミアムとまでは言わないまでも、ウィスキー(ホワイト)オーク(ウィスキー
樽を粉砕した燻製材)とヒッコリー(北米産)はあまりお目にかからない燻製です。
さくら なら くるみ りんごのレギュラー陣をブレンドしたミックスも週末に作業
する予定です。


12月7日
今朝の気温は0度。初氷ですが、兎にも角にもお休みの日に鱒族と戯れたい、釣り人的
には結果に直結する管釣りシーズンの到来です。ネイティブも可能ですが、ボチボチ
修行僧的な覚悟が必要になってきます。底まで見通せるクリアーな上の池は
全エリアの中で最も難易度が高いと思われます。ネイティブ馬鹿の私が言うのも
ナンですが、魚が見えるのは何より集中力の持続に繋がり、ともかく幸せ。
日が上がってくるに従い、徐々にレンジを下げる上の池に対して、元から若干水温の
低い下の池は、陽射しで徐々に表層に浮いてくる日中。コチラもサイト可能ですが、
周りが使っていそうもないトップウォーターもオススメです。一日を通した戦略を魚を
見ながら組み立てられるのはクリアーウォーターならではの利点です


12月5日
ロックトラウトがフラフラしてたので燻製用に捕獲。成熟とは無縁の交雑種ですが
何でしょう?見事にネットに絡んだこのアゴ。通常秋になると自分の子孫を残す為に
オスは威嚇、攻撃の武器としてこのような成長をしますが、まるで昭和の族車風。
生殖能力は無いのにも関わらず、イカツクなって縄張りを持つのは本能のようです。
夏までの大人しめな見た目と違い、オスの多くがフォトジェニックな風貌になる
季節です。
写真を撮る際、バスのように下あごを持つとアゴが外れますので、ネットなどを使って
頂くようお願い致します。




12月2日
エサ釣りとナメて掛かると、痛い目に会わされるエサ取り名人と称される
カワハギ。前回釣行で泣かされた借りをお返ししてきます。
今回のリベンジ前に地元で調整せねばと思ってはいたものの、諸般の事情により
相模湾のカワハギは、現場でリターンマッチとなります。まぁ借りは現地で
返してこそなのです。上の池、下の池。やられたら同じ場所をやるでしょ?それと
同じ、典型的なM体質の症例です。



12月1日
本日より営業時間が19時までと2時間短くなりましたので、一日券の
お客様には恒例のカップ麺かドリンクのサービス券をお渡ししています。



釣れた魚がポロポロと産卵しだしたので、三角コーナーでランディング。
孵化した稚魚を数匹確認したことはありますが、ほぼ魚のエサになってしまいます
ので、恒例の漬けになります。イクラほどの濃厚さはありませんが小粒で歯ごたえが
良く、かといってトビっこより濃厚。そんな感じのニジマスの卵。基本赤身には
入っていませんので、40センチくらいのレギュラーサイズのメスを狙ってみて
下さい。日本酒の相棒にはピッタリかと思います。




11月28日
雨が降っても天竜川に行ってしまう訳ですから、ソレ相応の寒さ対策は必用です。
すそパは朝が8時ですし、水温が15度もありますので、ラインが凍ったりする事は
ありませんが、これからの季節、陽がカゲれば寒いのは当たり前。特にラインを
扱うのに手先がかじかむと、集中できないので先日の天竜川では両の体側と手首に
カイロを貼って血液を温める作戦に。それでもダメなら首から肩などの筋肉周辺を
暖めると更に効果的。これは真冬の本栖湖にウェーディングして膝が動かなくなった
死活問題から培った智恵。伊達にバカじゃないでしょ?


11月27日
ココから静岡県西部の河川に遊びに行くのに片道170km・・・静岡って
でかいわと思いつつ天竜川の冬季限定C&R(キャッチ&リリース)にフライしに
行ってきました。雨風の予報を無視するのは最近のマイブームですので、早めに動く
ワイパーを眺めながら、友人と釣り談義に華が咲きます。そもそも週一でなんかを
投げていないと落ち着かないのは、読んでいる皆様と同じであります。
水質の関係上白濁りが常の河川なので、確実に見えて当たるウチと違って、魚影は
見えない不慣れな分、日に数回の突然のバイトにアドレナリンが出る出る。
いっぱい釣ろうと思えばそれなりのメソッドにすれば、私ほど苦労せずに釣れるはずが
私程度のキャスト&リトリーブでは、ソレが現実。自らが課したメソッドで
魚を掛けてこそのアドレナリン。レジャーフィッシングの醍醐味でもあります。



11月24日
トップウォーターをとことん楽しみ、周りを笑顔にさせちゃうリプライ様。

初心者からエキスパさんまで充実の品揃え、Neiちゃんが現場であっこちゃんが店番。
豪華なオフィスユーカリ様。

徹底的に初心者をケアしてくれた優しいムカイ様。

誰でも釣れるセニョールの伝道師、ザクトクラフト様。巻き方を知っているかで釣果は
雲泥。現場をこまめに回ってくださいました。

日曜日に行われたイベントは多くのお客様にご来場頂き、真に有難うございました。
多くの改善点がありましたので、次回に向かって更に楽しめるイベントを準備して
いきます。






11月21日
広島で多くの命が失われた土砂崩れの大災害。再びその地に安全に住むためには
新たに31基の砂防ダムが必要だと、朝のニュースで聞きました。
役所の発表か学者なのか・・・人命を奪い危険に晒した原因をまた造成しようと
言うのだから?マークだらけの展開。砂防ダムは河川に衝立状の堰堤を作るもの。
当初は上流から来る土砂を河床から順に貯めて、土砂災害を防ぐものですが、多くの
砂防ダムが既に土砂で満杯になっているとも聞きます。実際そんな川ばっかりですし。
つまり満杯のダムに土砂が来ればジャンプ台となり流れは加速し・・・南木曽でも
家が流れ人命が奪われる痛ましい事故があったのは記憶に鮮明です。仮に止まれば
ダムの効果アリと言うだろうし、超えれば想定外と逃げ更なる大規模堰堤に税金を
つぎ込む日本のバカ政治。解散してもそんな事は気にも留めそうも無いのですが、
卓上議論や選挙演説も現場見ずして語ること無かれと釣り馬鹿は思うのです。

冷え込みが続いていますが、週末は日に4回程度の放流があります。初心者の
方でも放流に当たれば比較的簡単に大物を釣り上げられます。放流時刻はお客様の
数、顔色によって変わりますので、受付前のホワイトボードに書いておきます。
釣り方が分からない、初めてのお連れさんを釣らせたい、などなどお悩みはスタッフ
までお願い致します。



11月20日
今週末の日曜日にすそパとしては初の試みとなります、展示販売会と講習会が
行われます。時間は10時からとさせていただいていますが、三連休の中日とも
あって、渋滞が予想されますので、遠方のメーカーさんは早めに来場して
下の駐車場の一部を使用してブース設置出来次第始まる予定です。どうぞご了承下さい。
販売ブースとは別に各メーカーさんに釣り場を回ってもらい、ルアーの使い方、
取り込み方など基本的な事やもっとディープな皆さんの疑問にお答えします。
どうぞお気軽にご来場下さい。



11月17日
先日所用があって近所の駄菓子屋さんに伺うことに。卸売りもやっている店舗
なので、いわゆる大人買いも可能なのですが、懐かしさがこみ上げるなか、全てを
箱買いしていたら万札は楽に飛んでいきそうな予想。冷静になって小売側の
小スペースを覗く事に。そう言えば前回来た時は、近所の子供でごった返していて
いいオヤジがガサゴソ物色していたらみっともないので諦めたんだっけ。しかし
今回は子供も学校の模様。小さなカゴ(多分子供用)を携え、ホイホイホイと
カゴに投下。でも冷静さは保っていたのですが、テレビで見た「ブロイラー」を
発見した辺りから記憶無し。んで結果カゴ3つ!やっちまった感は否めませんが、
懐かしい味をツマミに飲む酒はまた格別なのでした。




11月14日
我がお休み釣行予定からして、今年ラストになりそうだった昨日の芦の湖。もの凄い
大風に断念せざるを得なかった辺りからして、運もなしと見切ってカワハギの
落とし込みへ向かうも、大荒れの海原をチラりと垣間見て撤収。今週は釣り運無しと
ふてくされても自宅で来春に向かってフライをタイイング。そんな日々が増えそうな
西高東低の気圧配置。管釣りでもそんな時の強風に見舞われると、PEしか巻いてきて
いないタックルだと、キャストもままならず仕事になりませんので、ナイロンかフロロ
もセットしてくると安心です。今朝は4度と冷え込み、表層に魚は見えているものの、
深いレンジの方が反応していました。そんな時にもPEより水中にラインが入る
ナイロンやフロロが優位ですが日中暖かければ、表層の反応が出てきますので、
小さなバイトも察知しやすいPEに分があります。状況に合わせたラインセレクトも
楽しむ要素です。


11月12日
首脳会談の記念撮影に見せる無表情。あの人は本番前にきっと鏡に向かって
練習してそうなアクターぶり。バックの国旗はないし反日教育で生まれるものは
「恨み」だけでしょ。他国をどうの言っても自国の総理が愛想笑いじゃね、
ウチの魚のほうがよっぽど正直に反応してくれそうです。
この一週間あたりで、産卵行動が目立つようになり始めました。時間帯や風の
変わり目には当然食い気が立ちますので、問題ありませんが、時期的に色気優先なので
特定の釣り方が続きにくい状況です。レンジを気にする水温差はありませんので、
トップからボトムまで様々試してみてください。


11月9日
バイビジブル(フライパターンの名称)が効くって聞かされたので
早速巻いておきました。ルアーと違っておそらく使い続けてスレてしまうような
事は無いと思うので、遠慮なく採用させていただきました。
フックにボディーとハックルをグリグリグリ・・としただけですが、一応売り物は
壊れにくいように丁寧に作ってあります。フライの最大の武器の一つに軽さが
あります。ドライフライとして作られたので、ウェイトは仕込まれていませんので
やや水分を含んでも水面直下で漂い、リトリーブでも使えます。ウーリ−バッガーや
モンタナマラブーも似ていますが沈んでしまうので、そういった使い方では見切られて
しまうかもしれません。ボディーやハックルの組み合わせで、何通りも作れるオススメ
パターンです。




11月8日
赤身を釣る方法を尋ねられました。私が聞きたいくらいと言っては
身も蓋も無いのですが、サイトで狙えれば問題ありませんが、可能性として
放流に混じった大型の赤身は、より深いゾーンに潜る傾向があるかもしれませんので
重めのスプーンをきっちりカウントダウンしてディープゾーンを狙うのが
良さそうでした。赤身のみならず、放流直後はルアーをアピールしてナンボなので
強波動で派手なカラーが魚を引き寄せます。何匹か掛けたらラインの結びなおしを
してください。釣れるルアーから無くなっていくと思われます。


11月7日
伊豆を主な釣り場にしている私にとって、同じカワハギでも相模湾のカワハギは
同じにあらず・・・激戦区で生き延びてきた魚は非常にクレバーでした。
エサ取り名人の名に相応しく、針の形を残してエサをとられたり、やられたい放題の
ワタクシは、エサ撒き担当と化し敗北感を滲ませつつ、次回リベンジの時の肝パン
のためにエサを撒いてきた。と負け惜しみを言うのが精一杯。
何の釣りでも一緒ですが、ギャフンと言わされるから進化するのです。負けっぱなし
では肝のお供の日本酒が余ってしまいますので、リベンジをと思うのですが、
とりあえず高い壁を越える前に、ミックスポンドや川エリアのような、優しい魚に
癒されるかの如く、地元のカワハギにリハビリの計画でも立ててみようかと思います。


11月4日
今シーズン初のカワハギに行きます。お天気抜群。季節はずれの台風の影響で
ウネウネの波模様。。。日頃の行いが出るって言われますが、何処と無く
中途半端な条件。ウネリは普通の波の上下動だけではなく、横の揺れも絡んでくる
のでアサリ付けて下を向いてるうちに、船慣れしてる方でも酔ってしまう事も
あります。そんな時のワタクシの秘策は先に酔ってしまえ。ふふふ。なのであります。
お休みの釣りは、酒のツマミを釣りながら飲む。順番なんてこの際どうでも
よろしいのでございます。


11月1日
レンタルルアーロッドはリールのハンドルを左右選ぶ事が出来ます。
使われる大多数が初心者の方なので、右利きが多いとされる日本人としては
「ハンドルは右左どちらがいいですか?」との問いに、多くは右と返事が返って
きます。つまり右で投げて、左に持ち替えて右で巻く。初心者の方なら癖も
先入観も無いので、投げてそのまま巻ける左ハンドルをオススメするのですが
頑なに右ハンドルの支持者が続きます。ならば今度から「竿は左右どちらで持ち
ますか?」と言いなおしてみようかと。きっと「右」と返ってくるに違いない。と
ほくそ笑んでます。自身が子供の頃に覚えた、右巻きを左に直すのに苦労しました
ので最初から覚えれば良いだろうとの想いですが、右脳(左手)でロッドワーク、
左脳(右手)でリーリングだ!という方にはオススメ致しません。



10月31日
リプライから今月登場のザブーン(THEBOOM)。いつもより部品が多いので、
組み立ては難儀しただろう事が伺えます(笑)特徴はトップから任意のレンジで
操れるダブルスイッシャー。その気になれば首も振れ、バジングからシンキング
ペンシル的なバーサタイルなルアーです。一風変わったスタイルですので、戸惑うかも
しれませんが、投げて巻けば、きっと分かります。
テスト段階から惜しげもなく見せてくれるT祭氏ですので、ルアーの実力は確認させて
頂いております。




10月30日
主にメタルジグを陸からブン投げる、海のショアジグゲームに多投するピンクと青。
フライにあっても良いじゃない?と単純な発想で着手。素直にオリーブと
茶、黒、白を巻いておけばなんの問題もないマラブーフライですが、時折
こういった奇抜な事をしたがる飢えたフライマン。スプーンでも良く釣れるこの
2色ですが、青を切り札にする方は少なく、釣れる事に疑問視する方も珍しく
ありません。色を識別出きるとされる鮭鱒族は、見覚えの無い「青」にとりわけ
反応が多いことがあります。この仮説だと皆で投げたら効果なしなので、あくまでも
信じる者は・・的な話に留めておきます。




10月28日
燻製のその後。週末のパックは間に合わず、本日品だしにこぎつけました。
行程の鍵となる乾燥をする為に陰干しをするのですが、気温が高い日中に干せば
傷んでしまうので、肉厚の赤身の作業には秋から春までの季節限定となります。
まだまだ日中の作業がしにくいとは言っても、赤身の美味しさが病みつきに
なっているので、作業のメインになってしまいます。気温が下がり次第
ジャンジャン上がってきます。


10月24日
今シーズン初の燻製を始めました。昨シーズンよりザックリひと月早いの
ですから、昨年のやる気の無○ではなく、今シーズンのやる気を感じ取って
頂ければ幸いです。まずは大好物のクルミのチップをモクモクさせています。
リンゴ、サクラ、ナラ、ヒッコリー、ホワイト・オークあたりが順次出来上がって
いく予定です。日曜日には少し出せるかもしれませんが、先ずはワタクシがお酒の
充てに試食して確認してからなので、公私混同、私利私欲の政治家先生と一緒に
されそうですが、お客様のオツマミ、お土産のためにも必用な事とご理解下さい。
では、酒屋へゴーでございます。


10月23日
公共放送を中断して囲み取材を受けていた首相。北朝鮮に新たな組織を
送り込んで、遅れている拉致被害者の救出を急ぐ。と述べていた。
ん?政権の最優先なんちゃらだとか、最初から言ってたのに何を今更改めて?
と感じましたがドミノ辞任に集中砲火されそうなメディアの矛先を、そっちに向ける
ためのこすい作戦としか思えないのでした。
ウチワと言われればウチワですが・・と非を認めず、ゴメンナサイも言えない大臣様。
私は厳しい洗礼を下さった芦ノ湖にゴメンナサイしてきたぞ。何でかな・・・



10月21日
雨は良く釣れると聞きます。実際今日みたいな、降ったり止んだりのお天気は
誰かしら竿を曲げています。雨が魚の活性に影響を与えているのは間違いないと
思いますが、水温差との関係で、影響の強弱は変わってくると思います。例えば
真夏の川や湖の水温が25度とかね、そんな時の雨は魚にとって、恵みの雨に
なるでしょうが、15度の湧水の池に気温20度の雨だったら、逆に表層を嫌って
沈んでしまうかもしれません。雨ツブが溶存酸素を増やす説もありますが、湧水が
1分間に10トンも入っている上池なので、雨の恩恵は気圧の変化や外界を見にくく
させる雨粒による水面の波紋かもしれません。魚影の薄いどクリアーな某湖で快晴無風に
遭遇したら寝るしかないワタクシの次回釣行の天気予報は雨。考えてみたら雨の中
寝るのは不可能ですが、雨でもないとあの湖はやっつけられません。



10月20日
触れれば埃の出る日本の政治家さん。それでも周りからは先生と呼ばれている
不可解な職業。その埃を上手く隠し通して先生面を通すかが、先生と言わしめる
所以なのかもしれません。多くの女性閣僚を配し、世間的にも好印象を与えた
第二次内閣もウチワに世襲でドミノ倒し状態。こういったニュースが、この後
暴露ブーム的に広がりを見せると、一気に政権の積み木崩しになるのかも?
政治に興味は無いけれど、自分の生活がよくなって欲しい。とは誰もが感じるハズ。
消費税が上がって無駄なく循環しているのか?更に上げようとしている税金の
オコボレを手ぐすね引いて待ってる悪代官が、陰に隠れているかもしれないと、
必然的に感じさせる日本の御上。庶民の金銭感覚を汲めるはずもない、感覚の
ズレた莫大な政治資金無いと、政治家先生にはなれない仕組みでは、戦後GHQの
統治時代のような独占力が無い限り、永遠に庶民の意思は反映されない国になって
しまいます。と、9割以上釣りしか考えなくても、意外と真面目に考える・・事も
あります。


10月18日
魚卵の季節です。魚の卵の色は身の色が移るので、赤身は赤っぽく、通常のニジマスは
黄色っぽくなります。赤身は本来成熟しない(卵を持たない)固体を使っていますので、
こういった赤身から出るザ・イクラ的なオレンジの魚卵はレアケースだと思います。
寿司屋さんの鮭のイクラより若干小さめで、トビっこよりやや大きいくらいの大きさで
ほぐして出汁醤油に漬け込むと、ご飯や日本酒が止まらなくなります。秋の味覚の帝王
として私の中で君臨するカワハギの肝といい勝負をします。
身の脂分を吸収するようで、赤身の魚卵より通常ニジマスの魚卵はヘルシーだと
思われます。痛風にお悩みの方は、黄色の魚卵をおすすめします。




10月16日
試しに釣ってみようかな。なんて思って一投するとやる気マンマンの奴か
そのアタリでは、体の大きい魚が口を出してくる事が良くあります。
前者が食ってくるのは分かるとして、後者は食欲旺盛だから大きくなった訳で、
ソレがペレットなのかルアーだったかの違いだけなのです。魚には気の毒ですが、
そこにはフックが付いていたって事になります。放流直後も同様に大きい固体は
即座にルアーに反応している事が多いのですが、あまりの勢いにルアーを
押してしまっている為、釣り人が変化を感じない事が多いようです。ちょっとした
フックの違和感を感じれば、しばらくその固体は口を出さないので、その内ルアーを
見切るお利口さんになり、やがてルアーから逃げていく倒し甲斐のある天才君の誕生と
なるわけです。



10月13日

台風の影響で心配していた濁りも無く、通常営業しています。
台風一過ともあって気温の上昇も考えられます。台風前の冷え込みや今日のお天気で、
魚のレンジが深く推移しそうですので、そういったメソッドやルアーも併せて準備して
いただくと良いと思います。


10月10日
台風の影響で出ていた濁りはありません。普段のスケスケクリアーの上の池に
戻っています。下の池も同様に元通りですので、サイトで遊べます。

先週に続き今週も台風上陸の予報が出て、フラストレーションが溜まりそうな
週末の雨ですが、前回18号の通過時に出現したモクズ蟹。気圧の変化で
活性が上がったのか池の周りでウロウロしているのを見かけました。秋になると
海に下って産卵をする生態なのですが、まさか下の池を海だと勘違い?あるいは
濁流の横の川からの避難?理由はどうあれ、日本各地で喜ばれる秋の味覚は、無許可で
採補したら敷地内でも地方漁協様に怒られてしまうかもしれません。
自然保護の意味でも見かけても味噌汁や焼き蟹、カニ味噌を想像するのはやめましょう。




10月6日
記憶力には難がある私ですので、過去を紐解かれると不安はありますが、
台風直撃はすそパ開場以来初の出来事です。気圧配置を見てビビリ、数分おきに
レーダーを眺めていました。おかげ様で若干の濁りが残った程度で無事
やり過ごす事が出来ました。濁りの強制排除の為、幾分水位を下げている箇所が
ありますが、ソレも数時間。水源の湧水は相変わらずクリアのままです。
濁りの残る間は魚の活性も良いと思いますので、近いうちにお出かけ下さい。


10月3日
先週の台風は予報円も大きく海上を通過してくれたおかげで、全く影響が
出ませんでしたが、今回の18号は気圧配置からして、ココしかないコースが
予報円として記されています。このままの勢力を維持して上陸すると戦後4番目の
強さの台風だとか。台風のエネルギー源となる、高い海水温が近年沿岸に入ってきて
勢力が衰えにくくなっています。その恩恵もあり近海でマグロが釣れたりするの
ですが、高水温のトリガーに、温暖化が起因しているのなら、正に因果応報の
地球的図式となります。釣り人的に分かり易くすると、フライキャストで自分を釣る
ようなものかもしれませんが、地球規模のお話も釣り馬鹿にはキャスティング話に
すり替わります。いずれにしても中心気圧が低ければ求心力が強く、強風や海上からの
水分の供給が強雨をもたらします。御嶽山や広島の災害現場も心配されますが、
東海、関東の全域、特に沿岸海域は不安でなりません。


10月2日
バリウムと下剤で釣りを断念した何ヶ月ぶりかの自宅での休日。のほほんと
するのも悪くないと昼下がりの「おビール」がお昼寝に誘いますが、忘れちゃいけない
次週からの湖釣行。ルアーならフックチェックやルアーの補充をしますが、フライは
巻かないと始まりません。なので、急ごしらえのフライを巻くのがヤッツケ仕事の
一部に感じますが、出来の悪い自分のフライでもジャッジはお魚が下してくれますので
悪いなりに丹念に作るのが私流。
そもそも渓流で使っていたフライが、そのまま湖やエリアで使えれば良いのですが、
魚の大きさが違うので、フックが太くなりデザインやバランスを一新しなきゃならない
のです。まぁその面倒臭さがフライの楽しみなんですけどね。




9月29日
多くの自然河川が今月いっぱいで遊魚が終了となります。流れ好きな私にとっても
来年の3月が来るまで、川での釣りが出来なくて残念ですが、社会人として普通人に
戻るチャンスと言えばチャンス。とは言え、やっぱり美味しい肝を求めて海へ、
大きな鱒族を求めて湖へシフトしてしまいます。「類は友を呼ぶ」と言いまして
私の周りにはそんな方が多く、自分が正常?と一般社会と違う尺度でモノを測っている
ような気がしますので、今度の休みは特定検診と甘んじます。
必ず魚が居る管釣りもこれからがシーズン。皆さんも釣行予定が何処であっても、
順路の途中ないし、延長線上にある管釣りはメゲた釣り人を確実に復活させて次の日の
仕事の活力に繋がる!と、思われます。お出かけの際は、ソチらの道具もお忘れなく。


9月26日
今月のアングリング ファンに初心者への指南的記事が載っています。ウチで
取材していたので、片耳でコソコソ聞いていましたが、キャリアが長くなれば
なるほど、初心者の方が「何が分からないのか分からない」事に気付きます。
とは言っても、1から10まで全てお答えできるかって言うと、そうでもなさそう
なのを、現場に持ち込まれた質問云々を聞いて感じました。なるほどとお勉強に
なるわぁと感心しつつ、ソレを忘れない事を言い聞かせるのでした。
初心者さんはモチロン、初心者さんを連れてこられる先輩アングラーさんも、
一読されておくとかなり役に立つと思います。


9月23日
弱くても台風は台風で、9月最後の私のお休みを邪魔する形となりそうです。
一応立場的にも無茶は出来ないとしても、現場に行かなきゃ納得しないバカなので、
やっぱりお休みにお寝坊は出来ません。何年やっても飽き足らないのは、新しい発見を
楽しめているからなのですが、見方によっては「忘れてるだけだ」との見方もござい
ますが、そこは酉年のご愛嬌。発見するのは何も自然の中だけではなく、管釣りにも
ちゃんと魚の動きや活性を導く放流以外の法則が幾つかあると思っています。
そういった見方で魚を釣ると、管釣りのディープな世界が垣間見れますが・・・
とバカさ加減を正当化したところで、今シーズンのフィナーレを飾るフライを
巻いてみるのです。


9月22日
私、どのエリアに行くにも持っていくロッドは決まった一本。弘法筆を選ばず。とは
本当に上手い人は道具に頼ったりしないの意味通りだとすれば、私もかっちょいい
のですが、実際はめんどくさいが本音。事実湖でボートに持ち込む道具は
弁慶の七つ道具以上の明らかな心配性さえ露呈してしまいます。
エリアの道具をワンセットで賄う私のようなズボラさは放って置いて、ブラウンや
ブルックなど魚食性の強いターゲットがウジャウジャ居るのですから、ミノーを
ジャークしない手はありません。似たようなアクションのロッドばかりを持ってくる
より、ハッキリ違うアクションのロッドを持つのもアリだと思います。

ストックの障害物の横をタモで一すくい・・・でこの茶色軍団。彼らの習性は
ワンパターンであっても時として難解。だから楽しいのでしょう。




9月18日
地酒や地ビールと同様に地スコッチなるものがきっと現地にはあるはずだと
睨む所ですが、スコッチは独立か居残りかを問う国民投票でゆれるスコットランドの
産物。独立となれば通貨や関税が改まり、高級品となって私の手元に各種スコッチが
届きにくくなる可能性があるわけです。そこかい!と世界の情勢も自身の都合に変えて
しまいます。世界的に名の通ったスコッチはこの国にしてみれば大切な輸出品でしょう
から、安くなる可能性のほうが低いと思われます。なのでショーン・コネリー御大には
申し訳ないが酒飲みは居残りを希望します。


9月16日
粘ってはみたものの、今年の残暑は勢いがなく昨日でカキ氷を終了しました。
で、皮肉なものですが、今日は暑いんだ。それでも振り返る前に前を向け。渓流で
培った釣り馬鹿の教訓を活かし、今シーズンから大きくなった冷凍庫に
早くも燻製のネタを貯め始めました。例年11月の一週目から出来始めますが
上手くいけば初期から赤身が作業できるかもしれませんので、お楽しみに。
いずれにしても、朝夕は20度くらいで昼はやや真夏。一日券の方は上着も持って
来られると無難です。


9月15日
ご近所さんのショップで人気を博していた「へのじファイター」のオリカラを
若干お裾分けしていただきました。いずれも放流にもサイトにも効く
ピンクとオレンジ。当初マイクロバーブが付いていた仕様でしたが、バーブを
潰してリパッケージしてあります。数年前にマストアイテムにされていたユーザーの
方も安心して使えます。特に初心者の方には、見える、追ってくる、食う。の管釣り
ならではの一連が見れる楽しいルアーです。




9月12日
釣り座にロッドを置いたまま、トイレや車に行かれ離れているうちに道具が紛失。
なんて犯罪めいた物騒な状況を連想しがちですが、そんな現場を目撃しました。
物音のする方を見るとロッドが滑るように池に向かっています。慌てて取り上げると
水に浸けていたルアーを魚が咥えて一人ファイト中でした。こうして
知らず知らずのうちに、水没してしまえば完全犯罪は成立です。先月だけでも
3セットのタックルが上の池に水没していました。下の池は見難いので分かりませんが、
心当たりのある方は諦めずにご一報下さい。


9月10日
大きな魚を釣る作戦を問われる事がありますが、これほど魚が密集していると
狙ってもらう方が手っ取り早く、狙いの魚の目の前を、縦、横、斜めにルアーや
フライを見せるわけです。ネイティブで尺岩魚を釣りたい場合に決してやっては
いけないメソッドです。そういえば岩魚の大きいのを釣りたければ、大きい
フライを居そうな場所に落とす・・・至って当たり前の方法ですが、ソコソコの
サイズがフッキングできないから、フライのサイズを落としてしまうのが、尺に
恵まれない大きな理由なのを分かってはいても、貫き通せない意思の弱さを痛感します。
そろそろネイティブも終盤。記憶に残る一匹に出会いたいものです。


9月9日
早くも秋めいてきました。と思っていたら真夏に戻りました。先週末からしばらく
涼しかったので、下の池はプチターンオーバーが確認されましたが、今日のお天気で
表水温が温まってレンジ落ち着くと思われます。上の池が15、5度、下の池の排水
付近で17度と水温計を見ても何も変化の無い水温ですが、日照による水面の
コンマ数度の水温変化を魚は感じ、居心地のいい深さ(レンジ)を移動したりエサを
探したりしますので、活発に動いている魚が見えたら、その深さにルアーを通して
下さい。その深さを斜めに通すより、水平に通せれば自ずとヒットの確率は高くなり
ます。


9月8日 
より小さくルアーを換え、よりスローにとルアーを操作しているのが伺えます。
一概に言い切れませんが、その方向にローテしていくと軽くてレンジが外れたり、
バイトの勢いでルアーがバランスを失ったり移動したり、リトリーブやフッキングが
難しくなっているとは思いませんか?一時期バス業界でも起った釣れそうに感じる
釣り人の心理に則した現象です。そういったバスの釣りで当時、釣れる魚は小さく、
バイトも小さく、細かくやっている割に実らない非効率な釣りのイメージがあります。
その方向性のローテは管釣りでは柔らかくレンジキープにも長けたフライに敵いません。
軽く小さいルアーを極める面白さもモチロンありますが、フライに興味があるよう
でしたら、手助け致します。


9月5日
ナイターの攻略法を聞かれる事は案外多くあります。ウチのように日中は魚が丸見えの
釣り人にとって、ブラインドの釣りはあまりにもギャップが大きいのでしょう。
見ながら釣る術しか知らない私も、今月号のアングリング・ファンの
マックス田中氏がウチで取材したナイター指南の記事は、マルっと読ませて
頂きました。ルアーやカラーのセレクトについて持論を展開していて参考になった
訳ですが、私の場合リーリングが止まるほどの当たりが出た瞬間に、手が抜けて
エアリトリーブしてしまうクセを治すところから始まります。


9月2日
色やレンジの合ったフライはナンボでも釣れますので、イササカ飽きてきます。
ルアーの方にしてみれば、なんちゅう贅沢な悩みだと言われますが実際そうなります。
そんな私はライズする魚のみを狙うように魚を観察します。見ていると多くの魚が
ランダムにライズするわけではなく、ライズする魚は次々と水面のゴミや昆虫を
探してクルーズする水面フェチなので、ライズした魚の進行方向にフライを投げて
狙い打つ。投射能力とプレゼンテーション力が試される、一段難しいフライの
カテゴリーです。自分なりに釣りのハードルを上げると釣った感が増しますよ。



9月1日
カメムシが大量発生しているとニュースでも言っていました。受付の周辺でも
何処からとも無く青臭さ的カメムシ臭が漂ってきます。
かつて湖で釣ったニジマスのフックを外そうとフォーセップを入れたときに
嗅いだカメムシ臭を感じた時から、秋はディアヘアのカメムシタイヤーに
なります。多分ウチの魚も口にしていると思いますので、その類のフライや
小型のトッププラグにも反応が良くなると予想されます。
秋っぽい気候になりましたが、日差し次第で夏的な釣りになりますので、
状況に合わせたレンジやルアーの選択が重要になりそうです。



8月29日
ルアーとフライを両方用意されたり、フライのほうが釣れそうだからといって
フライに転向してきた初心者の方の中には、思ったほど釣れないと感じる方も
多くいます。簡単そうに見えるからと、使われるインジケーター(ウキ)。実は
これにこそ難しさの元があります。まず投げにくさ。ルアーは重いと飛びますが、
フライは真逆。ラインのループで飛ばしていくので、先が重いほどキャスティングは
高度な技術が必要です。次にウキの高浮力。食っても魚は違和感を感じ直ぐに吐き出し
ます。最後にタナ。魚の居ない所にウキの深さを合わせていても何もなりません。
ますますフライの敷居を上げてしまいそうですが、ソレさえ理解できれば鬼に金棒と
なるわけです。考えるのが面倒ならウキを外して引っ張ってみれば、ダイレクトな
アタリがガツガツくるでしょうし、分からなければ我々がフライの世界に引きずり
込んで差し上げます。



8月28日
この水系に古くから住んでいるヤマト岩魚っぽい固体。エラブタの色や背中のヌメっと
した感じが特徴ですが、体側の模様がややニッコウ岩魚っぽく、かつての放流魚
(たぶんニッコウ)と交雑した子孫のようです。こんな綺麗な魚に合う為に山に登り、
谷を下り、岩を登り・・・とその行程は骨が折れますが、何時までも続けていきたい
一魚一会の出会いの釣りです。
立派に中年の域に達していますし、初老’ず(ショローズ)とまで言われていますが
この釣りのためなら筋トレもダイエットも続けられそうです。




8月24日
気圧配置の影響でこの辺りは日照不足のようです。大雨に見舞われている
地域の方には心からお見舞い申し上げます。曇り続きのお天気ですので、
水温も17度以上にはならず、ニジ鱒系は表層、中層に魚が密集しています。
ブラウンやブルックはボトムや岩の周辺に固まっていますので
トップからボトムの全レンジ、様々なジャンルのルアーで楽しめます。
私的にはミノーやトップが見えて楽しいのですが、トウィッチ、ジャーク、
巻き、フォール、ホットケ・・・個々のお好みの釣り方で遊べます。


8月23日
823,823,823・・・入漁証の日付を朝まとめて記入していたら
11年前の今日が開業日だった事に気付きました。物忘れの多い私にしてみれば
上出来な朝。とはいえ何も起きませんし、アニバーサリーな昨年は数日後に
気付いた始末。振り返るほどでもありませんが、11年間毎日変わらずお客さんに
釣っていただくために、日々変わらない放流。言いようによってはマンネリとも
とれる作業ですが、安定した釣果を支える重要な日課です。これからもそんなスソパ
を宜しくお願い致します。


8月22日
ラジオ体操→カブトムシ獲り→朝飯→釣り→昼飯→プール→近所付き合い(野球等)
とまあザックリ毎日がこのようなルーティーンになっている小学校時代。
ですのでこの時期でも半分は残っている夏休みの宿題。当然手を出しにくいのが残る
王道パターン。これからの一週間は、蟻さんのようにコツコツ宿題を消化する日々に
なります。私の性格がマズいのは承知のうえでも、悪の根源は余裕を生む「中だるみ」
そっち?とツッコミがきそうですが、難しくなる時間を無くし、「中だるみ」を
起こさせないようにするのが当エリアの週末の放流。
夏休みの宿題から学びました(嘘)


8月13日
受付に放流予定と時々更新する攻略法が書いてあるホワイトボード。その日の
放流時刻が書かれていますので、券を買う際に参照してください。

明日から3日間(土曜日まで)ロックトラウトの放流もあります。時刻はお昼頃を
予定しています。超即効性のある魚ですので、放流直後に半分近くは捌かれて
しまいます。狙ってみたい方は3gくらいのキラキラ系スプーンやミノーを
お持ち下さい。




8月10日
おかげ様で台風の影響も無く営業中です。若干下の池には濁りが残るかもしれませんが
濁った事により魚は表層でクルージングしていました。晴れると日差しを嫌って
レンジを下げますが、魚はクッキリ確認できますので、サイト的にはコレくらいの
方が面白いのではと思います。やや吹き返しの風があるかもしれませんので、PE
ラインだけではなく、ナイロンもお持ち頂いた方が、釣りやすいかもしれません。


8月9日
年間幾つかの大型連休がありますが、今回の連休が他と違う点があります。
家族で動くグループが多いこと。普段同様に真剣に釣りに取り組む方も見られますが
レンタルのルアーやエサ釣りのように、(みんな集まったし釣りでもする?)と
いった感じなのでしょうか、お盆休みはそんな和やかな雰囲気の初心者グループが
いっぱいです。釣っていただく為の最善策は放流、放流、放流。打つべし、打つべし
的な作戦です。人数、状況に合わせて日々放流計画を受付前に書いてありますので
参考にしてください。


8月8日
日焼けの後が健康的だと言っていたのは昭和の時代。女性のみならず露出している
肌の紫外線対策をする方のほうが目立つ時代となりましたが、目にはあまり頓着が
無い方も多くいるようです。一日中池の魚を見ながら釣りをしていると、雪眼炎に
なる事もあり、夜中に強烈な痛みで目が覚めます。雪と書きますが、私がやらかした
のは溶接の火花。あまりの痛さに枕を濡らしました・・・他にも白内障や黄斑変性
などの年齢を重ねると患う病気も紫外線によって早まってしまう事も知られています。
暗いだけのサングラスは瞳孔を開けてしまうので逆効果。しっかり紫外線をカット
する偏光グラスが必要です。



8月3日
色んな木が植わってる裏の山は、この辺りでも少なくなった雑木林。
クワガタやカブトムシが毎年何匹も飛んでくるのはそういった自然林が落ち葉をため、
腐葉土になり、土壌が肥えているからだと思います。
案外人間が手を加えずとも、増えすぎたものは必然的に淘汰されたり
バランスを保っているのだと聞きます。水生昆虫も甲虫系も更には多くの魚を
獲っちゃう嫌いな鳥に至るまで、多くの自然に触れ合う事のできるスソパ周辺。
虫嫌いなお子様も、夏休みの思い出に、宿題のお供に色んな発見が出来ると思います。




7月31日
年間を通して一番水温の高い時期になってきましたが、手を浸けるととても気持ち
良く感じるのは、15度の湧水を贅沢にも掛け流せているから。水面は計って
いませんが50センチくらいの深さの一番高い水温が17度。湧水が変わる事無く
出続けるのは、富士山の恵みです。上の池にそびえる岩の壁は川エリアにも続いて
いて、ここが古くは石切場だったと聞く通り、一帯が花崗岩?の岩山になっている事を
伺えます。その岩場に行き場を失った地下水が、湧き出す場所こそが、すそパなのです。
魚がお客さんに慕われているのは然る事ながら、水こそが最大の商売道具なのかも
しれません。



7月26日
ひとそれぞれで感じ方は違うと思いますが、釣りながら手足が攣(つ)る経験や
私のように谷川を歩いていて、つまずいたり、運動能力に普段には無い支障が出て
いる際は水分不足を疑いましょう。気にしてかなり水分を摂取していても、炎天下の
釣りで喉に出る「乾き」のサインの前に、水分の蒸発は汗腺からも進行していきます。
まぁ元よりの運動不足を棚に挙げてはいけませんが、コケたら飲むべし。前回の
谷川での教訓でございます。


7月25日
山岳渓流のお次は海。そう年一のオフショア青物フライです。年一にしておくのは
次々と現れるターゲットの大きさと、きっと帰って来れなくなりそうな、底の見えない
ハマリ具合の深さに、ビビっているからにほかありません。そういった意味でも
私のような狭く深く続けるスタイルの釣り人には、おそらく海の釣りは底無しなので
チョっと覗く程度にしておきます。ともあれ海用は道具からフライから大きく太くと
スケールアップしますので、不慣れながらタイイングやラインシステムを準備している
だけで、楽しめてしまいます。何にも釣ってないのにニヤけてしまう・・・思い当たる
方は、コチラ側の人種です。


7月24日
俗に「梅雨明け10日は気候が安定する」と言われていますので、絶好の山岳渓流
日和に万障送りあわせで、お山の水に浸かってきました。北岳、間ノ岳・・名だたる
3000m級のお山を多くの山屋さんが登頂する中、私たちは谷底へ下っていきます。
何年通っても飽きる事のない清流にドライフライを浮かべ、岩魚からのコンタクトを
待ちます。「岩魚」と書くくらい岩の近くでエサを待ち構えていたりしますので、
底石の状態や周りの岩の観察をしながら、エサになる飛んでいる虫の種類や人的な
プレッシャーも考慮して、その日のパターンを読み解いていきます。



澄み切った水は、岩魚に底石の色を映す保護色をまとわせ、真に綺麗な魚になります。




7月18日
逗子の海岸ではアルコールとタバコが禁止になったと報道で聞きました。
細かなルールは分かりませんが、ウチと同じ取り組みをされている関係者筋は
「今シーズンの来客は例年の半分以下になりそうだと」とも予想しているようですが、
先日の小樽の飲酒運転で4人が死傷した、痛ましいひき逃げのような事件が記憶に
新しく、賛否両論あるものの、禁酒禁煙の流れは世間的に加速せざるを得ない感じ
です。いずれにしてもそういった前衛的なルールを掲げていると、お客さんの
風当たりが強くなるのも事実ですが、皆さんの夏休みが楽しいものであるためにも、
ひとまずご理解ご協力をお願い致します。


7月16日
梅雨なのか真夏なのか?カキ氷さえ始めてしまえば都合上夏って感じです。
今シーズンも盛り上がって作り始めました。
コレだけ暑いと外に出るのもしんどくなりますが、産卵の秋に向かって
鱒族はせっせと体力を作っています。冬の釣りのイメージがありますが、
実はコレからが旬です。脂がのってるのは管釣りなので通年ですが、本能的により
美味しくなる時期になりますので、是非ご賞味下さい。





7月14日
二ジマス料理ってテレビ欄で見つけると、とりあえずチェックするのも
ある種の職業病。画面には「円揚げ」という安曇野の郷土料理が登場してました。
80gのサイズの二ジマスを鮮度のいいうちに背開きにして、片栗粉で丸揚げして
・・・寝かせてから二度揚げ、タレ付けしてと・・・ザックリ書くと申し訳ないくらい
簡単ですが、骨を丸ごと食べれるこの料理、ここ地元のにもある、アジの干物の
丸揚げやワカサギの唐揚げにも通じる、骨も美味しい魚料理のようでした。アジや
ワカサギはビールですが、この丸揚げのタレが醤油、みりんなどがベースになって
いるようなので、ややピートの効いたハイランドクリームのハイボールが合いそうだ。
と画面を見つつ、食卓完成図に酒をチョイスするのは酒好きとしては至福の時間です。


7月11日
台風8号の影響も無く、普段どおり営業しています。水温15度から16.5度
となっています。土日は各ポンド5回程度の放流があります。
今回の台風で被害にあわれた多くの方にお見舞いを申し上げます。報道でもあった
南木曽町の土石流。崩れた土砂を食い止めるはずの砂防ダムが幾つか映像に入って
いました。渓流釣りをする私は、砂防ダム上が砂泥でいっぱいになって放置されている
ダムが殆どなのを見てきています。災害前にこの砂防ダムがどうなっていたかは分かり
ませんが、そこに今回の土石流が流れ込めば、ダムがジャンプ台に変貌する事が、
容易に察知できます。つまりあの砂防ダムがそうであったなら、起るべくして起った
あの土石流は辛く言えば人災って見方も出来るのです。当然公共事業なので多くの税金
で賄われている工事だから、余計辛く書いてしまいます。様々なダムに近年工夫が
されてきているのも見てきていますが、あの形態の河川は日本中至る所に存在する
税金の落とし所になっています。


7月7日
短冊に願い事を書いたのは何時が最後か覚えていない不信心な私。遠い願いより
目の前のライズに夢中になっていたら、こんな釣り馬○になってしまう悪い見本。
韓国では七夕の日に、織姫と彦星が1年ぶりに会ってうれし涙を流すため、雨が降ると
信じられいるようです。二日間、夜に雨が続けば別れを惜しむ涙だと言われている
そうですが、日本付近は台風でそんなロマンティックなお話ではない模様。
雨だけなら七夕のせいにしてもいいですが、風が出たら釣りにくいだろ!と
七夕の空に吼えても仕方ないですね。海は時化、川は増水。そんなときでもウチは
釣りが可能です。お出かけの際はリカバー用に管釣りタックルを持って出かける
事をオススメします。


7月4日
アベレージの45センチくらいのニジマスが釣れても、「もっとデカイのを」と望む
お客さんの目当ては60センチを超える赤身のレインボー。45センチでも充分デカイ
と思うのですが、釣り人の欲望は果てしないものです。巨大な赤身のロットが終盤に
近付き、現在入荷している赤身は50センチ前後になっています。アベレージとさほど
大きさに差がありませんが、太さと体高はやはり一回り大きく、背中が茶色っぽい
特徴があります。赤身が小さくなったマイナスの情報をワザワザ書いているわけでは
なく、その分「数」が多く入っている宣伝なのです。つまり赤身捕獲率がアップして
いるのです。題して「サマージャン○ミニ」作戦?買わなくちゃ当たらない。
投げなきゃ釣れないのであります。



7月3日
都議会議員のセクハラ発言が未だ解明し切れていないのに、久しぶりに
「ザ 大根役者」的な見苦しくて笑う事も出来ない、地方議員の号泣?会見を見た方も
多いと思います。このままでは都議会がメディアから忘れ去られそうな、インパクトの
ある地方議員の登場に、議員の資質に疑問を持たざるを得ません。双方公僕らしく
説明責任を果たしていただきたいと思いますが、まずは公人らしく人前で喋る練習が
必要かもしれません。演技としてならウチの魚のほうがナンボも上手な気がしますね。


6月30日
梅雨に入っていきなりの豪雨と思ったら、案外空梅雨?日差しがあれば、真夏のような
お天気になりますので、状況確認のお問合せ電話を多く頂きます。水温は高いところで
17度弱ですし、雨水に左右されないあり難い湧水とあって、魚は順調に釣れています。
ミノーで色物を撮ろうと思っていたら、巻き初めで二ジマスが食ってきてしまいました。
「しまいました」とはとっても贅沢なお話ですが、最初スイッチが入るのはブラウンや
ジャガー。ソレを突進して奪うようにニジマスが奪取してしまう感じです。まるで
ダチョ○くらぶの上島さんのギャグのようです。


6月29日
赤身は大物のページにもありますが、60センチを超えるサイズも
います。細いラインなんぞ一発で切ってしまいそうですが、そのサイズゆえ
案外スタミナが無いのが、このタイプのウィークポイントです。歯に擦れて
しまえば、どのサイズもあっさり切ってしまいますが、ヒトノシ堪えれば意外に
簡単に上がってしまいます。問題は大きくなってきたドナルドソンやニジマスが
レギュラーで45センチを超えてきたところ。実はこのテの魚がスピード、スタミナ
共に豊富で、多くの釣り人の手を焼きます。「4ポンドでも切られました」と
言うお客さんもいましたが、私が状況を聞いて確認してみると、
(切られるまで巻きなおさなかった)が正解。辛いけど。結び目はキャスト毎に劣化
していくと言っても過言ではありません。まして魚が掛かったらなお更です。
スナップでルアー交換をされると巻きなおす手間がない分、劣化に気付きません。
リング直結派ならルアー交換毎に巻きなおしていますで、ロストのリスクは軽減
されます。スナップ派の方も数匹掛けたら巻き直しをするマメさが必要となるわけ
です。



6月26日
隣の釣り人はバキバキ釣っているのに自分は・・・似たような道具なのに
何が違うのか?と感じる事が多いのが管理釣り場の宿命。そう感じて受付に
来られたお客様。多くの場合スプーンを使っていると、そう感じるらしいのですが
鉄板であるスプーンに命を吹き込むかのように、「巻いて」生命感を与えますが
「巻き」にアングラーの個人差があるが故、「お隣さん」との違いが生じてくるのです。
そういった部分まで踏まえて頂くと、スプーンの巻きは奥が見えなくなるくらい
楽しくなってきます。今月号のアングリング・ファンの巻頭特集でその「差」を
解説していますので、参考になると思います。

で、何が違うのか?と受付に相談に来られる場合は、ルアーに合ったラインの太さや
色、接続の治具等を「巻き」云々を見る前に、確認させていただくところ
から始まります。そもそも「追わないのか?」「当たるのか?」「バレるのか?」
「切れるのか?」の状況によってお話の切り口はケースバイケースで変わって
きますが、都議会議員の釈明会見のようにコロコロとつじつまの合わないお話は
致しません。魚を釣る目的で個々に合わせたケアをさせて頂いています。



6月23日
先週のメンテ休みを頂き、造ったのが上の池の新たな入水。コレで計6基のポンプが
上の池を満たす事になります。相当強い流れとあって、直に付いている魚は少なく、
流れの真下(ルアーが通しにくい)所や、少し離れた緩い流れの所に多くの魚が
定位しています。そんなわけで上の池は大雨でも降らない限りクリアが保障出来ます。
この多量の水の本来の目的は下の池の水温とクリアーさの維持も含まれます。
通年15度の湧水がポンプ6基で24時間365日出続けるのですから、外気が28度
の現在も下の池は16度をキープしています。別路線で新水のルートを造ったミックス
ポンドも16度となっていますので、何処かのレンジの魚が反応してくれる算段です。


6月21日
ジャガートラウトの放流が続いていましたが、明日で終了となります。現在の放流
魚種はコレに加えて、ブラウン、ブルック、ドナルドソン、ニジマス(赤身)となり
ミックスや川エリアには小さめなニジマスも入っています。即効性が売りのニジマス
ばかりの放流よりジワジワ効いてくる現在の放流は、色んな釣り方に魚が応えて
くれる感じがします。大別してブラウンやイワナの類は大きいベイトがお好みのようで
一口で満腹感を得られる、昆虫や魚のルアーがあると効果的です。放流直後に必要な
スプーンと併せて、トップやミノーもあると飽きられないと思います。


6月17日
今シーズン初のオフショアのキス釣りに行ってきます。普段の釣りでは味わえない
ポイントに連れてってくれる優雅さ。ビールも飲める開放感。なのに雨予報の現場海域。
普段の行いが出るって言いますが、本当ですね。。。まぁそれでも年イチの恒例なので
ホリデーの区切りとしては、朝一だけでも飲むんだゎ。んで雷雨か?
夏の産卵期に向かって今が旬の大きめなキスの天ぷらで、更にお酒が進んでしまいます。

上記お知らせの通り、6月19日の木曜日はメンテナンス等でエリアはお休みさせて
いただきますので、宜しくお願い致します。


6月14日
視聴率も年間ベストテンの上位にランクしそうな、明日のワールドカップ。せめてもの
客寄せにと足掻くためにもジャガートラウトは客寄せになるのか?と魚任せの集客に
期待するサッカー無知の私。本日より放流が始まり、放流直後の反応が意外にも良く
しばらくしたら、底ベタに張り付いていたストックでの姿そのままに、岩や足元の
壁に寄り添うように定位していました。もとよりニジマス系と違って即効性のある魚種
ではありませんので残存率も高いのが特徴です。下の池ではカケアガリや中央の岩から
通過するルアーにアタックするところも確認できました。
底や岩などをタイトにリトリーブ出来れば、出会う可能性は上がってくると思われます。


6月13日
雨の止み間に忍野に釣行してきました。ココも通年湧水が水源となっているので
トラウトの生育環境には抜群の条件を備え、今では少なくなった自然護岸の残る
緑や水生昆虫の豊かな川。釣りをしているとクマゼミやアブラゼミのような、大合唱
では無いものの、明らかにセミの声が聞こえてきます。生息域の違いで、あまり
スソパ周辺では聞き慣れない春ゼミですが、フライをやっていると必然的にあの渓流や
あの山上湖に「行かなくては」と何故だか義務感タップリです。
スソパでもトラウトの糧となるセミは、カメムシやカナブンなども大型の捕食物です。
そんな昆虫が見えたら、マッチザベイトのトップウォーターです。



6月11日
今年もホタルが見え始めました。過去には川のエリアでも出ていましたが、
エリアの照明を嫌って生息域をやや上流に押しやってしまいました。川エリアの
向こう岸に引っ掛かったグロースプーンを「ホタルだ」と勘違いする方も少なく
なりましたが、ミックスポンドの川側では確認できましたので、釣りしながらの
ホタルウォッチも楽しめそうです。ハッキリと確認出来るのは真っ暗になる
8時以降です。例年ひと月ほど見られると思います。



6月10日
週末の放流予定のジャガートラウトは、赤身だそうで腹は赤く、体色も見栄えのする
鮮やかな朱が入っています。ペレットにも反応が良く、スプーンやフライにも
速攻で反応してくれそうな期待大です。本心あの顔つきなので是非ともミノーに
アタックしていただきたいと、思っております。
ワールドカップ初戦の日が放流初日になります。サッカーよりも釣りを愛する
私達と同じ匂いのする方。テレビに向かって声援を送っても何にもならないぞ。と
達観されている方。きっと土曜日はライバルが少ないと思われます。チャンスです。


6月9日
このルアー画像を見てピンときた方もいるかもしれませんが、某管理釣り場の
オリジナルスプーンや、何社かのルアーを金型から叩き出した、ルアー
デザイナーMさんが造り出したスプーン「リベロ」。昨日発注したら午前中に
納品してくれるMさんはご近所。「早いじゃ〜」のお答えは「初回納品だから
手持ちがありました」と。つまり未だどこにも売ってない一品です。
タイトロールを基本とし、とことん真面目に泳ぐオススメのスプーンです。
0.8gと1.5gの2種類があります。






6月7日
デカイのバラしたと言われ、後日向かったポイント。遠巻きに見ても魚影は
確認できず散らさないように下流の水の落ち口から流していく作戦。
虫を待つ魚は、流れが集まり、外敵から身を隠す事のできる岩の前に潜んでいる
事が多くあります。つまりエサを獲り易く、逃げ易い場所が一級のポイントになります。
渓流を釣る場合、この条件を満たすポイントを探っていくと出会いの確率はアップ
します。エリアでもフィッシュイーターを自負する、イトウやブラウンなんかは、
こういった場所に身を隠す事は多くあります。結果的に50センチ程度左に
ズレた筋を流していたら、この尺ヤマメが飛び掛ってきました。ほんとにラッキー。
ですが、閉鎖的なポイントで奪うようにフライに出てきたって事は、コイツの
ライバルが居る証拠なわけであります。つまり釣り馬鹿的には都合上リベンジが
必要な事が判明してしまったわけであります。



6月6日
梅雨に入った途端大雨続きです。エリアは湧水で横の川の水を入れていませんので、
雨が上がればあっという間に、あっさりクリアーに戻ってしまいます。
真にありがたい自然の恩恵でありますが、若干の濁りが残る可能性がある、数日間は
グリーンやブルー。その他メタリック系カラーのスプーンを持っていると、
当たることがあります。ずっと続くわけではありませんので、濃単色のスプーンの間に
使っていただくと効果的です。こういったカラーローテは同じ方向にしか投げられない
ような混んだ週末や初心者の方に釣っていただく上で、とっても重要な方法です。
晴れや曇りそれぞれ異なりますが、今回のメタリックのようなキーカラーを探し
出せれば、何回か違う色を投げて、また戻し・・・と魚に飽きられないようにして
下さい。魚は命がけですので記憶力は私よりはるかに良いのです。


6月3日
梅雨に入りそうな天気図になってきました。夕方からナイターに掛けて
蚊が出ますので、半袖や短パン系の方は虫除けを忘れずにお持ち下さい。
以前日焼け防止にオススメしたコンプレッション系のシャツは、日中快適に
居られますが、その上から蚊に刺されると、刺された部位によっては、
脱がない限り掻けないわ薬は塗れないわで、えらい思いをした事があります。
多少暑くても各メーカーから出ている虫除け素材のシャツを着るようにしています。
耳元の羽音も心地よくないので、耳裏にハッカスプレーを塗っておくのも効果的です。



5月30日
日中の水温が上の池15.5度 下の池 17度 ミックス 16.5度(12時)
くらいになっています。通常その日の最高気温の1時間後に水温も最高点になります
ので、それぞれ0.5度弱ほど上がると思われます。トラウトには全く好条件な水温
ですが、ウチのようなクリアな水質で日照が強いと、マブタの無い魚としては、紫外線
を嫌い徐々に深めに定位するようになります。週末は放流が多いのですが、
そういった環境のため、放流直後から下層に定位しだす固体もいますので、重目、
派手目のスプーンが重要となります。朝からしばらく表層の釣りが楽しめますが、
そのような日中はレンジを下げ、スローなルアーやキレのある早い動きの出せるミノー
など、両極端な動きのルアーもあると助かります。

例年この時期から一月くらい見られるゲンジボタル。このエリアを造成していた10年
前は、近所に住む自分でも驚くほどの光景がありましたが、ナイター照明を点ける
ようになって、次第にホタルの生息域を山へと追いやってしまいました。
横を流れる川もエリア同様にほぼ湧水で、上流へ3km程度は川とほぼ平行に舗装道が
あり、数軒の民家がありますが、その先は竹や雑木林ですので、路肩に停めてライトを
消していただければ、各所で確認できると思います。ナイター終了後に渋滞中の高速に
乗るならチョッとだけ覗いていくのも、いいものですよ。


5月29日
政治評論家でもなんでもない分際の私でも、やっぱり切れたねと思わせる、維新の会の
分党。なるべくしてしてなった感じもしますので驚きもしませんが、問題はその後に
現れる雨後の筍の如き新党は、5人(だったと思う)の議席を持つ国会議員が集まると
政党助成金なる税金が付与される仕組み。リクルー○や汚職事件が背景にあり、政治
献金が大きな社会問題になるなら、国民一人当たり250円をコレに充てる税金。全く
不条理な理由から出来上がった仕組みです。いくらかは知りませんが、一般庶民的金額
でない事は想像できます。隣国の宗教団体を揶揄する報道も必要でしょうが、この国の
仕組みも案外腐っていると感じている方は非常に多いのでしょうが、意見できる政治家
になるのにも金ありきだって言うのですからイソメつけて投げていた方がマシです。


5月27日
地面に線を引いて「ココからオレの陣地」と言って、子供の頃は遊んでいた陣取り
まがいの意味不明な行為は何故だか「空中」はOKだったので、線から出ないように手
を出していました。やっぱり意味不明ですが、お隣の大国が似たような事を始めました。
しかもかつて北方領土を奪取した天然資源豊富な国と最近つるんでいるようで、タダで
さえ大国は世界2位の経済大国になって鼻息荒く「お前からぶつかってきた」と
ジャイアンのコンサートに呼び出される「のび太」のような理不尽さを各国に与えて
いるのに、このジャイアンにスネオが合体したような強力なタッグに、のび太のような
日本はドラえもん(アメリカ)にTPP参加を条件に助けてもらうのか?自力で武力を
掲げるのか?大局は一般の釣り人では判断できないので、ヤッパ釣りに行こうと
思います。



5月26日
2着を交互に使ってきたレインウェアが10年モノになり、いよいよ騙しきれない
くらいに水が染み込むようになってきました。一枚をヘビロテで使うと、
もっと短命に終わると思われますが、10年で元は取ったでしょ?と自分に言い
聞かせてネットをグルグルしております。雨は弾いて、汗は放出してくれる
「蒸れない濡れない」のゴアテックスの素材の良さを体感してしまった現在では、
もうゴア以外に考えられません。子供の頃に新しい長靴や傘を買ってもらうと、
試したくて仕方がなかった子供心が未だに抜けないガキオヤジはこの類を買うと
雨が楽しみになってしまいます。
なにはともあれ、結構なお値段がしますが快適に釣りを楽しむ上で欠かせない
レインギアを持っていると雨の釣りが楽しくなります。


5月23日
「海や湖の水温の上がりが例年より遅い。」と釣り師が言い訳に使うくらいなので
毎年遅いイメージがありますが、海は黒潮の関係もあるので別として、今年は大雪の影響
で、水温上昇が鈍くアチコチで痛い目にあわされているアドレナリン充填型アングラーに
ならざるを得なかった。とこんな風に言い訳として使います。
当エリアは全てが15度の湧水を引水していますので、そういった言い訳は出来ません
ので悪しからず。。。ですが、表水温は外気に影響を受けますので、魚の居心地のいい
場所や深さが存在しますので、魚の顔色を伺いながら釣ってみてください。
ちなみに私のようにアドレナリンの出場所が無いアングラーが次にとる行動と言えば、
「新しい道具を買う」事。思い当たる節がある方も多いのではありませんか?


5月21日
現在の放流は40センチくらいがアベレージのドナルドソン、巨大な赤身の
ニジマスとブルック、ブラウン。実際に釣ってみるとニジマス類の引きが強烈で
立場上「場」を荒らせない者としては、ニジマスはなるべく釣りたくないってのは
贅沢な話。ミノーにじゃれ付いてくれるブラウンとブルックは、そんな事情の私には
もってこいのお相手です。ただ巻きでも来てくれますが、醍醐味はトウィッチや
ジャークでしょうか。勝手に狂ってくれる魚もいますが、ネイティブと同様に
ストップでピッタリ静止出来れば、ジワジワとにじり寄ってくる魚もいます。距離を
見計らってワンアクションで再び静止。でバイト。この魚との距離感を「間合い」と
表現する事もあります。個々に間合いは変わってきますが、決まると釣った感は倍増
します。是非お試し下さい。


5月19日
平日の朝は上の池に7割といった感じにお客さんが散っていきます。当然日によって
変わってきますが、クリアーででかい魚の上の池に人気が集中するのは、
何年やってても変わらないようです。反応が鈍くなり始めたお昼過ぎ辺りから、
ミックスポンドの出番です。その頃には同じ事を考えていた朝の7割の方でヒシメク
事になってしまうので、是非皆さんと逆に移動すると、「今日初めてルアー見た」って
感じの反応をする魚が多く見られます。多くの方と逆に動くようなら、空いている
平日特権をフルに活かして軽装でランガンするのもオススメです。


5月17日
  お知らせ
来週月曜日(19日)の午前中は、下の駐車場とミックスポンドが
メンテナンスの為使用できません。ご迷惑をお掛け致しますが、予めご了承下さい。
上と下の池、上の駐車場は普段通り使用可能です。午後は規制なく使えると思います。



5月16日
今の季節水辺に立っていると、全く言い訳が出来ないほど日焼けします。
有給消化や何らかの理由をつけて会社を抜け出されている粋なアングラーさんは、日焼け
跡を残さないようにして頂きたいものです。年齢と共にキツク感じる日焼けですが、
近年コンプレッションインナーの長袖で、紫外線をカットしてくれるタイプのものを
愛用しています。ネットなどで調べると、何故か黒色が多くありますが、暑くて着て
いられませんので、白を使っています。長袖ですがピッタリフィットなので、涼しげ
なのも特徴です。出ているところにはマメな日焼け止めに、紫外線カットの偏光グラス。
掛けていないと眠くなれないくらい、チカチカと星が瞬きますので、コレも必須です。
あとは万が一の日焼けに上手い言い訳をご用意下さい。




5月16日
そんな訳で娯楽主義の当管釣りの週末は、9時から17時頃迄の間に4〜5回の
放流が予定されています。2〜3時間券くらいを購入していただければ、何処かの
タイミングで放流に関われますので、初めてのお客さんや初心者の方でも、
とりあえず魚のファイトを楽しめると思います。ミックスポンドは2〜3回程度を
予定していますが釣れ方、混み方次第で可変します。
もっと釣りたい。何故か釣れない。そんな疑問には現場でスタッフが伺います。
テーマを持って楽しんでいる方は別として、釣ってナンボの管釣りですので、
コチラからもお節介にもお声を掛けさせて頂く事もあります。

注 日差しが強くなってきました。帽子、偏光グラス、日焼け止めをご用意下さい。



5月12日
矢口史靖(しのぶ)監督の映画ウッジョブが公開されています。ウォーターボーイズの
辺りから完全娯楽映画的内容に惚れこみ、すっかりファンになりました。今でも
「衝撃の結末を」なんて謳っている最後にひっくり返すサスペンス映画も好きですが、
結末を予想しながら見るので、その緊張感ですっかりサスペンスは
劇場で見なくなりました。釣りも完全娯楽主義的な「サーフの投げ釣り」が息抜き
でしたが、いつの間にかフォームの研究をしていたり、お休みモードの釣りって訳でも
なくなってきた昨今、ならば釣りもサスペンス風でと、いつかくるかもしれないお魚に
振られ続けながらも続けているのでございます。が、管釣りで爆釣ってのもいいかも
しれない・・・と思うのであります。


5月9日
ミックスポンドは、大きめな魚から25センチくらいの小さいニジマスまで、
入っているって意味でのミックス。「多魚種が入っている」との誤情報が独り歩き
しているようですが、今のところサイズミックスとなります。今までの上下ポンドの
タックルの太いフックのままで行くと、ややオーバースペックで弾かれたり、小さい魚
特有の速さで首を振られてバラしたりする場面が増えると思います。
魚がウブならば問題ありませんが、先日にお伝えした通り、触るようなバイトをする
魚もいますので、細軸のフックを用意するのもありですかね。管釣りと言えど、ちゃんと
したタックルバランスは重要で、魚から近いところから、フックを細くしたら、フックが
伸びたり、折れたりしないように、スナップ、ライン、ロッド、リールの順に
組んでいくのが重要です。


5月3日
大型連休用に仕込んだ放流魚が良い仕事をしてくれています。赤身のニジマスを
狙うなら結構な高確率でめぐり合えると思います。大物コーナーにも載っている
小野様は本日リミットの2匹目をサイトで獲ったそうです。
本日は6回の放流がありましたが、ほぼ毎回この巨大魚は混じっています。
他に強烈なパワーとスピードのドナルドソンと、ミノーアングラーの友、
ブルックとブラウンが放流されています。そういった意味でも様々な釣りが
楽しめると思います。




5月2日
明日から連休の方も多いと思います。仕事に行楽に上司に家族にあらゆるベクトルの
板ばさみに会われているお父さん方に、この連休が良いものとなるように
ささやかながら放流魚を沢山用意してお待ちしております。
なかなか交通事情も読みきれないところもありますが、放流回数も増増の連休と
なりますので、無理に急がずに時間に余裕を持ってお出かけ下さい。


5月1日
ミックスポンドがオープンした土曜日から、現在までの状況推移をお知らせ
致します。初日はスプーンが着水と同時にナブラ・・・なんだろね?養魚場の
マンマの池って感じで、下層に居るであろうやや大きめな中型の魚を狙っても
届かないサバのような高活性なチビッ子達の状況は、3日目辺りで変化し始め、
表層のチビッ子達が見切る中、ルアーを見れなかった中層の大きめな魚のみが
反応し続ける状況。釣れ具合にも個人差が現れ始める中、私よりはるかに記憶力のある
魚に愚痴を言いながら、爪の垢でも煎じるのも手か?などとアホな一計を案じ、
日曜日からは追加放流の日々であります。


4月29日
あいにくの雨予報が出ている明日は、ワタクシの休日。コレって連休後半に向けて
英気を養え。と、私の中のもう一人の自分に言われているような気もしますが、
釣り人の習慣で「休みの朝は早起き」が性ってもので、目覚まし抜きでも
起きれてしまう情緒不安定的な睡眠になってしまいます。釣り馬○さんの多くは、
そんな症状に悩んでいるように思いますが、雨でも早起きな休日の時間はとても
長く、昼間から酒を飲む絶好のチャンスで、DVD見ながらチビチビとやって
しまいます。エリアは通常通りやってますので、私のように「起床=釣り」の
方は是非どうぞ。空いてるエリアは良く釣れると思いますよ。


4月26日
本日3つ目の池「ミックスポンド」がオープンしました。明日も上記の告知の通り
11時までは限定の入場となりますが、他の池は限定なく通常通り釣りが出来ます。
月曜からは限定なく通常オープンします。
明らかに飽きるほど釣れていますので、案外混んでいませんでしたので、爆釣体験
ご希望の方はご来場下さい。


4月25日
明日からゴールデンウィーク。なんとかミックスポンドも放流出来ましたので
皆様に楽しんで頂けると思います。今週の土日は朝から3時間は中学生以下
(中学生は受付時に身分証をご提示下さい)と女性限定でスタートします。
2〜3グラム程度のキラキラしたスプーンが釣れると思いますが、コレで釣ってみたい
なんてお気に入りのルアーがあれば、試してもらうチャンスです。ラインは1号
(4ポンド)以下がオススメです。明日までに用意出来ないようでしたら、受付でも
揃いますので、ご相談下さい。
その後一般に開放となりますが多くの方に楽しんでいただく為に、ある程度の
時間で交代をお願いするかもしれません。混雑状況にもよりますので、現場の指示に
従っていただくようお願い致します。

放流直後の水中画像です。



4月21日
普段から有酸素運動を欠かさない、健康バカな一面を持つ私の通常の心拍数は60前半。
まぁ普通ってば普通ですが、某湖でブラウンを掛け損なったときは、普段のランで
体感した心拍数の感じでは150を超えていたと思われます。そんな本番に弱い体質を
克服すべく、ウチでザッカー50を投げてみたら、なんだかいとも簡単に釣れ続けます。
トウィッチも効果的でししたが、ユラユラした緩い波動の方が良かったようでした。
なのでタダ巻き。次から次へとルアーの後ろに魚が着く・・・やっぱ管釣りって
すばらしい。



4月20日
アングリング・ファンなどで少しだけ告知をしていた3つ目の池が、今週末オープンの
予定となりました。上記にもあるように、土日の朝から3時間は女性、中学生以下の
限定でスタートさせていただきますので、予めご了承下さい。
すそのは大物が売りですが、今回の池はミックスとうたっている通り、チビも多く
入ります。で、やや大物も混じるといったスタイルになる予定です。オープンから
しばらくは魚の量が少ないので、この池でのキープはご遠慮いただく事になります。
それに伴い爆発的に釣るのは難しい事も考えられますので、その点ノークレーム
ノーリターンでお願い致します。
尚、何とか間に合わせるつもりではいますが、朝の掃除でこのミックスポンドに手が
回りきらない事もありえますので、8時以降にボートを出しているかもしれません。
こちらも予めご了承下さい。



4月19日
先日の日記に出てきた赤身のブラウンの姿がコレ。ウチのエリアでは
レッドデータブック的希少種ですが、午前中に放流したら即座に釣られていました。
エリアの魚が大きくなると、赤身になると思っている方は多くいますが、それは
海でのお話。赤身にする為には、与えるエサに甲殻類を多く含んだペレットを摂取
させるため、鮭などが自然界で赤身になっているのは、そういったエサを獲っている
からなのです。いずれにしても、某湖で私がブラウンを釣る事のほうが、
レッドデータブック的な可能性がありますが・・・こんなお手軽にカッチョいい
ブラウンが釣れなんて、アドレナリンの貯蔵庫となっている、釣れない釣り人的には
羨ましい限りです。





4月16日
夏のキャンプ等で見かける、腹に串を渡した飴色の小さなニジマスの燻製は、
さっと乾燥させて一気に熱と燻煙をかける熱燻と言われる方法。対してココで
作っているのは、大きな切り身を使っているので、それなりに乾燥に時間が
掛かりますので、熱燻より温燻法が素材に合います。
熱燻なども含めれば、本来一年中楽しめる燻製なのですが、乾燥時間が掛かる
温燻は気温の上がるこれからは、内部の水分が抜ける前に、側が硬くなって嫌煙が
入りにくかったり、そもそも腐りやすくなる怖さがあるので、ボチボチ終了なのですが、
仕掛かり前の冷凍されたストックに赤身のブラウンやブルックが居るではありませんか。
私的にはレア中のレアなので、夜干して昼間には冷蔵庫に、を繰り返しもう少し
続けてみます。



4月14日
先週の狩野川では自分のドライフライが確認できないくらいの、花筏で
近所の桜の多くは散ってしまいましたが、大島桜と思しき山桜が、川エリアの
三段目に今年も見事な花を咲かせました。葉と一緒に開花しますので、ソメイヨシノの
ような派手さはありませんが、個人的には結構好みです。アマゴの鮮やかな朱点も
アリだけど岩魚の淡い朱点も捨てがたい・・・と強引にして共通なのです。
そんな桜を愛でながら、肝心の状況ですが、日焼けする初夏のような日差しに、
ディープ、ミディアムレンジからの反応が多くある感じです。
日陰、曇り、岩陰、風の止み間・・・条件次第でトップや表層への反応も出てきます。
日中日差しが強ければ18時頃のマズメ時に爆発的に纏まったバイトがあると
思います。




4月11日
暖かい日が続き、全域湧水口の15度に近くなってきました。鱒族の適水温は
一説12〜18度と言われていますので、ウチはそこからハミ出す事のない最高の環境
のはずであります。僅かな冷え込みや日中の強い日差し、気圧の上下で魚のやる気は
コロコロと変わります。ルアーへの反応、定位している深さを見極めて、ルアーを
選択して下さい。カラー的にアタリカラーはあるかもしれませんが、レンジを
見極める方が先決です。週末など釣り人に囲まれるような状況には、スローに
一定レンジを引けるクランクなどが効果的で、マメに行われる放流直後には
キラキラしたスプーンが有効です。その他には波動の小さいセニョールやスティック
フェザージグなどもバイトの多いルアーです。


4月10日
芦ノ湖へ手漕ぎボートで出船。狙いはフライマンらしくトラウトですが、
何故だかルアーも同船させている迷いっぷり。その迷いは見事に的中し、
玉砕二連敗でいい運動になりました。管釣りでも迷いは釣果を妨げる結果を
招く事が多くありますが、ソレが楽しみの一つなのもご存知のはずです。
管釣りや自然湖で培った数少ない引き出しをぶち撒けて、やり抜き続ける事によって
しか見えない応えを見つけるのが、M'sアングラーの醍醐味と思うのです。
釣れないながら色んな意味で思わせぶりな芦ノ湖に再び浮く日は近いはずでありますが
とりあえず管釣りでリハビリしておかないと、魚とのやり取りも忘れてしまいそうです。


4月7日
何年かぶりのナラ材の燻製を作ってみました。「やや渋みがあって、色付きが良い」
と説明書きがあるように、燻製時間が一回分少なかった割りに色がいいのが、お分かり
いただけるでしょう?などとマギ○司郎さん風な小ネタはさて置き、夜な夜な
ロックで頂くマッカランの華やかな香りに合わせてみたかった。と今更ながら、
かなり個人的な発想が私の燻製つくりの素となっております。
甘い系のお酒にはジャンル問わず合いそうですので、日本酒やワインをたしなむ方にも
好まれると思います。




4月4日
消費増税の前に買いだめの社会現象が起りました。駆け込み需要を報道画面で
見て、大変だな〜などと思っていたら、先日届いた自身のカードの明細は5%の
うちにと普段の数倍の金額をネットでポチポチしていたようでした。
そんな風に先月は政府にしてみれば計算出来た好景気。当然今月は様々なモノが
値上がり心理的に圧迫を受け、一時レジャー等に回すお小遣いが減ってきます。
ですが多くの釣り人が「釣り溜め」出来ない事くらい分かっているのです。
物欲、食欲、性欲、睡眠欲と個々に順番どうあれ存在する欲の中に、「釣り欲」は
確実に釣り人の中に存在します。ソロソロ釣りたくて疼いてくるはずですので
放流魚をスタンバイしてお待ちしております。


4月3日
昨日は今シーズン初の芦ノ湖へ。トラウト、バス共にキャッチ出来ずに
散ってきたわけですが、その中でも、1回のバイトとチェイスをものに出来なかった
自分のミスが敗因であります。それでも非常に楽しいと思えるのは「ドMの証明」
冷たい北東よりの風が吹き続く中、10分ほど止んだ湖面は「来そうな雰囲気」を
不思議と感じる中の「ゴン!」に上手くフッキングできず、その場で暴れるレインボー。
釣ろうと思うのなら、エサ釣りって手段もあるでしょうが、管釣りに来る釣り人も
然り、スタイルに拘りを持っているのですから、玉砕をくらっても、自然と笑みが
こぼれます。ノーフィッシュに「コレでこそ芦ノ湖」って訳の分からん会話で
締まりました。
相変わらず私には釣れない芦ノ湖が見せる、ツンデレ的でかつ高いハードルを超えて
キャッチに至ったときの、溢れるアドレナリンを一週間分貯めた事にしておくとします。


3月31日
明日から消費増税に伴い、若干の値上げをさせていただきます。増額分は
そっくりお魚放流資金に回ります。決して5億円のクマデなんぞは
買いませんので、ぜひともご了承下さい。あの政治家はヤルと思って期待は
していたのですが、そのクマデで10億くらい掻き集めるのでしょうか?
なんてエイプリールフール的なジョークはフライングですか・・・
その他に喫煙所以外での喫煙の禁止や、アルコールの持ち込み禁止、キープリミットの
見直し等、多くのお客様に、公平かつ気持ちよく安全に過ごしていただく為のルールも
設定させていただきました事を、重ねてお願い致します。


3月28日
リトリーブしてくるとどこからともなく現れ、しばらく追尾した後
ぷぃっとターンしてしまう魚を、CGと称していますが、某国のトップ会談で目も
合わせないそんな素っ気のない態度をとるよりは、ウチの魚のほうが
可愛げがあります。そんな魚も何らかのきっかけを与えると口を出してくるハズ
なのですが、ソレが動きなのか、カラーなのか、レンジなのか・・魚が見えている
だけに、選択肢は限りなく拡がっていきます。初心者の方は、ルアーの位置が確認
出来ない事が多いので、フローティングのプラグで練習すると、ルアーを
追ってくる魚を確認しやすいと思います。


3月27日
ボチボチ芦ノ湖スタートとなる私的に、昨年痛い思いをさせられた
ブラックバスのエビパターンがあります。ワーム系のいソフトルアーが禁止
されている湖なので、フライマン的にはエビなフライを投入するも、ラインブレイク
多発で、改めて芦ノ湖バスのエビ依存症を垣間見た次第です。最近お気に入りの
ダビングループにツイスターで様々なカラーの化繊をブレンドして、ボディーが表現
出来るので、面白がって量産しています。出来たフライはキャスティングしにくい程
重いので、使用方法はスピニングで。と至ってハイブリッドな釣りの予定。ルアーは
「選んで買って」となりますが、フライは「考えて作る」事が意外と安易に出来る事が
魅力の一つです。




3月20日
決算期に増税前の三連休ともあって、明日の新聞には大量の大型家電店のチラシが
大挙して入ってくるに違いないと踏んでおります。欲しいものがあるわけではなく
多くの家庭のお財布ベクトルがシロモノ家電に向きそうな予感がしているわけで
あります。まぁレジャー産業だし・・・とスネても仕方なく、ワタクシ同様に
魚無しでは生きていけない方も多分に存在する事を信じてやみません。
春休みやナイタースタートだったり、好材料も多くありますので、放流を
濃い目に用意してお待ちしております。


3月18日
現在放流の大半を占める銀毛の掛かったドナルドソン。40センチ前後にして
一番厄介なファイターです。故意にウロコを取った画像ですが、ラインなどの
擦れに弱く、サクラマスのような肌の色をしていますが、顔はニジマス。
魚を知っているお客さんには「コレは何?」って聞かれることも多くあります。
赤身の50センチ以上の大型魚は、見ての通りのこはる体型で体を動かす酸素量も
多いようで、持久力もジャンプ力も有りませんので、2〜3度のツッコミをしのげば
上がってきます。ヤバイの掛けちゃった・・・とかスレなんじゃ?と思わせるのが
この40センチ前後の銀毛タイプです。現在の放流の大半を占めていますので、
切られないようにラインチェック、マメな結びなおしをお願いします。




3月17日
ともあれ警戒心が薄くなる日没から、2時間程度は積極的にルアーを追います。
そもそも夜行性ではない魚ですので、それ以降はオヤスミモードとなるようで
夜遊びグループ以外バイトしてこなくなります。
この日没からの高活性になるのにも経験上いくつかの条件があります。

日中もの凄く苛められていた。
晴天だった。(雨天、曇天は日中からダラダラと釣れ続きます)
放流の多い週末。
水面にモヤが出ない冷え込みの少ない日。
人数が少ない。

高気圧や人的プレッシャーが掛かり続けていながら、夕方に開放される。
そんな好条件無いわぁとお叱りを受けそうですが、生き物相手ですのでご了承
下さい。


3月16日
週末から21時までのナイターがスタートします。もの凄く?とっても?
簡単に?釣れるであろうと気軽に構えていると、バイトは多く有るけど掛からない、
バレてしまう・・・なんて事が多くあります。私もその一人ですが、昼間のサイトで
慣れていると、魚やルアーを見るクセがついているので、ラインやハンドルのアタリに
当初は対応できないものです。まぁその辺りで悩むならまだしも、釣れるからといって
初心者の方をナイターからデビューさせると、ルアーが動く速度や投げている方向さえも
分からないまま釣る事になりかねません。更にライントラブルで嫌になってしまう事も
ありますので、是非日中一時間でも早めにご来場頂いて投げて巻くの基本動作を
覚えてほしいと思います。


3月15日
日没が18時近くなってきましたので、来週21日の金曜日からナイターが始まります。
朝8時から21時まで13時間の一日券となります。


3月12日
先週の私のお休みは警報レベルの降雨で川はカフェオレ。で、満を持しての今週は
また前線が通過しそうな、神も仏もありゃしないと昔おじぃやおばぁが
言っていたのを思い出します。ドライフライでの釣りに重要な水生昆虫の羽化は
早いもので一週間で終わってしまう種類もいて、ストーブを背に作ったフライの
出番が無くなってしまうかもしれないわけです。
自然相手なので仕方ないとは言え、澄んだ川を杉や檜の香りの中、花粉をいっぱい
浴びながら、釣り歩けるのは何時の事になる事やら・・・


3月10日
朝の気温が4度。昨日よりは暖かい朝ですが、春には今一歩といった感じです。
日中は強い北よりの風で、相変わらず表層の魚はCGのようにスイスイと
ルアーをかわしてくれますが、中層から下の魚が積極的にバイトしていました。
サイトやトップを楽しむ方は、風の止み間が好反応でしたので、体感に合わせた
ルアーセレクトが肝心なようです。


3月7日
これぞ漁師飯って感じのお昼のオカズ。コハルの猛攻撃をかわしながら、
我々がブッカケで頂きました。、醤油に滲み出る脂・・・コハルがまん丸く
なるのが伺えます。本来お刺身は2日ほど冷蔵庫で寝かせてから食べる方が
旨みが増すってどっかで聞き知った通り、オススメの食べ方です。
今回のような死後直後の身は、コリコリ感が強く跳ね返すような歯ごたえの
食感が楽しめます。グルメリポーターが「プリップリ」なんて表現するのは
新鮮が故ではありますが、数日後にはもっと旨みが増しているはずです。





3月2日
バラシ病という管釣り特有の病気があります。一旦発症するとなかなか
一個人では原因が掴めず、掛けても(またバラスのでは・・)といった精神的な
恐怖心から焦りだし、更なる深みへと追い込まれていきます。もともとバーブレス
フックですので、テンションが抜けてしまえばかなり高確率でバラしてしまうのですが
やってる本人が気付かないのが怖いところなのです。テンションを掛け続けるために
延々巻き続けている方を見ますが、とってもラインにツイストが入りますので、
NGです。多くの場合取り込みを急いで、ロッドを立てすぎている事が原因なのが
客観的に感じられますので、(ロッドが)まだ曲がれる角度まででファイトされると
病状は落ち着いてくると思います。


2月28日
明日は近所の天然河川、湖沼が解禁を迎え私には今日が大晦日みたいなもの。
禁漁の時期に来シーズンに向けてフライを巻きためるのが楽しみであり日課で、
納得のいくフライボックスに仕上げる事に10月から勤め、いつの間にか
カワハギ、ワカサギ、エギ云々・・と釣り馬鹿らしく素敵なターゲットに嵌りつつ、
解禁の明日を迎えるわけです。夏休みの宿題はうっちゃり型でも、コレは出来るみたい。
今年は土日休み組が先行出来るカレンダーですので、皆さんの健闘を陰ながら
祈っておりますが、増水、濁り、大風に見舞われたら是非リカバーでお寄り下さい。



2月27日
来月号のアン・ファンの取材でムカイのマックスさんが来場されていました。
が、先月のリレコラや「男の料理」ページを担当する、同行したカメラマンの
宮崎さんとウィスキー談義にハナが咲いてしまいました。釣りが趣味と言う方は多く
いてもフライが趣味な方が少数なように、お酒好きでもアイラやスコッチで話が通じる
方も多くありません。そんなコアな共通項を持ち合わせていると、話は尽きませんが、
いよいよ飲みたくなってしまいます。自宅でじっくりも良いですが、スキットルで
水辺に出かけるのも良いものです。


2月24日
今シーズンの渓流解禁に向け、机に向かいながら改良したパターンを
巻き巻きする中、昨シーズンのパターンはどうにも出番が無いだろうと
判断したものは、お蔵入りしたり廃棄したりします。釣れるのは問題ない
にしても、デザインが自分的に過去のモノになると、そういった扱いに
なってしまいます。渓流用に巻いたフライですので、細軸バーブレスで流行の
フッ素コートしてあるスベスベフック。大きなニジマスを掛けると伸びるかも
しれませんが、川エリアや渓流用に使われるようでしたら、受付で販売しています。




2月20日
各地大雪の被害に見舞われた方にはお見舞い申し上げます。
未だ復旧されない地域に至っては、一日も早い復旧を願うばかりです。

こちらも10センチほどの積雪があったものの、湧水の温度で池の周りから
融け始め、次の日にはほぼ残っていない状態でした。その影響で水温も一時
下がったようですが、現在は降る前と変わらない魚のポジションに戻って
いますので、ボトムを必用に意識する事も無いようです。
今日の調子はと尋ねると「何もしないで釣れる」とマジシャンのような
お答えすら返ってきます。きっとタダ巻きでOKの事ですけどね。
改めて湧水の有り難さを感じました。


2月18日
先日池をフラフラしていた稚魚。小さいながら、鮭鱒族特有の「パーマーク」も
確認でき、おそらくニジマスの稚魚のようです。
オープンした年から数年間見かけましたが、それ以来パッタリ見えなくなっていた
のは、産みたて卵を寄ってタカって食べつくしてしまうからですが、運よく
岩の隙間などに入った卵は、こうして産まれてきているみたいです。
こんな小さな魚が、周りのお兄さんやオネーさんに見つからずに成長するのには
更なる強運が必要になるでしょうね。




2月15日
降っていた雪は朝には雨になって、9時頃には日差しも出て
雪は解けてしまいました。路肩に少々残っている程度ですので
周辺では問題なく走行可能です。若干池の水温が下がったようで
先週の雪の後と同様にレンジが深めになっていました。とは言え、水銀の
温度計では誤差の程度にしか見えない変化ですが、魚が浮いてきませんので
ディープ、ミディアムレンジも攻略する必要があります。
コレもその日のお天気や人数で変動しますので、魚の様子次第でアジャスト
してください。


2月15日 速報
積雪、道路状況(7時)
エリア周辺積雪10センチ弱。雪からミゾレ混じりの雨になっています。
凍結の感じは無く、シャーベット状の路面です。御殿場方面に向かう
幹線246号は渋滞しているようです。



2月13日
先代を引き継ぎ2代目の看板猫に就職したコハル。約5ヶ月でココまで
馴染んでおります。大好物は赤身のニジマス。本来は低脂肪、高タンパクで
ヘルシーな魚なのですが、燻製ではパック出来ないため使えない骨付きの部位が
彼女の取り分。そんな部位は赤身より脂肪分。焼くととってもジュージュー
脂がしたたるところなので、食べ過ぎるとこの体型になってしまうようです。
普通の猫なら飛び上がれる高さもコハルなら懸垂でつかまっていたり、
なかなかのデブっぷりを発揮しております。





2月10日
シーズン前になると、今シーズンに向けて新調したくなる釣り具が多く
あるものです。かつて喫煙者だったワタシがタバコを止めた際に、一年間
煙に消えてしまうであろう煙予算を計算したら、軽く二桁万円に達するわけです。
んでは、その分使っても良い訳でと・・物凄く都合の良い理由で、煙予算を釣り具に
充当していましたが、最近では老後の年金にと様変わり。今年は増税が控えて
いますので、久々に大物は近いうちにと狙っておりますが、コレも増税に起因した
消費者心理です。まんまと安倍政権にしてやられている感も否めませんが、
日本の経済にちょっとは寄与してみようかと思います。


2月9日
現在雪は路肩にある程度です。周辺はノーマルタイヤで走行できます。


2月8日
12時過ぎの風景です。まるでド演歌か山水画の世界のようですが、
ここ裾野でも積もり始めています。夜には止む予報ですが、滑り止めや
スタッドレスが必要になっています。明日以降の状況はお電話の方が
リアルタイムの状況がお伝えできますので、ご遠慮なくお問合せ下さい。




2月4日
天気予報では雨か雪って言ってましたが、どうなんでしょう?今シーズンは
舞った程度しか雪を見ていませんし、年々温暖化の影響からか、積雪は数年に
一度って感覚です。遠方から計画されている方は、高速道路の状況次第で明日も
問題なく釣りが出来ると思います。
釣っている最中に雪が降ってくると一斉に表層への反応が良くなる事があります。
水面に落ちた雪を、虫と勘違いしているようで一生懸命ライズし始めるのです。
芦ノ湖でも忍野でも管釣りでも経験がありますので、そんな時は粘るのがオススメ
です。もちろんスタッドレスタイヤを履いていないとヒヤヒヤする事請け合いで
ございます。


1月31日
南よりの強い風が終日吹いていた日中。気温も15度を指し、大寒を過ぎた
ばかりとは思えない状況です。昨日は雨ながら冷え込みも少なく、安定した
暖かさが続いていくと今日のような大物が動き出します。魚は変温動物ですので
「急」な変化には上がっても下がってもダメになる事が多く有ります。
寒ければ寒いなりに続いて、日当たりの良いワンド奥の15時前後。ってのは
ネイティブの定番ですが、寒いなりにもチャンスはありますし、しばらく安定した
暖かさになる天気予報は、なによりトラウトには好都合なはずです。



1月30日
近所の湖では大型魚のメインベイトとなるワカサギ。先日某湖にコレを釣りに行った
ところ、13匹という極貧果に終わってしまいました。釣った魚がエサやドロを
吐き出せるように、しばらくバケツなんかで泳がせておき、やがて酸欠で死んでいく
様を、あまりの暇さに丹念に観察していたら、頭部は水面下でボディーの一部が
水上で・・・と似たような姿で浮いていました。春からトラウトやバスが飽食する
このワカサギをフライにした事は何度も有ります。見易さと見た目のリアルさ
は重んじてきましたが、バケツの状況から察するに、浮き方のリアルさもかなり
重要のはずです。こうして冬のタイイングは自分なりに進歩しながら、ニヤニヤ
するタイイングハイに陥るのです。




1月27日
今月のアングリング・ファンのDVDは、先月号の紙面にあったメーカー対決
の動画が収録されています。管釣りのみならず、良く釣っている方に
「何で釣れんの?」って思う方は多くいると思います。「投げて巻いてるだけです」
と言った、ヤンワリ「教えません」的なオーラを発する方もいますが、どちらにせよ
カラーやレンジやスピードが既に魚にアジャスト出来ているから、巻くだけで釣れる
結果となるのでしょう。
ソコを探し出すのが釣りの醍醐味ですが、自分と釣れている人との考え方の違いを
比較する為にもストレートに聞いてしまう事の多い私。
今回のDVDでは放流直後の川エリアと放流前の下の池での模様が収録されて
います。そういった目線で見てみると釣果以外に気が付くことが多くあります。


1月26日
精神的な病気の中には五月病など、かつて病気と認められなかった時代があったと
聞きます。
釣り馬○病(ワタシ)。症状「魚無くして生きていけない方々が陥る病の事。」(ウソ)
そのうち五月病のように精神疾患として国の認可が下り、保険で管釣りに行って
ください的な、処方が出る時代を迎えるために、裾野市の市長選の動向が気になる
ところです。都知事選も多くの候補者がいますが、公約云々以外に趣味「釣り」って
ポスターにあれば、釣り人のハートは鷲掴みなハズですなのにね。



1月24日
暖かくなる予報どおりに15度くらいまで気温は上がりましたが、南よりの
強い風にPEでは悩みが尽きない感じでした。明日も日中は似たような天気ですので、
風波を嫌ってレンジが深くなる事も考えられます。ただ風裏になるポイントでは
水面が鏡状になりますので、トップウォーターやサイトの表層の釣りも楽しめます。
で、結局何が起きてもいいように、大道具を持って現場を彷徨う事に
なり兼ねないこの寒い時期の暖かさ。場所によってまるっきりパターンが違うのを
探し出すのも楽しみの一つです。




1月23日
寒いこの時期の楽しみは、管釣りとフライを巻くこととアメフト。お酒は
通年なので除外して・・・先日今年のアメフトのスーパーボールの組み合わせが
決まり、多くのファンが勝手に妄想しているわけですが、ワタシもその一人
であります。ルールが分からなくても、生まれつきルールを知っているスポーツ
なんてありませんので、まずは見てみましょうと・・・で、今年のスーパーボールは
ある意味、超攻撃型のデンバーと超防御型のシアトルの顔合わせ。各カンファレンス
(リーグ)の一位同士で、どちらもレギュラーシーズンから注目されていた王道対決。
ドッチが勝っても嬉しい気分ですが、そんなドリームマッチは結果が出てしまうのが
ちょと寂しい感じもしています。



1月20日
ルアーとフライ。人口は圧倒的にルアーの方が多く、少数のフライ人口の
平均年齢は何故か高いのです。ウチのお客様に限った事でもなく、全体的にそんな
傾向があるみたいです。コレは鮎の友釣りにも共通して感じる事のようです。
やってみれば難しい事もないのですが、、両方とも釣り自体が難しそうに見える
のかもしれません。「若い頃は敬遠していたけど、見慣れてくるうちにやって
みたくなった」と言っていたお客様もいました。前に飛べば釣れる釣りですので
トライしてみたい方は受付でご相談下さい。ただ後戻りできない奥深さがあるので
その辺りはご了承下さい。ワタシが鮎釣りに手を出さないのは、性格上後戻りできない
のが分かっているからなのです。


1月17日
ボッコボコに出るけど乗らない・・・とそれだけで満足そうな
トップウォーター使いの方を見ていて、ならばシャロークランクやダーターしょう。
と思い出したのが、フォームをバックに乗せた、ガーグラー風なマラブー。
フックのサイズやフォームのサイズで浮力の調整はマチマチですが、記憶を
辿って作ってみました。ほぼサスペンドで浮遊するマラブーは時として
落ちモノ系のフェザージグより効果が出ます。




1月14日
フライの友人いわく、今シーズンのパターンは全て廃棄したり仲間に
くれてしまうという。改めて自分のボックスを眺めてみたところ、
人生が片付くときめきの魔法・・・ではなく「人生がときめく片付けの魔法」
のようにサクサク抜いていったら、半分ほどの数に減ってしまったボックスに
ストーブを背に新しいパターンを詰め込む日々。解禁まで巻き続けるのですが
結局現場でタマ数の少なさを感じる不安症は、メンタル面を鍛えなければ
いつまで経っても片付けの魔法のトリコになってしまいそうです。



1月12日
全てはお酒のために。って歌のタイトルの如く、美味いこと仕上がっています。
パンチの効いた塩コショウをベースにした味付けを、若干甘さとハーブを感じ
られるような味付けに変わっています。塩辛ければビールに合いますが、
ウィスキーにはやや甘めなスモーキーフレーバーが良く合います。あくまでも
ワタクシの見解ですが、今回のマイナーチェンジで晩酌はハイボールに変更と
なります。




1月10日
なんとなく成人の日のお天気って、「今年一番の寒波が来ている」と聞かされている
記憶が多くあります。まぁその後に繰り返し同じフレーズを聞くことになるのですが、
それもおそらく後一月ってところでしょうか?現時点で降雪、積雪はありません。

徐々に日は延び、水生昆虫の動きが活発になる10時から15時頃に掛けて、
水面や表層の反応が良くなってきます。とりわけルアーの届きにくい、下の池中央の
表層は一つのヒットパターンになります。
軽いスプーンでは届かないし重いスプーンでは深すぎる。このような相反した
ルアーの来難いポジションに定位している魚は条件に合ったルアーにはすんなり
口を出すケースが多々あります。ルアーをピックアップしてしまう足元の魚も
逃げているクチ。オマケに釣り人の動きも観察しています。
攻略できれば、放流無しでもコンスタントに釣れると思います。が、放流も
コンスタントにありますので、ご安心下さい。




1月6日
新年のご挨拶が遅くなりましたが、今年も宜しくお願い致します。
年末年始に多くの放流がありましたので、各池、川エリアも魚でイッパイです。
フライや食性に近いルアーの釣りなら問題ありませんが、今まで通りに軽いのを
スローで使うと見切ったり、お見合いしてしまうケースが多く見られます。
多分ご近所さんで会話していたり、長老からオフレが出ていたり、水中での
コミニュケーションが活発になっているからだと思うのですが・・・
そんな時はカウントダウンしてからの早巻きなどで、やる気のある魚を拾っていく
のも有効な手段です。いずれにしても、全域で魚の動きが確認できるクリアーな
状況ですので、サイトしながら様々なやり方で楽しめると思います。


12月31日
早いもので今年も終わりますが、皆さんの一年の釣りはいかがだったでしょうか?
毎年悔いばかりありますが、釣れない事や失敗した事も含めて、その都度
私なりに楽しむようにしていますので、あまり年の区切りで総括していない
ズボラさが、技量の上達に繋がらない感も否めませんが、やっぱり
「釣りは楽しく」が基本です。
来年も皆様の釣りが楽しいものである事、そのお手伝いが我々に出来るなら
幸いです。

明日はお休みです。2日から3時間以上の入漁証をお求めの方の先着順に
空クジ無しのクジ引きがあります。


12月25日
下の駐車場から見える足場の骨組み。コストダウンの一環として、全ての基礎と足場を
組んでから建物を建てるそうで、その大きさからビルでも建ちそうなような
感じですが一戸建ての集合住宅のようです。
子供の頃の憧れは「窓から釣りが出来る家」頑張ればその家の窓からルアーが
届くかもしれませんが、そういった場合一旦入漁証を受付まで買いに来ていただいて
帰宅・・・で、投げる。何たる非効率な現実。
いずれにしても「すそパが近ければいいな・・・」って思われる方はチャンスです。
一戸2500万円辺りで買えるそうです。受付では売っていません。(爆)


12月19日
ワタクシの見立てでは今週末の連休は「普段の数割お客さんが減る見通しです。」
と天気予報バリにお伝えできるのは、かの国民的行事が控えているからなのです。
プレゼントや団欒で毎年この行事には敵いません。釣り具買えるのに・・
なんて思っていると、ワタシと釣りドッチが大事なの?などと言う愚問が飛んできます
ので、素直に世間の流れに乗らざるを得ない釣り人は多くいると思われますが
その辺りの礼節をクリアー出来ましたら、お魚が待ってます。多分空いていると
思われます。



12月15日
日に日に寒さが厳しくなっていますが、一番水温の低い下の池で、14度くらい
です。外気より水温の方が温かい季節となりました。
朝夕は温泉のように湯気が立ち上っているように見え、幻想的な雰囲気に
トップウォーターをアクションさせると、バス小僧だった自分的には「いかにも」
的な感じで、いつでもどうぞと構えてはいるものの、冷静に分析すれば湯気が立って
いるのですから表水温は下がって「出る」確率は到って低いのです。
某湖で鍛えられていますので、自分的には釣れない釣りに免疫がありますが、
一般の方はこの時期のトップは日中で。をオススメします。ですが、
その雰囲気についついその気にさせられてしまうのです。


12月13日
現在放流中の魚種はニジマス ブラウンの二種類ですが最近入り始めた
画像のブルーバックのニジマスはドナルドソンになります。
黒点が少なくウロコも小さめ、銀毛が強い特徴がありますので、とても綺麗な
魚で、サクラマス?と聞きに来られる方もいらっしゃいます。
50センチ前後の赤身はトルクフルでジワーっと引いていきますが、
この40センチ前後のニジマス(ドナ)のスタミナと瞬発力でラインブレイクが
多発します。




12月9日
先月収録されたテレビ朝日動画 「LOVEきゅんフィッシング」の
放送が始まっています。コチラをクリックすると・・・なんて芸当が出来るはず
無い「お魚金太郎飴」のオミソですので、是非コピーして検索してみてください。
毎週土曜日の零時に新しい回がオンエアされ、計4回の放送があるようです。
初心者を連れて行きたいと画策している方は、その手順要点様々、分かりやすく
石崎理絵ちゃん(みっちぃ先生)が紹介してくれていますので、ご覧になって
ください。



12月6日
今回のお休みの釣行は裏の湖 芦ノ湖です。コテンパンにやっつけられても
ゾンビのように復活する釣り○カは、投げなきゃ釣れないを呪文のように
唱え、再び・・・周りでもブラウン、ニジマス、サクラにバスと、一気に
越冬前の荒食いが始まってきたようで、釣れなきゃおかしいハズなのに・・・撃沈!
湖や海は潮位が地合いに大きく絡んでくるので、食い気を出すのは30分かも、或いは
3分かもといった事もあります。そのタイミングに良いポイントに居られるか?
その辺りが鍵となります。管釣りのように魚が多く見える事も、放流がジャン
ジャンなんて事はなく、コンタクトの瞬間までひたすら集中していくのです。
そもそも同じ道具立てであっても、釣りのジャンルが違うといっても過言では
ないような気さえしますが、投げ続けなければ魚はやってこない。事だけは
管釣りも共通の事実です。レンジを変え、反応のあるレンジをアクションの違う
ルアーを通す・・・管釣りにも魚の観察眼は必要です。


12月2日
載せてみたら案外いい感じに収まった、フィネスタイプのベイトリール。
多くのフィネスロッドはソフトさと軽さをカーボンで求めていますので
パリっと感が感じられ、上手くウェイトを乗せて投げる事がしにくい中、この
鱒レンジャー(レンタル)のグラスの曲がりは、軽量スプーンで充分な
キャスティングパワーを生み出せます。私的には、なんとも「ヒョウタンからコマ」
「桃から桃太郎」なのでした。メーカーさん的には既存のフィネスロッドを勧める
でしょうが、使い手の気に入った使い方が見出せれば、それに越した事はありません。
ベイトながらチリチリ鳴るドラグ音もあったり、安定したスピードで巻けるベイト
ならではの、特徴もあります。高級スピニングを検討されているようでしたら、
このシステムは一見の価値ありです。




12月1日
のきなみ朝の気温が5度以下になって、魚の状態も冬モードを感じます。
朝は表層の冷たさを嫌って深いレンジに潜っています。徐々に日の当たって
水温の上がりやすい岩や浅い場所に集まってきます。まぁ自宅でゴロゴロして
いる時の私と一緒です。表層に魚が見え始めても、口を出しやすいのは
そのチョイ下のレンジの傾向があります。ブラウンは相変わらずミノーがあれば
レンジ無しって食い方をしますので、お忘れなくお持ち下さい。


11月29日
先日のアングリング・ファンの取材で行われていた、ベイトフィネスの
タックルを無料でお客様に貸し出しして欲しい。といったお話で、受付に
置いていかれた、こんなカッチョいいリール。私が中国の如く、ココはオレの土地だ。と
ゴネル奴だったらどうすんだ?とは冗談ですが、最近のリールの軽さとレスポンス
等々、同じメーカーの30年前の機種を保有している私にしてみれば、合点のいく
驚きを遥かに凌駕しています。興味のある方は受付で、お問合せ下さい。
ただロッドがありませんので、とりあえず鱒レンジャー(レンタル)に強引に
載せてみようかと思います。




11月28日
冬に向かって体脂肪を蓄積する、熊など大型の哺乳類同様に、カワハギも
越冬の準備を肝に蓄えていく時期です。当然人間も脂肪を蓄える・・・必要は
無いのですが、せっかく貯め込んでくれているのですから美味しく頂いて
おきました。ニジマスが抱卵するのと同じように、肝がふくらみだすと
身は痩せてサッパリな味になりますが、肝であえた醤油は、この釣り師の特権な
味です。全体がプリン体で痛風まっしぐらだそうですが、美しいものにトゲがある
ように、美味いものは体に悪いのが世の常であります。プリン体をビールの
プリン体で流こむ・・・贅沢の極みでございます。



11月24日
バーベキューをやりたいのですが。と受付に来られた4人の若者。
とにかく魚をと言うものでチャッチャと卓のセッティングしてエサ釣りの終わりを
待つ事に・・・若者も魚捌いてBBQするなんて頼もしいじゃない。と思っていたら
「魚って捌いてもらえるんですよね?」ときた。
その勢いから、てっきり捌けるものだと信じて止みませんでしたが、そういった
事情だったようで・・捌きはセルフなので一匹捌き方を見せた所、分かりました!と
威勢よく捌き場へ・・・気になって見に行くと捌き場で4人で円陣組んでいる姿に
失笑しつつ、フォローすると悩みながらも自分達で捌いた魚を美味しそうに
召し上がっていました。



11月22日
赤身の燻製を心待ちにされているお客様が多くいらっしゃる事に、たいへん
感謝し今シーズンも出来上がり始めました。
昨年より美味しいものを作るのに色んな条件や手間をこなしていきますので、
少々時間は掛かりますが、少しずつ出していけると思います。
ごらんの通り画像修正なく、この色合い。赤身って正義だわ。と
「間違いのない美味さ」を感じつつ、角を切って味見をしていたら一枚ペロっと
食べてしまいましたが、アルコールが欲しくなるのを再認識いたしました。
相当脂ギッシュなのですが、魚なのでクドク感じません。お召し上がりの際は
ビール、スコッチ、バーボンもお忘れなく。ワインにも合いそうです。




11月21日
桜はありますか?と春には良く聞かれる質問ですが、ワビサビを重んじる
作り手側の意向で・・・と京都の庭園風な趣ほどは無いものの、気持ちはソコ。
そんな訳でエリア内のドウダンや紅葉モロモロがいい色に染まってきています。
BBQ場周辺や下の池の山側が色づいています。竹やぶ側から釣っていると
風が無ければ、池に色合いが映りこみますし、山にある原生の広葉樹も含め
しばらく見ごろな感じです。




11月19日
早くも避妊手術をしてきたコハル。特別食の缶詰をご褒美として出した
のですが、スルーして結局食べたのは赤身のニジマスでした。
身の部分ではなく、捌ききれなかった骨付きの部位をスプーンで取ってあげる
手の込みように我ながらツクヅク猫バカを感じます。実際そのヒレや骨の
周辺の肉は動き続けている部分なので、締まっている上に脂も持っていて
非常に美味です。取る手間を感じますが、やって損の無い味だと思います。




11月13日
小さめな魚の燻製が出来始めました。赤身、脂身がお好きな方は
もう少しお待ちいただくとして、今シーズンはジャーキー風なオツマミを
作りたいので、エサ釣りのサイズでもやっていく予定です。
昨シーズンよりやや遅れ気味なスタートですが、今朝の気温が5度と一番の
冷え込みとなり、煙屋さんシーズン本番といった感じです。
魚も寒さで幾分沈み気味でしたが、陽が当たる場所や流れのある暖かそうな
ところに集まっているようです。日中浮いてきても口を出すのは下層にいる魚が
多いのが、秋から冬のパターンです。表層を躍起になるよりは、50センチ程度は
潜らせて頂いた方が食ってくる事が多く見られます。


11月11日
オフィス・ユーカリから発売された、ナイロンラインが入荷しました。
3と4ポンドに加え2,5ポンドも置いてありますので、お求めの際は
受付でお伝え下さい。このラインは「初心者の方にも使いやすい」をコンセプトに
パッケージの言葉一つずつを考えて作られていました。
「高強度」とか「高感度」なんて言葉は一つも存在せず、知っているけど
疎かにしがちな厳選した注意事項が裏書にあります。知っている方には「ふ〜ん」で
終わってしまうかもしれませんが、初心者の方にこそしっていて貰いたい事が
綴ってあります。ダイア径がど〜の、素材の特性がこ〜の・・・とか一切抜きにした
使いやすいラインの登場です。




11月8日
魚の動きを観察するのに気温15度のボーダーラインがウチでは存在します。
エリア全域が湧水100パーセントですので、ストックも入水も水道も若干の
差はあっても全てが15度の水温になります。
朝の気温が15度を下回って来ると、表水温が下がって、特に下の池の魚は極端に
少なく見えますが、陽が暖かく感じられる10時頃から徐々に魚は水面付近に
出てきます。逆に朝晩陽が当たらなければ、見えなくなるくらい下層に定位して
しまいます。他の季節でも同じような動きはありますが、これから冬に向けて
このような動きが顕著に現れます。


11月4日
燻製の第一弾を始めました。まだ干し始めたところですが、いきなりの
雨天。乾燥を促すには最悪なスタートに、出社直後にせっせと冷蔵庫に
しまうハメになりました。昨シーズン販売には至らなかった、ジャーキー風の
燻製は、冷蔵庫での忘れ物だったわけで、不幸中の幸い的な奇跡の一品
でした。赤身の脂ギッシュな固体では出来ないであろうジャーキーも、小さいサイズ
なら可能な感じならって事で、お酒のツマミを主軸に考えを巡らせるのであります。


11月1日
「誤表示です」と言い切ってしまう、あの勇気と自信・・で偽装でした。とお客さんを
バカにしきった会見は、案の定「氷山の一角」だったようで、全国の「芝えび」と
書いているメニューのお店が、続々と頭を下げていますが、一体誰を信じれば
良いのでしょうかね?
今年はこんなレッドキャビぁ・・て書くと世間が大騒ぎするようですが
コチらはニジマスの卵でございます。通常ニジマスの卵は黄色っぽいのですが、
赤身の魚からはこのように、身の色が移って出てきます。個体差はありますが
徐々に卵を持つメスが現れます。釣られている最中に産んでしまう固体もいますが
お腹が膨らんでいて柔らかい固体はこのようなスジコを持っているかもしれません。




10月31日
ココから15キロの芦ノ湖。「裏の池」と言っているほど近い湖が私の
ホームグラウンド。と言っても毎回裏切りに会うスパルタンなお魚が相手です。
前回のバス釣行は、一日でアタリ一回のほぼ「準パーフェクトデコ」に終わり懲りれば
いいのに、釣り馬鹿は何故だか燃え上がります。今回は水温も落ち始め、期待の持てる
ブラウンに変更し、ミノーイングメインでの釣行です。バスとブラウンは
ストラクチャーに付く共通の習性をもち、ポイントが似てくるのですが、案の定
私に釣れたのは立派なバス。ゲストさんなので画像はありません。。。同じポイントで
ブラウンもバラしていますので、もう少し水温が下がれば、トラウト系優勢にバイト
してくると思われます。そんな芦ノ湖ですので、魚を見れば船上は活気付き、チェイスが
あれば、全員に御報告なのです。今朝ウチの池を目の当たりにして、やっぱ管釣りって
すげぇって思った次第です。


10月28日
鮭の産卵期に赤や黒、紫が有効ってのは聞いたことがあります。攻撃性を触発
したり、本能で口にしてしまうカラーとも言われているようです。
画像の赤はフェザージグですが、フェザーの周りで悩み回り続けて、口にしてしまった
ニジマス。そういった悩みながらの魚が多くいました。
本来攻撃色と思っていた赤も、スローに落ちていくジグならではのバイトなのかも
しれませんが、色に対する反応の差はスローに見せる釣りほど、顕著に現れます。




10月25日
またしてもの台風ですが、1つずつ過ぎていく毎に秋が深まってきます。
ボチボチ朝夕の気温も下がり始めましたので、燻製の下準備なんぞ始めてみよう
かと思います。例年11月の初旬にスタートしていますが、今年の暖かさで
未だ踏み切れない状況です。塩漬け 乾燥 乾燥 乾燥 燻製 乾燥・・・と
乾燥命な工程で、暖かければいたんでしまいますので、乾燥に手間のかからない
エサ釣りサイズのチビッ子から今期は始めてみようかと思います。




10月23日
上の池にはブラウンの一団が、カーペットのように底ベタに張り付いて
いるのが見られます。その大きさはおよそ二畳くらいか?偏光で見れば一目瞭然な
感じです。ブラウンといっても背中は青白っぽく見えます。
頭上やキワにルアーを通せば誰かが反応してくれると思いますが、しつこく攻めると
飽きてきますので、ルアーローテーションも欠かさずにお願いします。
是非偏光を使ってジャレつく反応を楽しんでみてください。入水口の流れの底には
オショロコマの群れもいました。コレは残念ながら視認できませんが、水の動きと
ストラクチャーがリンクするような場所に多く潜んでいます。


10月20日
次々と現れる台風の隙間を埋めるかのような雨で、週間天気予報も傘マーク
だらけですが、エリアは全域ほぼ一定の水温になっている現在は、真夏のような深い
レンジで釣りをする事も無く、表層でのサイト的な釣りが出来ています。
狙った大型の赤身を、仕留めるなんてことも出来るわけですが、ワタクシに
依頼されても逃げられる確率が高くなるので、オススメは出来ません。
まぁ、そんな技を使える達人もいますよ。程度に捉えてていただければと思います。
ですが狙って釣る釣りは、「釣れた」ではなく「釣った」の能動的な釣りですので
挑戦して奥深さを味わって頂けたらと思います。



10月15日
台風26号の接近に備え、準備万端整い受付で待機中です。エリアに入れている
水は湧水をポンプで供給していますので、こんなときはスイッチオフで、
安○首相のように「アンダーコントロール」できます。とはいっても何が起るか想像も
つかない大型の台風。明日もいつも通りに営業できるように、アチコチを見回り
しておきます。山からの水等で、明日以降若干の濁り残りも考えられます。
シルエットの際立つ黒や青、赤などの単原色が個人的に重宝した事もありました。

皆様の地域で被害が出ない事を切に願っております。


10月12日
ロックの放流をします。と情報を出した割りに、大物コーナーにロックが
1つも載っていません。釣れたはずなのに?と釣った方に聞くと、「速攻でまな板」
だそうで、記念撮影をする間もなくストレートで捌かれてしまったようです。
それにしても釣果報告に赤身のニジマスが数多く出ていますが、現在の放流の
「赤身率」は結構高めで、ロックの放流時間以外でも大きくロッドをしならせる
光景が見られていました。



10月11日
先月発売して数日で売切れてしまったリプライの「プラ・ボム」が再入荷
しました。トップウォーターとしての操作感や楽しさを残しつつ、すんなりバイト
させるサイズ。でも飛距離は損なわない。様々な要望を組み合わせて出来ている
このプラ・ボム。トップゲーム初心者の方にこそ使っていただきたいルアーです。
更に今月発売の「爆ヤック・U」はウッドの質感や操作性に拘りを持つ、
リプライさんならではのノイージー系ルアー。巻き続けても良いですが、ティップの
操作でその場で容易にテーブルターンのアクションが可能です。






10月8日
今週末放流予定の「ロックトラウト」が入ってきました。久しぶりの色柄モノです。
サイズは50〜60センチくらいで、ごっつぁん体型。過去にもこの魚種は
放流していますが、放流直後に約7割が口を使い、その8割がキープされる速攻型の
優等生です。ウチにとって即戦力なのか、腰掛なのか不明ではありますが、
これ以上無いほどに脂ののっているこの魚の美味さは特筆モノです。是非狙って
みてください。





10月4日
今年もこの時期がやってきました。銀杏です。委託販売につき在庫等が
不明ですので、欲しい方はお早めにお願い致します。
剥いて剥いて・・・ひたすら剥いて豆ご飯ならぬ銀杏飯。舞茸やらの秋の味覚の
炊き込みご飯に、火入れした銀杏を投下してマゼマゼマゼ・・・あとは日本酒。
で、出来上がりな私の休日。基本、釣りでしか埋まらないスケジュールもコレばっかりは
別次元。七輪探し出して昼間から酒盛りです。





10月3日
受付で一番偉そうに振る舞う「ハル」4月のある日から失踪してしまいました。
ファンの多い猫でしたので、その時が来るまでお伝えしていませんでしたが、
もう半年ほど経とうとしています。先月の中頃受付の裏山から、子猫の声が
聞こえ、ふと現れたのがシロキジ柄の女の子。
どうやら人に飼われていたらしく、キャットフードを貪ります。我々に慣れるのに
時間は要りませんでしたので、今ではこんな感じです。「こはる」と名の付いた
2代目の招き猫でございます。生後4ヶ月ですので物凄くジャレつきます。
子猫の賞味期限は短いので、是非遊びに来てください。




10月1日
今月号のフライフィッシャーにも紹介されている、プティジャンのマジック・ツールは
以前紹介しましたが、ダビングループであらゆるマテリアルを巻き込んでしまう
新しいフライの形を見せてくれます。マラブーもボディーとして使ってみると
中心部にエアをかむようで、ノンウェイトでは一切沈まない不思議なフライに
なります。水で揉んでローキャストで、毛が張り付いているように浮く、
意味不明なフライを食ってくれる魚は居ないようです。が、使い方しだいでは強力な
浮力を発揮できるフライが作れそうです。





9月29日
バーベキューのひとこま・・・ジャンケン大会で盛り上がっていますが
商品の多くはテールウォーク社のルアー関係の商材です。なにせ幹事がテールウォークの
開発や営業をこなす方だから!その輪に入ってジャンケンしたい気持ちを抑えつつ
和やかな状況を画像に納めて参りました。その手の商品が出る会は何度も見ていますが
多くはルアーをやっている方を対象にした会が殆どで、今回はエサ釣りで集まった
子供会に配るニクい演出。20年ほど前に携帯電話がこうして「バラ撒き」作戦で
普及していたのを思い出します。





9月28日
画像のアップロードが一切出来ない状況が続き、デジカメとSDカードを一新。
それでも何も変わらない状況。三丁目の夕日で涙が止まらないようなアナログ中年は、
デジタルなモノはすぐさまプロに丸投げしてしまいます。そんな訳でパソコン屋の
Y氏に連絡。サーバーの容量が一杯なのだと。そんなレアケースは滅多に起きない
ようですが、積もった10年の無駄話の日記は伊達じゃなかったようです。
釣果報告で撮ってもらったのに載らないお客様が、何名かいらっしゃいました。
大変申し訳ありませんが今回はそういった理由で載せられませんでした。


9月27日
台風20号が過ぎて、秋の風に変わった感じです。気温も25度くらいで
過ごし易く、薄手の上着を羽織っていても邪魔にならない程度です。
ナイターの気温も20度を切る時もありますので、それなりの装備をお忘れなく。
日中、上の池は中層からボトムまで、下の池は表層から中層までとそれぞれ狙う
レンジは変わってきますが、組み立てたいルアーによって池を選択する事も可能です。
初心者の方のみならず、釣果が芳しくない方は是非受付までご相談下さい。



9月24日
早いもので自然渓流の多くは、後一週間で禁漁を迎えます。
毎年この時期は是が非でも渓流に赴き、カッチョいいオスのヤマメやイワナをと
目論みます。ウチの魚も同じですがそういった成熟を迎える魚は、食い気より色気。
流れの一等地からは次世代の若い衆が出てきます。大きなカッチョいい
魚を目論んでも、この時期に出会う魚は来年安堵できる魚が殆どだったりします。
目論みは果たせなくても、魚釣りの「一期一会」に大いに感謝しつつのリリースは
決して釣れなかった言い訳ではありません。



9月19日
消費増税が決まりそうな政治情勢に、13年乗った車の査定をお願いしてみました。
ネットでも調べてから、大よその査定額は知っていったので「ショックなし」
のつもりです。営業の方が一回り見て「35」って数字が見え(35000円。
マズマズか・・・)と踏んでいたら申し訳なさそうに3500円ですって。
一日券より安いじゃんか。と営業の方には意味不明なツッコミをしておきました。
見積もりを見ていると、査定手数料なるものが査定額の2倍以上取られています。
つまり下取りに出して5000円マイナス!はぁ?意味の分からないこのシステムに
預ける事は無かったのですが、3パーセント増は釣り具業界にも当然波及すると
思われます。ますますオークションや中古市場が賑わいそうな時代に、多くのメーカーが
苦しんでいるのが実情です。新しいものが売れなければ当然中古市場も成り立たず
その業界自体が冷え込んでしまいます。各家庭の大蔵省に上手く説明して、「日本の
モノづくりを支えるためだ」とでも言って、せめて増税前に大人買いしておきましょう。


9月16日
台風の被害も無く営業しております。さすがに下の池は濁りが入りましたが
魚はマブタがありませんので、濁っている下の池の方が表層に良く反応します。
同様の理由で上の池のクリアーさで日が当たりだすと、魚は中層からボトムに
定位しだします。どちらにしても若干の濁りがありますので、各池でアタリの
カラーが違ってきますが、光り物やシルエットの際立つ寒色系のカラーが
狙い目かな?と予想されます。


9月13日
週末は台風の影響を受けそうな予報が出ています。今まで足踏みしていた
のにわざわざ週末のご来場のようです。大なり小なり一雨ごとに秋になっていく
時期ですのが、池を毎日見ていると変化にあまり気付かない、アハムービーを
見ているかのようです。少しずつですが、確実に攻撃性が出てきているオスの
ニジマスは、今までの季節に通用してきた皆さんのパターンが通用しなくなる
一ひねりする楽しい季節でもあります。タックルのバリエーションを増やして
セッティングが出来れば、狙う魚も増えていきます。


9月10日
半袖では寒ささえ感じる朝の気温は20度でした。徐々に秋が深まって
います。ニジマスの中には縄張り行動をしだす、色気づいた輩も
チラホラ見えるようになってきました。今シーズンはブラウンやブルックが
多く入っていますので、ミノーを使う方も多く、こういった威嚇する魚の
テリトリーを通してあげると、ルアーに襲い掛かるシーンも良く見えます。
スプーンやクランクなどの一定速のリトリーブとは違って、トウィッチさせたり
ロッド操作をする楽しみがあります。


9月6日
「何時頃が良く釣れますか?」お電話でのお問い合わせを頂きました。
一日券ならともかく、さほど遠くないお客さんは効率よくサクっと釣ってみたいと
思うものです。長年釣りばかりやっていると、ズーっと集中力を保っているより
集中力を凝縮して、一時間でパターンを見つけてハメていくと、かなり充実した
感覚があるものです。
それはさて置き、釣れる時間は朝一、夕マズメ、各放流時間がお電話の質問のお答え
です。前二項目は良しとして、放流の時間はお客様の入り具合、場の静けさから、
私どもの胃が痛くならない内に決定します。とは半分冗談ですが、晴れている週末の
放流は3〜5回はありますので、そういったタイミングを逃さないようお願いします。
もし逃しても、釣らせる事に手段を選ばないスタッフがいますのでご安心を。


9月3日
釣り上げた魚のエラから血を吹いてしまったようで、出来ればリリース
したいというお客様からのご相談。掛かりどころが悪く、出血が止まらない
ようであれば、その場からは気合いで泳いでも大概は失血死となるようです。
まぁリリース前提でも、そういった不慮のケースも有りますので、
召し上がっていただければ幸いです。居酒屋の店主が「滅多に手に入らない魚が
今日あるんだよ・・お客さんラッキーだね」とまで言われ出された魚は、
赤身のニジマスだった・・なんて事を過去の日記にも書いた通り、養殖された魚の
脂は格別に甘く、切り身にされて「トラウトサーモン」なんて書いてあれば、
「美味しい鮭」というイメージが付くのかもしれません。



9月1日
日没が早くなって、ヒグラシがカナカナと鳴いています。日差しが強い
日中はレンジが深くなる傾向がありますが、そういったマズメ時は、
水面付近に漂う水生昆虫が魚の格好のターゲットになります。
まずナンバー1の人気はヒゲナガカワトビケラ。ご存知のない方には「蛾」に
しか見えないようですが、全長で2センチほどあり、クロカワ虫から浮上して
水面に浮き、羽を拡げてパタパタと水面を滑空していきます。その段階で多くの
魚に狙われています。割と激しいライズを見たら、コレを疑ってみてください。
小型のトップウォーターでも擬似演出が出来ると思います。




8月23日
3日間続いている夕立。今日も15時くらいにまとまって雨が降りました。
湧水がジャンジャンな当エリアですので、今の時期は雨のほうが暖かく、
雨イコール高活性。の簡素化した図式はありませんが、一時の気圧変化と
降雨による溶存酸素量の増加が期待されます。それにしても一気に気温が下がって
33度あった公式気温計が28度になっていました。家帰ったらイコールビール。
の図式がシングルモルトにハーゲン○ッツに変更になった瞬間でもあります。
魚もこんな風に気分が変わるのか定かではありませんが、表層に動き回る魚影は
明らかに降雨前より活性が高そうでした。


8月21日
赤身や大きなニジマスがフューチャーされる感じもしますが、現在もかなりの
数が放流されているブラウントラウト。放流直後からバンバン釣られることの
少ない魚種ですが、個々のスイッチでバイトしてくれる私達には頼もしいお魚です。
ニジマスをメインに考えると、スプーンやクランクでネチネチと・・・なんかが
常套手段ですが、このブラウンはトリッキーな動きや、ミノーやトッププラグ
などの存在感のあるあるルアーもお好みです。スイッチを入れるのはルアーや
動きが肝になるので、目視でルアーを操作して、それぞれ振り向いてくれる
距離感やスピードを覚えるのには申分のないストックだと思います。
この秋の芦ノ湖で強烈なネイティブをやらかして天を仰いでしまう前に、練習練習・・・



8月19日
皆さんの携帯やパソコンが壊れたわけでも、サーバーがオチた訳でもなく
いくら更新ボタンを押しても、動かなかったこのページも、恐縮にも
やっと書き換えです。さて、現時点での水温が下の池で17度くらい。排水地点の
辺りですので、1mほどの深さでの計測ですが、この酷暑続きですので
ナカナカいけてる水温です。直射日光を浴びる事になる表層にいる魚は、狙うなら
朝夕メインで、日中はレンジを下げていただくとコンスタントにバイトが続くと
思います。連休中に使った大きめなニジマスはニジマスとは思えないほどの
太さで、鯉や草魚かと見間違えそうになります。案外スピード感は少ないので
3ポンドラインでも充分戦えます。


8月2日
今年からシイラにも挑戦するって言ってた たつき君は8歳。シイラに
引きこまれないでね。と伝えておきましたが、なんの・・・このファイティング
バットの使い方を見れば、そんな思いは微塵も感じさせない、立派な
釣り師を感じさせます。やり取りの落ち着き感も、何時までもリールを巻き
続けていた子供の頃の自分とは比べ物にならず、いやはや立派。脱帽であります。
夏休みとあって初心者のお子様がお見えになる事も多く、出来る限りスタッフが
対応させていただきます。魚を反応させられるコツさえ掴めば、初心者の方は
あっという間に伸びていきますので、是非受付でご相談下さい。




8月1日
ナイターが苦手だというご意見を頂きましたので、私流ナイターの楽しみ方を
書き綴ってみます。何が苦手かって事が大前提ですが、多くはラインやルアー
が見えにくい事と、日中は見えている魚が見えないから、合わせるタイミングが
上手くいかないのだと思います。タナやカラーがマッチさえすれば、当たり方は昼間の
比ではありませんが、裏を返せばタナとカラーを見つけ出す必要もあると・・・いった
ところですが、ソコを見つけ出すのはその時々のお楽しみです。
スプーンで釣る際は照明を背にしていては、ラインが見難いので照明に向かって
投げるポジションに入る事。ラインの挙動を注視していれば、合わせる
タイミングも掴めてくると思います。ナイターだからと言って魚が勝手にルアーを奪って
いく事はありません。時には一瞬の判断が爆釣と貧果の差を生むこともあるわけです。
是非普段ウチでは出来ないブラインドの釣りをお楽しみ下さい。


7月26日
いよいよリプライさんから発売された、「プラ・ボム」同メーカーさん初の
プラスティック素材ルアーとなります。ウッドのルアーで名を馳せたリプライさん
ですが、玄人的に「水絡みやサウンドや・・・」とウッドならではの特徴は多くあっても
プラ特有のスケスケ感やウッド以下のサイズに加工しやすいのも大きなメリットに
感じます。なんといっても、その可愛らしさが、先ず人間様を釣り上げる事うけあい
なのです。もちろん釣果も上々で、昨日の日記の可愛らしさと実力が兼ね備わっている
一品と言えると思えます。少量ですが入荷いたしました。




7月25日
富士山の世界遺産湧水で作ったかき氷なので、富士山をデフォルメしてみました。
「富士山」にちなんで226円?とか突っ込まれたので、3776円です!と
オミマイしておきました(嘘)多くのヒット商品には味や本来のポテンシャルが
重要ですが、見た目にも可愛らしさやユニークさが欠かせないものなので・・・
カキ氷列が出来なければノンビリ作ってみたいものです。




7月24日
梅雨明け宣言したような?しないような?お天気になっておりますが、
魚にしてみれば、日中の強烈な紫外線は嫌いなようで、今日のようなお天気は
ソコソコ素直にルアーにアタックしてきます。コレが晴れていると、表層に
浮いている魚は見切りが早かったり、動かない魚を意地になって
狙うのも釣り人の性ですが・・・中層から下層に多くの魚が集まる、晴れた日中は
クランクやシンキングミノー、バイブレーション等等のディープレンジに通せる
ルアーが有効なようです。天気予報では今週しばらく晴マークは無いようですので、
表層の釣りが軸になりそうです。


7月19日
夏休みに入るご時世ですので、コレを機にルアーでも始めようか?ってお子様も
いるかもしれませんので、基本的なお話をしておきます。ショップで相談されて
購入されるのが近道ですが、主にライン選びが重要になります。初心者の方ですと
4ポンド前後の透明なナイロンラインがおススメです。初心者は見難いからと
言って、カラーラインをつけてくる方もいますが、魚に見切られますので、
見える事も考慮するなら、マーキングの入ったゼブラライン?をおススメします。
続いてパロマーノットか、ハングマンズノットを覚えましょう。宿題は教えられ
なくても魚釣りは教えられますので、分からなければ受付でお問合せ下さい。



7月16日
梅雨明けが早く暑い日が続いているからでしょうか、成長過程のような
小さめのカブトムシが連日出てきています。夏の陽気にセミも全開、先日の
羽蟻もしかり、魚の捕食対象の甲虫もイッパイ見られます。
さすがにカブトムシは食べなそうですが、カナブン程度は浮いていると突っつきに
くる魚もいます。そんな状況に出くわしたら、トップウォータープラグの出番です。
フライでは多くのイミテーションが出来ますが、ルアーではこういったボリュームの
あるベイトがいれば、マッチさせる事も可能です。




7月13日(養魚日記)
重くてなかなか開かなかった「あれこれ日記」のページ。6月までの過去の日記を
まとめていただき、ページ上部に移しました。過去の日記は上部からそれぞれ
ご覧になれます。

「そろそろカキ氷ですね〜」なんて話していたら、すでにシロップもあって容器も
あって、準備バッチリ。氷を専用の箱に移していなかったので本日はまだ始めません
でしたが、これからせっせと移します。明日からカキ氷始めてみましょうか。



7月9日
飽和状態になった巣の引越しや、新たな家族形成の為の大移動か?理由は
定かではありませんが、羽蟻の大群が受付の明かりに寄ってきていました。
シロアリでは有りませんので、受付が無くなってしまう事はありません。
フライサイズにして28〜12番ってところで、目立って多いのが22番くらいでした。
条件次第でハッチする水生昆虫と違い、流れに落ちた陸生昆虫の蟻は渓流魚にとって
は風や雨でも流されてきますので、不定期であっても魚は見つければ口を出して
きます。ネイティブのお話ではありますが、蟻は鱒族の大好物のようです。



7月8日
暑い暑い・・・としか言いようの無いお天気で、すそパ公式温度計も
36度を指しておりました。上の池の水温はそれでも16℃以下ですが、
さすがに直射日光にさらされて、表層の魚はぼけッとしています。
日中はディープレンジ攻略が鍵になる感じです。
昼間に強烈な日差しがあるような日は、夕方からナイターに掛けてのマズメ時に
一気に活性が上がる傾向がありますので、一日券のお客様はそういった時間帯も
面白いと思います。暑い日中はお近くの日帰り温泉で生ビール・・・なんて
出来たらチョー有意義でしょうね。


7月5日
警報が出た大雨の音で起こされた今朝。さすがに濁りのある上の池ですが
夕方にはクリアーになりつつありました。下の池はもう少し時間が掛かるかも
しれませんが、いずれにしても時間の問題でクリアーになっていくと思われます。
予報では明日からしばらくは夏の陽気となるようですので、帽子や偏光等を
お忘れの無いようにご来場下さい。水面の照り返しは弱い日差しでも、結構な
日焼けをします。年々日焼けの後の熱ダルが酷くなるショローズな年頃の私は
日焼け止めが欠かせません。


7月2日
某ショップにて「さぁ聞いてらっしゃい見てらっしゃい!」の勢いで見させられた
マジックツールという新商品。実演販売といった状況に追い込まれるのですが、
説明する長い付き合いの店主の口調がヤケにテンション高めで、既に買わされたと
言うか釣り上げられたも同然な死に体状態。だったのですが、見ていたら今までの
フライには無い作り方が出来、マテリアルの使い方も一新させられそうな巻き方に
テンションは乗り移り、すかさずレジへ!かなり単純な自分を責める間もなく即座に
タイイングしてみたところ、面白いフライが出来そうで楽しみです。




7月1日
受付にも並んでいる「メビウス ゼロ」かつてボトム系として発売された
当時は、必要の無いアイテムでしたが、0.6と0.9gと表層系をメインにして
新発売となりました。そもそもパッケージの裏書を信用しないタチですので
ハイピッチロールと書いてあっても、見るまでは手を出さない私は、お客さんが
引いているのを確認しちゃったり、新製品が出る度にいつもながら
(これ以上の動きは・・・)と感じますが、毎回ソレを軽く凌駕してくるあたり、
開発側もきっとご苦労されていると思います。今回は0.6gを置いてあります。
極端に軽いのが苦手という方は、キャスティングに難がある事が多く有りますので
ご相談頂ければ、キャスティングから教えさせていただきます。覚えればきっと
強い見方になるはずです。




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